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ノーベル賞
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The News Lens Japan サイト更新の停止と移行のお知らせ この度、「The News Lens Japan」サイトの更新を停止することを決定しました。 今後は、「Business Insider Japan」サイト内において、特集「アジアから見る世界」として、 新たな形式で厳選した台湾やアジアのニュース、多様なコンテンツをお届けします。 Business Insider Japan 『アジアから見る世界』はこちら
中国人民解放軍の機関誌「国防報」も同空母の有効性に懐疑的だとし、甲板は固定翼早期警戒機には使用できないと主張。「このクラスの艦艇が大規模な戦闘集団の外で独立して行動することは困難」と記した。 さらに、「かが」のネーミングについても中国では物議を呼んでいる。艦名の由来とされる空母「加賀」は、1937年の大規模な上海爆撃と41年の真珠湾攻撃に参加した後、最終的に42年のミッドウェー海戦で米国により撃沈されたと解説。 その上で、「かが」が初めて就役した2017年、中国国防省の呉謙報道官は、先代「加賀」は「中国侵略時代の日本軍国主義の主力艦の一つ」であり「亡霊」だと批判し、「日本軍国主義」の再来だと警告。 同報道官は、「なぜ日本人が第2次世界大戦で旧日本軍が使用した名前をいつも使いたがるのか、理解できない」とし、「軍国主義の歴史と明確に決別したくないからなのか、それとも第2次世界大戦で犠牲となった
1973年東京都生まれ。1996年慶應義塾大学法学部政治学科卒業、新潟大学大学院現代社会文化研究科在籍。社会調査を専門とし、東京大学政策ビジョン研究センター(現・未来ビジョン研究センター)客員研究員を経て、一般財団法人情報法制研究所上席研究員、一般社団法人次世代基盤政策研究所理事。著書に『読書で賢く生きる。』(ベスト新書、共著)、『ニッポンの個人情報』(翔泳社、共著)など。ブロガーとしても著名。 今回のALPS処理水の海洋放出決断については、我が国は外交も原子力政策もおよそ関係するすべての省庁の割とまともな人が肩を組んで然るべき手続きを全部踏んで実施した、ある意味で日本の官僚の全力に近いネタだったんだと思うんですよ。 同じことは、岸田文雄さんがこだわったキエフ電撃訪問や広島G7サミットの成功で日本外交のレガシーとも言える功績が打ち立てられたのは、もちろん総理としての岸田さんの政治観(良い意
7月21日の公開から3週間目で、世界興行収入が10億ドル(約1420億円)を突破した米ワーナー・ブラザースの映画「バービー」(グレタ・ガーウィグ監督)。米国の文化的アイコンで、時代を超えて愛され続けるマテル社のバービー人形を初めて実写版化したこのラブコメディは、すでに世界中で2023年を代表する1本になっている。 だが、中国に関しては、冷戦後最も悪化したとされる米中関係や、米国を象徴するバービー人形に思い入れのある人は少ないとみて、興収も当初は期待されていなかった。ところが、いざふたを開けてみると、北米以外では英国、メキシコ、ブラジル、オーストラリアに次いで中国が世界で5番目のドル箱市場となっているというのだ。 米紙ニューヨーク・タイムズは6日、「なぜ『バービー』が中国でスリーパーヒットになっているか」という見出しで、その理由について分析した。スリーパーヒットとは、映画やドラマ、音楽などで
1973年東京都生まれ。1996年慶應義塾大学法学部政治学科卒業、新潟大学大学院現代社会文化研究科在籍。社会調査を専門とし、東京大学政策ビジョン研究センター(現・未来ビジョン研究センター)客員研究員を経て、一般財団法人情報法制研究所上席研究員、一般社団法人次世代基盤政策研究所理事。著書に『読書で賢く生きる。』(ベスト新書、共著)、『ニッポンの個人情報』(翔泳社、共著)など。ブロガーとしても著名。 まあ何と申しますかさんざん揉めている中で日本がどういう役割を台湾とのかかわりの中で果たしていくのかという議論は大事なのですが、最近になって、いわゆる台湾周辺・台湾海峡におけるシーレーン問題で有事の際の事後対応を強く憂慮する議論が日本の政府内でも大きくなってきました。 と言っても、台湾問題をある程度認知している人からすれば「そんなことは分かっとろうが」という話であり、台湾産業界が熊本に工場疎開をする
1965年、兵庫県明石市出身。元産経新聞台北支局長、広島総局長、編集委員。2019年末に退職しフリーに。近著に『アジア血風録』(MdN新書)。台湾海峡の情勢などを中心に雑誌やネットニュースに執筆多数。YouTube番組『吉村剛史のアジア新聞録』『話し台湾・行き台湾』(HYPER J CHANNEL)でMC。東海大学海洋学部非常勤講師。22年11月からThe News Lens JAPAN編集長。 中国製盗聴装置発見は複数回か?沖縄近海の光ファイバー海底ケーブルから中国製盗聴装置が発見されたことは、沖縄で1955年から発行されている在沖縄米軍を対象とした情報誌「This week on OKINAWA」6月4日号が、日本の一部通信会社関係者の証言をもとに報じた。米軍周辺者らによると、同情報には在沖縄米軍も強い関心を示しているという。 同誌によると、今回海底ケーブルに中国製盗聴装置が仕掛けられ
月イチ連載「山本一郎の#台湾の件」第14回:G7広島サミット大成功で台湾を巡る状況の変化とこれからの日台中の行く末について 1973年東京都生まれ。1996年慶應義塾大学法学部政治学科卒業、新潟大学大学院現代社会文化研究科在籍。社会調査を専門とし、東京大学政策ビジョン研究センター(現・未来ビジョン研究センター)客員研究員を経て、一般財団法人情報法制研究所上席研究員、一般社団法人次世代基盤政策研究所理事。著書に『読書で賢く生きる。』(ベスト新書、共著)、『ニッポンの個人情報』(翔泳社、共著)など。ブロガーとしても著名。 岸田文雄政権肝いりで進めていた、G7広島サミットが予定されていたすべてのセッションを終えて無事閉幕しました。 概ねにおいて、やはり大成功のサミットだったのではないでしょうか。 今回は特に、ウクライナへの侵略を続けるロシアによる核兵器の利用を牽制するために多くの時間が割かれ、こ
東京外国語大学名誉教授。一橋大学社会学部卒。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了(社会学博士)。東京外大大学院総合国際学研究院准教授、同教授などを歴任。2023年3月退職。英国・シェフィールド大学、台湾・国立政治大学で客員研究員。専門は台湾政治、中台関係。主著に『台湾総統選挙』(晃洋書房、2019年)。2020年、第32回「アジア・太平洋賞」特別賞,第15回「樫山純三賞」学術書賞を受賞。 小笠原 欣幸(OGASAWARA Yoshiyuki) 2024年1月に行なわれる台湾の総統選挙は、台湾の方向を定めるだけでなく、米中対立のゆくえ,東アジアの安定にも大きな影響を与える。日本にとっても大きな関心事項である。その台湾で「疑美論」と呼ばれる米国の意図・行為を疑問視する議論がじわりと広がっている。「美」とは中国語の「美国」、すなわち米国のことだ。本稿ではわかりやすく「疑米論」としておく。「疑米
1973年東京都生まれ。1996年慶應義塾大学法学部政治学科卒業、新潟大学大学院現代社会文化研究科在籍。社会調査を専門とし、東京大学政策ビジョン研究センター(現・未来ビジョン研究センター)客員研究員を経て、一般財団法人情報法制研究所上席研究員、一般社団法人次世代基盤政策研究所理事。著書に『読書で賢く生きる。』(ベスト新書、共著)、『ニッポンの個人情報』(翔泳社、共著)など。ブロガーとしても著名。 地方選の国民党勝利は台湾人のバランス感覚ゆえ、と思っていたけれど……何というか、歴史というのはこうも簡単に動いてしまうのかという事案が立て続けに起きていまして、気持ちを整理するのに超大変だというのが現状であります。 というのも、2月にロシアによるウクライナ侵略が勃発し、これに伴って資源価格も上昇し、世界的なサプライチェーンどうしようというモードになって面倒が起きていました。その背景にはアメリカと中
東京外国語大学名誉教授。一橋大学社会学部卒。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了(社会学博士)。東京外大大学院総合国際学研究院准教授、同教授などを歴任。2023年3月退職。英国・シェフィールド大学、台湾・国立政治大学で客員研究員。専門は台湾政治、中台関係。主著に『台湾総統選挙』(晃洋書房、2019年)。2020年、第32回「アジア・太平洋賞」特別賞,第15回「樫山純三賞」学術書賞を受賞。 東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授 小笠原 欣幸 ほぼ予想通りの主要選挙結果台湾の全22県市のうち嘉義市を除く21県市の首長選挙の結果は,民進党5、国民党14、民衆党1、無所属2であった。民進党にとって、4年前は獲得県市が6に終わり、惨敗したのだが,それをさらに下回る結果となった。筆者は1か月前に各県市の当落予想を作成したが,結果は金門県を除いてすべて的中した。筆者の長年の観察で,台湾の選挙はある
1973年東京都生まれ。1996年慶應義塾大学法学部政治学科卒業、新潟大学大学院現代社会文化研究科在籍。社会調査を専門とし、東京大学政策ビジョン研究センター(現・未来ビジョン研究センター)客員研究員を経て、一般財団法人情報法制研究所上席研究員、一般社団法人次世代基盤政策研究所理事。著書に『読書で賢く生きる。』(ベスト新書、共著)、『ニッポンの個人情報』(翔泳社、共著)など。ブロガーとしても著名。 異例の3期15年の経緯もう日本でも台湾でもさんざん既報ですが、中国で習近平さんが「異例」の国家主席3期目15年とかいう大変な決定を下し、また、指導部を全員自身より若い側近で固めるという権力強化の方向で話が進みました。 見ようによっては、習近平さんはその手法は別として安定した優秀な指導者ではあるので、偶発的な不測の事態はあまり起きないと考えられる面はあります。反腐敗運動をはじめとした政府・共産党組織
それは、しないとも言えるしするとも言える。チベット密教には、「マハーカーラ」という猛々しい女性神がいるが、これを直訳すると「大黒」となるが、一般的には「パルデンラモ(吉祥天女)」という名で知られている。これを大黒仏母の原型と考える人が多いが、実際はそうではなく、そのような認識は後述するように脱文脈的である。 しかし、大黒仏母像は画風、頭飾り、トンネル内の法衣の一部など、明らかにチベット仏教由来のものであり、再現されたものである。次に、ヒンドゥー教には「黒の母/時の母」という信仰があり、その詳細をここで見てみよう。この2人、特に後者は、本作で描かれた「大黒仏母」と名前も形も非常に近いものである。しかし、現在の信仰の中では、「大黒仏母」そのものは存在しない。 注目すべきは、本作で描かれる「神の起源」が、南インド・ディアンミアン(アーリア系僧院)-福建省-台湾陳一家のように見えることだ。 ディア
1973年東京都生まれ。1996年慶應義塾大学法学部政治学科卒業、新潟大学大学院現代社会文化研究科在籍。社会調査を専門とし、東京大学政策ビジョン研究センター(現・未来ビジョン研究センター)客員研究員を経て、一般財団法人情報法制研究所上席研究員、一般社団法人次世代基盤政策研究所理事。著書に『読書で賢く生きる。』(ベスト新書、共著)、『ニッポンの個人情報』(翔泳社、共著)など。ブロガーとしても著名。 何でペロシさん台湾訪問でこんなに市場が動揺するのかアメリカ下院議長のナンシー・ペロシさんによる台湾訪問が8月2日にあり、まあ面倒なことになっていたので状況の解説などもしてみたいと思います。 と言っても、一番動揺しているのは安全保障方面というよりは経済・市場方面でありまして、結論から先に申しますと「その訪台、どういうメリットや利益を求めて実現させてしまったの?」というのはあります。単純な話、それなり
1973年東京都生まれ。1996年慶應義塾大学法学部政治学科卒業、新潟大学大学院現代社会文化研究科在籍。社会調査を専門とし、東京大学政策ビジョン研究センター(現・未来ビジョン研究センター)客員研究員を経て、一般財団法人情報法制研究所上席研究員、一般社団法人次世代基盤政策研究所理事。著書に『読書で賢く生きる。』(ベスト新書、共著)、『ニッポンの個人情報』(翔泳社、共著)など。ブロガーとしても著名。 台湾海峡が平和であることに依存してきた日本経済日本にとって「場所的に台湾って大事だよね」ってのは、よく安全保障議論で日本がシーパワーの国だという地政学的な意味合いで取り上げられることは多くあります。 というのも、資源のない我が国日本は、経済立国を推し進め戦後復興を図るにあたり、1950年以降は特に、中東など産油国から原油を輸入し、足りないほかの資源も豪州、中国その他から持ってきて国内で振興した製造
1973年東京都生まれ。1996年慶應義塾大学法学部政治学科卒業、新潟大学大学院現代社会文化研究科在籍。社会調査を専門とし、東京大学政策ビジョン研究センター(現・未来ビジョン研究センター)客員研究員を経て、一般財団法人情報法制研究所上席研究員、一般社団法人次世代基盤政策研究所理事。著書に『読書で賢く生きる。』(ベスト新書、共著)、『ニッポンの個人情報』(翔泳社、共著)など。ブロガーとしても著名。 東アジアの歴史の立役者台湾を語る際に、日本人としてどうしても視野に入ってくるのは鄭成功が彩ったわずか22年の鄭氏政権であります。いまの長崎県平戸市の貿易商の娘さん・田川マツさんと海賊・海将の鄭芝龍との間に生まれた鄭成功(1624–1662年)が歩んだ歴史が、実はこんにちの台湾の国家としての原形を作ったんだよという話は歴史が紡ぐロマンを感じさせるんですよね。 明朝末期、騒乱のさなかで最終的には明は滅
もうひとつが、日本にやってきた台湾人の留学生たちをお世話した経験を通じてお互い共通する何かを感じたことじゃないかと思います。理屈ではなく、情感として、台湾の人や暮らしを身近に感じることで、想像がつくからこそ台湾が好きなのではなかろうか、と。 33年前、私の通っている高校に台湾から来ていた級友「かあくん」がおりました。馬鹿なこともたくさんやり、仲良くしている中で「お。かあくんは台湾にご家族がおるのか。それなら一度、みんなで訪問してみようか」と彼の家族がいる台北の実家を訪問すべく、悪友4人とつるんで5人で学生旅行をしたわけですよ。 当時は本当の意味で日本がバブル経済に酔いしれ乱痴気騒ぎをしている真っただ中。私も親父が経営する化学会社では貿易業務をやっていて海外に行ったり来たりする経験もあったんですが、家族旅行じみた仕事の随伴でも堅苦しい交換留学でもない、友人との海外旅行でぶらっと台北に足を向け
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