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| || 東郷久子 || 詩「『いろいろ』ほか」 |
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|関野みち子 |
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|江史人 |
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|小説「コールドムーン」 |
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|うるし山千尋 |
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|詩「ライトゲージ」 |
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2021年5月3日 (月) 02:06時点における版
南日本文学賞 (みなみにっぽんぶんがくしょう) | |
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国 | 日本 |
主催 | 南日本新聞社 |
初回 | 1972年 |
最新回 | 2017年 |
最新受賞者 | 鳥海美幸「窪み」 |
公式サイト | https://373news.com/_bunka/bungaku/ |
南日本文学賞(みなみにっぽんぶんがくしょう)は、日本の文学賞。
1973年に創設された[1]。南日本新聞社が主催している[2]。鹿児島県、宮崎県在住または出身者などの小説・評論、詩の中から最も優秀な作品に贈られる[3]。5年に1度、南日本文学大賞として募集し、大賞受賞者には、賞金100万円が贈られる[4]。第10回受賞の進一男は、山之口貘賞を受賞している[5]。第25回受賞の出水沢藍子は、第19回大阪女性文芸賞で佳作に選ばれている[6]。第35回受賞の三角みづ紀は、第22回萩原朔太郎賞を受賞している[7]。第36回受賞の野見山潔子は、第46回九州芸術祭文学賞最優秀作を受賞している[8]。
現在の選考委員は又吉栄喜(沖縄県出身)、町田康(父が鹿児島県出身)、三角みづ紀(鹿児島県出身、受賞経験者)。
受賞者一覧
回(年) | 賞 | 受賞者 | 受賞作 |
---|---|---|---|
第1回(1972年度) | 中渡瀬正晃 | 小説「冷える」 | |
第2回(1973年度) | 河野修一郎 | 小説「石を背負う父」 | |
第3回(1974年度) | 島尾ミホ | 随筆「海辺の生と死」 | |
浜田喜代子 | 詩集「藻の花」 | ||
第4回(1975年度) | 該当作なし | ||
第5回(1976年度) | 原井カズエ | 小説「少年と鳥籠」 | |
第6回(1977年度) | 杢田瑛二 | 詩集「父型」 | |
第7回(1978年度) | 風見治 | 小説「スフィンクスに」 | |
第8回(1979年度) | 該当作なし | ||
第9回(1980年度) | 沖百百枝 | 小説「水子地蔵」 | |
岡田哲也 | 詩集「海の陽 山の陰」 | ||
第10回(1981年度) | 三原実敏 | 小説「偸安」 | |
進一男 | 詩集「日常の目」 | ||
第11回(1982年度) | 武田美智子 | 小説「赤つめ草の冠」 | |
第12回(1983年度) | 立石富男 | 小説「うしろ姿」 | |
第13回(1984年度) | 奈良迫ミチ | 小説「パリの朝」 | |
第14回(1985年度) | 島比呂志 | 小説「海の砂」 | |
竹元隆洋 | 詩集「海賊船」 | ||
第15回(1986年度) | 阿久根星斗 | 小説「永遠に消えず」 | |
村永美和子 | 詩集「島・波のあちら」 | ||
第16回(1987年度) | 該当作なし | ||
第17回(1988年度) | 森田一正 | 小説「ホムンクルス」 | |
第18回(1989年度) | 相星雅子 | 小説「下関花嫁」 | |
高岡修 | 詩集「二十項目の分類のためのエスキス・ほか」 | ||
第19回(1990年度) | 福元正實 | 小説「七面鳥の森」 | |
元野影一 | 詩集「塔の消えた日」 | ||
第20回(1991年度) | 藤井令一 | 詩集「巫島狂奏曲」 | |
久井稔子 | 評論「島尾敏雄氏の旅行記」 | ||
第21回(1992年度) | 南海良治 | 小説「戻り梅雨」 | |
第22回(1993年度) | 該当作なし | ||
第23回(1994年度) | 松元肇子 | 小説「異邦人の夏」 | |
第24回(1995年度) | 石峰意佐雄 | 詩集「反響」とその一連の創作活動 | |
小澤聖子 | 小説「冬舞」 | ||
第25回(1996年度) | 茂山忠茂 | 詩集「不安定な車輪」 | |
出水沢藍子 | 小説「グンセイフの夜」 | ||
第26回(1997年度) | 土師照子 | 小説「もう月も行く」 | |
第27回(1998年度) | 福迫光英 | 小説「水豹」 | |
第28回(1999年度) | 鳥居佐智子 | 小説「たとえば空をうたう日」 | |
第29回(2000年度) | 文学大賞 | 谷口雄三 | 小説「ブリジストン」 |
第30回(2001年度) | 吉松美津子 | 詩集「石女の海」 | |
第31回(2002年度) | 宇宿一成 | 詩集「千年」 | |
第32回(2003年度) | 陳躍 | 詩「故郷」 | |
第33回(2004年度) | 伊福満代 | 小説「夏の果て」 | |
第34回(2005年度) | 文学大賞 | 池田純子 | 小説「ホルマリンベビー」[9] |
第35回(2006年度) | 田ノ上淑子 | 小説「隣人の影」 | |
三角みづ紀 | 詩集「カナシヤル」 | ||
第36回(2007年度) | 野見山潔子 | 小説「気配」 | |
うるしやまちひろ | 詩「『半笑いの騎士たち』他十四篇」 | ||
第37回(2008年度) | 島田いつき | 小説「プライド」 | |
おぎぜんた | 詩「The Africa アフリカ」 | ||
第38回(2009年度) | 岡村知鶴子 | 小説「かなくそ坂」 | |
第39回(2010年度) | 文学大賞 | 永田祥二 | 小説「狐の行列」 |
第40回(2011年度) | 永坂理重 | 小説「オールターン」 | |
田中秀人 | 詩「セイタカアワダチソウ」 | ||
第41回(2012年度) | さかがみえま | 小説「ザベスの襟」 | |
第42回(2013年度) | 藤田和子 | 小説「巣立ちの家」 | |
桐木平十詩子 | 詩「決壊」 | ||
第43回(2014年度) | 谷口元子 | 小説「山門」 | |
小平田史穂 | 詩「蠢動」 | ||
第44回(2015年度) | 文学大賞 | 野上夏美 | 小説「独楽」 |
第45回(2016年度) | 類沙いくよ | 小説「エルニーニョ」[10] | |
藤由朝 | 詩「一握の砂、そしてわたし」 | ||
第46回(2017年度) | 鳥海美幸 | 小説「窪み」 | |
東郷久子 | 詩「『いろいろ』ほか」 | ||
第47回(2018年度) | 関野みち子 | 小説「目ヌカレ」 | |
岡村梨枝子 | 詩「いでんこら」 | ||
第48回(2019年度) | 江史人 | 小説「コールドムーン」 | |
第49回(2020年度) | 需水 | 詩「穏やかな日々」 | |
うるし山千尋 | 詩「ライトゲージ」 |
脚注
出典
- ^ 第5編 文化 - 鹿児島市
- ^ 文学賞傾向と対策 - 公募ガイド
- ^ 南日本文学賞 | 南日本新聞 | 373news.com
- ^ 写真ニュース:南日本文学大賞贈賞式、「南へいざなう小説を」と野上さん 47NEWS よんななニュース
- ^ 南海文化賞の進氏死去 | 南海日日新聞
- ^ ビタミン系の女性たち 南九州発 6人の管理栄養士/出水沢藍子/著 本・コミック : オンライン書店e-hon
- ^ 三角みづ紀、詩の発表朗読会 『よいひかり』in Title | 本屋 Title
- ^ 第46回九州芸術祭文学賞で小説が最優秀作に選ばれた 野見山 潔子(のみやまきよこ)さん - Miyanichi e-press
- ^ 文学にみる障害者像 死に続ける子らへ - 公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会
- ^ “南日本文学賞に類沙さん、藤さん 公開選考で決まる”. 南日本新聞 (2017年3月4日). 2017年11月11日閲覧。