突然テレワークを導入することになり、なし崩し的なスタートになってしまった。 コロナ時代の業務のありかたについて社内で議論ができていない。 本当はこのままテレワークを続けたいが、言い出せずにいる。 「テレワークスタイルのつくりかた」は、すでにテレワークを導入し、成果を挙げている事例から抽出した、より良いテレワークをデザイン・実現していくための考え方のヒント集です。参照すべき考え方が27個の言葉でまとめられていて、気に入ったヒントを選び、組織内で話し合っていくことで、皆で考えを深め、自分たちなりの具体的なデザインに落とし込んでいくことができるようになっています。 「テレワークスタイルのつくりかた」には4つのカテゴリーがあり、それぞれ「A.時代に合った働き方をつくる」「B.テレワークスタイルへのアレンジ」「C.テレワーカーとしての力をあげる」「D.時代を見つめて自分を磨く」となっています。 ヒン
はじめに今回、私が開発したパターン・ランゲージ・ジェネレーターGPTを公開させていただきました。このツールは、組織の中で起こる事象を特に定量的な数値に表しにくい知恵を共有し、再利用できる仕組みであるパターンランゲージを生成します。この記事では、パターンランゲージの起源とこのGPTsの活用方法について詳しく説明しますね パターン・ランゲージ・ジェネレーターGPTs https://chat.openai.com/g/g-QbrpvpSVp-pattern-language-generator ちなみに筆者は、パタン・ランゲージの国際会議ASIAN PLOP15で本橋 正成氏と共同でコミュニケーションに関するパターン・ランゲージを提案し、ライターズワークショップ採択されセッションを行っています。 ASIAN PLOP 2015 パターン国際会議 ASIAN PLOP 2015パターン国際会議
慶應義塾大学教授 井庭崇氏 社会や企業を取り巻く環境が激変するのに伴い、組織におけるコミュニケーションは難しさを増しつつある。そうしたなか、企業内のコミュニケーションを活性化し、組織の創造性を高めるためにはどのような手段が考えられるのか。創造実践学やシステム理論、複雑系科学の専門家で、「パターン・ランゲージ」によってコミュニケーション改善に取り組む慶應義塾大学教授の井庭崇氏に聞いた。 先人たちが蓄積した「コツ」をわかりやすく伝える ――まず先生に、「コミュニケーション」について伺いたいのですが、自らの考えを意図通りに伝えることは可能なのでしょうか。 井庭 前提としてお伝えしたいのが、「コミュニケーションは不確実なものである」ということです。 人は言語で自分の考えを表現し、相手に受け取ってもらうことでコミュニケーションを図ろうとします。ところが言葉という媒介物には制約があり、考えたことを直接
SNSのプラットフォームがインターネットをどうしようもなく拙速に、窮屈にしてしまっているいま、もっと人間が自由になれる場所を、それも実空間につくることはできないか──そんな考えからはじまった「庭プロジェクト」。建築から人類学までさまざまな分野のプロフェッショナルが、官民産学を問わず集まって知恵を出し合う研究会の模様を、毎月レポートしています。 第3回の研究会では、ボードメンバーであり、パターン・ランゲージ、創造社会論などを研究する井庭崇さんによるプレゼンテーション、そしてそれを踏まえた参加メンバーの議論が行われました。主にディスカッションされたのは、井庭さんがその到来を説く「創造社会」における「創造」のあり方についてです。この記事では編集部メンバーの視点からそこでの議論をダイジェストし、「植物的」な「出来事」としての「創造」について考えます。 「庭プロジェクト」の連載記事は、こちらにまとま
2023年8月5日に、夏のパターン・ランゲージ活用フェスに参加してきました。このイベントは、慶應義塾大学の井庭崇先生が代表を務めるクリエイティブシフトの創立10周年記念イベントでした。 井庭先生が研究されているパターン・ランゲージに以前から興味があり、学校の先生方向けの研修に使えないかと思っていました。今回参加した「デジタルを活用する未来に向けて」講演&ワークショップの様子をレポートしたいと思います。 講演が終わると、グループになって、「デジタルを活用する未来に向けて」(以下、デジパタ)の本と「デジタルを活用する未来に向けてのことばカード」を使って、ワークショップを行いました(会場で販売されていたので、ワークショップ終了後に買ってきました)。データはデジタル庁のサイトで公開されています。 また、Amazonでも「デジタルを活用する未来に向けてのことばカード」小冊子セットを購入することができ
2023年8月5日に、夏のパターン・ランゲージ活用フェスに参加してきました。このイベントは、慶應義塾大学の井庭崇先生が代表を務めるクリエイティブシフトの創立10周年記念イベントでした。 井庭先生が研究されているパターン・ランゲージに以前から興味があり、学校の先生方向けの研修に使えないかと思っていました。今回参加した「デジタルを活用する未来に向けて」講演&ワークショップの様子をレポートしたいと思います。 パターン・ランゲージとは パターン・ランゲージ(pattern language)とは、よい実践のコツを共有するための方法で、熟達者などのよい実践にくりかえし見られる「パターン(型)」を抽出し、「ランゲージ(言語)」化する方法です。 パターン・ランゲージについての詳細は、クリエイティブシフトのサイトにある「パターン・ランゲージとは」で見ることができますが、パターン・ランゲージに収められている
クリエイティブシフト創立10周年記念イベント 夏のパターン・ランゲージ活用フェス ~新しい学びを創造するクリエイティブシフトDays2023~ 2023年8月4日、5日、パターン・ランゲージの活用促進のために、既存及び新パターン・ランゲージカードを使用するワークショップイベントを開催いたします。 多くの方に直接お目にかかりワークショップを通してパターン・ランゲージによる創造的な学びを体験して頂く2日間です。 クリエイティブシフト初の「親子参加」による進路を考えるミラパタワークショップや、デジタル庁と制作したデジタル活用のためのパターンの初お披露目など ようやく可能になった対面イベントならではのプログラムを多数用意してお待ちしております。 本イベントは、「まなびのつながりを育む」丸善雄松堂株式会社に協賛いただき市ヶ谷のDNPプラザ2Fコラボレーションゾーンにて開催します。 皆さまにお目にかか
写真と文|神保康子(じんぼ・やすこ)=ライター 広告代理店勤務ののち、フリーランスで文章と写真をなりわいに。 その後、2010年 国際医療福祉大学大学院 医療福祉ジャーナリズム分野修士課程を修了。 2011年から、新宿の「暮らしの保健室」のスタッフ。 複数のわらじを履きつつ、このごろは、医療と暮らしの間くらいの分野について主に取材・執筆しています。 (第1回はこちら) ◎オープンダイアローグのパターンを探せ! パターン・ランゲージは一見、平易で分かりやすいので、言われてみると「ああ、なるほど」「うん、知ってたよ」という感じなのですが、ただ無意識にやっていると、つい忘れがちな部分でもあります。そんな、無意識の知みたいなものを、分かりやすい言葉でまとめておけば、次に考えるときに楽だし、そこからスタートできたらもっとうまくできるかもしれません。 慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)の井庭崇さ
柳宗悦とクリストファー・アレグザンダー。なぜ、活躍した時代も違えば分野も違う二人の仕事が並べられるのでしょうか? 2021年9月刊行の雑誌『モノノメ 創刊号』では、建築や芸術作品の制作から日常生活まで、さまざまな創造や行為に通底する普遍的な規則を抽出するパターン・ランゲージ研究の第一人者・井庭崇さんが、日本独自の生活工芸運動「民藝」の思想との関係性に迫りました。 本記事の完全版は、PLANETS公式オンラインストアで発売中の『モノノメ 創刊号』(書き下ろし全ページ解説集付き)にてお読みいただけます。ご購入はこちらから! 本稿では、「民藝」運動を展開した宗教哲学者柳宗悦(やなぎむねよし) (一八八九〜一九六一)と、「パターン・ランゲージ」を提唱した建築家クリストファー・アレグザンダー(一九三六〜)の美についての論を手がかりに、これからの社会における創造の美について論じていきたい。東洋と西洋の
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く