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2024年11月25日 (月) 11:01時点における版
PJ:BASE#NPBポストシーズンに準じた対応をとるべき記事であるため、ランニングスコアの記載等ご遠慮ください。(2022年5月) |
1986年のNPBオールスターゲーム | |||
---|---|---|---|
ゲームデータ | |||
セ監督 | 吉田義男 | ||
パ監督 | 森祇晶 | ||
セ投票最多 | ランディ・バース | ||
パ投票最多 | 大石大二郎 | ||
第1戦 | |||
日程 | 7月19日 | ||
開催地 | 後楽園球場 | ||
スコア | セリーグ | 4-6 | パリーグ |
MVP | 山本和範 | ||
第2戦 | |||
日程 | 7月20日 | ||
開催地 | 大阪スタヂアム | ||
スコア | セリーグ | 3-4 | パリーグ |
MVP | 清原和博 | ||
第3戦 | |||
日程 | 7月22日 | ||
開催地 | 広島市民球場 | ||
スコア | パリーグ | 3-5 | セリーグ |
MVP | 吉村禎章 | ||
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1986年のオールスターゲームは、1986年(昭和61年)7月に行われた日本プロ野球のオールスターゲーム。
概要
1986年のオールスターゲームは前年、熱狂の中で日本一を達成した阪神タイガースの吉田義男監督が全セ(オールセントラル・リーグ)を率い、パ・リーグを制した西武ライオンズから全パ(オールパシフィック・リーグ)の指揮官として、前年限りで退任した広岡達朗の後任森祇晶監督が全パの指揮を執った。森はこの年のパ覇者として翌年のオールスターも全パを指揮した。
その西武に鳴り物入りで入団した大物ルーキー・清原和博(西武)がファン投票選出され、堂々の初出場を果たした。第2戦で本塁打を放ち見事、自身初の球宴MVPに輝いた。清原とは対照的に苦節19年目にして初の夢舞台を踏んだ「浪速の春団治」川藤幸三(阪神)は代打で登場した第2戦、快打を放ち2塁へ全速力で突っ込むもアウト。スタンドを大いに湧かせた。川藤以外にも17年目の加藤博一(横浜大洋ホエールズ)、11年目の山本和範(南海ホークス)が初出場を果たした。なお山本は第1戦で2安打を放ちMVPになった。試合そのものは白熱した熱戦が続き、第2戦・第3戦と延長サヨナラにもつれ込む展開だった。
選出選手
セントラル・リーグ[1] | パシフィック・リーグ[1] | ||||||
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監督 | 吉田義男 | 阪神 | 監督 | 森祇晶 | 西武 | ||
コーチ | 阿南準郎 | 広島 | コーチ | 稲尾和久 | ロッテ | ||
王貞治 | 巨人 | 岡本伊三美 | 近鉄 | ||||
投手 | 荒木大輔 | ヤクルト | 初 | 投手 | 渡辺久信 | 西武 | 2 |
山本和行 | 阪神 | 7 | 東尾修 | 西武 | 9 | ||
津田恒美 | 広島 | 2 | 小野和幸 | 西武 | 初 | ||
川口和久 | 広島 | 2 | 工藤公康 | 西武 | 初 | ||
金石昭人 | 広島 | 初 | 村田兆治 | ロッテ | 11 | ||
サンチェ[2] | 巨人 | 初 | 小野和義 | 近鉄 | 初 | ||
加藤初 | 巨人 | 6 | 石本貴昭 | 近鉄 | 初 | ||
江川卓 | 巨人 | 7 | 山田久志 | 阪急 | 14 | ||
遠藤一彦 | 大洋 | 4 | アニマル | 阪急 | 初 | ||
杉本正 | 中日 | 2 | 柴田保光 | 日本ハム | 2 | ||
高野光 | ヤクルト | 初 | 西川佳明 | 南海 | 初 | ||
西本聖[2] | 巨人 | 6 | |||||
捕手 | 山倉和博 | 巨人 | 6 | 捕手 | 梨田昌孝 | 近鉄 | 7 |
木戸克彦 | 阪神 | 初 | 伊東勤 | 西武 | 3 | ||
達川光男 | 広島 | 2 | 田村藤夫 | 日本ハム | 初 | ||
一塁手 | バース | 阪神 | 3 | 一塁手 | 清原和博 | 西武 | 初 |
二塁手 | 岡田彰布 | 阪神 | 5 | 二塁手 | 大石大二郎 | 近鉄 | 5 |
三塁手 | 原辰徳 | 巨人 | 6 | 三塁手 | 秋山幸二 | 西武 | 2 |
遊撃手 | 高木豊 | 大洋 | 4 | 遊撃手 | 石毛宏典 | 西武 | 6 |
内野手 | 高橋慶彦 | 広島 | 6 | 内野手 | 辻発彦 | 西武 | 初 |
衣笠祥雄 | 広島 | 12 | 落合博満 | ロッテ | 6 | ||
長内孝 | 広島 | 初 | ブーマー | 阪急 | 3 | ||
篠塚利夫 | 巨人 | 5 | 松永浩美 | 阪急 | 4 | ||
外野手 | 真弓明信 | 阪神 | 6 | 外野手 | 金森永時 | 西武 | 2 |
山本浩二 | 広島 | 14 | 田尾安志 | 西武 | 7 | ||
吉村禎章 | 巨人 | 初 | 福本豊 | 阪急 | 16 | ||
川藤幸三 | 阪神 | 初 | 高沢秀昭 | ロッテ | 2 | ||
加藤博一 | 大洋 | 初 | 石嶺和彦 | 阪急 | 初 | ||
平野謙 | 中日 | 初 | 山本和範 | 南海 | 初 |
- 太字はファン投票で選ばれた選手。
試合結果
第1戦
オーダー
|
|
この試合が後楽園球場で行われた最後のオールスターゲームとなった。
第2戦
オーダー
|
|
この試合が大阪球場で行われた最後のオールスターゲームとなった。
第3戦
オーダー
|
|
テレビ・ラジオ中継
テレビ中継
- 第1戦:7月19日
- 第2戦:7月20日
- 第3戦:7月22日
ラジオ中継
- 第1戦:7月19日
- 第2戦:7月20日
- 第3戦:7月22日
脚注
- ^ a b 『オールスターゲームの軌跡 DREAM GAMES HISTORY since 1951』(2001年、ベースボール・マガジン社)、P.187
- ^ a b サンチェが第1戦で負傷のため、第3戦から西本が補充。『オールスターゲームの軌跡 DREAM GAMES HISTORY since 1951』(2001年、ベースボール・マガジン社)、P.187
- ^ 映画『子象物語 地上に降りた天使』の宣伝を兼ねて始球式の投手役を務めた鈴木俊一(当時・東京都知事)をエスコート。始球式のマウンドには本物の象とともに登場した。
- ^ この時期では珍しく、単独での製作著作クレジットに「毎日放送」ではなく「MBS」表記(2011年以前の先代ロゴ)を使用していた。
- ^ ハーフタイムショーも含めて放送したが、試合終了まで放送されなかった。
- ^ スコアテロップは選手名とランニングスコアにTBSのものを、カウントと得点にRCCのものを使用する変則形態だった。また選手名は各チーム別標記のものとリーグ別標記のものが混在していた。
関連項目
- オールスターゲーム (日本プロ野球)
- 野球
- 日本野球機構
- 日本プロフェッショナル野球組織
- 引田天功 (2代目)…第3戦、試合を中断して行なわれたイリュージョンショーに登場
外部リンク
セントラル・リーグ | パシフィック・リーグ | ||||||
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優勝 | 広島東洋カープ | 2位 | 読売ジャイアンツ | 優勝 | 西武ライオンズ | 2位 | 近鉄バファローズ |
3位 | 阪神タイガース | 4位 | 横浜大洋ホエールズ | 3位 | 阪急ブレーブス | 4位 | ロッテオリオンズ |
5位 | 中日ドラゴンズ | 6位 | ヤクルトスワローズ | 5位 | 日本ハムファイターズ | 6位 | 南海ホークス |
:日本一 :日本シリーズ出場 | |||||||