「1986年のオールスターゲーム (日本プロ野球)」の版間の差分
表示
削除された内容 追加された内容
Rural City (会話 | 投稿記録) m Category:戦後の大阪を追加 (HotCat使用) |
|||
(15人の利用者による、間の44版が非表示) | |||
1行目: | 1行目: | ||
{{出典の明記|date=2018年11月}} |
{{出典の明記|date=2018年11月}} |
||
{{注意|[[PJ:BASE#NPBポストシーズン]]に準じた対応をとるべき記事であるため、ランニングスコアの記載等ご遠慮ください。|date=2022年5月}} |
|||
⚫ | |||
{{Infobox 日本プロ野球オールスターゲーム |
|||
| 開催年 = 1986 |
|||
{| style="margin: 0 0 1em 1em; float:right; text-align:center; width: 20em;" class="toccolours" |
|||
| 画像 = |
|||
| colspan="2" style="padding:0 1em;border-bottom:1px #aaa solid;" |'''1986年の[[オールスターゲーム (日本プロ野球)|オールスター]]''' |
|||
| 画像サイズ = |
|||
|- |
|||
| 画像説明 = |
|||
|Previous: [[1985年のオールスターゲーム (日本プロ野球)|1985]] |
|||
| セ監督 = [[吉田義男]] |
|||
|Next: [[1987年のオールスターゲーム (日本プロ野球)|1987]] |
|||
| パ監督 = [[森祇晶]] |
|||
⚫ | |||
| セファン投票最多 = [[ランディ・バース]] |
|||
| パファン投票最多 = [[大石大二郎]] |
|||
| 日程1 = 7月19日 |
|||
| 開催地1 = [[後楽園球場]] |
|||
| ビジター1 = {{Bgcolor|#8b8|セリーグ}} |
|||
| スコア1 = 4-6 |
|||
| ホーム1 = {{Bgcolor|#8ce|パリーグ}} |
|||
| MVP1 = [[山本和範]] |
|||
| 日程2 = 7月20日 |
|||
| 開催地2 = [[大阪スタヂアム]] |
|||
| ビジター2 = {{Bgcolor|#8b8|セリーグ}} |
|||
| スコア2 = 3-4 |
|||
| ホーム2 = {{Bgcolor|#8ce|パリーグ}} |
|||
| MVP2 = [[清原和博]] |
|||
| 日程3 = 7月22日 |
|||
| 開催地3 = [[広島市民球場 (初代)|広島市民球場]] |
|||
| ビジター3 = {{Bgcolor|#8ce|パリーグ}} |
|||
| スコア3 = 3-5 |
|||
| ホーム3 = {{Bgcolor|#8b8|セリーグ}} |
|||
| MVP3 = [[吉村禎章]] |
|||
⚫ | |||
⚫ | |||
== 概要 == |
== 概要 == |
||
44行目: | 66行目: | ||
|[[杉本正 (野球)|杉本正]]||[[中日ドラゴンズ|中日]]||2||[[柴田保光]]||[[北海道日本ハムファイターズ|日本ハム]]||2 |
|[[杉本正 (野球)|杉本正]]||[[中日ドラゴンズ|中日]]||2||[[柴田保光]]||[[北海道日本ハムファイターズ|日本ハム]]||2 |
||
|- |
|- |
||
|[[高野光]]||ヤクルト||初||[[西川佳明]]||[[福岡ソフトバンクホークス|南海]]||初 |
|[[髙野光|高野光]]||ヤクルト||初||[[西川佳明]]||[[福岡ソフトバンクホークス|南海]]||初 |
||
|- |
|- |
||
|[[西本聖]]<ref name=dream1 />||巨人||6|||||| |
|[[西本聖]]<ref name=dream1 />||巨人||6|||||| |
||
86行目: | 108行目: | ||
== 試合結果 == |
== 試合結果 == |
||
{| class="wikitable" style="text-align:center;" |
|||
|- |
|||
!試合!!試合日!!球場!!開始時刻!!勝利!!スコア!!敗戦!!MVP!!入場者数 |
|||
|- |
|||
|[[#第1戦|第1戦]]||7月19日(土)||[[後楽園球場|後楽園]]||18時32分||パシフィック||6 - 4||セントラル||[[山本和範]]||39868人 |
|||
|- |
|||
|[[#第2戦|第2戦]]||7月20日(日)||[[大阪スタヂアム|大阪]]||18時31分||パシフィック||4x - 3||セントラル||[[清原和博]]||28188人 |
|||
|- |
|||
|[[#第3戦|第3戦]]||7月22日(火)||[[広島市民球場 (初代)|広島]]||18時45分||セントラル||5x - 3||パシフィック||[[吉村禎章]]||26384人 |
|||
|} |
|||
=== 第1戦 === |
=== 第1戦 === |
||
{{Linescore |
{{Linescore |
||
103行目: | 114行目: | ||
|H1=0|H2=0|H3=0|H4=2|H5=2|H6=1|H7=1|H8=0|H9=X|HR=6|HH=10|HE=0 |
|H1=0|H2=0|H3=0|H4=2|H5=2|H6=1|H7=1|H8=0|H9=X|HR=6|HH=10|HE=0 |
||
|WP=[[石本貴昭|石本]](1勝)|LP=[[金石昭人|金石]](1敗)|SV=[[柴田保光|柴田]] (1S) |
|WP=[[石本貴昭|石本]](1勝)|LP=[[金石昭人|金石]](1敗)|SV=[[柴田保光|柴田]] (1S) |
||
|RSP=[[荒木大輔|荒木]]([[東京ヤクルトスワローズ|ヤ]])、●金石([[広島東洋カープ|広]])、[[ |
|RSP=[[荒木大輔|荒木]]([[東京ヤクルトスワローズ|ヤ]])、●金石([[広島東洋カープ|広]])、[[髙野光|高野]](ヤ)、[[加藤初]]([[読売ジャイアンツ|巨]])、[[ルイス・サンチェ|サンチェ]](巨)、[[津田恒実|津田]](広)-[[山倉和博|山倉]](巨)、[[達川光男|達川]](広)、[[木戸克彦|木戸]]([[阪神タイガース|神]]) |
||
|HSP=[[工藤公康|工藤]]([[埼玉西武ライオンズ|西]])、○石本([[大阪近鉄バファローズ|近]])、[[小野和幸|小野幸]](西)、[[渡辺久信|渡辺]](西)、[[アニマル・レスリー|アニマル]]([[オリックス・バファローズ|急]])、S柴田([[北海道日本ハムファイターズ|日]])-[[伊東勤|伊東]](西)、[[田村藤夫|田村]](日)、[[梨田昌孝|梨田]](近) |
|HSP=[[工藤公康|工藤]]([[埼玉西武ライオンズ|西]])、○石本([[大阪近鉄バファローズ|近]])、[[小野和幸|小野幸]](西)、[[渡辺久信|渡辺]](西)、[[アニマル・レスリー|アニマル]]([[オリックス・バファローズ|急]])、S柴田([[北海道日本ハムファイターズ|日]])-[[伊東勤|伊東]](西)、[[田村藤夫|田村]](日)、[[梨田昌孝|梨田]](近) |
||
|RoadHR=[[高木豊]]([[横浜DeNAベイスターズ|洋]])1号(2ラン・石本) |
|RoadHR=[[高木豊]]([[横浜DeNAベイスターズ|洋]])1号(2ラン・石本) |
||
225行目: | 236行目: | ||
== テレビ・ラジオ中継 == |
== テレビ・ラジオ中継 == |
||
=== テレビ中継 === |
=== テレビ中継 === |
||
*第1戦:7月19日 |
* 第1戦:7月19日 |
||
** '''[[テレビ朝日]]''' |
|||
**'''[[テレビ朝日]]''' 実況:[[太田真一 (アナウンサー)|太田真一]] [[野球解説者|解説]]:[[小山正明]]、[[野村克也]] ゲスト解説:[[五十嵐信一]](日本ハム)、[[平光清]](セ・リーグ審判員) ゲスト:[[武田鉄矢]](映画『[[子象物語 地上に降りた天使]]』の宣伝を兼ねて[[始球式]]にも登板。始球式のマウンドには本物の[[象]]とともに登場した)<br/>リポーター:[[石橋幸治]](テレビ朝日・一塁側)、[[安部憲幸]]([[朝日放送テレビ|朝日放送]]・三塁側) |
|||
*** 実況:[[太田真一 (アナウンサー)|太田真一]] [[野球解説者|解説]]:[[小山正明]]、[[野村克也]] ゲスト解説:[[五十嵐洋一]](パ・リーグ審判員)、[[平光清]](セ・リーグ審判員) |
|||
⚫ | |||
*** 総合司会:[[武田鉄矢]]<ref>映画『[[子象物語 地上に降りた天使]]』の宣伝を兼ねて[[始球式]]の投手役を務めた[[鈴木俊一 (東京都知事)|鈴木俊一]](当時・[[東京都知事]])をエスコート。始球式のマウンドには本物の[[象]]とともに登場した。</ref> |
|||
⚫ | |||
*** ゲスト:[[小林一喜]]、[[若林正人]](『[[ニュースステーション]]』出演者<当時>)、[[江森陽弘]]、[[八波一起]]、[[柴田美保子]](『[[モーニングショー|江森陽弘モーニングショー]]』出演者<当時>)、[[アントニオ猪木]]、[[藤波辰爾]]、[[坂口征二]]、[[木村健吾]]([[新日本プロレスリング|新日本プロレス]])、[[秋山エリカ]]、[[吉岡紀子]]、[[大塚裕子]](当時[[新体操]][[新体操ワールドカップ|ワールドカップ]]日本代表) |
|||
⚫ | |||
*** リポーター:[[石橋幸治]](テレビ朝日・一塁側)、[[安部憲幸]]([[朝日放送テレビ|朝日放送]]・三塁側)、[[朝岡聡]](スタンド)、[[田畑祐一 (アナウンサー)|田畑祐一]](三塁側ブルペン) |
|||
**'''[[毎日放送]]'''≪[[ジャパン・ニュース・ネットワーク|TBS系列]]≫ 実況:[[井上光央]] 解説:[[安藤統男]]、[[小林繁]]、[[田淵幸一]] リポーター:[[定岡正二]]、[[穴吹義雄]] |
|||
***放送時間:18: |
*** 放送時間:18:30 - 21:24(30分延長) |
||
**'''NHK総合'''(中継録画 |
** '''[[NHK総合テレビジョン|NHK総合]]'''([[生放送#擬似生放送の番組|中継録画]]) 解説:[[広岡達朗]]、[[鈴木啓示]] |
||
*第 |
* 第2戦:7月20日 |
||
** '''[[毎日放送]]'''≪[[ジャパン・ニュース・ネットワーク|TBS系列]]≫ <ref>この時期では珍しく、単独での製作著作クレジットに「'''毎日放送'''」ではなく「'''MBS'''」表記(2011年以前の先代ロゴ)を使用していた。</ref> |
|||
⚫ | |||
*** 実況:[[井上光央]] 解説:[[安藤統男]]、[[穴吹義雄]] |
|||
⚫ | |||
*** リポーター:[[小林繁]]、[[田淵幸一]] |
|||
***RCCが自社の主管制作で放送したのはこれが最後となり、以後の広島開催時はTBS主管制作・RCC制作協力(年度によりMBSも制作協力参加)の形式で放送されている(実況もTBSのアナウンサーが担当)。 |
|||
⚫ | |||
**'''NHK総合'''(中継録画) 解説:広岡達朗、[[藤田元司]] |
|||
** '''NHK総合'''(中継録画・[[サンデースポーツ|サンデースポーツスペシャル]]に内包) 実況:[[羽佐間正雄]] 解説:[[星野仙一]]、[[藤田元司]] |
|||
⚫ | |||
** '''[[中国放送]]・[[TBSテレビ|東京放送]]'''≪TBS系列・2社共同制作≫ |
|||
⚫ | |||
*** リポーター:[[ソフィー (タレント)|ソフィー]](当時『[[JNNスポーツチャンネル]]』に出演) |
|||
*** ハーフタイムショー進行:[[生島ヒロシ]](当時TBSアナウンサー)、[[岡本かおり (女優)|岡本かおり]] |
|||
⚫ | |||
*** RCCが自社の制作著作で放送したのはこれが最後となり(ただし、共同制作扱いのため技術面の一部と番組タイトル・提供クレジット・CMの送出と配信はTBSが実施)<ref>スコアテロップは選手名とランニングスコアにTBSのものを、カウントと得点にRCCのものを使用する変則形態だった。また選手名は各チーム別標記のものとリーグ別標記のものが混在していた。</ref>、以後の広島開催時はTBS主管制作・RCC制作協力(年度によりMBSも制作協力参加)の形式で放送されている(実況もTBSのアナウンサーが担当)。 |
|||
⚫ | |||
=== ラジオ中継 === |
=== ラジオ中継 === |
||
*第1戦:7月19日 |
* 第1戦:7月19日 |
||
**[[NHKラジオ第1放送|NHKラジオ第1]] 実況:[[土門正夫]] 解説:[[川上哲治]]、星野仙一 |
** [[NHKラジオ第1放送|NHKラジオ第1]] |
||
*** 実況:[[土門正夫]] 解説:[[川上哲治]]、星野仙一 |
|||
**[[TBSラジオ]]([[ジャパン・ラジオ・ネットワーク|JRN]]) 実況:[[松下賢次]] 解説:[[張本勲]]、小林繁、田淵幸一、定岡正二 |
** [[TBSラジオ]]([[ジャパン・ラジオ・ネットワーク|JRN]]) |
||
*** 実況:[[松下賢次]] 解説:[[張本勲]]、小林繁、田淵幸一、定岡正二 |
|||
**[[文化放送]]([[全国ラジオネットワーク|NRN]]) 実況:[[中田秀作]] 解説:[[黒江透修]] ゲスト:[[岡本太郎]] |
** [[文化放送]]([[全国ラジオネットワーク|NRN]]) |
||
*** 実況:[[中田秀作]] 解説:[[黒江透修]] ゲスト:[[岡本太郎]] |
|||
**[[ニッポン放送]](毎日放送との2局ネット) 実況:[[深澤弘]] 解説:[[関根潤三]] ゲスト解説:[[角富士夫]]([[東京ヤクルトスワローズ|ヤクルト]]) ゲスト:[[ビートたけし]] リポーター:[[胡口和雄]]、[[城野昭]] |
** [[ニッポン放送]]([[MBSラジオ|毎日放送]]との2局ネット) |
||
*** 実況:[[深澤弘]] 解説:[[関根潤三]] ゲスト解説:[[角富士夫]]([[東京ヤクルトスワローズ|ヤクルト]]) ゲスト:[[ビートたけし]] |
|||
*** リポーター:[[胡口和雄]]、[[城野昭]] |
|||
**[[アール・エフ・ラジオ日本|ラジオ日本]]([[独立放送局|独立系]]) 実況:[[早川建二]] 解説:[[中村稔 (投手)|中村稔]]、[[浅野啓司]]、[[平田翼]] |
** [[アール・エフ・ラジオ日本|ラジオ日本]]([[独立放送局|独立系]]) |
||
*** 実況:[[早川建二]] 解説:[[中村稔 (投手)|中村稔]]、[[浅野啓司]]、[[平田翼]] |
|||
*第2戦:7月20日 |
* 第2戦:7月20日 |
||
**NHKラジオ第1 実況:[[松本一路]] 解説:広岡達朗、[[広瀬叔功]] |
** NHKラジオ第1 実況:[[松本一路]] 解説:広岡達朗、[[広瀬叔功]] |
||
**TBSラジオ(JRN/[[朝日放送ラジオ|朝日放送]]) 実況:[[武周雄]] 解説:[[藤田平]] ゲスト解説:[[山内一弘]](前[[中日ドラゴンズ|中日]][[プロ野球監督|監督]])、[[中西清起]]([[阪神タイガース|阪神]]) |
** TBSラジオ(JRN/[[朝日放送ラジオ|朝日放送]]制作) 実況:[[武周雄]] 解説:[[藤田平]] ゲスト解説:[[山内一弘]](前[[中日ドラゴンズ|中日]][[プロ野球監督|監督]])、[[中西清起]]([[阪神タイガース|阪神]]) |
||
**文化放送(NRN/[[大阪放送|ラジオ大阪]]) 実況:[[高橋征二]] 解説:[[辻佳紀]]、[[山崎裕之]] |
** 文化放送(NRN/[[大阪放送|ラジオ大阪]]制作) 実況:[[高橋征二]] 解説:[[辻佳紀]]、[[山崎裕之]] |
||
**ニッポン放送( |
** ニッポン放送(毎日放送制作) 実況:[[三宅定雄]] 解説:[[板東英二]] ゲスト解説:[[香川伸行]]([[福岡ソフトバンクホークス|南海]]) リポーター:城野昭、胡口和雄 |
||
**ラジオ日本(独立系/[[ラジオ関西]]) 実況:[[内藤幸位]] 解説:[[有本義明]] |
** ラジオ日本(独立系/[[ラジオ関西]]) 実況:[[内藤幸位]] 解説:[[有本義明]] |
||
*第3戦:7月22日 |
* 第3戦:7月22日 |
||
**NHKラジオ第1 実況:[[高山典久]] 解説:[[鶴岡一人]]、川上哲治 |
** NHKラジオ第1 実況:[[高山典久]] 解説:[[鶴岡一人]]、川上哲治 |
||
**TBSラジオ(JRN/中国放送) 実況:[[上野隆紘]] 解説:張本勲、[[池田英俊]] |
** TBSラジオ(JRN/中国放送) 実況:[[上野隆紘]] 解説:張本勲、[[池田英俊]] |
||
**文化放送( |
** 文化放送(ローカル) 実況:[[戸谷真人]] 解説:[[豊田泰光]] |
||
**ニッポン放送 |
** ニッポン放送(NRN) 実況:[[宮田統樹]] 解説:[[柴田勲]]、穴吹義雄 |
||
**ラジオ日本(独立系) 実況:[[島碩弥]] 解説:中村稔 |
** ラジオ日本(独立系) 実況:[[島碩弥]] 解説:中村稔 |
||
** ラジオ大阪(ローカル)解説:[[辻佳紀]] |
|||
== 脚注 == |
== 脚注 == |
||
264行目: | 291行目: | ||
== 関連項目 == |
== 関連項目 == |
||
*[[オールスターゲーム (日本プロ野球)]] |
* [[オールスターゲーム (日本プロ野球)]] |
||
*[[野球]] |
* [[野球]] |
||
*[[日本野球機構]] |
* [[日本野球機構]] |
||
*[[日本プロフェッショナル野球組織]] |
* [[日本プロフェッショナル野球組織]] |
||
*[[引田天功 (2代目)]]…第3戦、試合を中断して行なわれたイリュージョンショーに登場 |
* [[引田天功 (2代目)]]…第3戦、試合を中断して行なわれたイリュージョンショーに登場 |
||
== 外部リンク == |
== 外部リンク == |
||
*[http://bis.npb.or.jp/scores/allstargame/linescore1986.html NPB公式記録] |
* [http://bis.npb.or.jp/scores/allstargame/linescore1986.html NPB公式記録] |
||
{{オールスターゲーム (日本プロ野球)}} |
{{オールスターゲーム (日本プロ野球)}} |
||
{{1986年の日本プロ野球}} |
|||
{{デフォルトソート:おおるすたあけえむ1986にほんふろやきゆう}} |
{{デフォルトソート:おおるすたあけえむ1986にほんふろやきゆう}} |
||
[[Category:各年のオールスターゲーム (日本プロ野球)|1986]] |
[[Category:各年のオールスターゲーム (日本プロ野球)|1986]] |
||
281行目: | 309行目: | ||
[[Category:初代広島市民球場で行われた野球試合]] |
[[Category:初代広島市民球場で行われた野球試合]] |
||
[[Category:1986年7月]] |
[[Category:1986年7月]] |
||
[[Category:吉田義男]] |
|||
[[Category:王貞治]] |
[[Category:王貞治]] |
||
[[Category:森祇晶]] |
|||
[[Category:江川卓]] |
[[Category:江川卓]] |
||
[[Category:原辰徳]] |
[[Category:原辰徳]] |
||
[[Category:落合博満]] |
[[Category:落合博満]] |
||
[[Category:清原和博]] |
[[Category:清原和博]] |
||
[[Category: |
[[Category:工藤公康]] |
||
[[Category:秋山幸二]] |
|||
[[Category:山本浩二]] |
|||
[[Category:村田兆治]] |
|||
[[Category:岡田彰布]] |
|||
[[Category:東尾修]] |
|||
[[Category:伊東勤]] |
|||
[[Category:津田恒実]] |
|||
[[Category:辻発彦]] |
|||
[[Category:福本豊]] |
|||
[[Category:掛布雅之]] |
|||
[[Category:ランディ・バース]] |
|||
[[Category:昭和時代戦後の東京]] |
|||
[[Category:戦後の広島]] |
|||
[[Category:昭和時代戦後の大阪]] |
2024年11月27日 (水) 17:04時点における最新版
PJ:BASE#NPBポストシーズンに準じた対応をとるべき記事であるため、ランニングスコアの記載等ご遠慮ください。(2022年5月) |
1986年のNPBオールスターゲーム | |||
---|---|---|---|
ゲームデータ | |||
セ監督 | 吉田義男 | ||
パ監督 | 森祇晶 | ||
セ投票最多 | ランディ・バース | ||
パ投票最多 | 大石大二郎 | ||
第1戦 | |||
日程 | 7月19日 | ||
開催地 | 後楽園球場 | ||
スコア | セリーグ | 4-6 | パリーグ |
MVP | 山本和範 | ||
第2戦 | |||
日程 | 7月20日 | ||
開催地 | 大阪スタヂアム | ||
スコア | セリーグ | 3-4 | パリーグ |
MVP | 清原和博 | ||
第3戦 | |||
日程 | 7月22日 | ||
開催地 | 広島市民球場 | ||
スコア | パリーグ | 3-5 | セリーグ |
MVP | 吉村禎章 | ||
« 1985 1987 » ■テンプレートを表示 |
1986年のオールスターゲームは、1986年(昭和61年)7月に行われた日本プロ野球のオールスターゲーム。
概要
[編集]1986年のオールスターゲームは前年、熱狂の中で日本一を達成した阪神タイガースの吉田義男監督が全セ(オールセントラル・リーグ)を率い、パ・リーグを制した西武ライオンズから全パ(オールパシフィック・リーグ)の指揮官として、前年限りで退任した広岡達朗の後任森祇晶監督が全パの指揮を執った。森はこの年のパ覇者として翌年のオールスターも全パを指揮した。
その西武に鳴り物入りで入団した大物ルーキー・清原和博(西武)がファン投票選出され、堂々の初出場を果たした。第2戦で本塁打を放ち見事、自身初の球宴MVPに輝いた。清原とは対照的に苦節19年目にして初の夢舞台を踏んだ「浪速の春団治」川藤幸三(阪神)は代打で登場した第2戦、快打を放ち2塁へ全速力で突っ込むもアウト。スタンドを大いに湧かせた。川藤以外にも17年目の加藤博一(横浜大洋ホエールズ)、11年目の山本和範(南海ホークス)が初出場を果たした。なお山本は第1戦で2安打を放ちMVPになった。試合そのものは白熱した熱戦が続き、第2戦・第3戦と延長サヨナラにもつれ込む展開だった。
選出選手
[編集]セントラル・リーグ[1] | パシフィック・リーグ[1] | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
監督 | 吉田義男 | 阪神 | 監督 | 森祇晶 | 西武 | ||
コーチ | 阿南準郎 | 広島 | コーチ | 稲尾和久 | ロッテ | ||
王貞治 | 巨人 | 岡本伊三美 | 近鉄 | ||||
投手 | 荒木大輔 | ヤクルト | 初 | 投手 | 渡辺久信 | 西武 | 2 |
山本和行 | 阪神 | 7 | 東尾修 | 西武 | 9 | ||
津田恒美 | 広島 | 2 | 小野和幸 | 西武 | 初 | ||
川口和久 | 広島 | 2 | 工藤公康 | 西武 | 初 | ||
金石昭人 | 広島 | 初 | 村田兆治 | ロッテ | 11 | ||
サンチェ[2] | 巨人 | 初 | 小野和義 | 近鉄 | 初 | ||
加藤初 | 巨人 | 6 | 石本貴昭 | 近鉄 | 初 | ||
江川卓 | 巨人 | 7 | 山田久志 | 阪急 | 14 | ||
遠藤一彦 | 大洋 | 4 | アニマル | 阪急 | 初 | ||
杉本正 | 中日 | 2 | 柴田保光 | 日本ハム | 2 | ||
高野光 | ヤクルト | 初 | 西川佳明 | 南海 | 初 | ||
西本聖[2] | 巨人 | 6 | |||||
捕手 | 山倉和博 | 巨人 | 6 | 捕手 | 梨田昌孝 | 近鉄 | 7 |
木戸克彦 | 阪神 | 初 | 伊東勤 | 西武 | 3 | ||
達川光男 | 広島 | 2 | 田村藤夫 | 日本ハム | 初 | ||
一塁手 | バース | 阪神 | 3 | 一塁手 | 清原和博 | 西武 | 初 |
二塁手 | 岡田彰布 | 阪神 | 5 | 二塁手 | 大石大二郎 | 近鉄 | 5 |
三塁手 | 原辰徳 | 巨人 | 6 | 三塁手 | 秋山幸二 | 西武 | 2 |
遊撃手 | 高木豊 | 大洋 | 4 | 遊撃手 | 石毛宏典 | 西武 | 6 |
内野手 | 高橋慶彦 | 広島 | 6 | 内野手 | 辻発彦 | 西武 | 初 |
衣笠祥雄 | 広島 | 12 | 落合博満 | ロッテ | 6 | ||
長内孝 | 広島 | 初 | ブーマー | 阪急 | 3 | ||
篠塚利夫 | 巨人 | 5 | 松永浩美 | 阪急 | 4 | ||
外野手 | 真弓明信 | 阪神 | 6 | 外野手 | 金森永時 | 西武 | 2 |
山本浩二 | 広島 | 14 | 田尾安志 | 西武 | 7 | ||
吉村禎章 | 巨人 | 初 | 福本豊 | 阪急 | 16 | ||
川藤幸三 | 阪神 | 初 | 高沢秀昭 | ロッテ | 2 | ||
加藤博一 | 大洋 | 初 | 石嶺和彦 | 阪急 | 初 | ||
平野謙 | 中日 | 初 | 山本和範 | 南海 | 初 |
- 太字はファン投票で選ばれた選手。
試合結果
[編集]第1戦
[編集]オーダー
[編集]
|
|
この試合が後楽園球場で行われた最後のオールスターゲームとなった。
第2戦
[編集]オーダー
[編集]
|
|
この試合が大阪球場で行われた最後のオールスターゲームとなった。
第3戦
[編集]オーダー
[編集]
|
|
テレビ・ラジオ中継
[編集]テレビ中継
[編集]- 第1戦:7月19日
- 第2戦:7月20日
- 第3戦:7月22日
ラジオ中継
[編集]- 第1戦:7月19日
- 第2戦:7月20日
- 第3戦:7月22日
脚注
[編集]- ^ a b 『オールスターゲームの軌跡 DREAM GAMES HISTORY since 1951』(2001年、ベースボール・マガジン社)、P.187
- ^ a b サンチェが第1戦で負傷のため、第3戦から西本が補充。『オールスターゲームの軌跡 DREAM GAMES HISTORY since 1951』(2001年、ベースボール・マガジン社)、P.187
- ^ 映画『子象物語 地上に降りた天使』の宣伝を兼ねて始球式の投手役を務めた鈴木俊一(当時・東京都知事)をエスコート。始球式のマウンドには本物の象とともに登場した。
- ^ この時期では珍しく、単独での製作著作クレジットに「毎日放送」ではなく「MBS」表記(2011年以前の先代ロゴ)を使用していた。
- ^ ハーフタイムショーも含めて放送したが、試合終了まで放送されなかった。
- ^ スコアテロップは選手名とランニングスコアにTBSのものを、カウントと得点にRCCのものを使用する変則形態だった。また選手名は各チーム別標記のものとリーグ別標記のものが混在していた。
関連項目
[編集]- オールスターゲーム (日本プロ野球)
- 野球
- 日本野球機構
- 日本プロフェッショナル野球組織
- 引田天功 (2代目)…第3戦、試合を中断して行なわれたイリュージョンショーに登場
外部リンク
[編集]セントラル・リーグ | パシフィック・リーグ | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
優勝 | 広島東洋カープ | 2位 | 読売ジャイアンツ | 優勝 | 西武ライオンズ | 2位 | 近鉄バファローズ |
3位 | 阪神タイガース | 4位 | 横浜大洋ホエールズ | 3位 | 阪急ブレーブス | 4位 | ロッテオリオンズ |
5位 | 中日ドラゴンズ | 6位 | ヤクルトスワローズ | 5位 | 日本ハムファイターズ | 6位 | 南海ホークス |
:日本一 :日本シリーズ出場 | |||||||