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宗教政党（しゅうきょうせいとう）とは、宗教を基調とする政党のこと。

宗教政党とは、宗教的な動機で主に宗教団体を母体に設立されたり、宗教を背景とした主張を主体に政治活動をする政党のことである。

ヨーロッパなどにおけるキリスト教民主党など。特に旧西独時代から続くドイツのドイツキリスト教民主同盟がよく知られている。なおキリスト教系の政党から始まった国際組織、中道民主インターナショナルが存在する。

イスラム世界では、政党は政教分離（世俗主義）政党とイスラム教系の宗教政党に分類されている。

このうち立憲養正會については国柱会を母体に設立されたものの現在では国柱会からの支持はなく、現在では宗教政党ではなく国家主義右翼団体に位置する。

^ ただし、公明党が宗教政党であるとの見解には異論がある。九州大学名誉教授の薮野祐三は公明党が宗教団体を主な支持基盤としていることを確認した上で、公明党そのものは宗教政党ではないと規定している。藪野祐三『現代日本政治講義自民党政権を中心として』（2019年、北海道大学出版会） p.39、藪野祐三「個人化進む社会を包摂するネットワークの創造」

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 === 日本===
+* [[自民党]] - 多くの議員が[[統一教会]]に所属しており支持母体が宗教団体など宗教政党との批判も多い。
 * [[公明党]] - 現在、日本の[[日本の政党#法律上の要件|政党要件]]を満たしている唯一の宗教政党<ref group="注">ただし、公明党が宗教政党であるとの見解には異論がある。[[九州大学]]名誉教授の[[薮野祐三]]は公明党が宗教団体を主な支持基盤としていることを確認した上で、公明党そのものは宗教政党ではないと規定している。藪野祐三 『現代日本政治講義 自民党政権を中心として』（2019年、[[北海道大学]]出版会） p.39、藪野祐三 「個人化進む社会を包摂するネットワークの創造」</ref>。
 * [[幸福実現党]] - 政党要件を満たさないが、市町村議会議員がおり、過去には国会議員もいた政党・政治団体。