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2014年7月17日 (木) 07:46時点における版
新潟市の教育(にいがたしのきょういく)は、新潟県新潟市の教育についての概略。
学校教育
教育機関 | 国立 | 県立 | 市立 | 私立 | 計 |
---|---|---|---|---|---|
大学 | 1 | 1 | 0 | 5 | 7 |
短期大学 | 0 | 0 | 0 | 4 | 4 |
小学校 | 1 | 0 | 113 | 0 | 114 |
中学校 | 1 | 0 | 56 | 3 | 60 |
高等学校 | 0 | 19 | 2 | 8 | 29 |
中等教育学校 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 |
特別支援学校 | 1 | 6 | 2 | 0 | 9 |
新潟市中心部に「学校町」があるが、これは、新潟大学旭町キャンパスにはかつて同大学の全ての学部があり、その周辺には高等学校が三校あったことに由来する。
一方、古町や新潟駅周辺などには、専門学校が立ち列ぶ。特にNSGグループの専門学校が多い。
教育機関
大学
短期大学
- 日本歯科大学新潟短期大学
- 新潟青陵大学 短期大学部
- 新潟工業短期大学
- 明倫短期大学
中等教育学校
小学校・中学校・高等学校
幼稚園
専修学校
- 新潟県農業大学校(農業者研修教育施設)(専修学校専門課程)
- 日本アニメ・マンガ専門学校
特別支援学校
- 新潟県立新潟盲学校
- 新潟県立新潟聾学校
- 新潟大学教育学部附属特別支援学校
- 新潟県立新潟養護学校
- 新潟県立はまぐみ養護学校
- 新潟県立江南高等特別支援学校
- 新潟県立西蒲高等特別支援学校
- 新潟市立東特別支援学校
- 新潟市立西特別支援学校
各種学校
学校教育以外の施設
職業訓練施設
- 新潟市高等職業訓練校(職業訓練法人新潟市職業訓練協会)
自動車教習所
社会教育
公民館・市民会館
公民館
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市民会館・文化会館
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コミュニティセンター・コミュニティハウス
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青少年教育施設
- 新潟市こども創作活動館
- 大畑少年センター
- 青少年三川自然の森
- 入徳館野外研修場
- 若者支援センター オール
図書館・図書室
新潟市内には県立1館、市立18館の図書館がある。これに加え市立の地区図書室が出張所・連絡所・公民館などに計29室設けられている。また新潟大学の附属図書館は学外向けにも開放しており、原則として県内在住者であれば利用登録が可能である。
市立図書館には長らく基幹となる施設がなく、沼垂図書館が実質上の中央図書館的な機能を果たしていたが老朽化が著しく、蔵書の収容施設が不足していた。一部は廃校となった小学校などに所蔵され、そのため保存環境の悪さに起因する蔵書の傷みなどが問題となっていた。こうした問題の解決のため中央図書館の建設計画が立案され、2007年(平成19年)10月1日、旧市立長嶺小学校跡地に新潟市立中央図書館(愛称・ほんぽーと)が開館した。なお中央図書館オープンに伴い、沼垂図書館は2007年(平成19年)5月31日をもって閉館している。
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美術館
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その他の文化・芸術施設
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博物館
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動植物園
市域内の動物園・水族館・植物園は下記の通り。水族館は市が所有する1館の他、下記の植物園および植物の常設展示施設が所在する。
市内も含めた新潟県内には、前述の動物ふれあいセンターをはじめとする小規模な動物関連の施設は数箇所所在するものの、日本動物園水族館協会に加盟し、ゾウなどの大型動物も含め複数種の動物を飼育する本格的な動物園は所在しない[注 1]。2012年春現在、動物園が所在しない県は新潟県など6県である。新潟市では元県庁職員らが主体となって、2012年(平成24年)4月に「にいがたに動物園をつくる会」を設立し、新潟市内での動物園整備を求め活動を行っている[1]。
一方、新潟市では県立鳥屋野潟公園の鐘木地区に隣接する区域において、食と花の交流センターエリア「いくとぴあ食花」の整備を進めている。2011年10月にオープンした「新潟市食育・花育センター」は、東区に所在し老朽化が進んでいた新潟市園芸センターの後継施設の一つとして整備されたもので、食と花を通じた生涯教育施設である。次いで2012年10月にオープンした「新潟市動物ふれあいセンター」は、新潟市保健衛生部保健所環境衛生課動物愛護係が管理する、動物愛護に関する啓発施設である。センター内ではアルパカを飼育している他、野良犬・猫の収容などを行っている。いくとぴあ食花のエリア内には4つの交流施設が整備される予定で、2014年夏の「食と花の交流センター」(仮称)のオープンを以って全4施設の整備が完了する。
動物園・動物愛護施設
- 中央区
- いくとぴあ食花
- 新潟市動物ふれあいセンター
- いくとぴあ食花
水族館
- 中央区
- 新潟市水族館(マリンピア日本海)
植物園・農業試験施設
- 東区
- 新潟市園芸センター
- 中央区
- いくとぴあ食花
- 新潟市食育・花育センター
- いくとぴあ食花
- 秋葉区
- 南区
- アグリパークエリア
- 新潟市農業活性化研究センター
- 新潟市アグリパーク(2014年6月28日供用開始予定)
- アグリパークエリア
歴史
近世
近代
明治
- 1868年(明治元年) : 石附五作が「蛍雪校」を開設する[3]。
- 1869年(明治2年)
- 1871年(明治4年)
- 1872年(明治5年)
- 1873年(明治6年)
- 1874年(明治7年)
- 1875年(明治7年)12月 : 新潟県が小学講習所を開設する[10]。
- 1876年(明治8年)12月 : 小学講習所が師範講習所に改称する[10]。
- 1877年(明治10年)
- 1880年(明治13年) : 蛍雪校が閉校する[3]。
- 1883年(明治16年) : 私立商業学校が開校する[11]。
- 1886年(明治19年)
- 1887年(明治20年)
- 1888年(明治21年)3月31日 : 新潟医学校が廃校となり、新潟区立新潟病院が開院する。
- 1890年(明治23年)
- 1892年(明治25年)
- 1893年(明治26年)
- 1898年(明治31年)4月1日: 新潟県尋常師範学校が師範教育令に準拠し、新潟県師範学校と改称する[15]。
- 1900年(明治33年)
- 1902年(明治35年)5月24日 : 蛍雪校を経営する佐藤荘松が、私立新潟図書館を開館する[13][17]。
- 1905年(明治38年)
- 1906年(明治39年)
- 1907年(明治40年)
- 1909年(明治42年)9月 : 新潟市学校長会が「新潟市小学校樹栽規程」を制定。
- 1910年(明治43年)4月1日 : 官立新潟医学専門学校が開校する。
大正
- 1914年(大正3年) : 沼垂町が新潟市と合併したことにより、私立沼垂図書館が閉館する[18]。
- 1915年(大正4年)4月1日 : 明治記念新潟県立図書館が開館する。
- 1919年(大正8年)
- 1920年(大正9年)
- 1921年(大正10年)
- 1922年(大正11年)
- 1923年(大正12年)
- 1925年(大正14年)6月1日 : 新潟自動車商会が新潟自動車学校を設立する。
- 1926年(大正15年)
昭和初期
- 1927年(昭和2年)5月24日 : 新潟高等学校文芸部が芥川龍之介の講演会を開く。
- 1928年(昭和3年)4月1日 : 新潟市立栄小学校が開校。
- 1929年(昭和4年)
- 1930年(昭和5年)6月6日 : 石山村第三小学校訓導山本吾一らが新潟県教育者労働組合を結成する。
- 1931年(昭和6年) : 新潟市立白山小学校、新潟市立長嶺小学校の新設をめぐって市会が混乱する。
- 1932年(昭和7年)
- 1933年(昭和8年)
- 1934年(昭和9年)
- 1935年(昭和10年)
- 4月1日 : 新潟市浜浦尋常小学校が開校。
- 9月1日 : 市内各小学校に青年学校が設置される[29]。
- 1936年(昭和11年)4月11日 : 北越商業学校が開校[30]。
- 1937年(昭和12年)4月1日 : 宮浦高等小学校が開校。
- 1938年(昭和13年)11月21日 : 新潟市公会堂の竣工式が行われる[31]。
- 1939年(昭和14年)
- 1941年(昭和16年)
- 1942年(昭和17年)2月16日 : 綴り方教育に関係した新潟市内の小学校教員が逮捕される。
- 1943年(昭和18年)
- 1944年(昭和19年)
- 1945年(昭和20年)
現代
昭和
- 1945年(昭和20年)
- 1946年(昭和21年)4月1日 : 新潟市農業学校と新潟市立第二高等女学校が開設される。
- 1947年(昭和22年)
- 1948年(昭和23年)
- 1949年(昭和24年)
- 1950年(昭和25年)
- 1951年(昭和26年)
- 1952年(昭和27年)
- 1953年(昭和28年)
- 1955年(昭和30年)
- 1月1日 : 新潟市立有明台小学校が開校。
- 5月1日 : 新潟市立下山小学校が開校。
- 1956年(昭和31年)10月1日 : 市町村教育委員会が公選制から任命制になる。
- 1958年(昭和33年)
- 1959年(昭和34年)
- 1960年(昭和35年)4月1日 : 新潟市中央公民館が設置され、その他の公民館がその分館となる。
- 1961年(昭和36年)4月1日 : 新潟市立藤見中学校が開校。
- 1962年(昭和37年)4月1日 : 新潟県立新潟東工業高等学校が開校。
- 1963年(昭和38年)
- 4月1日 : 新潟県立新潟女子高等学校が開校。
- 4月23日 : 新潟県立新潟女子短期大学の開学式が行われる。
- 1964年(昭和39年)
- 4月1日 : 私立新潟清心女子高等学校が開校。
- 5月1日 : BSN新潟美術館が開館。
- 7月1日 : 新潟市立沼垂高等学校定時制が、新潟市立鏡ヶ岡高等学校として独立し開校。
- 7月17日 : 新潟県教育委員会が高等学校の通学区を中学区に改める。(1965年4月に実施)
- 1965年(昭和40年)
- 2月24日 : 新潟大学が五十嵐地区への統合移転を決定。
- 4月1日 : 新潟大学が歯学部を設置。
- 4月1日 : 私立新潟青陵女子短期大学が開学。
- 4月1日 : 私立新潟女子工芸高等学校が新潟青陵高等学校に改称する。
- 1966年(昭和41年)9月5日 : 新潟市内の4小学校区でひまわりクラブ(学童保育)を開始。
- 1967年(昭和42年)
- 1968年(昭和43年)
- 1969年(昭和44年)
- 1970年(昭和45年)
- 1972年(昭和47年)
- 4月1日 : 旧新潟税関に新潟市郷土資料館が開設される。
- 4月1日 : 新潟市立真砂小学校、新潟市立小針中学校が開校。
- 4月1日 : 日本歯科大学新潟歯学部が開校。
- 1973年(昭和48年)4月1日 : 新潟市立五十嵐小学校が開校。
- 1974年(昭和49年)6月7日 : 新潟大学が医療技術短期大学部を設置。
- 1975年(昭和50年)
- 1976年(昭和51年)
- 1977年(昭和52年)
- 1978年(昭和53年)
- 1979年(昭和54年)
- 1980年(昭和55年)
- 4月1日 : 新潟市立東青山小学校、新潟市立東石山中学校、新潟市立養護学校が開校。
- 4月1日 : 新潟市立高志高等学校が開校。
- 4月1日 : 新潟県立新潟東高等学校が開校。
- 1981年(昭和56年)
- 4月1日 : 新潟市立明鏡高等学校が開校。
- 8月1日 : 新潟市青少年三川自然の森が開園。
- 11月1日 : 新潟県立自然科学館が開館。
- 1982年(昭和57年)
- 1983年(昭和58年)
- 4月1日 : 新潟市立山潟中学校、私立東京学館新潟高等学校が開校。
- 4月1日 : 新潟県立新潟北高等学校が開校。
- 5月28日 : 敦井美術館が開館。
- 1984年(昭和59年)4月 : 私立新潟文理高等学校が開校。
- 1985年(昭和60年)10月13日 : 新潟市美術館が開館。
- 1986年(昭和61年)4月1日 : 新潟第一中学校が開校。
平成
- 1989年(平成元年)
- 4月1日 : 新潟市立下山中学校が開校。
- 4月1日 : 新潟市立大畑小学校が新潟小学校と統合。
- 1990年(平成2年)
- 1993年(平成5年) : 新潟清心女子中学校が開校。
- 1996年(平成8年) : 知足美術館が開館。
- 1997年(平成9年)10月1日 : 新津市美術館が開館。
- 2000年(平成12年)4月 : 私立新潟青陵大学が開学。
- 2003年(平成15年)7月12日 : 朱鷺メッセの開館とともに、新潟県立万代島美術館が開館。
- 2004年(平成16年)3月27日 : 新潟市歴史博物館が開館。
- 2005年(平成17年) : クロスパルにいがた(新潟市中央公民館)が開館。
- 2006年(平成18年)4月 : 新潟市黒埼市民会館が開館。
- 2007年(平成19年) : 新潟市立中央図書館(ほんぽーと)が開館。
- 2009年(平成21年)
- 4月 : 新潟県立大学が開学。
- 4月 : 新潟市立高志中等教育学校が開校。
- 2011年(平成23年)
- 6月18日 : 新潟市青年の家と新潟市青少年育成センターが統合され、新潟市若者支援センター 「オール」が開所。
- 9月20日 : 新潟市東区役所の移転に伴い、東区プラザが開館。
- 2012年(平成24年)
- 2013年(平成25年)
脚注
注釈
- ^ 新潟市内に所在する動物飼育施設のうち、日本動物園水族館協会に加盟しているのはマリンピア日本海のみである(2012年12月現在)。
出典
- ^ 新潟市に動物園を 市民が署名活動 - 新潟日報(2012年6月21日付Web版、22日付朝刊)- 2012年6月22日閲覧
- ^ a b 新潟市通3、p.94
- ^ a b c d e 新潟市通3、p.403
- ^ 新潟市通3、p.119
- ^ a b 新潟市通3、p.95
- ^ a b c 新潟市通3、p.120
- ^ 新潟市通3、p.96
- ^ 新潟市通3、p.98
- ^ 新潟市通3、p.122
- ^ a b c d 新潟市通3、p.123
- ^ a b c 新潟市通3、p.400
- ^ 赤沢保育園について
- ^ a b c d e f 新潟市通3、p.404
- ^ 新潟市通3、p.402
- ^ 新潟市通3、p.407
- ^ 新潟市通3、p.406
- ^ a b 新潟市通4、p.157
- ^ a b 新潟市通4、p.159
- ^ 新潟市通4、p.144
- ^ 新潟市通4、p.156
- ^ 新潟市通4、p.151
- ^ a b 新潟市通4、p.150
- ^ 新潟市通4、p.145
- ^ a b 新潟市通4、p.267
- ^ 新潟市通4、p.147-148
- ^ 新潟市通4、p.154-155
- ^ 新潟市通4、p.264-265
- ^ 新潟市通4、p.266
- ^ 新潟市通4、p.270
- ^ 新潟市通4、p.404
- ^ 新潟市通4、p.288
- ^ a b 新潟市通4、p.401
- ^ a b 新潟市通4、p.405
- ^ 新潟市通4、p.399-400
- ^ a b 新潟市通4、p.406
- ^ 新潟市通4、p.402
- ^ 新潟市通4、p.402-403
- ^ 新潟市通4、p.446
- ^ 新潟市通5、p.88
- ^ 新潟市通5、p.93-94
- ^ 新潟市通5、p.91
- ^ 新潟市通5、p.89
- ^ 新潟市通5、p.89-90
- ^ 新潟市通5、p.90
- ^ 新潟市通5、p.92
- ^ 新潟市通5、p.94
- ^ 秋葉区文化会館 新潟市秋葉区
参考文献
- 『新潟市史 通史編3 近代』新潟市、1996年3月22日。
- 『新潟市史 通史編4 近代』新潟市、1997年3月31日。
- 『新潟市史 通史編5 現代』新潟市、1997年3月31日。