牛丼(ぎゅうどん)とは、牛肉とタマネギ等を甘たれで煮込んで暖かいご飯の上にかけた丼料理である。牛鍋から派生した、日本ならではのぶっかけ料理。
和食版ファーストフードの代表格であり、洋食のハンバーガーとともにファーストフードの双璧を成す存在である。
牛肉とタマネギはしょうゆベースのタレに煮込み、それ以外のダシや隠し味は各家庭などで異なる。
日本で牛丼といえば牛丼チェーン店というほど牛丼チェーン店が人気である。特に『吉野家』が“牛丼がとても美味しい店”として100年以上君臨している。
とはいえ、後で誕生した店である『松屋』や『なか卯』、『すき家』、『牛丼太郎』なども人気を博しており、どれが一番美味しい牛丼屋かわからないし、一番を決めることはナンセンスだ。ちなみに、高級焼肉の最大手『叙々宛』には“極上牛丼”というものがあり、高級タマゴをかけて食べると、これもまた絶品だという。
牛丼は、現代では一般的には比較的安価なものとして認識されている。大手では各社とも並盛であれば450円程度、個人店でも特に高級なものでもなければ800円もあれば食べることができる。
大手4チェーンの牛丼(松屋では牛めし、なか卯では牛すき丼)の価格は以下の通り。
並盛 | 小盛[1] | 頭大[2] | 大盛[3] | 特盛 | メガ[4] | |
---|---|---|---|---|---|---|
吉野家(店内) | 498 | 465 | 630 | 696 | 872 | 993 |
吉野家(持帰) | 489 | 456 | 618 | 683 | 856 | 975 |
松屋 | 430 | 400 | 580 | 630 | 790 | - |
すき家 | 430 | 380 | - | 630 | 780 | 850 |
なか卯 | 530 | 380 | - | - | 930 | - |
牛丼チェーンには店内に明示されていない特殊な隠しメニューがある。下記の7種類は吉野家のマニュアルに存在したと言われている。ねぎだく・ねぎ抜きは手間が掛かるためか、吉野家では2007年に築地店を除きサービスを終了したが、2013年ごろに再開し、さらに2020年1月に公式メニューとしてねぎだく牛丼が誕生した。
なお、オトナンサーの取材によればねぎだくで肉は減らないと各社が回答している(記事)が、現場の対応としてはねぎだくで肉を減らすよう指示がされているという証言がある(本記事のスレ>>119)。
つゆだく | つゆ抜き | ねぎだく | ねぎ抜き | あたまの大盛 | 肉だく | |
---|---|---|---|---|---|---|
吉野家 | つゆ増量 無料 |
つゆを入れない 無料 |
公式メニュー 玉ねぎ4倍 +税抜138円 |
玉ねぎを入れない 無料 |
公式メニュー 肉量+20g +税抜150円 |
公式メニュー 肉量+45g +税抜188円 |
すき家 | つゆ増量 無料 |
玉ねぎ増量 無料 |
大盛のごはん少なめ扱い +税込200円(大盛と同額) |
- | ||
松屋 | つゆ2倍 無料 |
玉ねぎ2倍 無料 |
公式メニュー 肉量+30g +税込150円 |
- |
明治時代から築地市場の閉鎖まで営業していた吉野家築地店には伝統的にさらなる特殊な注文方法があった。ただし他の店では通用せず、現時点では移転先となった豊洲市場店でも封印されている。
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最終更新:2024/10/15(火) 07:00
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