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:『[[仮面ライダーキバ]]』の主人公と同姓同名で、士のカメラには「キバ」の姿と共に映った<ref>立ち居振る舞いが原典とはやや異なるが、演じる瀬戸康史によれば「あれは(『仮面ライダーキバ』本編の)数年後の渡という設定で、だから性格も少し違っている」とのこと。(『週刊[[ザテレビジョン]]』のインタビュー)</ref>。 |
:『[[仮面ライダーキバ]]』の主人公と同姓同名で、士のカメラには「キバ」の姿と共に映った<ref>立ち居振る舞いが原典とはやや異なるが、演じる瀬戸康史によれば「あれは(『仮面ライダーキバ』本編の)数年後の渡という設定で、だから性格も少し違っている」とのこと。(『週刊[[ザテレビジョン]]』のインタビュー)</ref>。 |
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=== 各世 |
=== 各世界の住人 === |
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; クウガの世界 |
; クウガの世界 |
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:; 八代 |
:; 八代 藍(やしろ あい) |
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:: ユウスケがクウガに変身できることを知っていた女性刑事。戦いでは的確なアドバイスをし、ユウスケに「あねさん」と慕われるなど、戦闘面、精神面において彼の心の支えとなっていた。 |
:: ユウスケがクウガに変身できることを知っていた女性刑事。戦いでは的確なアドバイスをし、ユウスケに「あねさん」と慕われるなど、戦闘面、精神面において彼の心の支えとなっていた。 |
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; キバの世界 |
; キバの世界 |
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:; ワタル / [[#9人の仮面ライダー|仮 |
:; ワタル / [[#9人の仮面ライダー|仮面ライダーキバ]] |
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::「キバの世界」の王子。ファンガイアの父と人間の母を持つ混血児。ファンガイアの王族の血脈を受け継ぐキバの鎧の継承者で、[[仮面ライダーキバ#現代編(2008年)の登場人物|'''キバットバットIII世''']]の力で仮面ライダーキバに変身する。しかし王を継ぐことに対しては消 |
::「キバの世界」の王子。ファンガイアの父と人間の母を持つ混血児。ファンガイアの王族の血脈を受け継ぐキバの鎧の継承者で、[[仮面ライダーキバ#現代編(2008年)の登場人物|'''キバットバットIII世''']]の力で仮面ライダーキバに変身する。しかし王を継ぐことに対しては消極的で、他人との交流を避けた態度を取る。 |
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:; ガルル、バッシャー、ドッ |
:; ガルル、バッシャー、ドッガ |
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:: ワタルの側近のアームズモンスター。本作では人間態が登場しない。 |
:: ワタルの側近のアームズモンスター。本作では人間態が登場しない。 |
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:; 謎の男 |
:; 謎の男 |
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:: 先代のファンガイアの王。 |
:: 先代のファンガイアの王。インセクトクラスに属し、[[カブトムシ]]を彷彿とさせる姿を持つ'''ビートルファンガイア'''。かつて人間の女性と恋に落ち、人間とファンガイアとの共存を夢見るが断念した過去を持つ。キバットを操りワタルからキバの鎧を強奪、玉座に戻りファンガイアと人間の共存の放棄を唱える。波動催眠により他のモンスターを操る能力を持つ。アームズモンスターを体内に取り込み、キバドガバキフォーム([[ワンセグ]]などの字幕では'''ビートルキバ'''と表記)にも変身する。 |
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; 龍騎の世界 |
; 龍騎の世界 |
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:; 辰巳 シンジ(たつみ - ) / [[#9人の仮面ライダー|仮面ライダー龍騎]] |
:; 辰巳 シンジ(たつみ - ) / [[#9人の仮面ライダー|仮面ライダー龍騎]] |
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:: 「ATASHIジャーナル」の青年カメラマン。桃井殺害事件の裁判において、仮面ライダーの1人に選ばれる。かつてコンビを組んでいたレンが何も言わず他社に移ったことを裏切りと感じてお |
:: 「ATASHIジャーナル」の青年カメラマン。桃井殺害事件の裁判において、仮面ライダーの1人に選ばれる。かつてコンビを組んでいたレンが何も言わず他社に移ったことを裏切りと感じており、事件当日現場に来ていたレンを犯人ではないかと疑う。 |
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:; 羽黒 レン(はぐろ - ) / [[#過去の作品に登場したライダー |仮面ライダーナイト]] |
:; 羽黒 レン(はぐろ - ) / [[#過去の作品に登場したライダー |仮面ライダーナイト]] |
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:: 仮面ライダーについて調べている青 |
:: 仮面ライダーについて調べている青年ジャーナリスト。桃井玲子殺人事件にてライダーとして選ばれる。かつて「ATASHIジャーナル」でシンジの良きパートナーとして働いていたが、3年前に他社に移籍した。ライダーバトルでは事件の判決ではなく、アドベントカードの強奪を目的とするなど不可解な行動をとる。 |
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:; 桃井 玲子(ももい れいこ) |
:; 桃井 玲子(ももい れいこ) |
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:: 「ATASHIジャーナル」の編集長。人外の存在について調査を行っており、そこから鎌田の正体に感付いたために殺され、今回のライダー裁判の発端となった。 |
:: 「ATASHIジャーナル」の編集長。人外の存在について調査を行っており、そこから鎌田の正体に感付いたために殺され、今回のライダー裁判の発端となった。 |
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; ブレイドの世界 |
; ブレイドの世界 |
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:; 剣立 カズマ(けんだて - ) / [[#9人の仮面ライダー|仮面ライダーブレイド]] |
:; 剣立 カズマ(けんだて - ) / [[#9人の仮面ライダー|仮面ライダーブレイド]] |
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:: 「BOARD」の社員。当初はスペードの |
:: 「BOARD」の社員。当初はスペードのAとしてブレイドに変身し戦っていたが、戦闘中に行動違反を起こしてしまい、社員食堂にまで降格させられ士の下で働くことになる。 |
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:; 菱形 サクヤ(ひしがた - ) / [[#過去の作品に登場したライダー |仮面ライダーギャレン]] |
:; 菱形 サクヤ(ひしがた - ) / [[#過去の作品に登場したライダー |仮面ライダーギャレン]] |
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:: 「BOARD」の社員でカズマの先輩。ダイヤのAとしてギャレンに変身し戦う。後にカリスにギャレンバックルを強奪されて降格し、ムツキの下で働くことになる。 |
:: 「BOARD」の社員でカズマの先輩。ダイヤのAとしてギャレンに変身し戦う。後にカリスにギャレンバックルを強奪されて降格し、ムツキの下で働くことになる。 |
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:; 黒葉 ムツキ(くろば - ) / [[#過去の作品に登場したライダー |仮面ライダーレンゲル]] |
:; 黒葉 ムツキ(くろば - ) / [[#過去の作品に登場したライダー |仮面ライダーレンゲル]] |
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:: 「BOARD」の社員でカズマとサクヤの後輩。クローバーのKとしてカズマやサクヤをサポートしていたが、カズマの降格をきっかけにAに昇 |
:: 「BOARD」の社員でカズマとサクヤの後輩。クローバーのKとしてカズマやサクヤをサポートしていたが、カズマの降格をきっかけにAに昇格し、レンゲルへの変身資格を得る。カリスとの戦いでサクヤが降格してからは、カズマやサクヤに対して尊大な態度で接する。 |
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:; 四条 ハジメ(しじょう - ) / [[#過去の作品に登場したライダー |仮面ライダーカリス]] |
:; 四条 ハジメ(しじょう - ) / [[#過去の作品に登場したライダー |仮面ライダーカリス]] |
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:: 「BOARD」社長。営利・成果主義の持ち主で、会社への |
:: 「BOARD」社長。営利・成果主義の持ち主で、会社への損害の要因となる失態を犯した社員は容赦無く降格させる。アンデッドが全滅した後のBOARDの将来に不安を抱いており、鎌田に与し、伝説の仮面ライダー・カリスに変身して暗躍。生成したカードで、最強のアンデット'''[[仮面ライダー剣#ジョーカー|ジョーカー]]'''へと変身する。 |
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:; 鎌田(かまた) / [[#仮面ライダー |
:; 鎌田(かまた) / [[#仮面ライダーアビス|仮面ライダーアビス]] |
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:: ハートスートのカテゴリー |
:: ハートスートのカテゴリーK(キング)である'''パラドキサアンデッド'''が化身した中年の男。人間に化身したままでも腕から真空波を放つ能力を持つ。 |
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:: 「ブレイドの世界」から「龍騎の世界」に侵入し、「ATASHI |
:: 「ブレイドの世界」から「龍騎の世界」に侵入し、「ATASHIジャーナル」副編集長として人間社会に潜伏。桃井殺害事件で仮面ライダーアビスとして選ばれる。ディケイドと龍騎に敗北後、「ブレイドの世界」へ帰還。その後は「BOARD」の理事長として、ライダーとアンデッドによる世界の支配を企む。 |
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; ファイズの世界 |
; ファイズの世界 |
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:; 尾上 タクミ(おがみ - ) / [[#9人の仮面ライダー|仮面ライダーファイズ]] |
:; 尾上 タクミ(おがみ - ) / [[#9人の仮面ライダー|仮面ライダーファイズ]] |
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:: |
:: スマートブレイン・ハイスクールの写真部に所属する生徒。密かに好意を持つ由里の夢を守るため、ファイズに変身し人間を襲うオルフェノクから学園を守っている。自身もオルフェノクであり、それを由里に知られないために隠している。 |
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:; 友田 由里(ともだ ゆり) |
:; 友田 由里(ともだ ゆり) |
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:: タクミの友人で、彼と同じく写真部に所属する生徒。インスタントカメラを好み写真撮影に熱心に取り組んでおり、密かに写真集を出したいという夢を抱いている。ラッキークローバー |
:: タクミの友人で、彼と同じく写真部に所属する生徒。インスタントカメラを好み写真撮影に熱心に取り組んでおり、密かに写真集を出したいという夢を抱いている。ラッキークローバーとオルフェノクを激しく嫌悪している。 |
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:; 百瀬(ももせ) |
:; 百瀬(ももせ) |
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:: 学園のエリート集団・ラッキークローバーのリーダー格。その正体は死亡したオルフェノクを蘇生する能力を持つ'''タイガーオルフェノク'''。人類を支配するという野心の下、メンバーのオルフェノクである朱川(ロブスター)、玄田(ドラゴン)、城金(センチピード)と共に学園に紛れ込む。ファイズに同胞を次々と葬られたことを恨み、ファイズを探している。 |
:: 学園のエリート集団・ラッキークローバーのリーダー格。その正体は死亡したオルフェノクを蘇生する能力を持つ'''タイガーオルフェノク'''。人類を支配するという野心の下、メンバーのオルフェノクである朱川(ロブスター)、玄田(ドラゴン)、城金(センチピード)と共に学園に紛れ込む。ファイズに同胞を次々と葬られたことを恨み、ファイズを探している。 |
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:: 「電王の世界」のイマジン。世界の崩壊で、実体を失ったため、通りすがりの人間に憑依しては電王ソードフォームに変身し、イマジンを倒して回っている。士やユウスケの身体を乗っ取って活動するが、デンライナーを手に入れようとするディエンドの標的にされる。 |
:: 「電王の世界」のイマジン。世界の崩壊で、実体を失ったため、通りすがりの人間に憑依しては電王ソードフォームに変身し、イマジンを倒して回っている。士やユウスケの身体を乗っ取って活動するが、デンライナーを手に入れようとするディエンドの標的にされる。 |
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:; ウラタロス、キンタロス、リュウタロス |
:; ウラタロス、キンタロス、リュウタロス |
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:: デンライナーを基点として行動している |
:: デンライナーを基点として行動しているイマジン達。世界の崩壊の原因がディケイドであると思い込み、士達に接触する。士にとり憑いた後、夏海に憑依して電王に変身しディケイドに戦いを挑む。 |
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:; コハナ、ナオミ、オーナー |
:; コハナ、ナオミ、オーナー |
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:: 世界の崩壊を防ぐため、ウラタロス達とともに対応を開始、士と夏海をデンライナーに案内する。 |
:: 世界の崩壊を防ぐため、ウラタロス達とともに対応を開始、士と夏海をデンライナーに案内する。 |
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:: 『[[仮面ライダー電王|電王]]』の主人公達。終盤のみ登場。過去の改変の原因を探るべく、デンライナーとは別行動を取っていた。良太郎は時間の歪みの影響によって少年の姿に戻っている。幸太郎の詳細は[[劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン]]を参照。 |
:: 『[[仮面ライダー電王|電王]]』の主人公達。終盤のみ登場。過去の改変の原因を探るべく、デンライナーとは別行動を取っていた。良太郎は時間の歪みの影響によって少年の姿に戻っている。幸太郎の詳細は[[劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン]]を参照。 |
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:; ジーク |
:; ジーク |
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:: 時の列車に乗るイマジンの1体。「電王の世界」から「 |
:: 時の列車に乗るイマジンの1体。「電王の世界」から「カブトの世界」へ移動しようとした際に登場。ジークの詳細は[[劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!#主な登場人物|劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!]] を参照。 |
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; カブトの世界 |
; カブトの世界 |
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:; ソウジ / [[#9人の仮面ライダー|仮面ライダーカブト]] |
:; ソウジ / [[#9人の仮面ライダー|仮面ライダーカブト]] |
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:: マユの兄。 |
:: マユの兄。クロックアップシステムが暴走し、カブトに変身したまま通常の世界に戻れなくなっている。ワームからマユを守り続けている。 |
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:; 弟切 ソウ(おとぎり - ) / [[#過去の作品に登場したライダー |仮面ライダーザビー]] |
:; 弟切 ソウ(おとぎり - ) / [[#過去の作品に登場したライダー |仮面ライダーザビー]] |
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:: ZECTの行動隊長としてザビーに変身し戦う。カブトとの戦いで右眼を失ったことから彼を憎み、カブト捕獲作戦を提案・遂行する。ライダーのクロックアップ機能を遮断するクロックダウンシステムで、カブトを通常時間の世界に引きずり出す。その正体はソウジに擬態した'''フィロキセラワーム'''<ref>初出は『[[仮面ライダーG]]』。</ref>であり、クロックアップをワームだけの力にして「カブトの世界」を支配しようとする。 |
:: ZECTの行動隊長としてザビーに変身し戦う。カブトとの戦いで右眼を失ったことから彼を憎み、カブト捕獲作戦を提案・遂行する。ライダーのクロックアップ機能を遮断するクロックダウンシステムで、カブトを通常時間の世界に引きずり出す。その正体はソウジに擬態した'''フィロキセラワーム'''<ref>初出は『[[仮面ライダーG]]』。</ref>であり、クロックアップをワームだけの力にして「カブトの世界」を支配しようとする。 |
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:: おでん屋の少女。兄がカブトに殺されたと思い、カブトを憎んでいる。兄の面影が重なる士を慕う。その正体はワームだが、本人は自覚していない。弟切を自分の兄だと思い近づくが、彼のカブト捕獲作戦に利用されてしまう。 |
:: おでん屋の少女。兄がカブトに殺されたと思い、カブトを憎んでいる。兄の面影が重なる士を慕う。その正体はワームだが、本人は自覚していない。弟切を自分の兄だと思い近づくが、彼のカブト捕獲作戦に利用されてしまう。 |
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:; おばあちゃん |
:; おばあちゃん |
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:: マユの祖母で、おでん屋「天堂屋」 |
:: マユの祖母で、おでん屋「天堂屋」を営む。頑固な性格であり、自分のおでんにこだわりを持っている。様々な格言を口にする。 |
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; 響鬼の世界 |
; 響鬼の世界 |
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:; アスム / [[#9人の仮面ライダー|仮面ライダー響鬼]] |
:; アスム / [[#9人の仮面ライダー|仮面ライダー響鬼]] |
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:; アキラ / [[#仮面ライダー天鬼 |仮面ライダー天鬼]] |
:; アキラ / [[#仮面ライダー天鬼 |仮面ライダー天鬼]] |
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:: イブキの弟子の一人。ザンキ流とイブキ流が争うことを快く思っていない。 |
:: イブキの弟子の一人。ザンキ流とイブキ流が争うことを快く思っていない。 |
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:; |
:; ザンキ / [[#過去の作品に登場したライダー |仮面ライダー斬鬼]] |
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:: |
:: ザンキ流の師範。弟子はトドロキを始めとする男性達。海東の目的が巻物であることを知らず、自分の腕を売りに来た彼を助っ人として受け入れる。 |
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:; |
:; トドロキ / [[#過去の作品に登場したライダー |仮面ライダー轟鬼]] |
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:: ザンキの弟子の一人。アキラに片思いをしており、互いの流派の争いに心を痛める。 |
:: ザンキの弟子の一人。アキラに片思いをしており、互いの流派の争いに心を痛める。 |
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; ネガの世界 |
; ネガの世界 |
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:; 紅 音也(くれない おとや) / [[#仮面ライダーダークキバ|仮面ライダーダークキバ]] |
:; 紅 音也(くれない おとや) / [[#仮面ライダーダークキバ|仮面ライダーダークキバ]] |
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:: 「ネガの世界」で士たちを待ち構えていた青年。「ネガの世界」を支配する管理者の役割を持つ。[[仮面ライダーキバ#過去編(1986年)の登場人物|'''キバットバットII世]]'''の力を借りてダークキバに変身し、士の実力を試すためダークカブト、リュウガ、オーガ |
:: 「ネガの世界」で士たちを待ち構えていた青年。「ネガの世界」を支配する管理者の役割を持つ。[[仮面ライダーキバ#過去編(1986年)の登場人物|'''キバットバットII世]]'''の力を借りてダークキバに変身し、士の実力を試すためダークカブト、リュウガ、オーガとともに戦いを挑む。 |
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:; 青柳 和良、佐藤 博彦、坂田 健児、田中 / [[#過去の作品に登場したライダー|ダークライダー]] |
:; 青柳 和良、佐藤 博彦、坂田 健児、田中 / [[#過去の作品に登場したライダー|ダークライダー]] |
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:: 夏海が高校時代、活動を共にしていた仲間" TG(退学)クラブ "のメンバー(田中は顧問教師)。「ネガの世界」の彼らは夏海がやってくる以前にダークライダー達によって亡き者にされ、入れ替わられている。それぞれダークカブト、リュウガ、オーガ、オルタナティブに変身する(音也がいない時は、青柳がライダー、田中が怪人達を引き連れる)。当初自分の世界に帰って来たと思い込んでいた夏海に近づき、" もう一人の夏海 "を誘き寄せようと目論む。 |
:: 夏海が高校時代、活動を共にしていた仲間" TG(退学)クラブ "のメンバー(田中は顧問教師)。「ネガの世界」の彼らは夏海がやってくる以前にダークライダー達によって亡き者にされ、入れ替わられている。それぞれダークカブト、リュウガ、オーガ、オルタナティブに変身する(音也がいない時は、青柳がライダー、田中が怪人達を引き連れる)。当初自分の世界に帰って来たと思い込んでいた夏海に近づき、" もう一人の夏海 "を誘き寄せようと目論む。 |
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:;光 夏海 |
:;光 夏海 |
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:: 「 |
:: 「ネガの世界」では数少ない人間の生き残りである" もう一人の夏海 "。“ この世界の宝 ”の在り処を知る人物としてダークライダーに狙われている。 |
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:;千夏(ちなつ) |
:;千夏(ちなつ) |
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:: 夏海の世界では高校時代、TGクラブの仲間として過ごした親友。「 |
:: 夏海の世界では高校時代、TGクラブの仲間として過ごした親友。「ネガの世界」の彼女は青柳達の正体に気がつき、“宝”を持ち出して逃亡する。 |
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; ディエンドの世界 |
; ディエンドの世界 |
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:; 海東 純一<ref>原典では「志村純一」。</ref> / [[#過去の作品に登場したライダー|仮面ライダーグレイブ]] |
:; 海東 純一<ref>原典では「志村純一」。</ref> / [[#過去の作品に登場したライダー|仮面ライダーグレイブ]] |
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:: 大樹の兄。かつてローチの支配を覆すべくラルク・ランスと共に戦っていたが、現在はローチの長・フォーティーンに洗脳されその支配下にある。 |
:: 大樹の兄。かつてローチの支配を覆すべくラルク・ランスと共に戦っていたが、現在はローチの長・フォーティーンに洗脳されその支配下にある。 |
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:; 禍木 慎 / [[#過去の作品に登場したライダー|仮面ライダーランス]]、三輪 春香<ref>原典では「三輪夏美」。</ref> / [[#過去の作品に登場したライダー|仮面ライダーラルク]] |
:; 禍木 慎 / [[#過去の作品に登場したライダー|仮面ライダーランス]]、三輪 春香<ref>原典では「三輪夏美」。</ref> / [[#過去の作品に登場したライダー|仮面ライダーラルク]] |
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::純一と共にローチの支配を覆すために戦っていた。純一 |
::純一と共にローチの支配を覆すために戦っていた。純一を奪われた現在は苦戦している。自分たちの現状を大樹が原因であるとし、彼に激しく憎悪をぶつける。 |
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:; フォーティー |
:; フォーティーン |
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::ローチを統率しており、実質「ディエンドの世界」の支配者。 |
::ローチを統率しており、実質「ディエンドの世界」の支配者。 |
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:* 仮面ライダーリュウガ |
:* 仮面ライダーリュウガ |
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:* [[仮面ライダー龍騎#仮面ライダー王蛇|仮面ライダー王蛇]] |
:* [[仮面ライダー龍騎#仮面ライダー王蛇|仮面ライダー王蛇]] |
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; 召喚者不明 |
; 【召喚者不明】:* 仮面ライダー轟鬼 |
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:* 仮面ライダー轟鬼 |
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:** 鳴滝が召喚するライダーたちと同様オーロラとともに現れたが、近くにいたのは鳴滝ではなく海東であり、誰が召喚したかの明確な描写はない。 |
:** 鳴滝が召喚するライダーたちと同様オーロラとともに現れたが、近くにいたのは鳴滝ではなく海東であり、誰が召喚したかの明確な描写はない。 |
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=== 新たな世界 === |
=== 新たな世界 === |
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当初、メッセンジャー・渡の発言などから、ライダーのいる世界は9つとされていたが、実際は更に多数の世界が存在していた。このため、士たちは現在新たに現れた世界を巡っている。 |
当初、メッセンジャー・渡の発言などから、ライダーのいる世界は9つとされていたが、実際は更に多数の世界(「仮面ライダーのいない世界」含む)が存在していた。このため、士たちは現在新たに現れた世界を巡っている。 |
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; ネガの世界 |
; ネガの世界 |
2009年6月30日 (火) 14:25時点における版
Wikipedia‐ノート:ウィキプロジェクト 特撮#上記提案とローカルルールの引継ぎについてに、このページに関する重要な議論があります。 重要な議論の要約:
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このページのノートに、このページに関する議論があります。 議論の要約:
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仮面ライダーディケイド | |
---|---|
ドラマ | |
原作 | 石ノ森章太郎 |
監督 | 田﨑竜太、金田治 長石多可男、石田秀範 柴崎貴行、田村直己 |
制作 | テレビ朝日、東映、ADK |
放送局 | テレビ朝日系 |
放送期間 | 2009年1月25日 - 2009年8月30日(予定) |
話数 | 31話(予定) |
テンプレート - ノート |
通番 | 題名 | 放映期間 |
---|---|---|
第9作 | 仮面ライダーキバ | 2008年1月 - 2009年1月 |
第10作 | 仮面ライダーディケイド | 2009年1月 - 2009年8月 |
第11作 | 仮面ライダーW | 2009年9月 - |
『仮面ライダーディケイド』(かめんライダーディケイド)は、2009年(平成21年)1月25日からテレビ朝日系列で毎週日曜8:00 - 8:30(JST)に放映される特撮テレビドラマ作品、および作中で主人公が変身するヒーローの名称である。ハイビジョン制作(アナログ放送ではレターボックス放送)。放送開始の1月25日は原作者・石ノ森章太郎の誕生日でもある。
キャッチコピーは「全てを破壊し、全てを繋げ!」、「平成ライダー? 10年早ぇよ!」[1]。
- OPのタイトル表記時には「平成仮面ライダー10th SINCE2000」のロゴマークが表示される[2]
注意:以降の記述には仮面ライダーディケイドに関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
あらすじ
光 夏海は、無数の仮面ライダーが「1人の標的=ディケイド」に総攻撃を仕掛けて全滅するという夢を繰り返し見てはうなされていた。現実に戻れば家業の写真屋「光写真館」に居候している青年、門矢 士がきちんと写真を撮らないと客から苦情を受け、客への謝罪と士への説教をする毎日。
ある日、突如世界のあちこちでオーロラとともに無数の怪奇生物が現れ、人々を襲い始める。夏海と離れ離れになった士は謎の青年・紅渡と接触し、自分がディケイドであることを知らされる。夏海と合流した士は、彼女が見つけたバックルで仮面ライダーディケイドへと変身し怪物たちを倒すが、世界の崩壊は止まらない。
士は再び現れた渡により、それぞれの仮面ライダーが戦う9つの並行世界が1つに融合し、最終的に崩壊しようとしているということ、士は9つの世界を旅してそれを防ぐ役割を持った、「全ての仮面ライダーを破壊する」存在だということを告げられる。こうして士は自分の写せる世界を探すため、夏海は士=夢で見たディケイドへの不安から異世界への旅に出ることを決意する。
概要
特徴
『仮面ライダークウガ』から始まった「平成仮面ライダーシリーズ」の10作目にあたる本作品は、ラテン語で10を意味し英語においては10年紀を意味するディケイド(Decade)と名付けられた。「10年に1度のお祭り」というコンセプトの下、平成ライダーシリーズに登場する歴代の仮面ライダーが総登場するクロスオーバー作品である。
仮面ライダーディケイドは本来の姿の他、『仮面ライダークウガ』から『仮面ライダーキバ』までの主役ライダー9人と併せて、主役ライダー10人に変身することができる。また主役以外のライダー達も次々と登場する。ディケイドは様々な並行世界を巡り、ライダーや怪人と戦っていく。
俳優が原典と別人、ライダーに変身する人物は姓が原典と異なり名がカタカナ表記になっているなど、各世界の設定は新たに作り直されている。これらは「リ・イマジネーション(再構築)」と呼ばれる。ファンサービスとして、原典と同じ俳優がゲスト出演することもある。(詳細は#ゲストを参照)
本作品の開始に先駆けて稼動を開始したデータカードダス『仮面ライダーバトル ガンバライド』とも連動しており、メインアイテムであるディケイドライバーなどはそれが色濃く現れたものとなっている。
スタッフ・配役
東映東京撮影所所次長に就任したため一時プロデュース業を離れていた白倉伸一郎が、本作品で2年ぶりにプロデュース業に復帰。メインライターは、『仮面ライダー剣』以来のライダーシリーズ参加で、白倉とは初の仕事となる會川昇が担当していたが、1クール(第13話)終了次点で降板した[3]。音楽は、『仮面ライダー電王』と『仮面ライダーキバ』で主題歌や挿入歌の作曲で活躍した鳴瀬シュウヘイが、中川幸太郎とともに劇中音楽を手がける。
登場人物
旅のメンバー
- 門矢 士(かどや つかさ) / 仮面ライダーディケイド
- 本作品の主人公。20歳[4]。写真家を生業としており常に二眼レフのトイカメラ[5]を常に身につけている。過去の記憶を失っているために素性は不明で、夏海らの住む街に現れ「光写真館」に居候している。戦闘で素性を問われた際には、「通りすがりの仮面ライダーだ! 覚えておけ!」と発言する。
- 普段の性格は独善的で、誰に対しても尊大な態度で接する。しかし世界や他者のために身を挺して立ち向かうなどその本質は偽悪家であり、他人の気持ちにもよく気がつく。おだてに弱く、調子に乗った行動に出る事もある。下位の怪人相手なら変身せずとも戦うことができる。
- 行動はアバウトで、難しい話は「だいたい分かった」という口癖で済ませるが、写真撮影以外のあらゆる物事を卒なくこなす。彼が撮った写真はなぜか必ず被写体が異様に歪んで写る。これに対して本人は「世界が自分に撮られたがっていない」と解釈している。
- 「世界の終わり」に際する現象で紅渡と遭遇し、彼から自分が「全てのライダーを破壊する存在」ディケイドであること、世界の消滅を防ぐために旅をしなければならないことを告げられる。旅する世界のどこかで自分の世界が見つかるかもしれないと考え、「世界の全てを写真に収める」という自身の夢を叶えるために行動する。
- 記憶を失っているが、9つの異世界に関する知識は持ち合わせている。鳴滝や旅で訪れた世界のライダーから「破壊者」「悪魔」などと忌み嫌われ、時折自身を皮肉ってそう呼ぶこともある。異世界の住人に対しても尊大な態度は変わらないが、心の奥では各世界の仮面ライダーが心に秘めた願いや正義を読み取っており、最終的にライダーが心を開く要因となる。
- 小野寺 ユウスケ(おのでら - ) / 仮面ライダークウガ
- 「クウガの世界」出身で、仮面ライダークウガに変身する青年。クールで人当たりの悪い士とは対照的に、素直な性格の熱血漢。主に情報収集や現地のライダーの激励などで士をサポートする。
- 当初は「自分を認めてもらう」ためにグロンギと戦い、想いを寄せていた八代からの称賛とその笑顔を支えとしていた。しかし、死を覚悟した八代からかけられた言葉により、「世界中の人々を笑顔にする」という願いに目覚める。反目しあっていた士とも和解し、士の無愛想な態度の中に垣間見られる優しさを理解するようになる。その後、キバーラにより「キバの世界」に連れて来られ、士達と合流して異世界を巡る旅に同行することとなる。単純で、流されやすい性格。
- クウガの他、G3-X、電王ソードフォームに変身した。
- 光 夏海(ひかり なつみ)
- 「夏海の世界」出身で、本作品のヒロイン。20歳。「光写真館」で受付係をしている。口うるさくて気が強い性格。会話の端々に敬語が入り混じる口調で話す。他人の首筋にある光家秘伝の「笑いのツボ」を押すことで、相手を否応なしに大笑いさせる特技を持つ。士からは「ナツミカン」とも呼ばれる。
- 大勢の仮面ライダーがディケイドに倒される夢をよく見ており、士が変身したディケイドにも警戒心を抱く。士が世界を旅するよう告げられたことを知り、前述の夢に対する不安からその旅に同行する。度々鳴滝からディケイドの危険性を訴えられるが、士の優しさを信じている。
- 光 栄次郎(ひかり えいじろう)
- 「光写真館(寫眞舘)」を営む夏海の祖父。多くの並行世界の存在や光写真館がそれらの世界を移動すること、怪人やキバーラが存在することなどに対し、特に驚きも見せずマイペースに順応する。コーヒーや料理の腕前は達者で、光写真館を訪れる異世界の客にも喜んでふるまう。
- キバーラ
- キバット族の白いコウモリ型モンスター。「キバの世界」出身で、同世界におけるキバットバットIII世の妹。鳴滝に加担しており、彼と同様に次元に干渉して他者を異世界に送る能力を持つ。「キバの世界」での騒動終結後は、諜報活動を行うために士たちに同行する。
異世界を巡る者
- 海東 大樹(かいとう だいき) / 仮面ライダーディエンド
- 仮面ライダーディエンドに変身する青年。「ディエンドの世界」出身だが様々な世界を単独で往来し、その世界で価値のある“お宝”と判断したものを収集する怪盗として活動している。指鉄砲で他人に狙いを定める癖を持つ。身軽な動きとディエンドライバーで人間態での戦闘もこなす。士とは古い知り合いであると公言しており、本人曰くライダーとして活動している経緯は士よりも長いらしい。
- 爽やかかつキザな態度をとりながらも、感傷に浸ることなく“お宝”にのみ価値を見出すドライな性格。人間の心や絆に関しては無関心で、士たちと共闘することはあってもそれは「お宝より大事なもの」という言葉への興味本位である。ときおり、他の世界のライダーを見下すような発言をするが、響鬼の世界ではアスムに遠回しなアドバイスも述べている。目的のためなら、例え相手が人間であっても実力行使に出ることもある。
- 鳴滝(なるたき)
- 「預言者」を自称する壮年の男。並行世界に干渉する能力を持ち、自ら様々な世界を往来したり異世界から仮面ライダーや怪人を刺客として召喚することができる。ディケイドを憎んでおり、行く先々の世界でディケイドが「悪魔」「世界の破壊者」であるとあらかじめ他のライダー達に吹き込んだり、刺客を差し向けたりといった妨害を行う。また、夏海に接触しディケイドを止めるように警告する。
- 紅 渡(くれない わたる)
- 「夏海の世界」に謎のオーロラと共に現れた青年。世界の壊滅が迫っていることを士に伝え、9つの世界を巡る旅に出るよう導く。自身はその間、「仲間」と共に世界の崩壊を抑制しているという。
- 『仮面ライダーキバ』の主人公と同姓同名で、士のカメラには「キバ」の姿と共に映った[6]。
各世界の住人
- クウガの世界
-
- 八代 藍(やしろ あい)
- ユウスケがクウガに変身できることを知っていた女性刑事。戦いでは的確なアドバイスをし、ユウスケに「あねさん」と慕われるなど、戦闘面、精神面において彼の心の支えとなっていた。
- キバの世界
-
- ワタル / 仮面ライダーキバ
- 「キバの世界」の王子。ファンガイアの父と人間の母を持つ混血児。ファンガイアの王族の血脈を受け継ぐキバの鎧の継承者で、キバットバットIII世の力で仮面ライダーキバに変身する。しかし王を継ぐことに対しては消極的で、他人との交流を避けた態度を取る。
- ガルル、バッシャー、ドッガ
- ワタルの側近のアームズモンスター。本作では人間態が登場しない。
- 謎の男
- 先代のファンガイアの王。インセクトクラスに属し、カブトムシを彷彿とさせる姿を持つビートルファンガイア。かつて人間の女性と恋に落ち、人間とファンガイアとの共存を夢見るが断念した過去を持つ。キバットを操りワタルからキバの鎧を強奪、玉座に戻りファンガイアと人間の共存の放棄を唱える。波動催眠により他のモンスターを操る能力を持つ。アームズモンスターを体内に取り込み、キバドガバキフォーム(ワンセグなどの字幕ではビートルキバと表記)にも変身する。
- 龍騎の世界
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- 辰巳 シンジ(たつみ - ) / 仮面ライダー龍騎
- 「ATASHIジャーナル」の青年カメラマン。桃井殺害事件の裁判において、仮面ライダーの1人に選ばれる。かつてコンビを組んでいたレンが何も言わず他社に移ったことを裏切りと感じており、事件当日現場に来ていたレンを犯人ではないかと疑う。
- 羽黒 レン(はぐろ - ) / 仮面ライダーナイト
- 仮面ライダーについて調べている青年ジャーナリスト。桃井玲子殺人事件にてライダーとして選ばれる。かつて「ATASHIジャーナル」でシンジの良きパートナーとして働いていたが、3年前に他社に移籍した。ライダーバトルでは事件の判決ではなく、アドベントカードの強奪を目的とするなど不可解な行動をとる。
- 桃井 玲子(ももい れいこ)
- 「ATASHIジャーナル」の編集長。人外の存在について調査を行っており、そこから鎌田の正体に感付いたために殺され、今回のライダー裁判の発端となった。
- ブレイドの世界
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- 剣立 カズマ(けんだて - ) / 仮面ライダーブレイド
- 「BOARD」の社員。当初はスペードのAとしてブレイドに変身し戦っていたが、戦闘中に行動違反を起こしてしまい、社員食堂にまで降格させられ士の下で働くことになる。
- 菱形 サクヤ(ひしがた - ) / 仮面ライダーギャレン
- 「BOARD」の社員でカズマの先輩。ダイヤのAとしてギャレンに変身し戦う。後にカリスにギャレンバックルを強奪されて降格し、ムツキの下で働くことになる。
- 黒葉 ムツキ(くろば - ) / 仮面ライダーレンゲル
- 「BOARD」の社員でカズマとサクヤの後輩。クローバーのKとしてカズマやサクヤをサポートしていたが、カズマの降格をきっかけにAに昇格し、レンゲルへの変身資格を得る。カリスとの戦いでサクヤが降格してからは、カズマやサクヤに対して尊大な態度で接する。
- 四条 ハジメ(しじょう - ) / 仮面ライダーカリス
- 「BOARD」社長。営利・成果主義の持ち主で、会社への損害の要因となる失態を犯した社員は容赦無く降格させる。アンデッドが全滅した後のBOARDの将来に不安を抱いており、鎌田に与し、伝説の仮面ライダー・カリスに変身して暗躍。生成したカードで、最強のアンデットジョーカーへと変身する。
- 鎌田(かまた) / 仮面ライダーアビス
- ハートスートのカテゴリーK(キング)であるパラドキサアンデッドが化身した中年の男。人間に化身したままでも腕から真空波を放つ能力を持つ。
- 「ブレイドの世界」から「龍騎の世界」に侵入し、「ATASHIジャーナル」副編集長として人間社会に潜伏。桃井殺害事件で仮面ライダーアビスとして選ばれる。ディケイドと龍騎に敗北後、「ブレイドの世界」へ帰還。その後は「BOARD」の理事長として、ライダーとアンデッドによる世界の支配を企む。
- ファイズの世界
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- 尾上 タクミ(おがみ - ) / 仮面ライダーファイズ
- スマートブレイン・ハイスクールの写真部に所属する生徒。密かに好意を持つ由里の夢を守るため、ファイズに変身し人間を襲うオルフェノクから学園を守っている。自身もオルフェノクであり、それを由里に知られないために隠している。
- 友田 由里(ともだ ゆり)
- タクミの友人で、彼と同じく写真部に所属する生徒。インスタントカメラを好み写真撮影に熱心に取り組んでおり、密かに写真集を出したいという夢を抱いている。ラッキークローバーとオルフェノクを激しく嫌悪している。
- 百瀬(ももせ)
- 学園のエリート集団・ラッキークローバーのリーダー格。その正体は死亡したオルフェノクを蘇生する能力を持つタイガーオルフェノク。人類を支配するという野心の下、メンバーのオルフェノクである朱川(ロブスター)、玄田(ドラゴン)、城金(センチピード)と共に学園に紛れ込む。ファイズに同胞を次々と葬られたことを恨み、ファイズを探している。
- アギトの世界
-
- 芦河 ショウイチ(あしかわ - )/ 仮面ライダーG3→仮面ライダーエクシードギルス→仮面ライダーアギト
- 元G3システムの装着員。八代とともにG3開発に携わっていたが、不完全な「アギトの力」に覚醒し、エクシードギルスへ変身できるようになった男。その結果アンノウンに狙われ、他者を巻き込まないために社会との交流を断絶した生活を送っている。
- 八代 淘子(やしろ とうこ)
- 警視庁未確認対策班に所属する女性警察官。「クウガの世界」の八代藍と瓜二つの姿をしている。G3システムの開発に関わっており、G3-Xの現場運用に強くこだわる。
- 電王の世界
- この世界のみ原典と同一の設定。各々の詳細に関しては仮面ライダー電王を参照。
- モモタロス
- 「電王の世界」のイマジン。世界の崩壊で、実体を失ったため、通りすがりの人間に憑依しては電王ソードフォームに変身し、イマジンを倒して回っている。士やユウスケの身体を乗っ取って活動するが、デンライナーを手に入れようとするディエンドの標的にされる。
- ウラタロス、キンタロス、リュウタロス
- デンライナーを基点として行動しているイマジン達。世界の崩壊の原因がディケイドであると思い込み、士達に接触する。士にとり憑いた後、夏海に憑依して電王に変身しディケイドに戦いを挑む。
- コハナ、ナオミ、オーナー
- 世界の崩壊を防ぐため、ウラタロス達とともに対応を開始、士と夏海をデンライナーに案内する。
- 野上良太郎(のがみ りょうたろう)、野上幸太郎(のがみ こうたろう)
- 『電王』の主人公達。終盤のみ登場。過去の改変の原因を探るべく、デンライナーとは別行動を取っていた。良太郎は時間の歪みの影響によって少年の姿に戻っている。幸太郎の詳細は劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウンを参照。
- ジーク
- 時の列車に乗るイマジンの1体。「電王の世界」から「カブトの世界」へ移動しようとした際に登場。ジークの詳細は劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生! を参照。
- カブトの世界
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- ソウジ / 仮面ライダーカブト
- マユの兄。クロックアップシステムが暴走し、カブトに変身したまま通常の世界に戻れなくなっている。ワームからマユを守り続けている。
- 弟切 ソウ(おとぎり - ) / 仮面ライダーザビー
- ZECTの行動隊長としてザビーに変身し戦う。カブトとの戦いで右眼を失ったことから彼を憎み、カブト捕獲作戦を提案・遂行する。ライダーのクロックアップ機能を遮断するクロックダウンシステムで、カブトを通常時間の世界に引きずり出す。その正体はソウジに擬態したフィロキセラワーム[7]であり、クロックアップをワームだけの力にして「カブトの世界」を支配しようとする。
- アラタ / 仮面ライダーガタック
- ガタックに変身するZECT隊員。任務中は、弟切と行動をともにする彼の部下。士たちの異世界から来たという話を信じ、カブトの世界の現状を教えて協力する。弟切のカブトへの執着心に疑問を持っている。
- マユ
- おでん屋の少女。兄がカブトに殺されたと思い、カブトを憎んでいる。兄の面影が重なる士を慕う。その正体はワームだが、本人は自覚していない。弟切を自分の兄だと思い近づくが、彼のカブト捕獲作戦に利用されてしまう。
- おばあちゃん
- マユの祖母で、おでん屋「天堂屋」を営む。頑固な性格であり、自分のおでんにこだわりを持っている。様々な格言を口にする。
- 響鬼の世界
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- アスム / 仮面ライダー響鬼
- ヒビキの弟子であり、鬼に憧れる少年。ヒビキ達からは「少年」と呼ばれている。ヒビキに破門され、海東を師とするよう言われる。後にヒビキの魂を受け継ぎ、次代の仮面ライダー響鬼となる。
- ヒビキ / 仮面ライダー響鬼
- ヒビキ流の師範。他の流派が争っているのを他所に、戦いを避けている。鬼の引退を宣言し弟子のアスムを破門にするなどやる気をみせず、響鬼に変身することにも躊躇を見せる。鬼の力を制御できず、伝説の魔化魍・牛鬼に変貌してしまい、見境無く暴れまわる。
- イブキ / 仮面ライダー威吹鬼
- イブキ流の師範。弟子はアキラを始めとする女性達。打倒ザンキ流のため、音撃道大師範の胴着を着ていた士を戦力として流派に招き入れる。
- アキラ / 仮面ライダー天鬼
- イブキの弟子の一人。ザンキ流とイブキ流が争うことを快く思っていない。
- ザンキ / 仮面ライダー斬鬼
- ザンキ流の師範。弟子はトドロキを始めとする男性達。海東の目的が巻物であることを知らず、自分の腕を売りに来た彼を助っ人として受け入れる。
- トドロキ / 仮面ライダー轟鬼
- ザンキの弟子の一人。アキラに片思いをしており、互いの流派の争いに心を痛める。
- ネガの世界
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- 紅 音也(くれない おとや) / 仮面ライダーダークキバ
- 「ネガの世界」で士たちを待ち構えていた青年。「ネガの世界」を支配する管理者の役割を持つ。キバットバットII世の力を借りてダークキバに変身し、士の実力を試すためダークカブト、リュウガ、オーガとともに戦いを挑む。
- 青柳 和良、佐藤 博彦、坂田 健児、田中 / ダークライダー
- 夏海が高校時代、活動を共にしていた仲間" TG(退学)クラブ "のメンバー(田中は顧問教師)。「ネガの世界」の彼らは夏海がやってくる以前にダークライダー達によって亡き者にされ、入れ替わられている。それぞれダークカブト、リュウガ、オーガ、オルタナティブに変身する(音也がいない時は、青柳がライダー、田中が怪人達を引き連れる)。当初自分の世界に帰って来たと思い込んでいた夏海に近づき、" もう一人の夏海 "を誘き寄せようと目論む。
- 光 夏海
- 「ネガの世界」では数少ない人間の生き残りである" もう一人の夏海 "。“ この世界の宝 ”の在り処を知る人物としてダークライダーに狙われている。
- 千夏(ちなつ)
- 夏海の世界では高校時代、TGクラブの仲間として過ごした親友。「ネガの世界」の彼女は青柳達の正体に気がつき、“宝”を持ち出して逃亡する。
- ディエンドの世界
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- 海東 純一[8] / 仮面ライダーグレイブ
- 大樹の兄。かつてローチの支配を覆すべくラルク・ランスと共に戦っていたが、現在はローチの長・フォーティーンに洗脳されその支配下にある。
- 禍木 慎 / 仮面ライダーランス、三輪 春香[9] / 仮面ライダーラルク
- 純一と共にローチの支配を覆すために戦っていた。純一を奪われた現在は苦戦している。自分たちの現状を大樹が原因であるとし、彼に激しく憎悪をぶつける。
- フォーティーン
- ローチを統率しており、実質「ディエンドの世界」の支配者。
仮面ライダー
過去作に登場したライダーの詳細は、名前に貼ったリンクを参照。夏海の夢に登場するライダー個々の詳細は割愛する。
ライダーカードを使用する仮面ライダー
本作品のメインとなる、「9つの世界」を始めとする様々な異世界を渡り歩く仮面ライダー。ライダーカードを駆使し戦う。
仮面ライダーディケイド
門矢士がディケイドライバーにディケイドのカードを装填することで変身する仮面ライダー。基本カラーはマゼンタと黒。「全てのライダーを破壊する存在」とも言われ、各世界のライダーからは「悪魔」とも呼ばれる。
あらゆる並行世界に存在する仮面ライダーの力を受け継ぐとされ、後述のカメンライドにより他のライダーに変身できる。様々な異世界やミラーワールドを自在に行き来することができ、原典では特殊な方法でしか倒せない怪人(「ブレイド」のアンデッド、「響鬼」の魔化魍)も倒すことが可能。士が「かつて全てを失った」ために、各ライダーのカードが効力を失っていたが、異世界で他のライダーと心を通わせたことでそのライダーに関与する力が使用可能となった。
アタックライドにより、ライドブッカーの各モードにおける強化技である「ディケイドスラッシュ」や「ディケイドブラスト」[10]、自身を分身させる「ディケイドイリュージョン」を発動する。ディケイド単体での必殺技は、ファイナルアタックライド(ディケイド)により、自分と標的との間に現れる複数の光のカード(ディケイド)のエネルギーを込めて放つ技で、エネルギーを自身に集中させて放つ飛び蹴り「ディメンションキック」や、カードのエネルギーによるライドブッカー各モードの最大強化技を発動する。また、各世界のライダーを支援兵器または武器に変形=ファイナルフォームライドさせ、ファイナルアタックライドにより様々な必殺技を繰り出すこともできる。この他、『ガンバライド』では劇中で使用しない必殺技もいくつか登場する。
カメンライド
ライダーカードによってディケイド、他の仮面ライダーに変身した形態及びその変身能力の総称。カメンライド時の姿は、ベルトがディケイドライバーであること以外はオリジナルと同様である。基本的に各ライダーの固有能力や装備はアタックライドにより使用する。複数のフォームを持つライダーに変身した際は、フォームライドやアタックライドによりフォームチェンジも可能である。カメンライドしているライダーのファイナルアタックライドにより、各ライダーの必殺技も発動できる。強い攻撃を受けるとディケイドの姿に戻る。
コンプリートフォーム
9人のライダーの力を取り戻したディケイドが、ケータッチを用いてファイナルカメンライドした姿。基本カラーは銀色と黒に変わり、額にはコンプリートフォーム(ディケイド)のカード、肩から胸にかけて装着された追加装甲・ヒストリーオーナメントには、9人のライダーのカメンライドカードが配置される[10]。なおバックル部にはケータッチが装着され、取り外されたディケイドライバーのバックルはベルトの右腰に装着されている。
ケータッチからカメンライドを発動することにより、9ライダーのうち1人を最終フォーム状態で召喚することが可能であり、召喚されたライダーはディケイドの動きをトレースする。召喚時はヒストリーオーナメントの全てのカードが召喚されたライダーのファイナルカメンライドカードに替わり、その能力がディケイド自身に投影され、自在に発揮することが可能となっている[10]。それぞれに対応したファイナルアタックライドのカードをディケイドライバーに装填することによって、各ライダーの必殺技を自分の技として各ライダーと同時に発動する。武器を用いた必殺技はライドブッカーで代用する。
- 専用ツール
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- ディケイドライバー
- ディケイドの変身ベルト。普段はバックルの状態で、バックルを装着者の腰に当てることでベルトが伸長し装着される。バックル部にはクウガからキバまでの紋章、ライダーズクレストが描かれている。バックル両側のサイドハンドルを外側に引くことで、バックルが90度回転しカード挿入口が上部に露出する。そこにライダーカードを装填すると、そのカードの種類が発声され待機音が鳴る。ハンドルを押すことでそのカードの能力名(ファイナル系ライドの場合は「ディディディ ディケイド」のようにスクラッチ調の音声)が発声され、同時にカードの裏面に描かれたライダーの紋章が投影され効果を発揮する。
- ディケイドがカメンライドにより他のライダーに変身しても変異せず残り、引き続きカードの力を行使することができる。そのため、オリジナルのライダーがベルトで引き出す能力(例:クウガやキバのフォームチェンジ、カブトのクロックアップ)や、それぞれ異なる種類のカードを必要とする能力(例:龍騎のアドベントカード、ブレイドのラウズカード)は、フォームライドやアタックライドで代用する。なおバックルは脱着も可能であり、ディケイドがコンプリートフォームに変身した際はバックルのみ右腰に装着され、カードを装填後にバックルを叩くことによってカードの効力を発揮する。
- 「滅び」の現象が進む世界で夏海により廃墟の中からライドブッカーとともに発見され、士にもたらされる。
- ライドブッカー
- 左腰に携行される本型の専用武器。内部はクラインの壺へと通じており、ここにライダーカードやエネルギーを無尽蔵に貯蓄している[10]。ライダーカードを引き出すホルダー型のブックモード、剣型のソードモード、銃型のガンモードの3形態をとる。ディケイドライバー同様、ディケイドが他のライダーに変身しても変異せず残る。尚ディケイドが他のライダーに変身した時に、ソードモードを使うと、斬撃がそのライダーの武器と同じになる(カブトのカブトクナイガン・クナイモード、ブレイドのブレイラウザーなど)。
- ライダーカード
- 様々なエネルギーを2次元として封じ込めたカード。普段はライドブッカーに収納されており、ディケイドライバーに装填することにより封じられたエネルギーを解放し、各々の効果を発揮することができる。
- 描かれたライダーに変身するカメンライド、他のライダーに変身した状態からさらにフォームチェンジするフォームライド、武器の呼び出しや技・特殊能力の使用ができるアタックライド、仮面ライダーの最終フォームに変身するファイナルカメンライド、他の仮面ライダーを変形させるファイナルフォームライド、必殺技を発動するファイナルアタックライドなどが存在する。
- 使用するカードについてはこちらを参照。
- ケータッチ
- ディケイドを真の姿であるコンプリートフォームへとファイナルカメンライド=強化変身させる、タッチパネル式携帯電話型ツール。黒い筐体にマゼンタのストライプが入った外観。専用のコンプリートカードを挿入した後、パネルに浮かび上がったクウガからディケイドまでの紋章アイコンを番組放映順にタッチする事で、電子音声が発生され変身が開始、ディケイドライバーのバックル部をケータッチと差し替える事により変身完了する。
- 変身後はパネルに表示されたアイコンを、ライダーの紋章→「F」の文字の順にタッチする事で、「ライダー名・カメンライド・フォーム名」という電子音声を発声(例:ファイズ・カメンライド・ブラスター)。紋章に対応したライダーの最終フォームを召喚しその能力をディケイドに投影する。
- ネガの世界でダークライダーらが宝として保管していたが、紅音也によって士にもたらされる。
- マシンディケイダー
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- ベース車:ホンダ・DN-01
- 士が最初から所持していたバイク。基本カラーは白、黒、マゼンタ。通常時はV型2気筒エンジンによるガソリン走行だが、戦闘時はクラインの壺から無尽蔵の次元エネルギーが供給され、あらゆる環境を走破することに加え、アタックライドによりボディを変異させて他のライダーのマシンに変形するスーパーマシンとなる[10]。さらに並行世界の移動やミラーワールドへの突入、ディケイドの意思による無人での自動走行もできる。最高時速350km/h[10]。
仮面ライダーディエンド
海東大樹がディエンドライバーにディエンドのカードを装填することで変身する仮面ライダー。基本カラーはシアンと黒。名前の由来は「Die+End」の造語[11]。
ディケイド同様、各世界の行き来が可能。カメンライドにより仮面ライダーを呼び出す能力を持ち、ファイナルフォームライドやそれに応じたコンビネーション技はディケイド同様に使用できる。身軽な動きと銃撃を活かしたヒット&アウェイ戦法を行う。
アタックライドにより、ディエンドライバーにホーミング機能を強化した「ディエンドブラスト」[10]や、身体を透明化させ姿を消し主に戦線離脱に使用する「ディエンドインビジブル」、呼び出したライダーの必殺技によるフォーメーション・「クロスアタック」を発動する。ディエンド単体での必殺技は、ファイナルアタックライド(ディエンド)により、ライダーの図柄が描かれたカードのエネルギーを込めたビームを発射する「ディメンションシュート」。その際、呼び出されたライダーたちも還元され、エネルギーの一部となる[12]。
- 専用ツール
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- ディエンドライバー
- ディエンドへの変身にも使用する50口径の銃型専用武器。変身前・後を問わず、高威力のエネルギー弾を放つ2連式の銃として使用できる。銃身側面中央部に設けられたカード挿入口にライダーカードを装填し、銃身をポンプアクションの要領で前にスライドさせることで、そのカードの種類が発声され待機音が鳴り始め、トリガーを引くことでそのカードの能力名などが発声された後、カードの裏面に描かれたライダーの紋章の投影図が発射され効果を発揮する。ライダーカードを複数枚同時に使用することも可能。音声はディケイドライバーとほぼ同様。
- ライダーカード
- 普段は左腰に携行される。内部がクラインの壺へと通じるライダーカードホルダーに収納されており、ディエンドライバーに装填することにより封じられたエネルギーを解放し、各々の効果を発揮することができる。
- カードのカテゴリーはディケイドのものと同等だが、変身に用いるディエンド以外のカメンライドは、描かれたライダーを召喚する効果を持つ。
- 使用するカードについてはこちらを参照。
9人の仮面ライダー
9つの世界の主人公となる仮面ライダー。また、ディエンドがカメンライドで召喚する場合もある。各自がディケイドやディエンドの能力により、ファイナルフォームライド形態(以下、本項目ではFFR形態と表記)に変形する。その際、ディケイドは「ちょっとくすぐったいぞ」、ディエンドは「痛みは一瞬だ」と台詞を言う。さらにファイナルアタックライドによって必殺技を発動する。変形したライダーは自分の意思で元の姿に戻り、ディケイドとの連携攻撃もできる。ファイナルアタックライドの名称はガンバライドを出典とするが、そちらでは演出が大きく異なっている。
- 仮面ライダークウガ
- 小野寺ユウスケが変身する仮面ライダー。「クウガの世界」の住人からは、原典と同様に「未確認生命体4号」と呼ばれている。
- FFR形態はゴウラムを模したクウガゴウラム。必殺技は赤色の羽が展開、両アゴで標的を捉えて急降下し、ディケイドの跳び蹴りで挟み潰す「ディケイドアサルト」。
- 仮面ライダーキバ
- キバの世界でワタルが変身する仮面ライダー。原典と同様にファンガイアの王位継承者のみが変身する権利を持つ。
- FFR形態はキバットバットIII世を模した巨大な弓矢キバアロー。必殺技は、鏃と化したキバの右脚のヘルズゲートが開き、光の矢を発射する必殺技の「ディケイドファング」または「ディエンドファング」で、発動の際にキバットが「キバって行くぜ」と叫ぶ。
- 仮面ライダー龍騎
- 龍騎の世界で辰巳シンジが変身する仮面ライダー。裁判ごとに変身者が選定される。
- FFR形態はドラグレッダーを模したリュウキドラグレッダー。変形前後には右手と両肩にそれぞれドラグセイバーとドラグシールドが装備される。必殺技は、リュウキドラグレッダーの吐く炎の勢いに乗せて、ディケイドが跳び蹴りを放つ「ディケイドドラグーン」。
- 仮面ライダーブレイド
- ブレイドの世界で剣立カズマが変身する仮面ライダー。BOARDのスペードランクA社員のみが変身する権利を持つ。
- FFR形態はブレイラウザーを模した巨大な剣ブレイドブレード。必殺技は、ディケイドまたはディエンドが振りかざすことで巨大な光の刃を発生させる「ディケイドエッジ」または「ディエンドエッジ」。
- 仮面ライダーファイズ
- ファイズの世界で尾上タクミが変身する仮面ライダー。スマートブレインハイスクールを密かにオルフェノクから守っていると噂される。
- FFR形態は巨大ビーム砲ファイズブラスター。必殺技は、銃口から巨大な赤いエネルギー波を発射する「ディケイドフォトン」。
- 仮面ライダーアギト
- アギトの世界で芦河ショウイチが変身する仮面ライダー。不完全な形態であるエクシードギルスから進化した姿。
- FFR形態はマシントルネイダー スライダーモードを模したアギトトルネイダー。背中に乗せたディケイドがライドブッカー ソードモードで敵を切りつける「ディケイドトルネード」が必殺技で、発動時は正面にアギトの紋章が浮かぶ。
- 仮面ライダー電王
- 電王の世界で、イマジンに憑依された人間が変身する仮面ライダー。イマジンらが実体を失っているため、人間に憑依して肉体を得なければ変身できない。劇中では、士(モモタロス)やユウスケ(モモタロス)、夏海(ウラタロス、キンタロス、リュウタロス)が変身した。
- FFR形態であるデンオウモモタロスはソードフォームに憑依しているモモタロスを実体化するというもの。この姿になる際は、憑依されていた人間は強制的に分離される。「ディケイドライナー」を必殺技とし、劇中では、モモタロスがクウガゴウラムをフレイルのように振り回す「俺の必殺技、ディケイドバージョン」を使用した。
- 仮面ライダーカブト
- カブトの世界でソウジが変身する仮面ライダー。クロックアップシステムが暴走し[13]、姿が視認されないことから、「カブトの世界」の住人からは脅威とみなされている。
- FFR形態はカブトゼクターを模したゼクターカブト。必殺技は標的を叩き落とした後でカブトの姿に戻り、クロックアップさせたディケイドの跳び蹴りとカブトのライダーキックで標的を挟み潰す「ディケイドメテオ」。
- 仮面ライダー響鬼
- 響鬼の世界でヒビキが変身する仮面ライダー。後に鬼の力を制御できなくなったヒビキからアスムに引き継がれた。
- FFR形態はアカネタカを模したヒビキアカネタカ。必殺技は、響鬼が音撃鼓を模したヒビキオンゲキコとなって標的に取りつき、ディケイドが音撃棒で清めの音を叩き込む「ディケイドウェイブ」。
各世界のライダー
各世界にゲスト扱いで登場するライダーたち。アビスと天鬼以外は原典に登場したライダーである。
仮面ライダーアビス
本作品オリジナルのライダー。「龍騎の世界」において鎌田が変身し、龍騎らと同様にアドベントカードを駆使して戦う。基本カラーとカードデッキの色は水色。シュモクザメ型モンスター・アビスハンマーと、サメ型モンスター・アビスラッシャーの2体と契約している。契約モンスター2体は野生のモンスターとして『龍騎』本編にも登場する。左手に装備されたサメを模した召喚機・アビスバイザーにアドベントカードを装填し、その効力を引き出す。ソードベントによりアビスラッシャーが持つサメ歯状の大刀・アビスセイバーを、ストライクベントによりアビスラッシャーの頭状の手甲・アビスクローをそれぞれ召喚する。アビスクローからは「アビススマッシュ」[14]という高圧水流を発射する。ストライクベントやファイナルベントにより、契約モンスター2体をユナイトベント無しに巨大なサメ型モンスター・アビソドン[15]へ合体させることも可能で、このアビソドンは遠距離射撃戦ではシュモクザメ型モンスターになり、接近戦ではノコギリザメ型モンスターになる。ファイナルベントはアビソドンを自在に操る「アビスダイブ」。
仮面ライダー天鬼
本作品オリジナルのライダーで、「響鬼の世界」においてアキラが変身する管の音撃戦士。姿は威吹鬼に酷似。武器は威吹鬼の 音撃管・烈風と、烈風を音撃を放つ形態に変形させる器具音撃鳴・鳴風の2種類を引き継いでおり、必殺技は烈風で清めの音を打ち出す 音撃射・疾風一閃。
過去の作品に登場したライダー
- 「龍騎の世界」のライダー
- 各ライダーはそれぞれ検察官や弁護士、事件の関係者などで、裁判ごとに変身者が選定される。劇中描写において、敗北したライダーの多くは爆発するが、ミラーワールドで倒された場合は死なないと言及されている。
- 仮面ライダーナイト
- 羽黒レンが変身するライダー。
- 仮面ライダーシザース
- 仮面ライダーゾルダ
- 仮面ライダーライア
- 仮面ライダーガイ
- 仮面ライダータイガ
- 仮面ライダーインペラー
- 仮面ライダーベルデ
- 仮面ライダーオーディン
- 仮面ライダーファム
- 仮面ライダーナイト
- 「ブレイドの世界」のライダー
- 「BOARD」が開発したライダーシステムを装着する、高ランクの社員。
- 仮面ライダーギャレン
- 菱形サクヤが変身するライダー。
- 仮面ライダーレンゲル
- 黒葉ムツキが変身するライダー。
- 仮面ライダーカリス
- 四条ハジメが密かに変身するライダー。「BOARD」社員の間では「伝説のライダー」としてささやかれる。本作ではブレイドらと同じ人工のライダーシステムで変身する。
- 仮面ライダーギャレン
- 「アギトの世界」のライダー
-
- 仮面ライダーエクシードギルス
- 芦河ショウイチが不完全な状態で変身する、人の身体が謎の力で変異してしまったライダー。
- 仮面ライダーG3-X
- 警察の未確認生命対策本部が開発したボディアーマーを装着した仮面ライダー。八代によりさらなるバージョンアップをもたらすG4チップも開発されていた。スペックに耐えうる装着者が警察内で見つからず、グロンギとの戦いで周囲に被害をもたらすためマスコミからは非難されており、業を煮やした八代が一般人から装着者を募ることになる。当初は海東が装着者に選ばれるが、彼の目的であるG4チップが破壊されたため放棄し、その後はユウスケが装着員となる。
- 仮面ライダーG3
- 回想シーンでショウイチが装着していたライダー。
- 仮面ライダーエクシードギルス
- 「電王の世界」のライダー
-
- シルバラ
- オニ一族のライダー。アリゲーターイマジンらの活動と並行し、ゲルニュートらを率いて金品を強奪している。
- シルバラ
- 「カブトの世界」のライダー
- ZECTの開発した対ワーム兵器「マスクドライダーシステム」を装着する隊長格。
- 仮面ライダーザビー
- 弟切ソウが変身するライダー。本作では、ゼクターニードルから小型のニードルを高速連射する技も使用する。
- 仮面ライダーガタック
- アラタが変身するライダー。
- 仮面ライダーザビー
- 「響鬼の世界」のライダー
- 修行を積んで「鬼」となった音撃道の戦士。首から下のみを変身していることもある。
- 「ネガの世界」のライダー
- ダークライダーと呼ばれる怪人の管理者。変身者は人間ではないようだが、正体については触れられていない。
- 仮面ライダーダークキバ
- 紅音也が変身する、「ネガの世界」の中心となるライダー。
- 仮面ライダーダークカブト ライダーフォーム
- 青柳和良が変身するライダー。
- 仮面ライダーリュウガ
- 佐藤博彦が変身するライダー。
- 仮面ライダーオーガ
- 坂田健児が変身するライダー。
- オルタナティブ
- 田中が変身する擬似ライダー。本作では怪人同様の存在として扱われる。
- 仮面ライダーダークキバ
- 「ディエンドの世界」のライダー
- 世界を支配するローチに抵抗する人々。しかしリーダーの純一がローチ側となった為、現在は逃亡戦となっている。
- 仮面ライダーグレイブ
- 海東純一が変身するライダー。
- 仮面ライダーランス
- 禍木慎が変身するライダー。
- 仮面ライダーラルク
- 三輪春香が変身するライダー。
- 仮面ライダーグレイブ
召喚された仮面ライダー
全て歴代平成仮面ライダー作品に登場する仮面ライダーだが、変身者は登場しない。
- ディケイド(コンプリートフォーム)によって召喚された仮面ライダー
- ディケイドの動きと連動する、分身のような存在。
- ディエンドによって召喚された仮面ライダー
- ディエンドに従い動く操り人形。多少の感情表現はある。
- 仮面ライダーレイ
- 仮面ライダー歌舞鬼
- 仮面ライダーキバ キバフォーム
- 仮面ライダードレイク ライダーフォーム
- 仮面ライダーデルタ
- 仮面ライダーブレイド
- 仮面ライダーサソード ライダーフォーム
- 仮面ライダーサガ
- ライオトルーパー(1度に3体召喚)
- 仮面ライダーイクサ
- 仮面ライダーサイガ
- 仮面ライダー電王 ソードフォーム
- 鳴滝、キバーラによって召喚された仮面ライダー
- 必ずしも鳴滝達に従うわけではなく、あくまで自分達が戦う為に行動する。仕草は人間的だが正体は不明。
- 仮面ライダーキックホッパー
- 仮面ライダーパンチホッパー
- 仮面ライダーカイザ
- 仮面ライダーリュウガ
- 仮面ライダー王蛇
- 【召喚者不明】
- * 仮面ライダー轟鬼
- 鳴滝が召喚するライダーたちと同様オーロラとともに現れたが、近くにいたのは鳴滝ではなく海東であり、誰が召喚したかの明確な描写はない。
登場する世界
光写真館内の背景ロールには士たちがいる世界を表すイラストが描かれており、士が役割を終えて次の世界へ移動する際に新たなイラストが下りてくる。写真館の内部構造は共通だが、外見は各世界により異なる。士には、各世界において目的を果たす為に必要な役割(職業・立場)が用意されており、服装や髪型も世界移動と共にその役割に適したものへと変化する[16]。
- 夏海の世界[17]
- 夏海や栄次郎が生活していた世界。士も作品開始の少し前からはこの世界にいた。士が撮影すると像が歪む現象は他の世界と同様である。オーロラとともに他の世界の怪人たちが侵攻し、崩壊を始める。
9つの世界
9人の(主役級)ライダーたちが各々の理由によって変身し敵と戦い続けている9つの世界。本来それぞれの世界は別々であり[18]交わる事はないが、紅渡によると原因不明の理由から序々に全ての世界は融合し始めており、このままだと最終的には消滅する運命にあるという。
- クウガの世界
-
- 写真館のイラスト:遠くに灯溶山が見える道を走っていくパトカーの列
- 士の役割:警官(巡査)
- 本作品オリジナルのオオカミ種怪人ン・ガミオ・ゼダがグロンギを支配しており、彼の手により人類のグロンギ化=究極の闇が実行される。グロンギは封印されているガミオの復活のため、「ゲギバスゲゲル(聖なるゲゲル)」という特殊なゲゲルを実行する[19]。
- キバの世界
-
- 写真館のイラスト:満月を背にビル上層部にそびえ立つキャッスルドラン
- 士の役割:バイオリニスト
- キャッスルドランが高層ビルの上部に城のようにそびえ立つなど、ファンガイアの存在が人間社会に認知され、人間とファンガイアが共存する体制が確立されており、人類側にも肯定的な考えが浸透している。
- 本作品での先代の王であるビートルファンガイアがいなくなってから玉座が10年間空席であり、完全な統率が取れていないため、本能に抗いきれず人間を襲撃するファンガイアもいる。そのため親衛隊が結成され、人間を襲うファンガイアを処罰する制度がとられており、最低限のライフエナジーは少量ずつ徴収・配給するという形がとられている。
- 龍騎の世界
-
- 写真館のイラスト:ミラーワールドの高層ビル街を飛ぶドラグレッダー
- 士の役割:弁護士
- 作中のマスコミ社の名称は、大手の週刊誌「ATASHI(アタシ)ジャーナル」である。ライダーバトルの参加者として『仮面ライダー龍騎』には登場しない仮面ライダーアビスが登場する。
- この世界ではライダーバトルが刑事事件の裁判制度に組み込まれており、検事、弁護士といった事件関係者が仮面ライダーに選ばれ、ライダーバトルに勝ち残ったライダーの主張が判決となる[20]。ミラーワールドで倒されても死ぬことはない、能力を裁判以外で使用すると判決の権限を剥奪されるなどのルールがあり、龍騎の世界の住人はこれを「最も公平な裁判」と評する。
- ミラーモンスターは士達が訪れる以前に姿を消し、アドベントカードで契約した者達のみ生き残っている。
- 本作品での「タイムベント」は使用者及び周囲の人物をタイムスリップさせる効果を持ち、過去へ飛んだ人物は過去が変更されてもタイムパラドックスを受けない。
- ブレイドの世界
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- 写真館のイラスト:中央のスペードのA(チェンジビートル)のみ表にされ、扇状に並べられたラウズカード
- 士の役割:「BOARD」社員食堂のチーフ料理人
- 『仮面ライダー剣』では研究機関だった「BOARD」は、国家予算で運営される大企業となっている。「BOARD」に所属する社員には、部署として扱われているスペード・ダイヤ・クローバーの3種類のスートと、ランクとして2 - Aの13種類のカテゴリーが割り当てられ、各スートのAランクに位置する者にのみ変身する権利とライダーシステムが与えられる。この世界のライダーシステムの資格者には、アンデッドと遭遇しても稟議書による承認が下りなければ変身することは許されず、戦闘の際は人命よりもアンデッドの封印を優先しなければならない。違反すれば社長・四条ハジメにより降格やクビを宣告される。AとJ - Kとそれ以下のカテゴリーの間には、給料やランチメニューといった待遇において明確な格差がある。
- 『剣』ではカードに封印済みだったパラドキサアンデッドが登場する。アンデッドをラウズカードに封印する描写は原典と同じだが、ディケイドだけはアンデッドを倒している。
- ファイズの世界
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- 写真館のイラスト:オートバジン(バトルモード)と青白い蝶と赤いフォトンブラッドの光
- 士の役割:「スマートブレイン・ハイスクール」に通う高校生
- 海東の獲物:オルフェノクに対抗するためにある大企業によって創られたライダーズギア
- 『仮面ライダー555』では巨大企業の名だった「スマートブレイン」は高等学校の名称で、「ラッキー・クローバー」は学校内のエリート集団を構成する4人の優秀な生徒となっている。ラッキー・クローバーのメンバーのうち3人は『仮面ライダー555』と同じオルフェノクだが、一人が本作品オリジナルのタイガーオルフェノクとなっている。オルフェノクの存在は人間たちに既に認知されており、忌み嫌われる存在となっている。
- アギトの世界
- 「クウガの世界」と同様にグロンギが活動し、警察の未確認生命体対策班でG3システムが開発されグロンギ撃退にあてられており、その戦いの中で新たな脅威という扱いでアンノウンが出現する。
- 本作品オリジナルである高位のアンノウン・バッファローロード タウルス・バリスタが、行動隊長としてアントロードを扇動する。
- 電王の世界
- この世界は、電王の劇場版3作目の後日談かつ、超電王1作目への導入となる前日談で、そのため原典と同じ世界観である。ただし、その場に人間が存在していればイマジンの憑依・記憶による時間移動が可能で、契約が不要という相違点がある[21]。
- 世界の各地で崩壊現象が起きており、士たちが現れる数日前からデンライナー側のイマジン、モモタロス達は実体を保つことができなくなっている。また新たな敵対勢力として、本作品オリジナルのイマジン・アリゲーターイマジン率いるイマジン軍団と、超電王1作目に先駆けて登場したシルバラ率いるオニ一族(戦闘員はミラーモンスターのゲルニュート)の2つの勢力が活動している。また、デンライナーゴウカの車内のレイアウトはNEWデンライナーのものと同じである。なお光写真館は時間の歪みで、デンライナーの後部車両に移動してしまった。
- カブトの世界
- 人間に擬態して社会に潜伏するワームとZECTが戦っている、クロックアップ機能といった設定は『仮面ライダーカブト』と同様だが、カブトの存在が報道されるなど、ワームやライダーの存在が人々に認知されている。ZECTは秘密組織で、一般人には容易に詳細を調べる事はできない。ワームは人間以外の小型生物(キバーラ)にも擬態可能。『仮面ライダーG』で初登場したフィロキセラワームが登場する。
- 響鬼の世界
-
- 写真館のイラスト:森林の奥地に置かれた響鬼の紋章の入った和太鼓
- 士の役割:音撃道の大師匠
- 海東の獲物:音撃道各流派秘伝の巻物に記された宝
- 音撃戦士が音撃で魔化魍を退治するのは原典と同様だが、ディケイドは音撃を使わなくても魔化魍を倒すことができる。ヒビキ流以外は師範代の鬼が道場を運営して大勢の弟子を指導している。かつて1つだった音撃道は、ヒビキ流(打撃系・打楽器)ザンキ流(斬撃系・弦楽器)イブキ流(射撃系・管楽器)の3つの流派に分かれ、ザンキ流とイブキ流は互いに覇を争っている(弟子たちの中にはそれを快く思っていない者もいる)。各流派の師範代は音撃道に伝わる伝説の宝の在り処を示す巻物を保管しており、3つの巻物を手に入れる(宝を入手する)と全ての音撃道の頂点に立つとされる。
- 本作品オリジナルの魔化魍牛鬼は、力が暴走した鬼が変貌したものであり、人語を話す事ができる。
- 音撃戦士以外のライダー、ディケイド、ディエンド、王蛇もこの世界では自分用の音撃棒を持っている。
- この世界では次回予告をはじめ作中の随所に、書道の文字が挿入されるという原典の演出が再現された。
新たな世界
当初、メッセンジャー・渡の発言などから、ライダーのいる世界は9つとされていたが、実際は更に多数の世界(「仮面ライダーのいない世界」含む)が存在していた。このため、士たちは現在新たに現れた世界を巡っている。
- ネガの世界
-
- 写真館のイラスト:爆発に逃げ惑う人々(第1話の1シーンに酷似)
- 海東の獲物:ケータッチ
- 「夏海の世界」の「影の世界」(いわゆる並行世界)。かつては普通に人間が暮らしていたが、現在は紅音也の指揮の下に集結した悪の仮面ライダー=ダークライダー達によって殆どが抹殺されて成り替わられており、怪人や疑似ライダーを管理している。
- 写真館の外見も士たちがいた世界と同様。士には特に役割は与えられないが、この世界に士を引き留めようとする紅音也の思惑により過度の幸運に恵まれる。この世界で士が撮影した写真は、最初は歪まなかったが最終的にネガフィルムのように色彩が反転、夏海と「もう一人の夏海」を写した写真だけは反転せず像が歪んでしまった。
- ディエンドの世界
-
- 写真館のイラスト:ディエンドの紋章に「WANTED(指名手配)」と上書きされたポスター
- 士の役割:商社の営業マン
- 海東が元々いた世界。士たちが訪れた地域は風光明媚な田舎の山里で、住人は基本的に他者に対して過剰なまでに親切で優しい。しかしそれはフォーティーンの強大な力と手下であるローチによって強制されたものだった[22]。世界の実態は他者に対して率先的に親切にしないと拉致され、脳改造手術を施され操り人形となる管理社会。仮面ライダーは社会全体から反逆者とみなされ敵視されており、操られた住人たちはライダーを見つけしだい攻撃的な態度に豹変する。
- ローチの行動隊長的存在として、仮面ライダー剣に登場したコーカサスビートルアンデッドと似たコーカサスオオカブトの祖たる不死生物・ボスローチが登場する。
以上で仮面ライダーディケイドに関する核心部分の記述は終わりです。
キャスト
レギュラー・準レギュラー
- 門矢士 / 仮面ライダーディケイド(声) - 井上正大
- 小野寺ユウスケ / 仮面ライダークウガ(声) / クウガゴウラム(声) - 村井良大
- 光夏海 - 森カンナ
- 海東大樹 / 仮面ライダーディエンド(声) - 戸谷公人
- 光栄次郎 - 石橋蓮司
- 鳴滝 - 奥田達士
- キバーラ(声) - 沢城みゆき
- ディケイドライバー音声、ディエンドライバー音声、ケータッチ音声 - マーク・大喜多
- ナレーション - 鈴木英一郎
ゲスト
括弧内の数字は出演回。原典のオリジナルキャストには、その作品名を付記。
- 紅渡 - 瀬戸康史 (1)(キバ)
- 八代藍、八代淘子 - 佐藤寛子 (1 - 3,12,13)
- グロンギ対策班の刑事 - 諏訪太朗 (2,3)
- 糸矢僚 / スパイダーファンガイア(声) - 創斗 (4)(キバ)
- ワタル / 仮面ライダーキバ(声) - 深澤嵐 (4,5)
- 謎の男/ ビートルファンガイア(声) / 仮面ライダーキバ ドガバキフォーム(ビートルキバ)(声) - 池内万作 (4,5)
- 辰巳シンジ / 仮面ライダー龍騎(声) / リュウキドラグレッダー(声) - 水谷百輔 (6,7)
- 羽黒レン / 仮面ライダーナイト(声) - 北村栄基 (6,7)
- 桃井玲子 - 高橋佐衣 (6,7)
- 鎌田 / 仮面ライダーアビス(声) / パラドキサアンデッド(声) - 入江雅人 (6 - 9)
- 剣立カズマ / 仮面ライダーブレイド(声) - 鈴木拡樹 (8,9)
- 菱形サクヤ / 仮面ライダーギャレン(声) - 成松慶彦 (8,9)
- 黒葉ムツキ / 仮面ライダーレンゲル(声) - 川原一馬 (8,9)
- 四条ハジメ / 仮面ライダーカリス(声) / ジョーカー(声) - 累央 (8,9)
- アイ - 柊瑠美 (8,9)
- マイ - 香山裕香 (8,9)
- ミー - 鷲巣あやの (8,9)
- 尾上タクミ / 仮面ライダーファイズ(声) / ウルフオルフェノク(声) - 制野峻右 (10,11)
- 友田由里 - 緑友利恵 (10,11)
- 百瀬 / タイガーオルフェノク(声) - 三浦涼介 (10,11)
- 朱川 / ロブスターオルフェノク(声) - 花形綾沙 (10,11)
- 玄田 / ドラゴンオルフェノク(声) - CHIKARA (10,11)
- 城金 / センチピードオルフェノク(声) - 永岡卓也 (10)
- 芦河ショウイチ / 仮面ライダーアギト(声) / 仮面ライダーエクシードギルス(声) - 山中聡 (12,13)
- G3ユニット班の刑事 - 武野功雄 (12,13)
- ナオミ - 秋山莉奈 (14,15)(電王)
- コハナ - 松元環季 (14,15)(電王)
- オーナー - 石丸謙二郎 (14,15)(電王)
- 野上幸太郎 - 桜田通 (15)(電王(劇場版3作目))
- 野上良太郎 - 溝口琢矢 (15)(電王(劇場版1作目、3作目))
- ソウジ / 仮面ライダーカブト(声) / ゼクターカブト(声)、弟切ソウ / 仮面ライダーザビー(声) - 川岡大次郎 (16,17)
- アラタ / 仮面ライダーガタック(声) - 牧田哲也 (16,17)
- マユ / シシーラワーム(声) - 菅野莉央 (16,17)
- おばあちゃん - 佐々木すみ江 (16,17)
- アナウンサー - 前田有紀(テレビ朝日アナウンサー) (16,17)
- ヒビキ / 仮面ライダー響鬼(声) - デビット伊東 (18,19)
- イブキ / 仮面ライダー威吹鬼(声) - 渋江譲二 (18,19)(響鬼)
- ザンキ / 仮面ライダー斬鬼(声) - 松田賢二 (18,19)(響鬼)
- アスム / 仮面ライダー響鬼(声) - 小清水一揮 (18,19)
- アキラ / 仮面ライダー天鬼(声)- 秋山奈々 (18,19)(響鬼)
- トドロキ / 仮面ライダー轟鬼(声)- 川口真五 (18,19)(響鬼)
- 紅音也 / 仮面ライダーダークキバ(声) - 武田航平 (20,21)(キバ)
- 青柳和良 / 仮面ライダーダークカブト(声) - 森陽太 (20,21)
- 佐藤博彦 / 仮面ライダーリュウガ(声) - 岩間天嗣 (20,21)
- 坂田健児 / 仮面ライダーオーガ(声) - 坂本恵介 (20,21)
- 田中 / オルタナティブ(声) - 北山雅康 (20,21)
- 千夏 - 井端珠里 (20,21)
- 海東純一 / 仮面ライダーグレイブ(声) - 黒田勇樹 (22,23)(剣(劇場版))
- 禍木慎 / 仮面ライダーランス(声) - 杉浦太雄 (22,23)(剣(劇場版))
- 三輪春香 / 仮面ライダーラルク(声) - 三津谷葉子 (22,23)(剣(劇場版))
- フォーティーン - 伊藤高史 (22,23)
声の出演
原典に登場しない怪人を演じた声優は放映リストを参照。
- 仮面ライダーキックホッパー - 徳山秀典 (2,3)(カブト)
- 仮面ライダーパンチホッパー - 内山眞人 (2,3)(カブト)
- ニュースキャスター - 半場友恵 (3)、太田真一郎 (3,6)
- ガルル - 千葉一伸 (4,5)
- バッシャー - 宮田幸季 (4,5)
- ドッガ - 黒田崇矢 (4,5)
- ライオンファンガイア - 高階俊嗣 (4)
- スワローテイルファンガイア - 坪井智浩 (4,5)
- キバットバットIII世 / キバアロー、キバットバットII世 - 杉田智和 (4,5,11,20,21)(キバ)
- 仮面ライダーカイザ - 村上幸平 (4,5)(555)
- 仮面ライダーシザース - 増谷康紀 (6)
- 判事 - 小林通孝 (6)
- アナウンス - 杉本ゆう (8,9)
- クイーンアントロード フォルミカ・レギア - 森夏姫 (12,13)
- モモタロス / M士 / Mユウスケ / 仮面ライダー電王 ソードフォーム / デンオウモモタロス - 関俊彦 (14,15,18)(電王)
- ウラタロス / U士 / U夏海 / 仮面ライダー電王 ロッドフォーム - 遊佐浩二 (14,15)(電王)
- キンタロス / K士 / K夏海 / 仮面ライダー電王 アックスフォーム - てらそままさき (14,15)(電王)
- リュウタロス / R士 / R夏海 / 仮面ライダー電王 ガンフォーム - 鈴村健一 (14,15)(電王)
- ジーク - 三木眞一郎 (15)(電王)
- 仮面ライダー王蛇 - 萩野崇 (19)(龍騎)
- その他 - 塩野勝美 (1,2,8,12,17)
スーツアクター
- 仮面ライダーディケイド、仮面ライダー電王ソードフォーム、モモタロス - 高岩成二
- 仮面ライダーディエンド、仮面ライダーキバ、仮面ライダーアビス、仮面ライダーブレイド、仮面ライダー斬鬼、仮面ライダー電王ロッドフォーム、ウラタロス、グロンギ - 永徳
- 仮面ライダークウガ、シルバラ、パラドキサアンデッド、フィロキセラワーム - 伊藤教人
- 仮面ライダーキックホッパー、仮面ライダーカイザ、仮面ライダー龍騎、仮面ライダーカリス、仮面ライダーファイズ、仮面ライダーアギト、仮面ライダーエクシードギルス、仮面ライダーG3、仮面ライダーブレイド (13)、仮面ライダーサソード、仮面ライダー電王 (15)、仮面ライダーディケイド (15,18)、仮面ライダーカブト、仮面ライダーザビー、仮面ライダー響鬼 (18)、仮面ライダー轟鬼(19)、仮面ライダーダークキバ、仮面ライダーランス、グロンギ、ビートルファンガイア、ファンガイア、アンデッド、オルフェノク - 渡辺淳
- 仮面ライダーナイト、仮面ライダー轟鬼(9)、仮面ライダーキバ (11)、仮面ライダーガタック、仮面ライダーザビー (16話終盤)、仮面ライダー響鬼(アスム変身体)、仮面ライダー威吹鬼(18)、仮面ライダーオーガ、ン・ガミオ・ゼダ - 伊藤慎
- 仮面ライダーギャレン、仮面ライダーゾルダ、仮面ライダーG3-X、仮面ライダーイクサ、オートバジン、タイガーオルフェノク - 押川善文
- 仮面ライダーレンゲル、仮面ライダーオーディン、仮面ライダーリュウガ、仮面ライダー王蛇、仮面ライダー電王アックスフォーム、キンタロス、グロンギ、アンデッド、アリゲーターイマジン、ワーム - 岡元次郎
- 仮面ライダーパンチホッパー、仮面ライダータイガ、仮面ライダーサイガ、ジーク、グロンギ - 永瀬尚希
- 仮面ライダー電王ガンフォーム、リュウタロス、グロンギ、オルフェノク、ワーム - おぐらとしひろ
- 仮面ライダーラルク、グロンギ - 小野友紀
- バッファローロード タウルス・バリスタ、その他 (1) - 福沢博文
- その他 - 蜂須賀祐一 (1,3)、竹内康博 (1)、金田進一 (1 - 3,6,7)、横田遼 (1,3 - 9,12)、佐藤太輔 (1,3,6,9,12)、浅井宏輔 (2,3,6,7,12)、渡邊昌宏 (3)、大林勝 (3)、村岡弘之 (3)、澤江晃史 (3,6)、神尾直子 (3,5)、橋本恵子 (3)、向田翼 (3)、森村修一 (3,5)、内川仁朗 (3)、細川晃弘 (3)、玄也 (3)、小島美穂 (4,5)、高田将司 (6 - 9,12)、藤井祐伍 (6 - 8)他(ジャパンアクションエンタープライズ)
スタッフ
- 原作 - 石ノ森章太郎(石森章太郎プロ)
- プロデューサー - 梶淳(テレビ朝日)、白倉伸一郎・武部直美・和佐野健一(東映)
- 脚本 - 會川昇、米村正二、小林靖子、古怒田健志、井上敏樹
- 監督 - 田崎竜太、金田治、長石多可男、石田秀範、柴崎貴行、田村直己
- 音楽 - 鳴瀬シュウヘイ、中川幸太郎
- 特撮監督 - 佛田洋
- アクション監督 - 宮崎剛
- 撮影 - 松村文雄、倉田幸治
- 音楽プロデューサー - 河野裕介
- 音楽制作 - avex entertainment、tv asahi music、東映アニメーション音楽出版
- プロデューサー補 - 谷本萌生( - 第3話)、郷田龍一(第4話 - )
- 助監督 - 柴崎貴行、伊藤良一、塩川純平、山口恭平、杉原輝昭ほか
- スーパーバイザー - 小野寺章(石森プロ)( - 第17話)
- キャラクターデザイン - 早瀬マサト、PLEX
- クリーチャーデザイン - 青木哲也(ン・ガミオ・ゼダ、牛鬼)、篠原保(ビートルファンガイア、仮面ライダーアビス、タイガーオルフェノク)、韮沢靖(パラドキサアンデッド、アリゲーターイマジン、フィロキセラワーム)、猪瀬希央、出渕裕(バッファローロード タリウス・バリスタ)
- 技術協力 - アップサイド、東映ラボ・テック、KYORITZ
- 制作 - テレビ朝日(表記はtv asahi)、東映、ADK
主題歌・挿入歌
- 主題歌
-
- 『Journey through the Decade』
- 本作品のOPでは第2話から「世界の破壊者ディケイド! いくつもの(第20話までは「9つの」)世界を巡り、その瞳は何を観る!」と電王以来のアバンナレーションが入る。第1 - 21話は1番、第22話からは2番の歌詞を使用。
- プロモーションビデオに士、仮面ライダーディケイド、パラドキサアンデッドが登場する。
- 挿入歌(エンディングテーマ)
- 本作では明確なEDテーマは存在せず、主に戦闘シーンに使われる以下の曲がEDテーマ扱いとなる。
放映リスト
サブタイトルは原典で一定の法則によってつけられていた場合、それにならっていることがある。
- 「超絶」(クウガの世界)→『クウガ』のサブタイトルは漢字2文字
- 「第二楽章♬キバの王子」(キバの世界)→『キバ』のサブタイトルには音楽の符号がつく
- 「サボる響鬼」「終わる旅」(響鬼の世界)→『響鬼』のサブタイトルは動詞か形容動詞と主語の組み合わせ
また、原典にサブタイトルが無い世界は、原典の設定を連想させるサブタイトルが付けられることもある。
- 「再会 プロジェクト・アギト」(アギトの世界)→『アギト』の劇場版のタイトルは「PROJECT(プロジェクト) G4」
- 「警告:カブト暴走中」(カブトの世界)→『カブト』では変身ツールであるゼクターに「暴走装置」という機能が隠されていた
怪人は組織名または種族名で記し、原典に登場していないもののみ個体名を記す。
放送日 | 話数 | サブタイトル | 登場怪人 | 主な舞台となる世界 | 脚本 | 監督 |
---|---|---|---|---|---|---|
2009/1/25 | 1 | ライダー大戦 | 夏海の世界 | 會川昇 | 田崎竜太 | |
2009/2/1 | 2 | クウガの世界 |
|
クウガの世界 | ||
2009/2/8 | 3 | 超絶 | ||||
2009/2/15 | 4 | 第二楽章♬キバの王子 |
|
キバの世界 | 金田治 | |
2009/2/22 | 5 | かみつき王の資格 |
| |||
2009/3/1 | 6 | バトル裁判・龍騎ワールド |
|
龍騎の世界 | 長石多可男 | |
2009/3/8 | 7 | 超トリックの真犯人 |
| |||
2009/3/15 | 8 | ブレイド食堂いらっしゃいませ |
|
ブレイドの世界 | 米村正二 | 石田秀範 |
2009/3/22 | 9 | ブレイドブレード | ||||
2009/3/29 | 10 | ファイズ学園の怪盗 |
|
ファイズの世界 | 會川昇 | 柴崎貴行 |
2009/4/5 | 11 | 555つの顔、1つの宝 |
| |||
2009/4/12 | 12 | 再会 プロジェクト・アギト | アギトの世界 | 長石多可男 | ||
2009/4/19 | 13 | 覚醒 魂のトルネード |
| |||
2009/4/26 | 14 | 超・電王ビギニング | 電王の世界 | 小林靖子 | 石田秀範 | |
2009/5/3 | 15 | 超モモタロス、参上! | ||||
2009/5/10 | 16 | 警告:カブト暴走中 |
|
カブトの世界 | 古怒田健志 | 田村直己 |
2009/5/17 | 17 | おばあちゃん味の道 |
| |||
2009/5/24 | 18 | サボる響鬼 |
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響鬼の世界 | 米村正二 | 柴崎貴行 |
2009/5/31 | 19 | 終わる旅 | ||||
2009/6/7 | 20 | ネガ世界の闇ライダー |
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ネガの世界 | 井上敏樹 | 田崎竜太 |
2009/6/14 | 21 | 歩く完全ライダー図鑑 | ||||
2009/6/28 | 22 | ディエンド指名手配 |
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ディエンドの世界 | 石田秀範 |
映像ソフト化
他媒体展開
映画
- 『劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦』(2009年5月1日公開)
- テレビシリーズの第15話と第16話の間にあたるストーリーで、テレビシリーズの電王の世界でも伏線が張られている。なお、こういったテレビと連動した演出は『仮面ライダー電王』テレビシリーズとその劇場版第1作でも使われている。また、本編第15~17話のOP映像では、この映画のカットを用いたスペシャル版が使われた。
- 『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』(2009年8月8日公開予定)
漫画版
『テレまんがヒーローズ』2009年4月号掲載。著者は藤沢真行。
ゲーム
ミュージカル
- 『MASKED RIDER LIVE&SHOW 〜十年祭〜』
- 2009年6月28日-29日に東京国際フォーラムで開催された、仮面ライダーシリーズとしては史上初と銘打っているダンスバトルミュージカル公演。公演の模様は同年11月21日にDVDソフトとして発売される予定。
その他
関連項目
- 仮面ライダーシリーズ
- 仮面ライダーバトル ガンバライド
- ライダーカード
- 仮面ライダーG
- 2009年1月31日放送の「SmaSTATION!!Presents SMAPがんばりますっ!!」内で放送された作品で、作中にはディケイドを初めとする歴代平成ライダー10人も登場する。
脚注
- ^ 後者はプロデューサーの白倉によれば「『10年って早いな』という我々の偽らざる気持ち」を表現しているとのこと。[1]
- ^ このマークは“ 平成ライダー10周年 ”を迎えた2009年に展開される本作や関連商品、およびデータカードダス『仮面ライダーバトル ガンバライド』などで使用されている。
- ^ 出典:2009年4月発売『オトナアニメ』vol.12 會川インタビュー)。
- ^ 井上正大オフィシャルブログ2009年5月13日の記事より。
- ^ 劇中で使用されているblackbird,flyのピンクは「仮面ライダーディケイドモデル」として国内1000個、総数2000個の限定販売された
- ^ 立ち居振る舞いが原典とはやや異なるが、演じる瀬戸康史によれば「あれは(『仮面ライダーキバ』本編の)数年後の渡という設定で、だから性格も少し違っている」とのこと。(『週刊ザテレビジョン』のインタビュー)
- ^ 初出は『仮面ライダーG』。
- ^ 原典では「志村純一」。
- ^ 原典では「三輪夏美」。
- ^ a b c d e f g テレビ朝日公式サイトより
- ^ 東映公式サイトより。
- ^ ガンバライドにおけるディエンドブラストは必殺技扱いであり、その描写もテレビ本編とは異なる
- ^ 東映公式サイトのスタッフのコメントによると、原作者である石ノ森の別作品『サイボーグ009』の「加速装置が暴走するエピソード」をモデルとしている。
- ^ ハイパーホビー2009年4月号、テレビマガジン2009年4月号より。
- ^ 東映ヒーローMAX vol.29より。
- ^ 東映公式サイトではこれを、演じる井上のコスプレと称し、本作の見所の1つとしてピックアップしている
- ^ http://www.toei.co.jp/tv/decade/story/1188976_1564.html
- ^ 一部では複数の世界に顔の同じ人間がいたりするが、あくまでも別存在。(「クウガの世界」と「アギトの世界」における女性警察官“ 八代 ”などが代表例)
- ^ ガミオについては、原典においてバラのタトゥの女が所持する皮紙など「オオカミ種のグロンギ」の存在を示唆する描写があり、東映公式サイトの記述によるとその時点で既に「赤いオオカミ」という外見のイメージと名前は決まっており、劇場版で出す予定だった
- ^ この発想は本作品の企画会議中に出た「仮面ライダーで裁判員制度にしたらどうだろう」との冗談から取り入れられた([2])
- ^ 第1話に登場するイマジンは精神体で契約を要求した
- ^ フォーティーンの居城だけは超近代的な高層ビルになっている。
外部リンク
- テレビ朝日内公式サイト
- 東映内公式サイト
- 公式サイト(エイベックス内)
- DOGATCH仮面ライダーディケイド特集
- BlackBird,Fly公式サイト 劇中で使用される二眼レフカメラ(ただし士のカメラはオリジナルカラー)
- BlackBird,fly_rider BlackBird,Fly製作元による仮面ライダーディケイド特集サイト
- 仮面ライダークライマックスヒーローズ公式サイト(バンダイナムコゲームス内)
- DVD 仮面ライダーディケイド特集東映ビデオ内にあるサイト
テレビ朝日系列 日曜8時台前半 (スーパーヒーロータイム第2枠 / ニチアサキッズタイム第3枠) |
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
仮面ライダーキバ
(2008.1.27 - 2009.1.18) |
仮面ライダーディケイド
(2009.1.25 - 2009.8.30予定) |
仮面ライダーダブル
(2009.9.6予定 - ) |