「SIG MPX」の版間の差分
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2015年にはMPXの設計に準じた[[小銃|ライフル弾]]仕様の自動小銃[[SIG MCX]]が発表された。 |
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== バリエーション == |
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2024年5月21日 (火) 10:10時点における版
SIG Sauer MPX | |
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ファイル:SIG SAUR MPX.jpg | |
種類 | 短機関銃 |
原開発国 | アメリカ合衆国 / ドイツ |
開発史 | |
製造業者 | SIG Sauer |
製造期間 | 2013 - |
諸元 | |
重量 | 2.7 kg (6.1ポンド) |
全長 |
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銃身長 |
114 mm (4.5インチ) 165 mm (6.5インチ) 203 mm (8インチ) |
| |
弾丸 | 9x19mmパラベラム弾 .40S&W弾 .357SIG弾 |
作動方式 | ガス圧作動方式,クローズドボルト |
発射速度 | 850発/分 |
装填方式 | 10・20・30発ボックスマガジン |
SIG MPXとは、シグ・ザウエル&ゾーン社のアメリカ合衆国現地法人SIG SAUER社が設計した短機関銃である。
概要
9x19mmパラベラム弾仕様のサブマシンガンであり、AR-15とH&K MP5の中間のようなデザインをしているのが特徴。
作動方式はH&K HK416のようなロータリング式ガスピストン機構とクローズド・ボルト[1]であり、 発射速度は毎分850発になっている。
2015年にはMPXの設計に準じたライフル弾仕様の自動小銃SIG MCXが発表された。
バリエーション
軍、法執行機関用
- MPX
- 通常のMPX
- MPX-K
- 4.5インチバレルを搭載したコンパクトモデル。
- MPX-SD
- 消音器を装着しているモデル。
民間用モデル
- MPX-P
- ストックを取り除いて6.5インチバレルに交換した拳銃。
- MPX-PSB
- スタビライジング・ブレイスを装着し、短機関銃のような形状にした拳銃。
- MPX-C
- 銃身を16.5インチにしたカービン銃モデル。
使用国
- アルゼンチン: 警察が使用。
- ドミニカ共和国: 警察特殊部隊が使用。
- タイ: 警察が使用
- インドネシア: 警察が使用。
- バングラデシュ: 陸軍パラコマンド部隊が使用。
- インド: 国家警備隊が使用
- ポーランド: GROM部隊が使用。
- シンガポール: 特殊部隊が使用。
- 香港: 車両警察緊急部隊が使用。
- 台湾:中華民国海軍陸戦隊特勤隊が使用。
- アメリカ合衆国: 陸軍が使用。
- 日本: 陸上自衛隊特殊作戦群、海上自衛隊特別警備隊がMPX用弾薬を購入しているのが確認されたため運用試験が行われている可能性がある。
登場作品
ゲーム
- 『バトルフィールド4』
- 『バトルフィールド ハードライン』
- 『コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア』
- 「KF5」の名称で登場。キャンペーンではアトラスやセンチネル、KVA、朝鮮人民軍等の兵士が使用している。
- 『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェアII』
- 「BAS-P」の名称で登場。メキシコ軍特殊部隊やPMCが装備している。マルチプレイヤーではカスタムにてレシーバーを交換することでM13(SIG MCX) となる。
- 『グランド・セフト・オートV』
- 「コンバットPDW」の名称で登場。
- 『レインボーシックス シージ』
- 『VALORANT』
- 「スペクター」の名称で登場。サプレッサー標準装備。
- 『アリーナブレイクアウト』
映画
- 『ジョン・ウィック:パラベラム』
- コンチネンタル・ホテル内の銃撃戦でジョン・ウィックが使用。
脚注
- ^ Ayoob, Massad (14 May 2014). Gun Digest Book of SIG-Sauer. Iola, Wisconsin: F+W Media. ISBN 978-1-4402-3920-5