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==人物==
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2010年の[[アジア競技大会柔道競技|アジア競技大会]]70kg級では決勝で韓国の[[黄藝瑟]]と対戦するが、開始早々頭を畳に突っ込みながら技を仕掛けたため、ダイビングの反則負けで2位にとどまった<ref name="近代柔道">「特集 第16回広州アジア大会柔道競技」[[近代柔道]] [[ベースボールマガジン社]]、2011年1月号</ref>。2011年の[[2011年世界柔道選手権大会|世界選手権]]では準々決勝でフランスの[[リュシ・ドコス]]に[[大内刈]]で敗れると、敗者復活戦でも日本の[[國原頼子]]に[[内股]]の技ありで敗れて7位にとどまった<ref name="judobase"/>。2012年の[[ワールドカップ・ワルシャワ]]では決勝でオランダの[[キム・ポリング]]を[[谷落]]で破り国際大会初優勝を飾った<ref name="judobase"/>。[[アジア柔道選手権大会|アジア選手権]]では3位となった。[[ロンドンオリンピック (2012年)|ロンドンオリンピック]]には、出場資格が得られる世界ランキング14位以内に入っていなかったために出場できなかった<ref name="judobase"/>。2013年になると階級を78kg級に上げて、アジア選手権で2位になった<ref name="judobase"/>。[[2013年世界柔道選手権大会|世界選手権]]では、準々決勝で日本の[[佐藤瑠香]]を[[袖釣込腰]]の技ありで破るなどして決勝まで進むと、2009年の世界チャンピオンであるオランダの[[マリンド・フェルケルク]]との対戦では先に指導2でリードされるものの、[[背負投]]の技ありで逆転勝ちして優勝を飾った<ref>[http://www.worldjudoday.com/en/IJF-News-40-World-Championships-Rio-2013-DAY-5-168.html World Championships, Rio 2013 DAY 5]</ref><ref>[http://www.judocrazy.com/2014/01/sols-take-on-one-handed-sode.html Sol's take on one-handed sode]</ref><ref>[http://www.judocrazy.com/2014/01/kyong-sols-gold-medal-reverse-seoi.html Kyong Sol's gold medal reverse seoi]</ref>。2014年8月の[[2014年世界柔道選手権大会|世界選手権]]では準決勝でフランスの[[オドレー・チュメオ]]に敗れるなどして5位に終わった<ref>[http://www.worldjudoday.com/en/IJF-News-120-World-Championships-Chelyabinsk-2014-DAY-6-296.html World Championships, Chelyabinsk 2014]</ref>。9月の[[アジア競技大会柔道競技|アジア競技大会]]では決勝で韓国の[[鄭敬美]]に指導2で敗れて2位だった<ref>[http://www.ippon.org/jua_sen2014.php Asian Games 2014]</ref>。2015年3月の[[グランプリ・サムスン]]では準決勝でイギリスのナタリー・パウエルに開始早々一本勝ちするも、その際に相手の関節を極めるような形で袖釣込腰を仕掛けたとして、畳を降りた後に失格が言い渡された<ref>[http://www.worldjudoday.com/en/IJF-News-167-Samsun-Grand-Prix-2015-Turkey-DAY-THREE-361.html Samsun Judo Grand Prix 2015 - Turkey]</ref><ref>[http://www.judo.or.jp/p/35222 国際柔道連盟試合審判規定Q&A]</ref>。5月のアジア選手権では決勝で日本の[[梅木真美]]に[[腕挫三角固]]で敗れた<ref name="judobase"/>。2016年4月のアジア選手権では日本の[[高山莉加]]に敗れて3位だった<ref name="judobase"/>。2016年の[[リオデジャネイロオリンピックにおける柔道競技|リオデジャネイロオリンピック]]では初戦でチュメオに敗れた<ref name="judobase"/>。
2010年の[[アジア競技大会柔道競技|アジア競技大会]]70kg級では決勝で韓国の[[黄藝瑟]]と対戦するが、開始早々頭を畳に突っ込みながら技を仕掛けたため、ダイビングの反則負けで2位にとどまった<ref name="近代柔道">「特集 第16回広州アジア大会柔道競技」[[近代柔道]] [[ベースボールマガジン社]]、2011年1月号</ref>。2011年の[[2011年世界柔道選手権大会|世界選手権]]では準々決勝でフランスの[[リュシ・ドコス]]に[[大内刈]]で敗れると、敗者復活戦でも日本の[[國原頼子]]に[[内股]]の技ありで敗れて7位にとどまった<ref name="judobase"/>。2012年の[[ワールドカップ・ワルシャワ]]では決勝でオランダの[[キム・ポリング]]を[[谷落]]で破り国際大会初優勝を飾った<ref name="judobase"/>。[[アジア柔道選手権大会|アジア選手権]]では3位となった。[[2012年ロンドンオリンピック|ロンドンオリンピック]]には、出場資格が得られる世界ランキング14位以内に入っていなかったために出場できなかった<ref name="judobase"/>。2013年になると階級を78kg級に上げて、アジア選手権で2位になった<ref name="judobase"/>。[[2013年世界柔道選手権大会|世界選手権]]では、準々決勝で日本の[[佐藤瑠香]]を[[袖釣込腰]]の技ありで破るなどして決勝まで進むと、2009年の世界チャンピオンであるオランダの[[マリンド・フェルケルク]]との対戦では先に指導2でリードされるものの、[[背負投]]の技ありで逆転勝ちして優勝を飾った<ref>[http://www.worldjudoday.com/en/IJF-News-40-World-Championships-Rio-2013-DAY-5-168.html World Championships, Rio 2013 DAY 5]</ref><ref>[http://www.judocrazy.com/2014/01/sols-take-on-one-handed-sode.html Sol's take on one-handed sode]</ref><ref>[http://www.judocrazy.com/2014/01/kyong-sols-gold-medal-reverse-seoi.html Kyong Sol's gold medal reverse seoi]</ref>。2014年8月の[[2014年世界柔道選手権大会|世界選手権]]では準決勝でフランスの[[オドレー・チュメオ]]に敗れるなどして5位に終わった<ref>[http://www.worldjudoday.com/en/IJF-News-120-World-Championships-Chelyabinsk-2014-DAY-6-296.html World Championships, Chelyabinsk 2014]</ref>。9月の[[アジア競技大会柔道競技|アジア競技大会]]では決勝で韓国の[[鄭敬美]]に指導2で敗れて2位だった<ref>[http://www.ippon.org/jua_sen2014.php Asian Games 2014]</ref>。2015年3月の[[グランプリ・サムスン]]では準決勝でイギリスのナタリー・パウエルに開始早々一本勝ちするも、その際に相手の関節を極めるような形で袖釣込腰を仕掛けたとして、畳を降りた後に失格が言い渡された<ref>[http://www.worldjudoday.com/en/IJF-News-167-Samsun-Grand-Prix-2015-Turkey-DAY-THREE-361.html Samsun Judo Grand Prix 2015 - Turkey]</ref><ref>[http://www.judo.or.jp/p/35222 国際柔道連盟試合審判規定Q&A]</ref>。5月のアジア選手権では決勝で日本の[[梅木真美]]に[[腕挫三角固]]で敗れた<ref name="judobase"/>。2016年4月のアジア選手権では日本の[[高山莉加]]に敗れて3位だった<ref name="judobase"/>。2016年の[[2016年リオデジャネイロオリンピック柔道競技|リオデジャネイロオリンピック]]では初戦でチュメオに敗れた<ref name="judobase"/>。


==主な戦績==
==主な戦績==

2018年10月15日 (月) 09:31時点における版

獲得メダル
柔道
朝鮮民主主義人民共和国の旗 朝鮮民主主義人民共和国
世界選手権
2013 リオデジャネイロ 78kg級
アジア競技大会
2010 広州 70kg級
2014 仁川 78kg級

薛 京(ソル・キョン、: 설경: Sol Kyong1990年6月8日 - )は、北朝鮮出身の柔道選手。階級は78kg級[1]

人物

2010年のアジア競技大会70kg級では決勝で韓国の黄藝瑟と対戦するが、開始早々頭を畳に突っ込みながら技を仕掛けたため、ダイビングの反則負けで2位にとどまった[2]。2011年の世界選手権では準々決勝でフランスのリュシ・ドコス大内刈で敗れると、敗者復活戦でも日本の國原頼子内股の技ありで敗れて7位にとどまった[1]。2012年のワールドカップ・ワルシャワでは決勝でオランダのキム・ポリング谷落で破り国際大会初優勝を飾った[1]アジア選手権では3位となった。ロンドンオリンピックには、出場資格が得られる世界ランキング14位以内に入っていなかったために出場できなかった[1]。2013年になると階級を78kg級に上げて、アジア選手権で2位になった[1]世界選手権では、準々決勝で日本の佐藤瑠香袖釣込腰の技ありで破るなどして決勝まで進むと、2009年の世界チャンピオンであるオランダのマリンド・フェルケルクとの対戦では先に指導2でリードされるものの、背負投の技ありで逆転勝ちして優勝を飾った[3][4][5]。2014年8月の世界選手権では準決勝でフランスのオドレー・チュメオに敗れるなどして5位に終わった[6]。9月のアジア競技大会では決勝で韓国の鄭敬美に指導2で敗れて2位だった[7]。2015年3月のグランプリ・サムスンでは準決勝でイギリスのナタリー・パウエルに開始早々一本勝ちするも、その際に相手の関節を極めるような形で袖釣込腰を仕掛けたとして、畳を降りた後に失格が言い渡された[8][9]。5月のアジア選手権では決勝で日本の梅木真美腕挫三角固で敗れた[1]。2016年4月のアジア選手権では日本の高山莉加に敗れて3位だった[1]。2016年のリオデジャネイロオリンピックでは初戦でチュメオに敗れた[1]

主な戦績

70kg級での戦績

78kg級での戦績

(出典[1]JudoInside.com)。 

脚注

外部リンク

  • 薛京 - JudoInside.com のプロフィール(英語)