9000マイルの約束のソースを表示

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{{Infobox Film
|作品名 = 9000マイルの約束
|原題 = {{Lang|de|So weit die Füße tragen}}
|監督 = ハーディ・マーティンス
|製作総指揮 = 
|製作 = ジミー・C・ゲルム<br />バスティアン・クレーヴェ
|脚本 = ハーディ・マーティンス<br />バスティアン・クレーヴェ<br />ベルント・シュヴァム
|原作 = ヨゼフ・マーティン・バウアー
|出演者 = ベルンハルト・ベターマン<br />ベルンハルト・ベターマン<br />ミヒァエル・メンドゥル<br />アナトリー・ヴラディミロヴィチュ・コテニョフ<br />ハンス・ペーター・ハルヴァクス<br />イリス・ベーム
|音楽 = エドゥアルド・アルテミエフ
|主題歌 = 
|撮影 = パーヴェル・レーベシェフ
|編集 = 
|製作会社 = 
|配給 = [[東芝エンタテインメント]]<br />[[アルシネテラン]]
|公開 = {{flagicon|GER}} 2001年12月27日<br />{{flagicon|JPN}} 2003年2月 <small>([[ゆうばり国際ファンタスティック映画祭|YIFFF]])</small><br />{{flagicon|JPN}} 2004年1月17日
|上映時間 = 158分
|製作国 = {{GER}}
|言語 = [[ドイツ語]]<br />[[ロシア語]]
|製作費 = 
|興行収入 = 
|前作 = 
|次作 = 
}}
『'''9000マイルの約束'''』 (''{{Lang|de|So weit die Füße tragen}}'' ) は、[[2001年]]の[[ドイツの映画|ドイツ映画]]。[[第二次世界大戦]]で[[捕虜]]になったドイツ兵が、戦後[[シベリア]]の[[グラグ|強制収容所]]から9000マイル（1万4000km以上）離れた祖国ドイツを目指して歩いて逃げる戦争ドラマ。

[[:en:Cornelius Rost|Cornelius Rost]]（別名：クレメンス・フォレル）の実体験を描いた{{仮リンク|ヨゼフ・マーティン・バウアー|de|Josef Martin Bauer}}による1955年の書籍の映画化。

== スタッフ ==
*監督 - [[ハーディ・マーティンス]]
*脚本 - ハーディ・マーティンス、[[バスティアン・クレーヴェ]]、[[ベルント・シュヴァム]]
*音楽 - [[エドゥアルド・アルテミエフ]]
*撮影 - [[パーヴェル・レーベシェフ]]

== 出演者 ==
{|class="wikitable" style="text-align:center"
|-
! 役名 || 俳優 || 日本語吹替
|-
| クレメンス・フォレル || [[ベルンハルト・ベターマン]] || [[てらそままさき]]
|-
| ドクター・シュタウファー || [[ミヒャエル・メンドル]] || [[池田勝]]
|-
| カメリアフ（ソ連軍中尉） || [[アナトリー・ヴラディミロヴィチュ・コテニョフ]] || [[小室正幸]]
|-
| イリーナ || [[イリナ・パンタエヴァ]] || [[柚木麻友子]]
|-
| バウドゥレクセル || [[ハンス・ペーター・ハルヴァクス]] || [[中嶋聡彦]]
|-
| カトゥリン（クレメンスの妻） || [[イリス・ベーム]] || [[日野由利加]]
|-
| リサ || [[アンナ・ヘルマン]] || [[片岡身江]]
|-
| バウクネヒト || [[アンドレ・ヘンニッケ]] || 
|-
|}

== ストーリー ==
ドイツ軍中尉クレメンス・フォレルは、捕虜となり[[第二次世界大戦]]後に[[ソビエト連邦|ソ連]]・[[シベリア]]の[[グラグ|収容所]]へと送られる。やっとたどり着いた収容所はシベリアの凍てついた大地にあり、捕虜たちは極度の寒さと飢えと苛酷な強制労働で次々と死んでいく。クレメンスは「必ず帰る」という家族との約束を果たすため、収容所を脱走して祖国ドイツへ向かうことを決心する。

== 公開 ==
2001年11月1日にドイツのビーベラッハ映画祭で上映された後、同年12月27日にドイツで公開された。

日本では2003年2月に第14回[[ゆうばり国際ファンタスティック映画祭]]で『As far as my feet will carry me（仮題）』の題で上映され、ハーディー・マーティンス監督と主演のバーンハルト・ベターマンが来場し<ref>{{Cite web|和書|author=Yuko Ozawa|date=2003-02-15|url=http://yubarifanta.com/rep_read.php?number=80|title=Report 「『カスケーダー』のファンはがっかりするかも」ハーディー・マーティンス最新作『As far as my feet will carry me』はシベリアからの脱出劇を描く壮大なスペクタクルロマン|publisher=[[ゆうばり国際ファンタスティック映画祭]]|accessdate=2012-10-09}}</ref><ref>{{Cite web|和書|author=Mika Saiga|date=2003-02-15|url=http://yubarifanta.com/rep_read.php?number=96|title=監督＆主演は超イケメン2人組〜『As Far As My Feet Will Carry Me（原題）』ティーチイン〜|publisher=[[ゆうばり国際ファンタスティック映画祭]]|accessdate=2012-10-09}}</ref><ref>{{Cite web|和書|author=Mika Saiga|date=2003-02-15|url=http://yubarifanta.com/rep_read.php?number=103|title=『As Far As My Feet Will Carry Me（仮題）』のハーディ・マーティンス監督インタビュー〜その1〜|publisher=[[ゆうばり国際ファンタスティック映画祭]]|accessdate=2012-10-09}}</ref><ref>{{Cite web|和書|author=Mika Saiga|date=2003-02-15|url=http://yubarifanta.com/rep_read.php?number=105|title=『As Far As My Feet Will Carry Me（仮題）』のハーディ・マーティンス監督インタビュー〜その2〜|publisher=[[ゆうばり国際ファンタスティック映画祭]]|accessdate=2012-10-09}}</ref><ref>{{Cite web|和書|author=Mika Saiga|date=2003-02-16|url=http://yubarifanta.com/rep_read.php?number=112|title=『As Far As My Feet Will Carry Me（仮題）』のバーナード・ベターマンのインタビュー〜その1〜|publisher=[[ゆうばり国際ファンタスティック映画祭]]|accessdate=2012-10-09}}</ref><ref>{{Cite web|和書|author=Mika Saiga|date=2003-02-16|url=http://yubarifanta.com/rep_read.php?number=113|title=『As Far As My Feet Will Carry Me（仮題）』のバーナード・ベターマンのインタビュー〜その2〜|publisher=[[ゆうばり国際ファンタスティック映画祭]]|accessdate=2012-10-09}}</ref>、審査員特別賞を受賞した<ref>{{Cite web|和書|author=Mika Saiga|date=2003-02-16|url=http://yubarifanta.com/rep_read.php?number=131|title=新たなる映画界を担う監督がここに誕生!〜クロージングセレモニー〜|publisher=[[ゆうばり国際ファンタスティック映画祭]]|accessdate=2012-10-09}}</ref><ref>{{Cite web|和書|date=2003-02-16|url=http://yubarifanta.com/rep_read.php?number=128|title=ゆうばりファンタ2003各賞の発表|publisher=[[ゆうばり国際ファンタスティック映画祭]]|accessdate=2012-10-09}}</ref>。その後、2004年1月17日に[[TOHOシネマズみゆき座|日比谷スカラ座2]]で公開された後、全国順次公開された。

==主な受賞==
*2002年 第35回[[ヒューストン国際映画祭]] グランプリ/最優秀アドベンチャー映画賞
*2001年 ドイツ・ビーベラッハ映画祭 観客賞/国際審査員賞
*2002年 フランス・ヴァランシエヌ映画祭 特別賞
*2002年 ニューポート・ビーチ映画祭 功労賞
*2003年 第14回[[ゆうばり国際ファンタスティック映画祭]] 審査員特別賞

== 原作 ==
原作は{{仮リンク|ヨゼフ・マーティン・バウアー|de|Josef Martin Bauer}}による1955年の ''{{Lang|de|So weit die Füße tragen}}'' 。1959年には六話構成でテレビドラマ化されている。日本語訳は1958年に『わが足の続くかぎり ドイツ人将校シベリア脱走記』 ([[川崎竹一]] 訳、[[六興出版|六興出版部]]) <!-- 著者名の表記は「J・M・バウェル」 -->、2012年に『我が足を信じて 極寒のシベリアを脱出、故国に生還した男の物語』 (平野純一 訳、[[文芸社]]、{{ISBN2|978-4-286-11267-1}}) <!-- 著者名の表記は「ヨーゼフ・マルティン・バウアー」 -->がある。

== その他 ==
*似た内容の作品に2010年のアメリカ映画『[[ウェイバック -脱出6500km-]]』''The Way Back'' がある。第二次世界大戦中の1941年、ソ連占領下のポーランドから収容所に連れてこられたポーランド人らが歩いてシベリアから脱出する。{{仮リンク|スラヴォミール・ラウイッツ|en|Sławomir Rawicz}}らの実体験を描いた1956年出版の書籍『脱出記―シベリアからインドまで歩いた男たち』''The Long Walk'' を原案としている。

== 出典 ==
<references/>

== 外部リンク ==
*{{Official|http://www.alcine-terran.com/main/asfaras.htm}} {{ja icon}}
*{{Official|http://www.viipillars.com/asfarasmyfeetwillcarryme/}} {{en icon}}
*{{Wayback|url=https://web.archive.org/web/20020828234412fw_/http://www.film.de/swdft/startseite.shtml|title=公式サイト (ドイツ語・英語)|date=20020828234412}}
*{{Allcinema title|319071|9000マイルの約束}}
*{{IMDb title|0277327|As Far as My Feet Will Carry Me}}

{{Normdaten}}
{{DEFAULTSORT:きゆうせんまいるのやくそく}}
[[Category:2001年の映画]]
[[Category:ドイツの戦争映画]]
[[Category:第二次世界大戦の映画]]
[[Category:ドイツのロードムービー]]
[[Category:実際の出来事に基づいたドイツの映画作品]]
[[Category:捕虜を題材とした映画作品]]
[[Category:ソビエト連邦を舞台とした映画作品]]
[[Category:ショウゲートの映画作品]]