桐生市内の若手僧侶でつくる「桐生仏教会青年部」が、男女の出会いの場づくりに乗り出した。かつて寺院が人の縁を育んできたことをヒントに、「婚活! お寺で縁結び」を十二月に初めて企画。市を代表する出会い系イベントに育てようと意気込む。一方、現代社会の中で、仏教や寺と人々を結ぶ場となることへの期待もある。 (美細津仁志)
最期までよりよく生きるための準備を進める「終活」を考える機会にと、渋川市の市民会館で12日、「ハッピーエンドフェスタ」が開かれる。相続、遺言、保険、葬儀、墓、介護、健康など、業界の垣根を越えて市内を中心に23社が参加する。異業種の企業が一堂に会しての開催は、県内でも珍しいという。 フェスタでは、各社がそれぞれブースを設けて無料で相談にのる。写真屋は自分らしい写真を残すサービスを提案。家族葬をはじめ葬儀に関する疑問を尋ねることもできる。タンスなどの整理をしてくれる業者は見積もりもする。後継ぎがいないなどの理由で、家族以外も入れるように墓石に好きな文字を彫る人たちが増えている最近の墓事情の紹介などもある。 また、税理士や司法書士、特定社会保険労務士ら専門家も年金、相続税、遊休不動産の活用方法などの相談を無料で受ける。弔事用のまんじゅうなどを扱う菓子店なども出店する。 各社のブースのほか、
高崎市は十日、二〇一二年度の一般会計当初予算案を発表し、昭和に中心街で文化人が集った名曲喫茶「あすなろ」(同市鞘町)の空き店舗に、高崎経済大の学生と市民が交流する「まちなか教育活動センター」を開設する新規事業の二千百五十万円を盛り込んだ。 あすなろは一九五七年、後に詩のH氏賞を受賞した故志賀郁夫さんらが開店させた。群馬交響楽団員や文化人のたまり場となり、「高崎文化の発信拠点」として親しまれたが、八二年に閉店した。 同大によると、センターは店のレトロな外観を残して改装。喫茶スペースを残し、学生と文化人、商店街関係者らとの交流を検討する。ゼミなども開き学生と関係者が連携して商店街の活性化策などを研究する見通し。
お年寄りの孤立が社会問題になるなか、富岡市はお年寄りが自由に立ち寄れる常設型の「居場所」を各地域に設ける。新年度に空き家や空き店舗などを活用して複数のモデルを立ち上げる。 常設の居場所づくりは、住民組織やNPO法人が担うことが多い。行政が開設の推進役になることについて、岡野光利市長は「富岡の現状ではNPOなどでは時間がかかる。旧来のつながりが残っているうちに、新しい助け合いの形を早くつくりたい」と語った。 計画では、市民の協力を得て空き家や空き店舗などを活用し、だれでも立ち寄れるようにする。お茶や食事の提供、野菜の販売、趣味や体操、子どもの世話などの内容は運営する住民に任せる。 今月22日から3月にかけて全国の先進事例や必要性に関する勉強会を市内3カ所で開く。意欲ある市民とともに新年度にモデルとなる居場所を開設する。 「5人くらいからでもいい。ものを売って小遣いにしてもいい。3年計
■来年度にも昼食会、仕事の場提供 高齢者の独居世帯が急増しているため、県内各地で孤立化を防ぐ取り組みが急ピッチで進められている。富岡、高崎の両市では、高齢者の孤独死を未然に防ごうと数人単位の住民が家族のように集う「居場所」作りを目的とする行政やNPO法人の動きが活発化している。 富岡市では今年度、高齢者対策の「ふれあいの居場所づくり」事業を実施。来年1月22日から3月までに計3回の勉強会を開催し、市外のNPO法人がすでに実施している事例を紹介する。勉強会は誰でも自由に参加できる。 来年度には、市民と具体策を話し合いながら地域の実情にあった「居場所」作りをスタートさせる。具体的には定期的な昼食会の設定や、裁縫などの仕事ができる場の提供などが検討されている。 市内では近年、定年退職後に地元の老人会など既成の組織に入らない高齢者が増加。このため、岡野光利市長は「気の合った仲間が自然に集まれるよう
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く