浅田彰

浅田彰（あさだ あきら、1957年3月23日 - ）は京都大学経済研究所助教授で、哲学者。専攻は経済学と社会思想史。兵庫県神戸市生まれ。

京大経済学部を卒業して、京大大学院経済学研究科博士課程を中退する。京大人文科学研究所助手を務めていた1983年に『構造と力』でデビューする。

哲学者で近畿大学国際人文科学研究所所長の柄谷行人と、フランス文学者で元東京大学学長の蓮実重彦を敬愛している。また、小説家で長野県知事の田中康夫は最大の友人で、対談集を数多く出している。

特徴としては、好き嫌いを物怖じせずに、はっきりと発言する人である。 小説家の山田詠美、高橋源一郎、小説家で元立教大学助教授の古井由吉、小説家で法政大学教授の島田雅彦、民俗学者で日本大学大学院教授の荒俣宏、映画監督のジャン・リュック・ゴダール、エッセイストの泉麻人、中森明夫、元ＴＢＳアナウンサーの久米宏、元ＹＭＯ（イエロー・マジック・オーケストラ）で音楽家の坂本龍一を支持している。

それと正反対に、小説家の村上春樹、花村萬月、平野啓一郎、綿矢りさ、筒井康隆、笠井潔、小説家で元衆議院議員で東京都知事の石原慎太郎、漫画家の小林よしのり、文芸批評家で慶應義塾大学環境情報学部教授の福田和也、精神科医で神戸芸術工科大学助教授の香山リカ、社会学者で東京都立大学助教授の宮台真司、教育学者で明治大学文学部教授の斎藤孝、宗教学者で中央大学教授の中沢新一、書誌学者で元東京芸術大学助教授の林望、画家で東京芸術大学学長の平山郁夫らを、名指しで大変に厳しく批判している。

また、天皇制、新しい歴史教科書をつくる会、右翼思想全般も批判している。

関連項目

• ニューアカデミズム