男が家事をするのは当たり前の時代。家事に参加しない夫は、妻から冷たくされる目に合う。だからといって「朝のゴミだし」だけでは、ありがたがられることもなく、やっていてもむなしい。どうせやるなら達成感のある「男の家事」をやりたい。といって趣味の蕎麦打ちは、家事ではない。家族に喜ばれ、妻から自立できる、そんな「男の家事」を追求する。 春になるとお祝い事も増え、色々と物入りなのだけど、それ以上に困るのは熨斗袋などの名前書き。今や、ほとんどの場合、文字を手書きする必要はなくなったのだけど、熨斗袋には、手書きで、しかも筆で書く必要がある。名前だけ書けば良いのだけど、それがなかなか書けないのだ。 筆者の家では、冠婚葬祭時には熨斗袋などに父がささっと名前を書いていた。これが、子供心にもカッコよく、しかも十分家事に貢献しているように見えた。頼りにされている感じがあったのだ。筆者の奥さんも、あまり字を得意にして