Redmineでチケット駆動開発を運用するまで、Agile開発を体で理解できていなかった。 XPを実践したいと思っていても、本当のAgile開発は何か違うのでは?と思っていた。 何故、僕はTracではなくRedmineを使ってAgile開発を発見できたのだろうか? RedmineがAgile開発と相性が良いのは、Redmineの「バージョン」の概念がAgile開発の「イテレーション」「スプリント」と自然に一致するからだ。 Redmineでは、バージョンに紐づくチケットが全て完了ステータスになって、進捗率が全て100%になれば、いつでもそのバージョンをリリースできる仕掛けが入っている。 つまり、バージョンをイテレーションと見なせば、各バージョンを次々にリリースしていけば、自然に小規模リリースを実現できる。 小規模リリースこそが漸進型開発、つまりインクリメンタル型開発の最大の特徴なのだ。 Ag