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* 嘗て全国の[[ゲームセンター]]に設置され、稼働していた[[アーケードゲーム]]『[[ネットワーク対戦クイズ Answer×Answer]]』に作者の代表作『[[貧乏姉妹物語]]』の問題も収録されていたが、作者でありながら間違えるという[[天然ボケ]]な所がある<ref>[http://izumitanu.sblo.jp/article/27166998.html アンサーアンサー2] 公式サイト 2009年2月24日閲覧</ref>。 |
* 嘗て全国の[[ゲームセンター]]に設置され、稼働していた[[アーケードゲーム]]『[[ネットワーク対戦クイズ Answer×Answer]]』に作者の代表作『[[貧乏姉妹物語]]』の問題も収録されていたが、作者でありながら間違えるという[[天然ボケ]]な所がある<ref>[http://izumitanu.sblo.jp/article/27166998.html アンサーアンサー2] 公式サイト 2009年2月24日閲覧</ref>。 |
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* 嘗て現ペンネームの'''「かずといずみ」'''を名乗り始めたころ、出版社の編集担当者から'''「かずとさんのお宅ですか?」'''と電話がかかってきたが、それまでのペンネームが'''「いずみ」'''であったため「かずとさん」と呼ばれ慣れていなかったこともあり'''「違います」'''と言って電話を切ってしまい、後から「かずとさん」が自分のことだと気付いたという<ref>同人誌「風色」あとがき</ref>。 |
* 嘗て現ペンネームの'''「かずといずみ」'''を名乗り始めたころ、出版社の編集担当者から'''「かずとさんのお宅ですか?」'''と電話がかかってきたが、それまでのペンネームが'''「いずみ」'''であったため「かずとさん」と呼ばれ慣れていなかったこともあり'''「違います」'''と言って電話を切ってしまい、後から「かずとさん」が自分のことだと気付いたという<ref>同人誌「風色」あとがき</ref>。 |
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* 『貧乏姉妹物語』で姉妹が居住している桜の木が見えるアパートは作者の実家がモデルである。作者の実家には桜の木が在り、嘗て下宿を営んでいたといい、そこから着想を得たものである。なお、姉妹は作者の知人がモデルというが、作者自身も2人姉妹である。 |
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== 作品 == |
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2016年3月1日 (火) 15:20時点における版
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かずと いずみ(1979年12月3日 - )は、東京都大田区[1]出身の女性漫画家。旧ペンネームは「いずみ」。本名は非公開[2]。また、かつては「一十百」と書いてかずとももと読むペンネームも使用していた。既婚。現在は埼玉県に在住。
経歴
1999年、メディアワークスの「第6回電撃ゲーム3大賞(現電撃3大賞)」のコミック部門佳作を受賞し担当もついたが、その時は連載デビューできなかった。
その後、森下裕美のファンだったことから、森下が表紙およびメイン作家であった「まんがくらぶ」(竹書房)に4コマ漫画『クリーニングみなみちゃん』を投稿する。同作が2001年1月の準月間賞として第7回竹書房漫画新人賞にノミネートされ、佳作を受賞し「まんがくらぶ」2001年6月号に掲載。 同年『クリーニングみなみちゃん』でデビュー。
その後はいくつかの読み切り作をゲスト掲載した後、「まんがタイムきらら」(芳文社)にて初連載。ストーリー漫画に転向後は「月刊サンデーGENE-X」(小学館)で『貧乏姉妹物語』を、「コンプティーク」(角川書店)でコラム『塵も積もればスキになる!』を連載。『貧乏姉妹物語』の連載終了後は「マジキュー」(エンターブレイン)や「月刊コミックラッシュ」(ジャイブ)『コミック百合姫』(一迅社)などで単発イラストの仕事のほか、芳文社の百合アンソロジー『つぼみ』で不定期に作品を発表している。2011年には、久々の4コマ漫画『蒲田魔女』を「4コマnanoエース」(角川書店)で連載開始。
『貧乏姉妹物語』は2006年にアニメ化され、テレビ朝日などで放送された。
『貧乏姉妹物語』連載終了以降、連載ではなく単発イラストの仕事だけであったことに関して2011年5月8日のブログの中で、商業誌での連載が『「たくさんの方に見てもらえる機会」が「たくさんの方に迷惑をかけてしまう」という認識に変わってしまった』[3]ことにより、商業誌でやっていく自信がなくなってしまい、なかなか連載に踏み出せなかったとつづっている。そんな中『蒲田魔女』を連載でやらないかという誘いを受け、『この機会にもう一度頑張ってみよう!という気持ちになりました。』[3]とのこと。
温泉ソムリエの資格を持つ[4]。 2013年5月30日、男児を無事に出産したことを自身のツイッターにて発表した[5]。
エピソード
- 1979年12月生まれであるため、高校時代は時局的にルーズソックスブームの真っ只中であったが、本人はルーズソックスに関心が無かったようで、当時としてはかなりの少数派であるタイツ派で、当時から黒タイツを愛用していた[6]。この黒タイツへの拘りが現在の作品群にも色濃く表れている。
- 嘗て全国のゲームセンターに設置され、稼働していたアーケードゲーム『ネットワーク対戦クイズ Answer×Answer』に作者の代表作『貧乏姉妹物語』の問題も収録されていたが、作者でありながら間違えるという天然ボケな所がある[7]。
- 嘗て現ペンネームの「かずといずみ」を名乗り始めたころ、出版社の編集担当者から「かずとさんのお宅ですか?」と電話がかかってきたが、それまでのペンネームが「いずみ」であったため「かずとさん」と呼ばれ慣れていなかったこともあり「違います」と言って電話を切ってしまい、後から「かずとさん」が自分のことだと気付いたという[8]。
- 『貧乏姉妹物語』で姉妹が居住している桜の木が見えるアパートは作者の実家がモデルである。作者の実家には桜の木が在り、嘗て下宿を営んでいたといい、そこから着想を得たものである。なお、姉妹は作者の知人がモデルというが、作者自身も2人姉妹である。
作品
- 漫画作品
- 貧乏姉妹物語(小学館・月刊サンデーGENE-X 2004年2月号~2006年11月号に連載、全4巻)
- 小さな惑星の小さなお話(ジャイブ)
- 2008年5月初版 ISBN 9784861764868
- 短編集。
- 三ツ星クリーニング(ジャイブ)
- 2008年12月初版 ISBN 9784861765889
- 当初はデビュー作「クリーニングみなみちゃん」と『まんがライフMOMO』(竹書房)で創刊号から2004年7月号まで連載された「三ツ星書店」を併せた同人誌として2004年8月のコミックマーケット66で発行。その後、新作・未収録作品を追加し同名の作品集として2008年12月に刊行された。
- くろよめ(芳文社)
- 2011年2月初版 ISBN 9784832279926
- 表題作は著者が2008年~2009年にかけて同人誌で発表していた作品を手直ししたもの。あとがきによると、タイトルは「黒タイツをはいた嫁」の略とのこと。その他、『つぼみ』に掲載された「めとらば」および書き下ろしを追加した作品集。
- 蒲田魔女(角川書店・4コマnanoエース 連載)
- 2012月7月初版 ISBN 9784041203026
- 銭湯ハワイ(芳文社)
- 2013月6月初版 ISBN 9784832243132
- 挿絵
- 名瀬樹『アンダー・ラグ・ロッキング』(メディアワークス・電撃文庫)
- 2003年6月初版 ISBN 9784840223904
- 画集
- よりみちドロップ(エンターブレイン)
- 2007年3月初版 ISBN 9784757734470
作風・特徴
- 少女キャラは黒タイツを履いていることが多い。
- これまで原作した作品は全て少女が主人公である。
- 百合を匂わせる作品が多い。
- 現在も同人誌活動を積極的に行っている。
脚注
- ^ ツイッターにて本人が記載
- ^ 本人の弁では「いずみ」は本名をもじったものだという。
- ^ a b 2011年5月8日付けのブログエントリー
- ^ 公式サイトpafecafe(2012年8月8日)
- ^ ツイッターでの報告・写真による報告
- ^ 同人誌 『まとめの2』 18ページ
- ^ アンサーアンサー2 公式サイト 2009年2月24日閲覧
- ^ 同人誌「風色」あとがき
外部リンク
- 公式サイト
- かずといずみ (@izumitanu) - X(旧Twitter)