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== 来歴・人物 ==
== 来歴・人物 ==
[[東京都]]出身<ref>{{Cite web |title=Pioneer of Microwave and Millimeter-Wave Electronics Dies at 80 - IEEE Spectrum |url=https://spectrum.ieee.org/pioneer-of-microwave-and-millimeterwave-electronics-dies-at-80 |website=spectrum.ieee.org |access-date=2024-08-31 |language=en}}</ref>。[[1964年]]に[[横浜国立大学]]工学部電気工学科を卒業、1966年に同大学院修士課程を修了後、1969年[[イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校|イリノイ大学アーバナシャンペン校]]博士課程修了(電気工学)。1977年[[ケンタッキー大学]]准教授、1981年[[テキサス大学オースティン校]]教授、1991年より[[カリフォルニア大学ロサンゼルス校]]教授を務めた<ref>{{Cite web |title=伊藤龍男|プロフィール|HMV&BOOKS online |url=https://www.hmv.co.jp/artist_%E4%BC%8A%E8%97%A4%E9%BE%8D%E7%94%B7_200000000186536/biography/ |website=HMV&BOOKS online |access-date=2024-08-31 |language=ja |last=株式会社ローソンエンタテインメント}}</ref>。
[[東京都]]出身<ref>{{Cite web |title=Pioneer of Microwave and Millimeter-Wave Electronics Dies at 80 - IEEE Spectrum |url=https://spectrum.ieee.org/pioneer-of-microwave-and-millimeterwave-electronics-dies-at-80 |website=spectrum.ieee.org |access-date=2024-08-31 |language=en}}</ref>。[[1964年]]に[[横浜国立大学]]工学部電気工学科を卒業、1966年に同大学院修士課程を修了後、1969年[[イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校|イリノイ大学アーバナシャンペン校]]博士課程修了(電気工学)。1977年[[ケンタッキー大学]]准教授、1981年[[テキサス大学オースティン校]]教授、1991年より[[カリフォルニア大学ロサンゼルス校]]教授を務めた<ref name=":1">{{Cite web |title=伊藤龍男|プロフィール|HMV&BOOKS online |url=https://www.hmv.co.jp/artist_%E4%BC%8A%E8%97%A4%E9%BE%8D%E7%94%B7_200000000186536/biography/ |website=HMV&BOOKS online |access-date=2024-08-31 |language=ja |last=株式会社ローソンエンタテインメント}}</ref>。


[[IEEE|米国電気電子学会]]IEEEのマイクロ波部門でプレジデントを務めるなど、電磁波工学の分野で世界的に活躍、発展に貢献した。アクティブアンテナ、メタマテリアル等価回路理論など優れた業績をあげ、約1500報の論文を発表し、「電磁波工学の世界的パイオニア」と評される<ref name=":0">{{Cite web |title=本学出身、伊藤龍男UCLA教授ご逝去~ 電磁波工学の世界的パイオニア ~ - 横浜国立大学 |url=https://www.ynu.ac.jp/hus/koho/26362/detail.html |website=www.ynu.ac.jp |access-date=2024-08-31}}</ref><ref>{{Cite web |title=【マイクロウェーブ展】米UCLA教授の伊藤龍男氏が講演,マイクロ波技術の変化を指摘 |url=https://xtech.nikkei.com/dm/article/NEWS/20061213/125399/ |website=日経クロステック(xTECH) |date=2006-12-13 |access-date=2024-08-31 |language=ja |last=日経クロステック(xTECH)}}</ref><ref>{{Cite web |title=第10回OPEN TECHシンポジウムを開催しました ‐SGU事業‐(テーマ:電磁メタマテリアルとその応用) - 国立大学法人 京都工芸繊維大学 |url=https://www.kit.ac.jp/2016/12/161125_10-symposium/ |website=www.kit.ac.jp |date=2016-12-26 |access-date=2024-08-31 |language=ja}}</ref>。またIEEEには、同分野の優れた論文に贈られる「Tatsuo Itoh Award」を創設している。
[[IEEE|米国電気電子学会]]IEEEのマイクロ波部門でプレジデントを務めるなど、電磁波工学の分野で世界的に活躍、発展に貢献した。アクティブアンテナ、メタマテリアル等価回路理論など優れた業績をあげ、約1500報の論文を発表し、「電磁波工学の世界的パイオニア」と評される<ref name=":0">{{Cite web |title=本学出身、伊藤龍男UCLA教授ご逝去~ 電磁波工学の世界的パイオニア ~ - 横浜国立大学 |url=https://www.ynu.ac.jp/hus/koho/26362/detail.html |website=www.ynu.ac.jp |access-date=2024-08-31}}</ref><ref>{{Cite web |title=【マイクロウェーブ展】米UCLA教授の伊藤龍男氏が講演,マイクロ波技術の変化を指摘 |url=https://xtech.nikkei.com/dm/article/NEWS/20061213/125399/ |website=日経クロステック(xTECH) |date=2006-12-13 |access-date=2024-08-31 |language=ja |last=日経クロステック(xTECH)}}</ref><ref>{{Cite web |title=第10回OPEN TECHシンポジウムを開催しました ‐SGU事業‐(テーマ:電磁メタマテリアルとその応用) - 国立大学法人 京都工芸繊維大学 |url=https://www.kit.ac.jp/2016/12/161125_10-symposium/ |website=www.kit.ac.jp |date=2016-12-26 |access-date=2024-08-31 |language=ja}}</ref>。またIEEEには、同分野の優れた論文に贈られる「Tatsuo Itoh Award」を創設している。

1998年、郵政省[[志田林三郎]]賞受賞<ref name=":1" />。


2021年3月4日死去<ref name=":0" />。
2021年3月4日死去<ref name=":0" />。

2024年8月31日 (土) 04:10時点における版

伊藤 龍男(いとう たつお)は、日本の工学者。専門は電磁波工学。元UCLA教授、元テキサス大学オースティン校教授。

来歴・人物

東京都出身[1]1964年横浜国立大学工学部電気工学科を卒業、1966年に同大学院修士課程を修了後、1969年イリノイ大学アーバナシャンペン校博士課程修了(電気工学)。1977年ケンタッキー大学准教授、1981年テキサス大学オースティン校教授、1991年よりカリフォルニア大学ロサンゼルス校教授を務めた[2]

米国電気電子学会IEEEのマイクロ波部門でプレジデントを務めるなど、電磁波工学の分野で世界的に活躍、発展に貢献した。アクティブアンテナ、メタマテリアル等価回路理論など優れた業績をあげ、約1500報の論文を発表し、「電磁波工学の世界的パイオニア」と評される[3][4][5]。またIEEEには、同分野の優れた論文に贈られる「Tatsuo Itoh Award」を創設している。

1998年、郵政省志田林三郎賞受賞[2]

2021年3月4日死去[3]

著書

  • 『実用マイクロ波技術講座 アクティブアンテナ 第7巻』(ケイラボ出版、2002年)ISBN 9784526050558

脚注

  1. ^ Pioneer of Microwave and Millimeter-Wave Electronics Dies at 80 - IEEE Spectrum” (英語). spectrum.ieee.org. 2024年8月31日閲覧。
  2. ^ a b 株式会社ローソンエンタテインメント. “伊藤龍男|プロフィール|HMV&BOOKS online”. HMV&BOOKS online. 2024年8月31日閲覧。
  3. ^ a b 本学出身、伊藤龍男UCLA教授ご逝去~ 電磁波工学の世界的パイオニア ~ - 横浜国立大学”. www.ynu.ac.jp. 2024年8月31日閲覧。
  4. ^ 日経クロステック(xTECH) (2006年12月13日). “【マイクロウェーブ展】米UCLA教授の伊藤龍男氏が講演,マイクロ波技術の変化を指摘”. 日経クロステック(xTECH). 2024年8月31日閲覧。
  5. ^ 第10回OPEN TECHシンポジウムを開催しました ‐SGU事業‐(テーマ:電磁メタマテリアルとその応用) - 国立大学法人 京都工芸繊維大学”. www.kit.ac.jp (2016年12月26日). 2024年8月31日閲覧。