みなさんこんにちは。はてなの記事、43本目になりました。
いくつかの媒体で思い出したように書き綴っていますが、Redmineに関してはたぶんこれが最後なので、はてなに書き出しておこうと思います。
話そうと決めるまで
Redmine Japanのイベント日程を見た時。
平日だったことと、コロナ禍でのオンライン開催とは言えわたしには通しでの時間の確保は難しかったため、最初は参加はしない予定でした。
また、正直、どんな規模間でどんな方がお話されるかも見当がついていませんでした。
(ただし、公募が始まる前のイベントサイトで、まつもとさんと平鍋さんが登壇されるのは把握していました)
さて、スピーカーの公募が始まりました。見知った方が応募されているのを見て、勉強会のスケールアップ版的な印象もあったので、ここになって迷いました。
LTではたまにお話をしているので、「またお前か」と思われるかもしれない。
でも、スピーカーに多様性があるほうが良いんじゃないかな....と思って名乗りを上げました。
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どう作り込んでいったか
その時点では、今の様な気持ちの変化が起きるとは思ってもいませんでしたので、「じゃあ何を話そうかな?」となります。
正直、Redmineは管理者として運用も含めて使い込んでいましたし、プラグインの開発もしているし、ここ一年Railsの開発者としてお仕事をしています。
技術路線でお話をするほうがいいかな。でも、技術で話そうという方もいらっしゃる。
いや待て、ここは「わたしだけしかできない」話をしよう、と考え直しました。
マネージャーやPOの経験は無いわたしです。浅い話になってしまうかもしれない。
でも、一番心の底から伝えたいことに絞って、いただいた時間で伝えたい。
それは、記憶を支えるよりどころとなるもの。
浮かんだのは、学生時代にみたドキュメンタリーのワンシーンです。
このシーンを伝えるために、応募のボタンを押しました。
何を気をつけたか
タイトルが、一番伝えたい言葉が見つかれば、あとはお話を紡いでいくだけです。
造るわけではなく、全て「自分の経験から」なら、わたしはお話ができます。
聞いた方に、なにかひとつ心に残ってもらえたら。
明日からの行動につながる何かを届けることができたら。
どんなおはなしでも、短いLTでも、必ずここだけは意識します。
今回割当たっていた時間は15分。
ただ、その枠が急遽短縮になりました。
それから、わたしの枠の中で、Slackのコミュニティについて紹介して欲しい、というご依頼もいただきました。
だから、わたしが使える時間は、思ったより限られていました。
自己紹介なんか要りません。とにかく言いたいことを伝えるのが目的です。
本当に伝えたいことを逃さないようにタイトルに込めています。
それを納得して理解してもらうための、約10分です。
何度か練習し、時間を測り、言葉を研ぎ澄ませていきます。
進行がタイトそうなことと、前日のリハーサルで相当気をつけないといけないと感じたこともあり、当日も、ギリギリまで言葉を置き換えました。
そうして出来上がった発表です。
それから、発表の中では、Redmineという単語を出すのは本当に最後にしました。
ツールに縛られたお話ではないからです。
わたし自身、JIRAもBacklogも、その前のTracも使いましたし、すべてが大好きです。
そもそもエンジニアとして歩み出した時に関わったのもまた、こうしたシステムを作る仕事でした。
実のところは、紙でもなんでも良いのです。
人の記憶と、行動をささえてくれるものならば。
伝わったのかどうか
結果的にはどうだったか。皆さんに届いたのか、なにか行動につながるものを届けられたのかは、わたしにはわかりません。
とにかく、お話はここまででです。
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