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ごんた堂店主の 岩鉄虎夫です。 僕があらゆる情報網を駆使してつかんだ、巷の書店の売上ベストをご紹介します。 毎週月曜日に前週の売上を集計しています。
大学に来てメールボックスをチェックするとき、いちばん頭が痛いのが、「献本」である。 自分もずいぶんたくさんの人に本を送りつけているので、人のことは言えないのだが、それは友人知人宛てであって、見知らぬ人に送るということはしない。 もちろん、編集者が独自の判断で送るということはある。各紙の書評担当者に送るとか、あるいは一読して激怒、私に筆誅を加えそうな書き手にも送ることがある(そうすれば書名が繰り返しメディア上で言及され、高いパブリシティ効果が期待できるからである。「これほど悪口を言われる本なら読んでみたい」というふうに考える読者は決して少なくないのである)。 私だって友人知人から送られてくる本はうれしく頂戴する。 困るのは知らない人から送られる自費出版本である。 私も自費出版で何冊も本を出したことがあるから、市場のニーズとは違うレベルで、それぞれに深い思いと個人的必然性があって本を出された事
2010.09.05 立ち読み客は何人集まっても商売にならない、というお話 (5) カテゴリ:カテゴリ未分類 本屋で「夕食のレシピを撮る」のは非常識? こんな記事がネットでちょっと話題になっていますが。 話をちょっとずらして、私の高校生ぐらいの頃までは、実家のある長野の本屋はどこもマンガに今のようにビニール包装が無く立ち読みが出来る状態でしたが、ある年を境に急激に市内どこの書店もビニール包装をするようになったことをよく覚えています。 で、以前に聞いた話なのですが「結局、書店にとって立ち読みメインの客がどんなに増えても売り上げに繋がらないから」だそうで・・・事実、ビニール包装した後の方が、店内の客は減ったけど、実質的売り上げが増えたらしいです。 似たケースで、青少年保護の観点から数年前からコンビニなどで18禁系の雑誌に青いビニールテープで封がされるようになりました。施行前は各出版社側から売り
同人誌即売会で売れた同人誌は「300冊未満」が90%、30冊未満が47%──イラストや漫画を描いている人にアンケート調査した「絵師白書2010」で、こんな結果が出た。 同人サイトでも利用が多いアクセス解析「NINJA TOOLS」を運営するサムライファクトリーが、ユーザーを対象に8月13~19日、Webでアンケート調査した結果をまとめた。有効回答数は3986人。 回答者の78%は女性で、19歳以下が30%、20代が41%。「オリジナルのみ」「メインはオリジナル」「どちらかというとオリジナル」の合計と、「2次創作のみ」「メインは2次創作」「どちらかというと2次創作」の合計はほぼ半々だった。 同人サークルに現在所属しているのは20%、所属していたことがあるのは18%。現在のサークルに所属しているのは「1人」(本人)というのが59%だった。 同人誌即売会にサークル参加(委託含む)したことがあるの
「古本屋の看板を気を付けて見てみなさい。『高価買い入れ』とあっても、『古本売ります』とは書いていないでしょ。買い取りこそ腕のみせどころですから」。ある古書店主にそう教わった。言われてみると確かに「売ります」は少数派だ▲「せどり」という商いがあることも聞いた。見知らぬ土地の古書店に飛び込む。書棚に並んだ背表紙をざっと見回すと、結構な値打ち本がほこりをかぶっている。それを安く買い、転売するのである。目利きを競う古本屋の他流試合みたいなものか▲だがこの手だれの古書店主にしても、近ごろ書物の“自炊”がはやっていると聞けば驚くだろう。自分で本を裁断し、1ページずつスキャナーで読み込んで電子書籍にすることを指す隠語だ。iPadなどの登場で注目され、高価な裁断機が売れているという▲本の悲鳴が聞こえてきそうな蛮行である。いや、「陶板や木簡から紙に変わったのが、今度は電子データになっただけ」とドライな考え方
第3回スゴ本オフの話。 7/16に麹町でオフ会をする。会場を貸していただいているKDDIコミュニケーションズ様、やすゆきさん、大木さん、ずばぴたさん、ともこさん、ありがとうございます。「オススメ本を持ち寄って、まったりアツく語り合う」コンセプトで始めたオフ会だ。わたし単品だったらゼッタイ無理だったこの企画も、はや3度目。どんだけ感謝してもし足りない。 で、ヤる度にびしびし感じるのだが、本読んでないね、わたし。読んでないというより、ハナっから知らない。知らない本がザクザク出てくる。ふつう、ほとんどの本は知らないだろう常識的に考えて―――というツッコミごもっとも。でも、そうじゃないのだ。自分の好きな範囲なら、たとえ未読であっても、「少なくともタイトル/作者は聞いたことがある本」だろう。だが、自分の観測範囲ですら知らない本がたくさん出てくるのだ。つまり、目に入っていながら見てすらいない。 それが
一ヶ月ほど前、6月18日に「改正貸金業法」が完全施行されました。2006年の12月に成立した法律で、最も重要な、 (1)上限金利の引き下げ (2)総量規制の導入 の適用が始まったのです。 これにより貸し出しの上限金利は20%となり、それ以上の利子は無効で刑事罰の対象となります。さらに個人については、年収の3分の1まで(複数の会社から借りている場合は合算して)しか借りられなくなります。総量規制の趣旨は「返済能力を超える借金をさせてはいけない」ということです。 これ、ものすごい“子供扱いでおせっかい”な規制ですよね。「返済能力を超える借り入れをしてはいけない」なんて当たり前だし、そんなことをして困るのは借り手本人です。貸し手だって、返済能力を超えて貸したら戻ってこないのだから、わざわざこんなことを法律で決めなくてもいいはずです。 ではなぜこんな規制が必要になったのでしょう? それは日本では、“
それは本へのアクセシビリティ。本を手にするハードルを低い順に並べると、次の通り。 1. 図書館 2. 書店 3. amazon 図書館がいちばん簡単だ。そこに実物があるし、興味があれば手にとって傍らの椅子に座って読めばいい。時間がなければ片端から借り出してしまえばいい。コストゼロで、「その本に集中する時間」が、純粋に投資となる。どんな本が読まれているかは、張り紙や図書館のウェブサイトで確認できる。そこで、流行りのベストセラーとは別に、長く読まれている隠れた名著を見つけるかもしれない。 次は書店。「フリー戦略」なんてカコイイ用語があるみたいだが、あにはからんや、本屋は昔から実戦してきたよね、「立ち読み」で。小奇麗にパッキングして、試し読みも置かないような本屋は、その戦略を捨てているといえる。ただし、誘惑に気をつけなければならない。「レジに持っていくまで騙せたら勝ち」なんてやつだ。Popやレイ
物語の魔術師ボルヘスは、「砂の本」という名の理由をこう述べる。 この本は、『砂の本』というのです 砂と同じくこの本には、 はじめもなければ終わりもないのです じっさい手にしてみれば分かる、どの短編を拾っても、そこから次へ紡がれて次からボルヘスの手を経て、またそこへ還ってゆく。スゴ本「伝奇集」の円環より、もっと立体性を感じる。円よりも、そう、螺旋構造をめくっているような感覚。読み手の読書経験によると、そこにクトゥルフや千夜一夜を見出したり、ドッペルゲンガーを思い出すことだろう。しかしそうした伝説を包含し、包含した「お話」を重ねてゆき、ついには巨大伽藍をぐるぐるしている自分がいる。 「砂の本」には、最初のページがない。最初のページを探そうとしても、表紙と指のあいだには、何枚ものページがはさまってしまうのだ。最後のページも同様で、まるで、本からページがどんどん湧き出てくるようだ。めくる傍からペー
[名言コツコツ]では名言・格言・ことわざ等 古今東西の知恵を学んで自分磨きをしていきます。 一口サイズの自分磨きヒントとして、明日がもっとよくなるかもしれない、新しい視点やすぐに実践できるちょっとした工夫(ライフハック)を毎日ご紹介しています。 2009年1月11日 スタートから一日も欠かすことなく毎日更新。今日で ブログ連続更新 日目! 「心が明るくなる」「元気になる」「やる気がでる」ブログをめざしています。 「この部分を自分に当てはめると・・・」 「この部分を自分の『To Do リスト』に落とし込むと・・・」 と、つねに身構えながら読んでいくことがコツである。 『ブレインダンプ』 (谷澤 潤 著/東洋経済新報社) より 『ブレインダンプ』で紹介されていた本の読み方は、【仕事において短期的なスパンで実益を得る】ことを目的とした、(主に)ビジネス書の読み方です。 楽しみ(娯楽)としての読書
街の本屋さんが悲鳴「パートに出たほうがまし」…アマゾンやブックオフの台頭で苦戦 1 名前: ホテイウオ(アラバマ州):2010/06/14(月) 11:16:41.45 ID:RwC0OAID ?PLT iPadは、インターネットやメール、ゲームなどが楽しめる多機能情報端末だ。特徴の一つが電子書籍を読める機能。使い勝手の良さ、何冊も保存可能なことから電子書籍時代を加速させる情報ツール(道具)として期待されている。早くも大手出版社などが電子書籍の配信を始めたが、紙の本を取り扱う書店の反応は複雑だ。 開店120年目の“黒船襲来”に、取締役の遠山秀子さん(50)は「本屋の未来は どうなるか…」と戸惑う。母親(78)と妹2人、叔母の女性5人で切り盛りする 家族経営の“街の本屋さん”。 「土曜日の利益はパートに出たほうがましなときもある」と、つい愚痴も出る。 書店のもうけは定価の2割程度で、紙
HOME > PC > Apple・iPhone > 電子書籍元年、街の本屋さんが悲鳴「パートに出たほうがまし」 痛いニュースに電子書籍の脅威を感じている家族経営の街の本屋さんの話が出ている。 ただ、電子書籍の脅威以前に出版不況、Amazonなどのインターネット通販やブックオフなどの新古書店の成長で「土曜日の利益はパートに出たほうがましなときもある」と現在の経営状態を嘆く内容となっている。 個人的な見解としては小さな本屋さんは八百屋さん、肉屋さん、魚屋さん、電気屋さんと同じで、どんどん無くなっていくと考えている。 コンビニ、レンタル、ネット、中古、図書館、大手書店とライバルが多い 問題はAmazonやブックオフ以前に昔と比べて書籍を取り扱う場所が多くなりすぎていることだ。週刊誌がコンビニやスーパーで買える。コミックがコンビニで買える。最近ではコミックレンタルでコミックが借りられ、漫画喫茶で
徹底した事前リサーチが鍵――デアゴスティーニの「パートワーク」ビジネス 出版不況・雑誌不振が叫ばれる中、デアゴスティーニの雑誌はなぜ売れるのか? ここでは『戦国武将 データファイル』など、同社の歴史物を中心に手がける、嶋田典子さんに話を聞いた。【吉岡綾乃】 デアゴスティーニグループはイタリア・ノヴァーラに総本社を持ち、世界33カ国に進出している外資系の出版社である。1901年、世界地図の普及を目的として設立された地理学研究所から発展しており、特にパートワーク出版においては世界の半分以上のシェアを占める。 デアゴスティーニが出版する雑誌のテーマは、歴史や地理、音楽、料理などさまざまだ。同社の独特な販売方法について、テレビCMなどで見たことがある人も多いだろう。例えば嶋田さんが手がける最新作『戦国武将データファイル』は、全ページカラーの週刊誌だ。通常定価は1冊580円。5月25日発売の創刊号は
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