野原未蘭(のはら みらん)とは、将棋の女流棋士である。2003年8月4日生まれ。富山県富山市出身。森内俊之九段門下。女流棋士番号70。
小学校4年生のときに鈴木英春が運営する将棋教室に通い始め、“英春流”を学び始める。2018年に、女子としては史上初めて中学生将棋名人戦で優勝した。また、女流アマ名人戦では、史上初となる三連覇を達成。
2020年の倉敷藤花戦にアマチュアとして出場し、ベスト8に進出。規定により女流2級の資格を得て、9月1日にプロデビューした。
2021年には女流初段に昇段。また、倉敷藤花戦では再び勝ち上がり、挑戦者決定戦に進出した。
元奨励会三段でアマチュア強豪の鈴木英春が考案した“英春流”の使い手。先手なら初手▲9六歩、後手なら相手の初手が何でも2手目△6二銀とし、大局観と構想力で勝負する。
ただし、森内俊之に弟子入りするに際しては「この先英春流が上達の妨げになると感じたときに、将棋ソフトを使って一から将棋を勉強し直す気持ちがあるか」と確認されている。
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最終更新:2024/10/15(火) 07:00
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