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==経歴==
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福島県立安積高校卒業。[[名古屋市立大学]][[芸術工学部]]視覚情報デザイン学科卒業<ref>{{cite web|url=http://www.sda.nagoya-cu.ac.jp/dousoukai/member/1.html|title=会員の活動紹介 - 今泉力哉さん(4期生 視覚情報デザイン学科卒業)|work=[[名古屋市立大学]]芸術工学部同窓会 萱光会|date=2008|accessdate=2014-04-16}}</ref>。卒業制作の映画が不満足なものに終わり、一旦映画監督を諦める。[[シナリオ]]を書きたいと思っていたが、普通にシナリオ学校に行ってもつまらないと考え、[[吉本総合芸能学院|大阪NSC]]に26期生として1年間通う。同期には[[和牛 (お笑いコンビ)|和牛]]、[[かまいたち (お笑いコンビ)|かまいたち]]、[[藤崎マーケット]]などがいる。NSC講師の放送作家数人から「本当は物語をやりたいんでしょ」と指摘されたことで[[お笑い芸人]]の道を選ばず、映画の道へと戻る<ref>[https://bizspa.jp/post-262034/2/ 田中圭主演の恋愛映画、今泉力哉監督に聞く「上京前、吉本NSCに通っていた」]</ref>。上京して映画学校ニューシネマワークショップを受講。[[映画館]]アルバイトを経て[[ENBUゼミナール]]の職員として、[[山下敦弘]]のワークショップアシスタントなどを経験。その傍ら、[[自主制作映画]]を作る。
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『たまの映画』や『終わってる』を監督したのち、2012年、[[モト冬樹]]生誕60周年記念作品『こっぴどい猫』を監督する<ref>{{cite web|url=http://eigageijutsu.com/article/284044977.html|title=『こっぴどい猫』今泉力哉(監督)インタビュー|work=[[映画芸術]]|date=2012-07-31|accessdate=2014-04-16}}</ref>。2013年、『サッドティー』が[[第26回東京国際映画祭]]日本映画スプラッシュ部門に出品される<ref>{{cite web|url=http://eiga.com/news/20131020/6/|title=今泉力哉監督の最新恋愛群像劇はキャスト陣の実際の恋愛と丸かぶり?|work=[[映画.com]]|date=2013-10-20|accessdate=2014-04-16}}</ref>。2014年、『[[鬼灯さん家のアネキ (映画)|鬼灯さん家のアネキ]]』を手がける<ref>{{cite web|url=http://natalie.mu/comic/news/119945|title=映画「鬼灯さん家のアネキ」予告編、動くハルは超セクシー|work=[[コミックナタリー]]|date=2014-06-27|accessdate=2014-07-16}}</ref>。2016年、『退屈な日々にさようならを』が[[第29回東京国際映画祭]]日本映画スプラッシュ部門に出品される<ref>{{cite web|url=http://eiga.com/news/20170219/2/|title=今泉力哉監督「退屈な日々にさようならを」は“どこを切り取っても私”|work=[[映画.com]]|date=2017-02-19|accessdate=2017-03-01}}</ref>。

2020年5月5日 (火) 12:27時点における版

いまいずみ りきや
今泉 力哉
今泉 力哉
第31回東京国際映画祭にて(2018年10月)
生年月日 (1981-02-01) 1981年2月1日(43歳)
出生地 日本の旗 日本福島県郡山市[1]
身長 181 cm
血液型 B型
職業 映画監督
ジャンル 映画テレビドラマ
活動期間 2005年 -
配偶者 今泉かおり
主な作品
映画
サッドティー
パンとバスと2度目のハツコイ
退屈な日々にさようならを
愛がなんだ
ウェブドラマ
午前3時の無法地帯
 
受賞
TAMA映画賞
最優秀新進監督賞
パンとバスと2度目のハツコイ』(2018年)
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今泉 力哉(いまいずみ りきや、1981年2月1日[1] - )は、日本映画監督である。福島県郡山市出身[1]。妻は、2012年に『聴こえてる、ふりをしただけ』で第62回ベルリン国際映画祭子ども審査員特別賞を受賞した映画監督の今泉かおり

経歴

福島県立安積高等学校名古屋市立大学芸術工学部視覚情報デザイン学科卒業[2]。卒業制作の映画が不満足なものに終わり、一旦映画監督を諦める。シナリオを書きたいと思っていたが、普通にシナリオ学校に行ってもつまらないと考え、大阪NSCに26期生として1年間通う。同期には和牛かまいたち藤崎マーケットなどがいる。NSC講師の放送作家数人から「本当は物語をやりたいんでしょ」と指摘されたことでお笑い芸人の道を選ばず、映画の道へと戻る[3]。上京して映画学校ニューシネマワークショップを受講。映画館アルバイトを経てENBUゼミナールの職員として、山下敦弘のワークショップアシスタントなどを経験。その傍ら、自主制作映画を作る。

『たまの映画』や『終わってる』を監督したのち、2012年、モト冬樹生誕60周年記念作品『こっぴどい猫』を監督する[4]。2013年、『サッドティー』が第26回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門に出品される[5]。2014年、『鬼灯さん家のアネキ』を手がける[6]。2016年、『退屈な日々にさようならを』が第29回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門に出品される[7]

フィルモグラフィー

長編映画

短編映画

  • 透明なシャッター(2005年)
  • 此の糸(2005年)
  • そらごと(2006年)
  • crisper(2007年)
  • 微温(2007年)
  • SON OF THE FACTORY(2008年)
  • 灰とシーツ(2008年)
  • Cataitsutsu(2009年)
  • 最低(2009年)
  • ざっぱ(2009年)
  • 体温(2010年)
  • 足手(2010年)
  • TUESDAYGIRL(2011年)
  • 堀切さん、風邪をひく(2011年)
  • Mother Said. I Sing. Wife Listens.(2011年) - 311 仙台短篇映画祭制作プロジェクト『明日』の一編[8]
  • Carp vs Nationals(2011年)
  • くちばっか(2012年) - 『ヴァージン』の一編
  • ハイタイム(2012年)
  • Students & Teachers(2012年)
  • nico(2012年)
  • 夏風邪(2013年)
  • 足手2(2016年)
  • あさっぱら(2017年)
  • 赤青緑(2017年)

テレビドラマ

ウェブドラマ

ミュージック・ビデオ

プロモーション・ビデオ

舞台

  • アジェについて(2015年)[10]

受賞

脚注

  1. ^ a b c 今泉力哉のページ about”. 今泉力哉. 2014年4月16日閲覧。
  2. ^ 会員の活動紹介 - 今泉力哉さん(4期生 視覚情報デザイン学科卒業)”. 名古屋市立大学芸術工学部同窓会 萱光会 (2008年). 2014年4月16日閲覧。
  3. ^ 田中圭主演の恋愛映画、今泉力哉監督に聞く「上京前、吉本NSCに通っていた」
  4. ^ 『こっぴどい猫』今泉力哉(監督)インタビュー”. 映画芸術 (2012年7月31日). 2014年4月16日閲覧。
  5. ^ 今泉力哉監督の最新恋愛群像劇はキャスト陣の実際の恋愛と丸かぶり?”. 映画.com (2013年10月20日). 2014年4月16日閲覧。
  6. ^ 映画「鬼灯さん家のアネキ」予告編、動くハルは超セクシー”. コミックナタリー (2014年6月27日). 2014年7月16日閲覧。
  7. ^ 今泉力哉監督「退屈な日々にさようならを」は“どこを切り取っても私””. 映画.com (2017年2月19日). 2017年3月1日閲覧。
  8. ^ 311仙台短篇映画祭制作プロジェクト『明日』3月31日より終了未定で上映!”. INTRO (2012年3月11日). 2019年7月5日閲覧。
  9. ^ トリプルファイヤー、最新作『エピタフ』より“変なおっさん”のMV公開”. RO69 (2015年9月15日). 2015年9月28日閲覧。
  10. ^ “青柳文子が舞台に初挑戦、「アジェについて」5月上演”. HARAJUKU KAWAii!! STYLE. (2015年4月22日). http://asbs.jp/news_detail/2230/ 2017年7月27日閲覧。 
  11. ^ Ship of Theseus triumphs at Transilvania Film Festival”. Screen International (2013年6月10日). 2015年9月28日閲覧。
  12. ^ 第41回ヨコハマ映画祭 2019年日本映画個人賞” (2017年11月30日). 2017年12月1日閲覧。

外部リンク