【ラマラ(パレスチナ自治区)=木寺もも子、ブリュッセル=辻隆史】トルコ議会は23日、スウェーデンの北大西洋条約機構(NATO)加盟を承認した。加盟には全加盟国の批准が必要で、残るはハンガリーのみとなった。北欧の軍事強国、スウェーデンの早期加盟へと前進した。NATOの対ロシア抑止力が高まる。スウェーデンは2022年5月にフィンランドとともにNATOへの加盟を申請した。ロシアによるウクライナ侵攻を
Recep Tayyip Erdogan shakes hands with Ulf Kristersson as Jens Stoltenberg looks on in Vilnius, Lithuania. Photographer: Filip Singer/Pool/Getty Images トルコはスウェーデンの北大西洋条約機構(NATO)加盟を「できる限り早急」に推進するよう近く自国議会に要請することで合意した。ストルテンベルグNATO事務総長が10日、記者団に明らかにした。ウクライナ侵攻を続けるロシアに対し共同戦線を張るNATOの取り組みが強化される見通しとなった。 トルコ当局者によれば、クルド人武装組織を巡る問題など、トルコ側の主要な要求で確約が得られたことで行き詰まりが打破された。同当局者はまた、防衛関連の制裁解除という要求についても進展があったほか、関税同盟やビザなし
【ビリニュス=坂本一之】バイデン米大統領は9日、トルコのエルドアン大統領と電話会談し、トルコ側が難色を示しているスウェーデンの北大西洋条約機構(NATO)加盟を巡り協議した。バイデン氏は「できるだけ早くNATOに迎え入れたい」との考えを伝え、協力を求めた。両首脳はリトアニアの首都ビリニュスで11~12日に開かれるNATO首脳会議に合わせて対面で会談することで合意した。 米ホワイトハウスによると両首脳は、NATO首脳会議の議題について協議し、ロシアの侵略を受けるウクライナへの支援継続を確認した。電話会談は約45分間行われた。 スウェーデンのNATO加盟に関しては、バイデン氏が早期実現を求める一方で、エルドアン氏はスウェーデンがトルコの非合法組織「クルド労働者党」(PKK)などを支援しているとみて拒んできた。新たな国がNATOに入るには全加盟国の批准が必要で、バイデン氏はエルドアン氏との対面会
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く