しろまる 箱いっせ しろくて、まあるい、ナニかが日本海にやってきた――!いわゆるサボり魔の春雨は愉快な仲間二人で謎の海洋生物“しろまる”係に任命されてしまって、さぁ大変!人と関わらずに逃げていきたい春雨は、しろまる関連のアレコレによって過去の自分と向き合う羽目に…この世界が生きにくいアナタに送る人生青春SFドラマ!
まんがタイムきらら作品の1巻が110円〜の大特価になるセールが開催されています。いまだに蔓延っている萌え4コマってヤマもオチもないんでしょ?という偏見を改めて欲しいと思い、セール対象の中からおすすめの作品について選んで書きました。 (*)本文中では発表年は単行本1巻の発売日に基づいています。また4コマが縦に2列以上並んでいる場合は、2列目以降を5コマ、6コマ……とカウントします。 ストーリーがすごいことになっている 女子高生4~5人のヤマもオチもない牧歌的な日常が描かれていて、喧嘩もしないし辛いこともなにもない……といった作品はむしろ少なく、多様なストーリーの作品があります。 『妖こそ怪異戸籍課へ』(2021) いろいろな「妖怪」が住んでいる日本を舞台に、妖怪の無戸籍者を手助けしたりする「怪異戸籍課」の活躍を描くお役所ものアーバンファンタジー。 社会がごく標準的な人間向けに作られているため
ちょうどはてなの今週のお題が「読んでよかった・書いてよかった2024」でタイムリーですね。 今年、一番面白かったマンガは…… 山口貴由『劇光仮面』(小学館)です!!!! はい、X(Twitter)でも散々ツイートしてたし、はてなブックマークのコメントにも書いていたし、事あるごとに知人に布教していたので、ご存じの方もいらっしゃるかと思います。 ですが、敢えて紹介します。 名作なので。 普通のマンガの紹介だったらあらすじから行くんだと思うんですけど、このマンガのあらすじってとても説明が難しくて。 現在刊行されている1〜6巻までで、それはそれはスリリングに読者を巻き込んでいくような形で、物語がうねりつづけております。 一応、主要人物はこちらのページに紹介があります。 https://bigcomicbros.net/work/70223/ 帝都工業大学の「特撮美術研究会(特美研)」サークルのOB
宝石の国(13) (アフタヌーンコミックス) 作者:市川春子講談社Amazon先日『宝石の国』が全13巻でついに完結した。もともと『虫と歌』や『25時のバカンス』といった短篇集で、SF・ファンタジー短篇の名手として知られていた市川春子の長篇だ〜とわくわくと読み始めた日から随分と長い月日が経ったものだ。 宝石たちが人型となって織りなす美しくもほんわかする漫画だなあ、というファーストインプレッションから物語は次第に──特に主人公のフォスフォフィライトにとって──陰りをみせ、これはどこまでいってしまうのか……とハラハラ・ドキドキしながら中盤以降見守り、オレンジによるアニメーションは3Dアニメの最前線を体験させてくれる素晴らしいものであり、漫画の終盤はそのヴィジョンに圧倒され──と、長い連載期間を通して様々な感情を体験させてくれる作品だった。 普段あまり漫画については書評を書かないのだが、歴史に残
茅原クレセ@6巻11月19日発売 @kayaharakurese1 8月19日は #星屑の王子様 5巻発売、 そして累計部数が30万部を突破いたしました🌟ありがとうございます!!! 星屑の王子様(5) amzn.asia/d/aBWPcOf pic.x.com/qMRCFrwoqA 2024-08-17 23:22:00
桂正和「人間のかわいさを超える絵を」 『ウイングマン』『電影少女』から『I"s』まで、読者を魅了する作画への思いを聞く 1980~90年代の「週刊少年ジャンプ」を代表する漫画家の一人であり、『ウイングマン』などのヒーローものから『電影少女』『I”s』などのラブコメ・恋愛ものまで、幅広い作風で読者を魅了し続けてきた桂正和氏。昨今は『ウイングマン』のテレビドラマ化はもちろんだが、桂氏自身のXでの積極的な情報発信も人気を集めている。 今回、リアルサウンドブックでは、デビュー以来常に漫画界に話題を提供し続けている桂氏にインタビュー。漫画を描くようになった原点から、ヒーローから美少女まで多彩かつ美麗な絵を生み出す手法まで、ロングインタビューで明らかにした。(山内貴範) はじめは暗い話や切ない話が好きだった ――桂正和先生はコンポがほしくて、賞金目当てに漫画を描き始めたそうですね。10代のころに影響を
君たちが独断と偏見で「月刊アフタヌーン史上、最重要な漫画10選」を決めるなら、僕だってそうする。 青年誌のオルタナティブとして生れ落つ 編集長が変われば雑誌も変わる 四季賞あってこそ 2014年以後の『月刊アフタヌーン』 新しい風を吹き込んだ作品たち 完成!究極の10選 君たちが独断と偏見で「月刊アフタヌーン史上、最重要な漫画10選」を決めるなら、僕だってそうする。 anond.hatelabo.jp この増田を見たとき、ふと、そう思った。 しかし、いざ10作を選ぶとなると難しい。 「史上最重要」を謳うのであれば、単にヒット作であるとか、大作家の代表作であるとか、超面白いというようなことだけでは選定理由にならないはずである。 読者の人気や個人の思い入れではなく、その漫画が雑誌にとってどのような意味があり、どのような影響を与えたのかという観点から10作は選ばれるべきだろう。 つまりは、以下の
『【推しの子】』に不可欠だった、SNSという要素――『【推しの子】』で印象に残っている点の1つが、作中でSNSの炎上について何度も描かれてきたことです。 赤坂アカ(以下同) 『【推しの子】』を描くにあたって、「令和の『芸能界もの』にしよう」という意識があったので、その影響が大きいと思います。というのも、過去の漫画作品でも「芸能界もの」はいくつかあるので、差別化のためにも今っぽいものをあえて取り入れる方向で話を回していったんです。 あとは僕自身の実感も関係していると思います。というのも、漫画家もファンの方と直接お話しする機会はサイン会とかイベントくらいしかないんですよね。そうなると、ファンのイメージが「SNSの中の人たち」に寄っていくんですよ。 そして、それはSNSを運用する現代のアイドルも同じはず。他にもYouTuberなども含む、多くの令和の活動者にとって、「ファン=SNSの中にいるもの
今日は巷では【推しの子】の最終回の話題で持ち切りで、以前から連載を追っている一読者である自分も最終回まで読んだ。 とてつもなく悪いとは思わなかったものの、例によって「あれはどうなったん……?あれはなんだったん……?」という疑問が解消され切らなかったモヤモヤ感は残っている…… ただ、思えば、【推しの子】の最終回が物凄く悪かったと非難したいというよりは、「最終回というものそれ自体が期待する割に大抵面白くないもんなんじゃね?」と思い始めている。 なにしろ「最終回文句なしにめっちゃ良かったなぁ~」という所に遭遇した記憶があまりないからだ。 有名どころで言えば呪術廻戦だって賛否両論だったし、王道シンプルな進行でストーリーを閉じた鬼滅の刃も最終回については蛇足としばしば言われる始末だ。 最終回が良かった作品ってなんだ?進撃の巨人とかか……? 増田の皆さんにおかれましては最終回面白い作品があったら教えて
木漏れ日の針 芳野嗣 【アフタヌーン四季賞2024秋 四季賞】27歳の夏、主人公は安アパートに引っ越す。お隣さんの息子とひょんなことから、ご飯を食べる仲に。それぞれが抱える苦悩に向き合う、痛くて優しくて濃厚なひととき。
10/27 27時ごろまでにいただいたブコメ・トラバをまとめました! お寄せいただいた知見に助けられております。ご興味のある方はぜひ。 anond:20241028032312 <以下本文> 集英社「別冊マーガレット」の名編集長・小長井信昌が74年「花とゆめ」創刊編集長に就任(のちに「LaLa」「ヤングアニマル」でも創刊編集長を務める)。氏が別マから引き抜いてきた漫画家が、最初期の「花とゆめ」を支えた。 美内すずえ『ガラスの仮面』(1975~)和田慎二『スケバン刑事』(1975~82) 2作まとめて、令和の今でも作品が生きているな、と思わせる説明不要の名作(前者は「連載中」ではありますが)。月刊誌→月2回刊化の目玉として2作同時に連載スタート。コンテンツの息の長さに、編集長の慧眼が察せられる。 魔夜峰央『パタリロ!』(1978~) 主人公のマリネラ王国・国王パタリロに次いで2番手のキャラク
近年、海外出身のマンガ家が増えてきている。 代表例としては『Dr.STONE』の作画担当のBoichi(韓国出身)、『マタギガンナー』の作画担当のJuan Albarran(スペイン出身)、『日本の月はまるく見える』の史セツキ(中国出身)などが挙げられる。 これらの作品は、自国で出版された作品を日本語に翻訳したものではなく、日本のマンガ媒体で初出掲載された作品だ。 そして今、「月刊コミックフラッパー」(KADOKAWA)で『ラブ・バレット』を連載しているinee(アイニー)さんは、アメリカ在住のまま日本の雑誌でマンガ家として活動している。 彼女はどのようにして、日本国外から日本でマンガ家デビューを果たしたのか。 SNSから開けた、マンガ家への道「アートスクールではイラストレーションを専攻していて、雑誌のイラストやアニメの背景を描くことを学んでいました。もともと幼少時から日本スタイルのマンガ
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