国連の調査委員会は13日、パレスチナのガザ地区でイスラエルが意図的に民間の女性や子どもを標的として攻撃するなどし、戦争犯罪にあたるなどと指摘する報告書を公表しました。イスラエル政府はこれに強く反発しています。 国連の人権理事会の調査委員会は202310月にパレスチナのガザ地区でイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が始まって以降、イスラエル軍によって行われたガザ地区での破壊行為のほか、女性や子どもに対する暴力について調査し、13日、報告書を公表しました。 この中で調査委員会はイスラエルが、民間の女性や子どもを直接、標的として攻撃していて、人道に対する犯罪や意図的な殺人という戦争犯罪を構成する行為にあたるなどと指摘しています。 また、産婦人科の病院などの施設を意図的に破壊し、安全な妊娠や出産などを阻止しているとしていて、調査委員会は、イスラエルが組織的にこうした暴力を行ってきたと結論づけ、直ち
