「モントレー・ポップ・フェスティバル」の版間の差分
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* ジョン・フィリップスはフェスティバルのプロモーションのために「[[花のサンフランシスコ]]」を作詞作曲した。[[スコット・マッケンジー]]が歌ったシングルは1967年5月13日に発売され、全米4位を記録した<ref>[http://www.billboard.com/charts/hot-100/1967-07-01 Music: Top 100 Songs | Billboard Hot 100 Chart | THE WEEK OF JULY 1, 1967]</ref>。 |
* ジョン・フィリップスはフェスティバルのプロモーションのために「[[花のサンフランシスコ]]」を作詞作曲した。[[スコット・マッケンジー]]が歌ったシングルは1967年5月13日に発売され、全米4位を記録した<ref>[http://www.billboard.com/charts/hot-100/1967-07-01 Music: Top 100 Songs | Billboard Hot 100 Chart | THE WEEK OF JULY 1, 1967]</ref>。 |
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* [[アニマルズ|エリック・バードン&ジ・アニマルズ]]は、本フェスティバルを題材にした楽曲「Monterey」を1967年末に発表した。 |
* [[アニマルズ|エリック・バードン&ジ・アニマルズ]]は、本フェスティバルを題材にした楽曲「Monterey」を1967年末に発表した。 |
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* コンサートの模様は、[[D・A・ペネベイカー]]が監督してフィルム撮影され、1968年12月26日に『[[:en:Monterey Pop|Monterey Pop]]』というタイトルで公開された。 |
* コンサートの模様は、[[D・A・ペネベイカー]]が監督してフィルム撮影され、1968年12月26日に『[[:en:Monterey Pop|Monterey Pop]]』(邦題:モンタレー・ポップ フェスティバル'67)というタイトルで公開された。 |
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* 1970年8月26日、ヘンドリックスとオーティス・レディングの演奏を収録したコンピレーション・アルバム『[[:en:Historic Performances Recorded at the Monterey International Pop Festival|Historic Performances Recorded at the Monterey International Pop Festival]]』が発売された。 |
* 1970年8月26日、ヘンドリックスとオーティス・レディングの演奏を収録したコンピレーション・アルバム『[[:en:Historic Performances Recorded at the Monterey International Pop Festival|Historic Performances Recorded at the Monterey International Pop Festival]]』が発売された。 |
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* 1986年2月、ヘンドリックスの演奏のみを収録したアルバム『[[:en:Jimi Plays Monterey|Jimi Plays Monterey]]』が発売される。これにあわせてヘンドリックスとレディングのステージだけを抜き出した映画『ライブ・アット・モンタレー ジミ・ヘン&オーティス』が公開された。 |
* 1986年2月、ヘンドリックスの演奏のみを収録したアルバム『[[:en:Jimi Plays Monterey|Jimi Plays Monterey]]』が発売される。これにあわせてヘンドリックスとレディングのステージだけを抜き出した映画『ライブ・アット・モンタレー ジミ・ヘン&オーティス』が公開された。 |
2019年10月10日 (木) 08:25時点における版
モントレー(モンタレー)・ポップ・フェスティバル(Monterey Pop Festival)は、1967年6月16日から18日までの3日間、アメリカ合衆国カリフォルニア州モントレー(モンタレー)で開かれた、ロックがメインで行われた大規模な野外コンサート。
概要
30組以上のミュージシャンが出演し、今日のロック・フェスティバルの源流とされる。ただし出演者はロック系に限定されてはおらず、ブルース、ブルースロック系、フォーク系、インドのシタール演奏など民族音楽系のミュージシャンも出演している。当時はロックンロールからロックミュージックへの転換期であり、ヒッピーの多様な文化を受け入れようという多文化主義も影響した可能性もある。
コンサートのプロモーターのアラン・パリザーが、1966年に行われたモントルー・ジャズ・フェスティバルを観て思いついたのが発端である。そのアイデアをもとにママス&パパス[1]のジョン・フィリップス[2]と、彼らのアルバムのプロデューサーのルー・アドラーが中心となって開催された。
「サマー・オブ・ラブ」と呼ばれたヒッピー・ムーブメントの真っ只中で行われ、20万人以上の観客を動員した。ジャニス・ジョプリン[3]やジミ・ヘンドリックス[4]、オーティス・レディング[5]など、このフェスティバルで知名度を高め人気を上昇させたミュージシャンも多い。
モンタレーは、その後の1969年のウッドストック、70年のワイト島、71年のバングラデシュ救済、75年のSNACKコンサート、76年のラスト・ワルツ、79年のノー・ニュークスなどの大規模ロック・フェスティバルの先がけとなった。そういう意味でも歴史的なロック・フェスティバルだったといってよい。
関連楽曲・映画
- ジョン・フィリップスはフェスティバルのプロモーションのために「花のサンフランシスコ」を作詞作曲した。スコット・マッケンジーが歌ったシングルは1967年5月13日に発売され、全米4位を記録した[6]。
- エリック・バードン&ジ・アニマルズは、本フェスティバルを題材にした楽曲「Monterey」を1967年末に発表した。
- コンサートの模様は、D・A・ペネベイカーが監督してフィルム撮影され、1968年12月26日に『Monterey Pop』(邦題:モンタレー・ポップ フェスティバル'67)というタイトルで公開された。
- 1970年8月26日、ヘンドリックスとオーティス・レディングの演奏を収録したコンピレーション・アルバム『Historic Performances Recorded at the Monterey International Pop Festival』が発売された。
- 1986年2月、ヘンドリックスの演奏のみを収録したアルバム『Jimi Plays Monterey』が発売される。これにあわせてヘンドリックスとレディングのステージだけを抜き出した映画『ライブ・アット・モンタレー ジミ・ヘン&オーティス』が公開された。
出演者
6月16日(金)夜の部
- アソシエイション - 「Along Comes Mary」、「Windy」ほか
- ザ・パウパース
- ルー・ロウルズ - 「Love Is a Hurtin' Thing」、「Dead End Street」、「Tabacco Road」ほか
- ビバリー
- ジョニー・リヴァース - 「Help Me, Rhonda」、「Menphis, Tennessee」ほか
- エリック・バードン&ジ・アニマルズ - 「San Franciscan Nights」、「Gin House Blues」、「Hey Gyp」、「黒くぬれ!」
- サイモン&ガーファンクル - 「早く家へ帰りたい」、「動物園にて」、「59番街橋の歌 (フィーリン・グルーヴィー)」、「エミリー・エミリー」、「サウンド・オブ・サイレンス」、「ベネディクタス」、「パンキーのジレンマ」
6月17日(土)昼の部
- キャンド・ヒート 『Rollin' And Tumblin'』、『Dust My Broom』、『Bullfrog Blues』
- ビッグ・ブラザー・アンド・ザ・ホールディング・カンパニー featuring ジャニス・ジョプリン *6月18日にも出演 『Down On Me』、『Combination Of The Two』、『Harry』、『Road Block』、『Ball And Chain』
- カントリー・ジョー・アンド・ザ・フィッシュ 『Section43』、『Not So Sweet Martha Lorraine』、『The Fish Cheer』、『I Feel Like I'm Fixin' to Die Rag』、『The Bomb Song』
- アル・クーパー 『Wake Me, Shake Me』
- ザ・バターフィールド・ブルース・バンド *夜の部にも出演 昼の部の『Driftin' Blues』以外それぞれどちらの部の演奏か不明 『Born in Chicago』、『Driftin' Blues』、『Mary Ann』、『Look Over Yonder Wall』、『Droppin' Out』、『One More Heartache』、『Mystery Train』、『Double Trouble』
- クイックシルヴァー・メッセンジャー・サーヴィス 『All I Ever Wanted To Do (a/k/a/ Dino's Song)』
- スティーヴ・ミラー・ブルース・バンド 『Mercury Blues』
- エレクトリック・フラッグ 『The Nighttime Is The Right Time』、『Drinkin' Wine』、『Groovin' Is Easy』
6月17日(土)夜の部
- モビー・グレイプ 『Indifference』、『Mr Blues』、『Sittin' by the Window』、『Omaha』
- ヒュー・マセケラ 『Bajabula Bonke (Healing Song)』
- バーズ 『Renaissance Fair』、『Have You Seen Her』、『He Was a Friend of Mine』、『Hey Joe』、『Lady Friend』、『Chimes of Freedom』、『So You Wanna Be a Rock'n Roll Star』
- バターフィールド・ブルース・バンド 上記
- ローラ・ニーロ 『Wedding Bell Blues』、『Eli's Comin'』、『Poverty Train』
- ジェファーソン・エアプレイン 『Somebody to Love』、『The Other Side of This Life』、『White Rabbit』、『High Flying Bird』、『Today』、『She Has Funny Cars』、『Young Girl Sunday Blues』、『Ballad Of You And Me And Pooneil』
- ブッカー・T&ザ・MG's 『Booker Loo』、『Hip Hug Her』
- ザ・M.G.'s・アンド・ザ・マーキース 『Philly Dog』
- オーティス・レディング 『Shake』、『Respect』、『I've Been Loving You Too Long』、『Try a Little Tenderness』、『Satisfaction』
6月18日(日)昼の部
- ラヴィ・シャンカル 『Raga Bhimpalasi』、『Tabla Solo in Ektal』、『Dhun (Dadra and Fast Teental)』
6月18日(日)夜の部
- ブルース・プロジェクト 『Flute Thing,』、『Wake Me, Shake me』
- ビッグ・ブラザー・アンド・ザ・ホールディング・カンパニー featuring ジャニス・ジョプリン 『Down On Me』、『Combination of the Two』、『Harry』、『Road Block』、『Ball and Chain』*ゲイリー・アレクサンダー 演奏曲不明
- アソシエイション 『Along Comes Mary』
- グループ・ウィズ・ノー・ネーム(サイラス・ファーヤー) 演奏曲不明
- バッファロー・スプリングフィールド 『For What It's Worth』、『Nowadays, Clancy Can't Even Sing』、『Rock'n Roll Woman』、『Bluebird』
- ザ・フー 『Substitute』、『Summertime Blues』、『Pictures of Lily』、『A Quick One While He's Away』、『Happy Jack』、『My Generation』
- グレイトフル・デッド 『Cold Rain And Snow』、『Viola Lee Blues』
- ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス 『Killing Floor』、『Foxy Lady』、『Like a Rolling Stone』、『Rock Me Baby』、『Hey Joe』、『Can You See Me』、『The Wind Cries Mary』、『Purple Haze』、『Wild Thing』
- ママス&パパス 『Straight Shooter』、『Got a Feeling』、『California Dreamin』、『Spanish Harlem』、『Somebody Groovy』、『I Call Your Name』、『Band Intros』、『Monday,Monday』
- スコット・マッケンジー 『San Francisco (Be Sure to Wear Flowers in Your Hair)』
- ママス&パパス 『Dancing in the Street』、『Closing Jam』
脚注
- ^ 「夢のカリフォルニア」「マンデー、マンデー」などがヒット
- ^ 「花のサンフランシスコ」「夢のカリフォルニア」の作曲者
- ^ 「ボール&チェイン」などのライブ演奏が話題になった。
- ^ 「ヘイ・ジョー」「紫の煙」などの曲が有名
- ^ http://www.allmusic.com/album/at-monterey-mw0000311724
- ^ Music: Top 100 Songs | Billboard Hot 100 Chart | THE WEEK OF JULY 1, 1967
関連項目
- ウッドストック・フェスティバル - 1969年夏にニューヨーク州ベセルで開催されたロック・フェスティバル