東京都の石原慎太郎知事は2日、フジテレビの討論番組に出演し、都が進めている尖閣諸島(沖縄県石垣市)の購入計画に関連して、近いうちに同県の仲井真弘多知事と会い、石垣市を含めた3者での購入も検討する意向を明らかにした。石原知事は先月19日、野田佳彦首相に漁船の待避施設などの整備を条件に、国有化を容認する考えを伝えてい
東京都の石原慎太郎知事は2日、フジテレビの討論番組に出演し、都が進めている尖閣諸島(沖縄県石垣市)の購入計画に関連して、近いうちに同県の仲井真弘多知事と会い、石垣市を含めた3者での購入も検討する意向を明らかにした。石原知事は先月19日、野田佳彦首相に漁船の待避施設などの整備を条件に、国有化を容認する考えを伝えてい
関連トピックス尖閣諸島 東京都の尖閣諸島購入計画をめぐり、島の所有者の弟で会社役員の栗原弘行氏が20日、東京・日本外国特派員協会で記者会見し、「(都に売却するという)最初の話を蹴飛ばして国に売るということは考えていない」と述べ、国有化を目指す政府との直接売買に否定的な考えを示した。 また栗原氏は、都の上陸調査について、「(都への)売却ということなので、上陸させざるを得ない状況だ」として、前向きな姿勢を見せた。
関連トピックス尖閣諸島 尖閣諸島(沖縄県石垣市)の国有化を表明している野田政権は12日、東京都が上陸許可を申請しても認めない方針を固めた。購入する意向を示している石原慎太郎都知事は事前調査のための上陸を検討中だが、政権は地権者からの直接購入を目指しており、都の事前調査は不要と判断した。 政権が国有化を目指すのは、個人が所有する魚釣島と南小島、北小島の3島。「尖閣諸島の平穏かつ安定的な維持管理」という目的で、現在は来年3月までの期限で地権者と賃貸契約を結んで島を管理し、原則として政府関係者しか上陸できない。都が島を購入する場合、価格決定には現地調査が原則必要だが、上陸するには国の許可が必要だ。 石原知事は、尖閣の国有化方針が表面化する前から上陸して調査する意向を示しており、「必要な調査も国に協力させる。(同意も)取り付けている」として、上陸は許可されるとの見通しを示していた。 続きを読
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く