「EPA通信」の版間の差分
編集の要約なし |
m リンクミスの修正 |
||
37行目: | 37行目: | ||
=== 世界進出 === |
=== 世界進出 === |
||
スイスのKEYSTONE(1985年)、オーストリアのAPA(1986年)、[[フィンランドの国旗|フィンランドの]]Lehtikuva(1987年)、これら3社が新たに加盟することによって、1995年までに10社がepaのメンバーとなる。さらにスウェーデンのPressensbild(1997年)、ノルウェーのScanfoto(後のScanpix[[ノルウェー |
スイスのKEYSTONE(1985年)、オーストリアのAPA(1986年)、[[フィンランドの国旗|フィンランドの]]Lehtikuva(1987年)、これら3社が新たに加盟することによって、1995年までに10社がepaのメンバーとなる。さらにスウェーデンのPressensbild(1997年)、ノルウェーのScanfoto(後のScanpix[[ノルウェー]])、デンマークのNordfoto(後のScanpix[[デンマーク]])が1999年に加盟、2001年にはポーランドのpapが加盟した。 |
||
2003年初旬、AFPの社内再編成とepaからの脱退の後、世界市場へと進出。同年、Lehtikuva、Scanpix デンマークおよびノルウェー、Pressensbildが[[資本]]提供を中止するも、Scanpixノルウェー・[[スウェーデン]]・デンマークは「Scanpixスカンジナビア」として協力体制を続けていくこととなる。 |
2003年初旬、AFPの社内再編成とepaからの脱退の後、世界市場へと進出。同年、Lehtikuva、Scanpix デンマークおよびノルウェー、Pressensbildが[[資本]]提供を中止するも、Scanpixノルウェー・[[スウェーデン]]・デンマークは「Scanpixスカンジナビア」として協力体制を続けていくこととなる。 |
||
75行目: | 75行目: | ||
{{通信社}} |
{{通信社}} |
||
{{Normdaten}} |
{{Normdaten}} |
||
{{DEFAULTSORT:いひえ}} |
{{DEFAULTSORT:いひえ}} |
||
[[Category:通信社]] |
[[Category:通信社]] |
2019年9月27日 (金) 15:38時点における版
種類 | 私的有限責任会社(オランダ)- besloten vennootschap met beperkte aansprakelijkheid |
---|---|
業種 | ストック写真・報道写真通信社 |
設立 | 1985年 |
本社 | ドイツ・フランクフルト |
事業地域 | 国際 |
主要人物 | Jörg Schierenbeckヨーグ・シーレンベック (社長兼最高経営責任者), Hannah Hess ハンナ・ヘス (編集部長) |
製品 | 報道写真配信サービスおよびフォト・アーカイブサービス |
ウェブサイト | www.epa.eu |
EPA通信(イーピーエー - 、英: european pressphoto agency)は、ドイツのフランクフルトに本部を置く世界有数の報道写真通信社。
2003年、アフリカ、中東、アジア、南米など世界規模のネットワークを構築、グローバルなサービスを開始。他社とは一線を画す視点、ユニークな写真スタイルをモットーとする。
世界各地に400人以上の写真家を有し、事件、政治、スポーツ、ビジネス、金融、アート、文化、エンターテイメントなどの写真を提供している。
撮影された写真は、24時間体制でドイツ・フランクフルトの編集部から各国の顧客およびメンバー機関へと配信される[1]。
日本においては、時事通信社と提携、同社を通じて写真を配信している。
業務
epa の写真配信サービスは、ニーズに従い、衛星、FTP、もしくはweb経由にて顧客のもとへ届けられる[2]。
epa アーカイブ
epaフォト・アーカイブは1997年から現在までの写真約300万点を保有し[3]、その大部分がネット上「epa webgate」からアクセス可能。
歴史
1985年、当時主流であったアングロサクソン系のフォト・サービスに取って代わるサービスを作る目的で、西ヨーロッパ7か国の主要通信社によって共同設立される。 設立メンバーは以下の通り。 AFP通信(フランス)、ANP通信(オランダ)、ANOP(現Lusa通信、ポルトガル)、ANSA通信(イタリア)、belga通信(ベルギー)、dpaドイツ通信(ドイツ)、EFEスペイン通信(スペイン)
当初、国際的に展開するAFP通信に加え、それぞれの国で国内サービスを展開するメンバー間で写真を共有することが目的であったが、東ヨーロッパの市場開放に伴い、独立機関としての色を強める。東欧市場の開放と旧ユーゴスラビア紛争を機に、epa専属の写真家の雇用をスタートする[4]。
世界進出
スイスのKEYSTONE(1985年)、オーストリアのAPA(1986年)、フィンランドのLehtikuva(1987年)、これら3社が新たに加盟することによって、1995年までに10社がepaのメンバーとなる。さらにスウェーデンのPressensbild(1997年)、ノルウェーのScanfoto(後のScanpixノルウェー)、デンマークのNordfoto(後のScanpixデンマーク)が1999年に加盟、2001年にはポーランドのpapが加盟した。
2003年初旬、AFPの社内再編成とepaからの脱退の後、世界市場へと進出。同年、Lehtikuva、Scanpix デンマークおよびノルウェー、Pressensbildが資本提供を中止するも、Scanpixノルウェー・スウェーデン・デンマークは「Scanpixスカンジナビア」として協力体制を続けていくこととなる。
その後、ギリシャANA(現ANA-MPA)が2004年資本提供社としてepaに加盟、2005年にはハンガリーのmtiが加盟した[5]。
今日、それぞれの国を代表する通信社である9社がメンバー機関および資本提供社として加盟している。
- ギリシャ:Athens News Agency – Macedonian Press Agency (ANA-MPA)
- オランダ:Algemeen Nederlands Persbureau (ANP)
- イタリア:Agenzia Nazionale Stampa Associata (ANSA)
- オーストリア:Austria Presse Agentur (APA)
- スペイン:Agencia EFE
- スイス:KEYSTONE
- ポルトガル:Lusa – Agência de Notícias de Portugal
- ハンガリー:Magyar Távirati Iroda (mti)
- ポーランド:Polska Agencja Prasowa (pap)
競合他社
主な競合他社は、AP通信、ロイター通信、およびAFP通信/Getty Imagesがあげられる。
出典
外部リンク
- epa european pressphoto agency (公式サイト)
- epa webgate (フォト・アーカイブ)
- Athens News Agency-Macedonian Press Agency (ANA-MPA)
- Algemeen Nederlands Persbureau (ANP)
- Agenzia Nazionale Stampa Associata (ANSA)
- Austria Presse Agentur (APA)
- Agencia EFE
- KEYSTONE
- Lusa
- Magyar Távirati Iroda (mti)
- Polska Agencja Prasowa (pap)