SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

さらに使いやすく便利になった「Visual Studio」を始めよう!(AD)

拡張機能を利用してVisual Studioをより便利にしよう

さらに使いやすく便利になった「Visual Studio」を始めよう! 第2回

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

拡張機能の紹介:Productivity Power Tools

 Productivity Power Toolsは、Visual Studioでの作業の生産性を高めるための機能を多数追加する拡張機能で、Microsoftから提供されています。提供される機能は言語によらず有効なものが多いです。

 こちらの拡張機能も非常に機能が多いため、いくつかの機能を紹介します。すべての機能は上記リンクのページから確認してください。

Power Commands

 「ソリューション エクスプローラー」の右クリックメニューを拡張し、コマンドを追加します。

Remove and Sort Usings

 ソリューション、もしくはプロジェクトに含まれるコードファイルのusing(VBはImports)を整理し、使用されていないものを削除し、名前順に並び替えます(図21、22)。

図21 Remove and Sort Usingsコマンド
図21 Remove and Sort Usingsコマンド
図22 Remove and Sort Usingsコマンド実行結果
図22 Remove and Sort Usingsコマンド実行結果
Edit Project File

 Visual Studioのプロジェクトファイル(*.csproj、*.vbproj)を編集するには、Visual Studioとは別にテキストエディタなどで開く必要がありますが、この機能を使うとプロジェクトファイルをVisual Studio内で直接編集できます(図23、24)。

図23 Edit Project Fileコマンド
図23 Edit Project Fileコマンド
図24 Edit Project Fileコマンド実行結果
図24 Edit Project Fileコマンド実行結果

 プロジェクトファイルの編集が終わった後は、対象プロジェクトファイルを右クリックし、「プロジェクトの再読み込み」を選択することで再度読み込みます。

Copy As Project Reference/Paste Reference

 「プロジェクトの参照」としてコピーすることができます。コピーした参照は、追加したいファイルの「参照」で「Paste Reference」コマンドを実行します(図25)。

図25 Copy As Project Reference / Paste Reference
図25 Copy As Project Reference / Paste Reference

Solution Explorer Errors

 ソリューションエクスプローラー上で、警告/エラーのあるプロジェクト、フォルダー、ファイルを視覚化します(図26)。

図26 Solution Explorer Errors
図26 Solution Explorer Errors

Peek Definition

 対象のメソッドなどを[Ctrl]キーを押しながらクリックすると、その場にクリックしたメソッドなどの定義が表示され、直接編集することもできます(図27)。

図27 Peek Definition
図27 Peek Definition

Custom Document Well

 Visual Studioのタブ機能の使いやすさを向上させます(図28)。例えば次のような機能を提供します。

タブの復元

 前回ソリューションを閉じたときのタブの状態を復元します。

タブの色付け

 ソリューションごとにタブを色分けします。

タブの並び替え

 ソリューションごとに自動的にタブを並び替えます。

タブを閉じるボタンの追加

 タブの右端に閉じるための×ボタンを追加します。

図28 Custom Document Well
図28 Custom Document Well

次のページ
拡張機能の紹介:VSCommands

この記事は参考になりましたか?

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
さらに使いやすく便利になった「Visual Studio」を始めよう!連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるReact実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

WINGSプロジェクト 高野 将(タカノ ショウ)

<個人紹介>新潟県長岡市在住の在宅リモートワークプログラマー。家事や育児、仕事の合間に長岡IT開発者勉強会(NDS)、Niigata.NET、TDDBCなどのコミュニティに関わったり、Web記事や書籍などの執筆を行ったりしている。著書に『アプリを作ろう! Visual C#入門 Visual C# 2017対応』(日経BP社、2017)など。<WINGSプロジェクトについて>有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。2018年11月時点での登録メンバは55名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS X: @WingsPro_info(公式)、@WingsPro_info/wings(メンバーリスト) Facebook

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/8318 2014/12/26 14:00

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング