人間の生活にさまざまな影響を与え、密接に関係してきた月は、古来より人間の生理現象に関わる何かがあるとも考えられてきた。そうした月の“見えざる力”についてはこれまで多様な研究が行われているが、新たにオーストラリアの病院と大学研究者の調査として、「満月の夜は暴力的な患者が増える」との結果が報告されている。 豪紙ジ・オーストラリアンによると、調査はニューサウスウェールズ州ニューキャッスルにある病院とニューキャッスル大学の研究者らによって行われたもの。同病院では2008年8月から2009年7月までの1年間で、鎮静が必要なほど暴れた急患が91人いた。そこで、こうした患者に対応する看護師のレオニー・カルバーさんらが、月の暦と運ばれてきた人の人数の関係を調べたところ、満月の日に運ばれてきた暴力的な患者数は、全体の約4分の1となる21人(最多)であることが分かったという。 そして、患者が興奮して暴れ出した
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