1995年にサービスが開始され、その安さと通話品質の良さで、根強いファンがいた日本発の簡易携帯電話サービス「PHS」。そのPHSは2018年3月31日で新規受付を終了します(法人向けのテレメーター用プランを除く)。 PHSの中でも大ヒット商品だったのが、2004年に発売された京セラのAH-K3001V、通称「京ぽん」でした。日本初のフルブラウザ搭載ケータイであり、当時は画期的だったパケット定額制にも対応。 「月々4200円程度で、PCサイト閲覧も含めたインターネットが使い放題」という夢のような環境に、熱狂の渦が巻き起こりました。発売後数カ月は品薄が続き、入手困難の状態だったのです。 【参考記事】愛称は「京ぽん」 日本初のOpera搭載ケータイ「AH-K3001V」(懐かしのケータイ) 発売当時は入手困難だった、京ぽんことAH-K3001V このヒットのおかげで、当時既に落ち目と考えられてい
香港を訪れる日本人旅客数は毎年およそ100万人に上り、アジア有数の人気デスティネーションのひとつとして定着している。ビジネスやレジャーで香港を訪れたことがある、訪れる予定があるという方も多いはずだ。 実は、香港では今年(2016年)5月10日から「PHS機器」が禁制品となることが決まっている。日本で使用している機器の持ち込みも含めた単純所持も違反となり、最大5万香港ドル(日本円換算:約72万円)という高額な罰金や収監の可能性もあるため、PHSユーザーが香港へ渡航する際には十分に気をつける必要となる。 そもそも、なぜPHSが禁制品になるのだろうか。香港政府通信事務管理局弁公室によれば、PHSは日本で発展した通信技術で、香港でも1997年に導入されたが、普及が進まなかったとのこと。すでに香港市場においてPHS機器が販売されなくなり久しく、割り当て周波数(1895~1906.1MHz帯)を他
想いよ届け! アナタのハートを直撃! 発売前から伝説になりそうな「Heart 401AB」をフォトレポ ワイモバイルが1月に発表して、大きな話題を集めたハート型変形PHS「Heart 401AB」。カワイイデザインを優先して企画された音声通話端末だ。発売は3月下旬を予定しているが、すでに伝説となりそうなちょっと変わった端末である。 商品開発はあのエイビット。フリスクサイズのPHS「ストラップフォン」や、モバイルできる家電話「イエデンワ」といった変態……いや、超個性的な端末をリリースしているメーカーである。 このHeart、普段はハート型の小物入れのようだが、いざ電話というときにはマッサージ機のようなストレート型に変形する。しかも、操作はハードキーだけでなくタッチが中心という、近年稀に見る個性っぷり。 本体サイズはハート時が約68×68×26mm、ストレート時が約43×93×26mmで、重さ
株式会社エイビットは、メーカーズブームで脚光を浴びているワンボードマイコンArduinoの通信拡張機能環境として使用できる、基板型PHSデータ通信端末「PHSシールド」を2014年12月から販売を開始いたします。 3Dプリンターの急速な普及を背景に、いまでは消費者が自分の欲しいモノを生産できる時代が来ようとしています。弊社ではそのようなパーソナルファブリケーションを後押しし、通信機器分野での開発環境を提供するため、特別な知識を必要とせず容易に公衆回線網でインターネット接続ができる、基板型データ通信端末「PHSシールド」を開発いたしました。 Arduinoと組み合わせて、専用データ端末のものづくりが可能 PHSシールドは、Arduinoシールドと互換のピン配列を持った基板型のPHS端末です。PHSシールドは、Arduino 側から簡単なAPIで使用できるTCP/IPスタックおよびHTTPなど
ソフトバンク傘下となったイー・アクセスとウィルコムが合併し、7月に誕生したワイモバイル。合併の過程でヤフーによる買収が持ち上がり、その後撤回されるなどの混乱はあったが、最終的にはヤフーとワイモバイルが業務提携を結び協力していくこととなった。そして8月1日、ワイモバイルはようやく新ブランド「Y!mobile」を打ち出し、新会社としての本格的なスタートを切った。 レイトマジョリティをターゲットとし、分かりやすい料金とYahoo! JAPANとの連携によるサービス面での充実を武器として市場開拓を進めるワイモバイル。だがそうした方針に行き着いたのにも、やはりヤフーの買収から業務提携に至る過程が大きく影響していると、寺尾氏は話す。 元々イー・アクセス、ウィルコム共にネットワークインフラを主体に手掛けてきた事業者。2つの企業が合併した際の強みと言えば「安売りをするアイデアしか思いつかなかった」(寺尾氏
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く