「第76回皐月賞」の版間の差分
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しかしゴール直後、[[審議 (競馬)|審議]]の青ランプが点灯した。審議内容は勝ち馬には関係ないものだが、リオンディーズの斜行についてだった。そして約15分後、リオンディーズは4位入線から5着へ[[降着制度|降着]]、エアスピネルは4着となった。<ref>[https://keibado.net/compass/result.php?cd= |
しかしゴール直後、[[審議 (競馬)|審議]]の青ランプが点灯した。審議内容は勝ち馬には関係ないものだが、リオンディーズの斜行についてだった。そして約15分後、リオンディーズは4位入線から5着へ[[降着制度|降着]]、エアスピネルは4着となった。<ref>[https://keibado.net/compass/result.php?cd=201604170511 ]第76回皐月賞 11月25日閲覧</ref> |
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== 関連項目 == |
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2016年11月25日 (金) 09:45時点における版
第76回皐月賞は、2016年4月17日に中山競馬場で施行された競馬の競走である。[1]
出走馬の状況
2016年の牡馬クラシック三冠の一冠目として注目が集まった。主な出走馬は、若駒ステークス(OP)の勝ち馬で、皐月賞のトライアル競走である弥生賞(GII)に勝利したマカヒキ、弥生賞2着で2015年の2歳王者決定戦朝日杯フューチュリティステークス(GI)の勝ち馬でありJRA賞最優秀2歳牡馬に選ばれたリオンディーズ、弥生賞3着で朝日杯フューチュリティステークス2着のエアスピネルなどが出走した。また、スプリングステークス(GII)の勝ち馬マウントロブソン、若葉ステークス(OP)勝ち馬アドマイヤダイオウも出走した。また、トライアル競走ではないが、きさらぎ賞(GIII)を快勝して皐月賞に直行してきたサトノダイヤモンド、共同通信杯(GIII)の勝ち馬ディーマジェスティも出走した。
トライアル競走の結果
第53回弥生賞 GII
- 中山・芝2000mで施行。
- 3着以内に優先出走権が与えられる。
着順 | 競走馬名 | 性齢 | 騎手 | タイム | 着差 |
---|---|---|---|---|---|
1着 | マカヒキ | 牡3 | C.ルメール | 1:59.9 | |
2着 | リオンディーズ | 牡3 | M.デムーロ | 1:59.9 | クビ |
3着 | エアスピネル | 牡3 | 武豊 | 2:00.2 | 2馬身 |
4着 | タイセイサミット | 牡3 | 内田博幸 | 2:01.1 | 5馬身 |
5着 | アドマイヤエイカン | 牡3 | 岩田康誠 | 2:01.2 | 3/4馬身 |
第65回スプリングステークス GII
- 中山・芝1800mで施行。
- 3着以内に優先出走権が与えられる。
着順 | 競走馬名 | 性齢 | 騎手 | タイム | 着差 |
---|---|---|---|---|---|
1着 | マウントロブソン | 牡3 | A.シュタルケ | 1:48.1 | |
2着 | マイネルハニー | 牡3 | 柴田大知 | 1:48.1 | クビ |
3着 | ロードクエスト | 牡3 | 池添謙一 | 1:48.2 | クビ |
4着 | プランスシャルマン | 牡3 | 内田博幸 | 1:48.4 | 1馬身1/4 |
5着 | ミッキーロケット | 牡3 | C.ルメール | 1:48.4 | クビ |
若葉ステークス OP
- 阪神・芝2000mで施行。
- 2着以内に優先出走権が与えられる。
着順 | 競走馬名 | 性齢 | 騎手 | タイム | 着差 |
---|---|---|---|---|---|
1着 | アドマイヤダイオウ | 牡3 | M.デムーロ | 2:02.2 | |
2着 | ナムラシングン | 牡3 | 池添謙一 | 2:02.2 | ハナ |
3着 | ゼンノタヂカラオ | 牡3 | 川田将雅 | 2:03.5 | 8馬身 |
優先出走権を得た馬
- マカヒキ
- リオンディーズ
- エアスピネル
- マウントロブソン
- マイネルハニー
- ロードクエスト
- アドマイヤダイオウ
- ナムラシングン
トライアル競走以外の主な前哨戦
第56回きさらぎ賞 GIII
- 京都・芝1800ⅿで施行。
着順 | 競走馬名 | 性齢 | 騎手 | タイム | 着差 |
---|---|---|---|---|---|
1着 | サトノダイヤモンド | 牡3 | C.ルメール | 1:46.9 | |
2着 | レプランシュ | 牡3 | 内田博幸 | 1:47.5 | 3馬身1/2 |
3着 | ロイカバード | 牡3 | 武豊 | 1:47.5 | アタマ |
第50回共同通信杯 GIII
- 東京・芝1800mで施行。
着順 | 競走馬名 | 性齢 | 騎手 | タイム | 着差 |
---|---|---|---|---|---|
1着 | ディーマジェスティ | 牡3 | 蛯名正義 | 1:47.4 | |
2着 | イモータル | 牡3 | 戸崎圭太 | 1:47.6 | 1馬身1/4 |
3着 | メートルダール | 牡3 | C.ルメール | 1:47.7 | 1/2馬身 |
出走馬と枠順
枠番 | 馬番 | 競走馬名 | 性齢 | 騎手 | オッズ | 人気 | 馬体重 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | ドレッドノータス | 牡3 | 藤岡佑介 | 149.1倍 | 13 | 470 |
2 | ジョルジュサンク | 牡3 | 吉田隼人 | 129.0倍 | 12 | 508 | |
2 | 2 | マカヒキ | 牡3 | 川田将雅 | 3.7倍 | 3 | 498 |
4 | アドマイヤダイオウ | 牡3 | 福永祐一 | 27.4倍 | 7 | 486 | |
3 | 5 | マウントロブソン | 牡3 | T.ベリー | 25.9倍 | 6 | 472 |
6 | ミライヘノツバサ | 牡3 | 柴田大知 | 124.3倍 | 11 | 482 | |
4 | 7 | ウムブルフ | 牡3 | 柴山雄一 | 306.4倍 | 16 | 464 |
8 | ミッキーロケット | 牡3 | 横山典弘 | 150.4倍 | 14 | 474 | |
5 | 9 | ナムラシングン | 牡3 | 田辺裕信 | 85.9倍 | 9 | 504 |
10 | トーアライジン | 牡3 | 大野拓弥 | 481.4倍 | 18 | 492 | |
6 | 11 | サトノダイヤモンド | 牡3 | C.ルメール | 2.7倍 | 1 | 504 |
12 | リスペクトアース | 牡3 | 石川裕紀人 | 267.0倍 | 15 | 534 | |
7 | 13 | プロフェット | 牡3 | 戸崎圭太 | 90.1倍 | 10 | 460 |
14 | ロードクエスト | 牡3 | 池添謙一 | 21.8倍 | 5 | 452 | |
15 | エアスピネル | 牡3 | 武豊 | 16.1倍 | 4 | 480 | |
8 | 16 | リオンディーズ | 牡3 | M.デムーロ | 2.8倍 | 2 | 500 |
17 | アドマイヤモラール | 牡3 | 内田博幸 | 414.6倍 | 17 | 500 | |
18 | ディーマジェスティ | 牡3 | 蛯名正義 | 30.9倍 | 8 | 476 |
レース結果
レース内容
スタートはミッキーロケットが少し出遅れた。先頭にはリスペクトアースが立ち、それにリオンディーズがかかり気味で追走して第1コーナーに入った。外側にアドマイヤモラール、内側にはジョルジュサンクやマウントロブソンなどがつけた。エアスピネルは外目につけた。サトノダイヤモンドは中団あたり、その後ろにディーマジェスティ、マカヒキなどが控えた。
リオンディーズがかかってしまったこともあり、ペースは速くなった。前半1000mタイムは58.4秒とハイペースとなった。 向こう正面では依然としてリオンディーズはかかり気味だった。後ろにつけていたディーマジェスティやマカヒキは反応よく動き出した。
残り800mの地点で向かい風の中、リオンディーズは抑えられず先頭に立つ。最終コーナーでは、2番手にマウントロブソン、3番手にエアスピネル、後ろのサトノダイヤモンドやマカヒキなどの後続馬が、だんだん差を詰めてきた。
最後の直線では、先頭に早めに立ったリオンディーズ、それを交わそうと追い込んできたエアスピネルとその外にサトノダイヤモンドが並んだ。その時、リオンディーズが斜行し横の2頭が失速。その頃外から8番人気のディーマジェスティが鋭い脚で追い込んできた。前の馬を一気に交わし、先頭に立った。それに負けじとマカヒキもよく追い込むも届かず。ディーマジェスティが1:57.9のレースレコードのタイムで優勝した。
しかしゴール直後、審議の青ランプが点灯した。審議内容は勝ち馬には関係ないものだが、リオンディーズの斜行についてだった。そして約15分後、リオンディーズは4位入線から5着へ降着、エアスピネルは4着となった。[2]
関連項目
出典
- ^ 2016年の皐月賞の結果・払戻 netkeibaより11月20日閲覧
- ^ [1]第76回皐月賞 11月25日閲覧