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「小平潟天満宮」の版間の差分

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== 勧請の伝承 ==
== 勧請の伝承 ==
小平潟天満宮の造営については次のような伝承がある。[[天暦]]2年([[948年]])、[[近江国]][[比良神社]]の[[神主]]・[[神良種]]が[[摂津国]][[須磨区|須磨]]で見つけた[[菅原道真]]の神像を持って旅をし、[[猪苗代湖]]畔に辿り着いた。良種はその地で休み、再び歩き出そうとして立ち上がった。しかし、道真の神像が急に重くなり動かなくなってしまった。よくみるとその地は[[須磨]]とよく似た景色であった。そのため良種はこの地を神像の鎮座の地とすることにし、[[耶麻郡]][[大領]]上毛野陸奥臣に申し出て天満宮を勧請した。このとき、小出方村という地名だったこの地を[[摂津国]]平潟にちなんで小平潟に改めたという。
小平潟天満宮の造営については次のような伝承がある。[[天暦]]2年([[948年]])、[[近江国]][[比良神社]]の[[神主]]・[[神良種]]が[[摂津国]][[須磨区|須磨]]で見つけた[[菅原道真]]の神像を持って旅をし、[[猪苗代湖]]畔に辿り着いた。良種はその地で休み、再び歩き出そうとして立ち上がった。しかし、道真の神像が急に重くなり動かなくなってしまった。よくみるとその地は[[須磨区|須磨]]とよく似た景色であった。そのため良種はこの地を神像の鎮座の地とすることにし、[[耶麻郡]][[大領]]上毛野陸奥臣に申し出て天満宮を勧請した。このとき、小出方村という地名だったこの地を[[摂津国]]平潟にちなんで小平潟に改めたという。


== その後の天満宮 ==
== その後の天満宮 ==

2024年11月14日 (木) 04:07時点における最新版

小平潟天満宮

拝殿
所在地 福島県耶麻郡猪苗代町中小松西浜甲1615
位置 北緯37度31分04.4秒 東経140度07分04.6秒 / 北緯37.517889度 東経140.117944度 / 37.517889; 140.117944 (子平潟天満宮)座標: 北緯37度31分04.4秒 東経140度07分04.6秒 / 北緯37.517889度 東経140.117944度 / 37.517889; 140.117944 (子平潟天満宮)
主祭神 菅原道真
創建 天暦2年(948年)
本殿の様式 流造
例祭 初天神(1月25日)
祈祥祭(2月24日 - 25日)
例大祭(7月24日 - 25日)
地図
小平潟天満宮の位置(福島県内)
小平潟天満宮
小平潟天満宮
小平潟天満宮 (福島県)
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小平潟天満宮(こびらがたてんまんぐう)は福島県耶麻郡猪苗代町中小松にある神社猪苗代湖畔にある。祭神は菅原道真太宰府天満宮北野天満宮と並んで日本三大天神とする説がある。

勧請の伝承

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小平潟天満宮の造営については次のような伝承がある。天暦2年(948年)、近江国比良神社神主神良種摂津国須磨で見つけた菅原道真の神像を持って旅をし、猪苗代湖畔に辿り着いた。良種はその地で休み、再び歩き出そうとして立ち上がった。しかし、道真の神像が急に重くなり動かなくなってしまった。よくみるとその地は須磨とよく似た景色であった。そのため良種はこの地を神像の鎮座の地とすることにし、耶麻郡大領上毛野陸奥臣に申し出て天満宮を勧請した。このとき、小出方村という地名だったこの地を摂津国平潟にちなんで小平潟に改めたという。

その後の天満宮

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天満宮はその後、天神信仰が盛んになるにつれ、会津をはじめ、仙道(現在の福島県中通り)諸郡の領主領民より手厚い保護を受けるようになり、大いに繁栄した。また、猪苗代兼載が小平潟天満宮の申し子であったという伝説は、小平潟天満宮をさらに有名にしたといえる。なお、現在の社殿は天和2年(1682年)に会津藩松平正容によって天満宮がこの地に移された際に造営されたものである。

文化財

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福島県指定重要文化財
  • 紙本墨書猪苗代兼載書八代集秀逸
猪苗代町指定文化財
  • 本殿
  • 算額

天神浜

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天神浜

天満宮の前に広がる天神浜は、長瀬川が作り出した三角州の一角にあり、美しい松原のある浜で、日本の白砂青松100選に選定されている。正面に猪苗代湖全域、北には磐梯山の全容を望むことができ、屈指の景勝地といえる。冬の天神浜沖は不凍湖の猪苗代湖では珍しく湖面が凍結し、また天神浜から東の三日月湖にかけての約1kmにかけて湖畔では、木々にかかる波しぶきがそのまま凍結する「しぶき氷」と呼ばれる現象が起こり、全国各地からカメラマンや観光客が来訪している。キャンプ場も開設されている[1]

脚注

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  1. ^ 天神浜(テンジンハマ)”. 猪苗代観光協会. 2020年10月13日閲覧。

関連項目

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