コンテンツにスキップ

「鍵山優真」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
m編集の要約なし
Umiusa (会話 | 投稿記録)
タグ: 曖昧さ回避ページへのリンク
78行目: 78行目:
== 人物 ==
== 人物 ==
[[神奈川 (横浜市)|神奈川県横浜市]]生まれ<ref>{{Cite web|title=鍵山優真、日本男子初のGP初出場初優勝「自信に」 - フィギュア : 日刊スポーツ|url=https://www.nikkansports.com/sports/news/202011290000115.html|website=nikkansports.com|accessdate=2020-12-06|language=ja}}</ref>。父およびコーチは1992年[[1992年アルベールビルオリンピックのフィギュアスケート競技|アルベールビルオリンピック]]、1994年[[1994年リレハンメルオリンピックのフィギュアスケート競技|リレハンメルオリンピック]]フィギュアスケート男子シングル日本代表の[[鍵山正和]]。
[[神奈川 (横浜市)|神奈川県横浜市]]生まれ<ref>{{Cite web|title=鍵山優真、日本男子初のGP初出場初優勝「自信に」 - フィギュア : 日刊スポーツ|url=https://www.nikkansports.com/sports/news/202011290000115.html|website=nikkansports.com|accessdate=2020-12-06|language=ja}}</ref>。父およびコーチは1992年[[1992年アルベールビルオリンピックのフィギュアスケート競技|アルベールビルオリンピック]]、1994年[[1994年リレハンメルオリンピックのフィギュアスケート競技|リレハンメルオリンピック]]フィギュアスケート男子シングル日本代表の[[鍵山正和]]。

[[憧れ]]の選手は[[宇野昌磨]]で「スケーティングがすごく上手くて綺麗なので、そういう部分を真似したい」と考えていると発言している<ref>{{Cite web |url=https://number.bunshun.jp/articles/-/841655?page=1 |title=全日本Jr王者・鍵山優真が語る、 憧れの宇野昌磨とライバル佐藤駿。 |publisher =NumberWeb |date=2019-11-19 |accessdate=2022-05-12}}</ref>。


父の仕事の都合に伴い[[富山県]]や[[長野県]][[北佐久郡]][[軽井沢町]]へ移り住んだ。父の職場であった[https://toyama-skate.com/ 富山スケートセンター]でスケートを始める<ref>{{Cite news|title=ユース五輪16歳鍵山金 人生初滑りは富山|date=2020-1-14|newspaper=北日本新聞}}</ref>。小学2年時に軽井沢へ転居し<ref>京都新聞、2021年11月6日夕刊4面「BEIJING2022 夢を追う 氷上のホープたち 北京冬季五輪 あと3カ月」</ref>、軽井沢中部小学校に通い、[[風越公園_(軽井沢町)#軽井沢風越公園アイスアリーナ|軽井沢風越公園アイスアリーナ]]を練習拠点としていた{{sfn|Quadruple Axel 2020開幕|2019-12-17|pp=98-101}}<ref name="OLYMPICCHANNEL20200201">[https://www.olympicchannel.com/ja/stories/features/detail/%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%AA-%E3%83%88%E3%81%AE%E5%8E%9F%E7%82%B9-%E9%8D%B5%E5%B1%B1%E5%84%AA%E7%9C%9F-%E3%83%AC%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E8%A1%80%E3%82%92%E7%B6%99%E3%81%8F-%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%82%A2%E7%95%8C%E3%81%AE%E3%82%B5%E3%83%A9%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88-%E3%81%AF%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E3%81%8B%E3%82%89%E9%96%8B%E8%8A%B1-%E3%83%A6-%E3%82%B9%E4%BA%94%E8%BC%AA%E3%81%A6%E9%87%91%E3%82%92%E6%8E%B4%E3%82%80/ 【アスリートの原点】鍵山優真:レジェンドの血を継ぐ“フィギュア界のサラブレッド”は中学から開花、ユース五輪で金を掴む]OLYMPICCHANNEL 2020年2月1日</ref>。中学1年時に出生地である神奈川県横浜市へ転居し{{sfn|Quadruple Axel 2019シーズンイン|2018-12-14|pp=102-105}}、[[神奈川スケートリンク|横浜銀行アイスアリーナ]]を練習拠点としていた。<ref name="townnews" />[[横浜市立六角橋中学校]]卒業。2022年3月に通信制の[[星槎国際高等学校|星槎国際高等学校横浜]]<ref>[https://skatingjapan.or.jp/figure/player/detail.php?id=FathQvf%2FKzI%3D 公益財団法人 日本スケート連盟 2019/2020シーズン強化選手A 鍵山優真]</ref>を卒業、2022年4月[[中京大学]]スポーツ科学部に進学。中京大学進学により練習拠点を愛知県豊田市の中京大学リンクに移す。
父の仕事の都合に伴い[[富山県]]や[[長野県]][[北佐久郡]][[軽井沢町]]へ移り住んだ。父の職場であった[https://toyama-skate.com/ 富山スケートセンター]でスケートを始める<ref>{{Cite news|title=ユース五輪16歳鍵山金 人生初滑りは富山|date=2020-1-14|newspaper=北日本新聞}}</ref>。小学2年時に軽井沢へ転居し<ref>京都新聞、2021年11月6日夕刊4面「BEIJING2022 夢を追う 氷上のホープたち 北京冬季五輪 あと3カ月」</ref>、軽井沢中部小学校に通い、[[風越公園_(軽井沢町)#軽井沢風越公園アイスアリーナ|軽井沢風越公園アイスアリーナ]]を練習拠点としていた{{sfn|Quadruple Axel 2020開幕|2019-12-17|pp=98-101}}<ref name="OLYMPICCHANNEL20200201">[https://www.olympicchannel.com/ja/stories/features/detail/%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%AA-%E3%83%88%E3%81%AE%E5%8E%9F%E7%82%B9-%E9%8D%B5%E5%B1%B1%E5%84%AA%E7%9C%9F-%E3%83%AC%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E8%A1%80%E3%82%92%E7%B6%99%E3%81%8F-%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%82%A2%E7%95%8C%E3%81%AE%E3%82%B5%E3%83%A9%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88-%E3%81%AF%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E3%81%8B%E3%82%89%E9%96%8B%E8%8A%B1-%E3%83%A6-%E3%82%B9%E4%BA%94%E8%BC%AA%E3%81%A6%E9%87%91%E3%82%92%E6%8E%B4%E3%82%80/ 【アスリートの原点】鍵山優真:レジェンドの血を継ぐ“フィギュア界のサラブレッド”は中学から開花、ユース五輪で金を掴む]OLYMPICCHANNEL 2020年2月1日</ref>。中学1年時に出生地である神奈川県横浜市へ転居し{{sfn|Quadruple Axel 2019シーズンイン|2018-12-14|pp=102-105}}、[[神奈川スケートリンク|横浜銀行アイスアリーナ]]を練習拠点としていた。<ref name="townnews" />[[横浜市立六角橋中学校]]卒業。2022年3月に通信制の[[星槎国際高等学校|星槎国際高等学校横浜]]<ref>[https://skatingjapan.or.jp/figure/player/detail.php?id=FathQvf%2FKzI%3D 公益財団法人 日本スケート連盟 2019/2020シーズン強化選手A 鍵山優真]</ref>を卒業、2022年4月[[中京大学]]スポーツ科学部に進学。中京大学進学により練習拠点を愛知県豊田市の中京大学リンクに移す。

2022年5月12日 (木) 08:44時点における版

鍵山 優真
KAGIYAMA Yuma
フィギュアスケート選手
2020年ユース五輪での鍵山優真
生誕 (2003-05-05) 2003年5月5日(21歳)
神奈川県横浜市
出身地 富山県富山市
長野県軽井沢町
居住地 愛知県名古屋市[1]
親族 鍵山正和
身長 161 cm[2]
出身校 軽井沢町立軽井沢中部小学校
横浜市立六角橋中学校
星槎国際高等学校横浜
中京大学(在学中)
選手情報
代表国 日本の旗 日本
コーチ 鍵山正和
佐藤操
所属クラブ オリエンタルバイオ/中京大学
練習拠点 横浜銀行アイスアリーナ
開始 2008
ISUサイト バイオグラフィ
ISUパーソナルベストスコア
総合310.052022年北京オリンピック
SP108.122022 北京オリンピック
FS208.942022 北京オリンピック(団体戦)
大会成績
国際スケート連盟認定大会 1 2 3
オリンピック 0 1 0
オリンピック(団体戦) 0 0 1
世界選手権 0 2 0
四大陸選手権 0 0 1
世界ジュニア選手権 0 1 0
合計数 0 4 2
国内大会 1 2 3
全日本選手権 0 0 3
全日本ジュニア選手権 1 0 0
獲得メダル
フィギュアスケート:男子シングル

日本の旗 日本代表 2018 - 2022

主要国際大会
オリンピック
2022 北京 男子シングル
世界選手権
2021 ストックホルム 男子シングル
2022 モンペリエ 男子シングル
四大陸選手権
2020 ソウル 男子シングル
世界ジュニア選手権
2020 タリン 男子シングル

鍵山 優真(かぎやま ゆうま、英語: Yuma Kagiyama, 2003年5月5日 - )は、日本フィギュアスケート選手(男子シングル)で2022年北京オリンピック銀メダリスト。血液型O型オリエンタルバイオ所属。中京大学スポーツ科学部在学中。

主な実績に、2022年北京オリンピック代表(団体戦3位、個人2位)。2021年2022年世界フィギュアスケート選手権2位、2020年四大陸選手権3位、2019年/2020年全日本選手権3位、2019年全日本ジュニア選手権1位など。

人物

神奈川県横浜市生まれ[3]。父およびコーチは1992年アルベールビルオリンピック、1994年リレハンメルオリンピックフィギュアスケート男子シングル日本代表の鍵山正和

憧れの選手は宇野昌磨で「スケーティングがすごく上手くて綺麗なので、そういう部分を真似したい」と考えていると発言している[4]

父の仕事の都合に伴い富山県長野県北佐久郡軽井沢町へ移り住んだ。父の職場であった富山スケートセンターでスケートを始める[5]。小学2年時に軽井沢へ転居し[6]、軽井沢中部小学校に通い、軽井沢風越公園アイスアリーナを練習拠点としていた[7][8]。中学1年時に出生地である神奈川県横浜市へ転居し[9]横浜銀行アイスアリーナを練習拠点としていた。[10]横浜市立六角橋中学校卒業。2022年3月に通信制の星槎国際高等学校横浜[11]を卒業、2022年4月中京大学スポーツ科学部に進学。中京大学進学により練習拠点を愛知県豊田市の中京大学リンクに移す。

師弟関係でもある父親を尊敬している。二人の姿が似ていことや、滑りや着氷のやわらかいジャンプ、膝の使い方なども「似ていると言われるのはすごくうれしい」と話す。また、2018年・2019年・2021年世界選手権3連覇のネイサン・チェンを「すべての技術が揃っている」[7][12]と目標に挙げている。

好きなキャラクタースヌーピーであると明かしており、演技後はスヌーピーのぬいぐるみがリンクに投げ込まれることもある[13]。「ぬいぐるみが好きなので、(プレゼントされると)『ありがとうございます』という気持ちを込めて、ぬいぐるみを見せるようにしています」と話す[14]

特技のひとつに縄跳びがあり、4重跳びまで可能[15]

右利きだが、スケート靴は左足から履く。「なぜかは分からないけれど毎日の習慣」と本人談[16]

経歴

2019年ジュニアグランプリファイナル

ジュニア以前

フィギュアスケートの元オリンピック選手だった父親の職場についていき滑っているうちに楽しくなり、5歳から本格的にスケートを始めた[17]。スケートをしたいという意思表示は優真本人からで、「氷の上に座って、カリカリになった氷をかじったのが始まりだった」と父の正和は話す[7][10]

2014-15シーズンは関東選手権ノービスAクラスで優勝、全日本ノービス選手権では14位となる。2015-16シーズンは関東選手権ノービスAクラスで優勝し、ノービスクラス4連覇を達成。全日本ノービス選手権では表彰台にあと一歩届かず4位となる。この時、佐藤駿ら「同じ年代のライバルに負け表彰台に乗れなかったのが悔しく、もっと本気で練習をやろうと思うきっかけになった」と鍵山は語っている[17]

ジュニア時代

2016-17シーズン

ジュニア1年目で初出場となった全日本ジュニア選手権では、ショートプログラムで3回転-3回転のコンビネーションジャンプを成功させて8位となる。フリースケーティングでは、すべてのジャンプを着氷させて12位となり、総合11位となった。

2017-18シーズン

ジュニア2年目の全日本ジュニア選手権では、ショートプログラムで14位、フリースケーティングでは13位となり、総合162.40点獲得で12位となった。

2月に開催された第38回全国中学校スケート大会では、ショートプログラムですべてのジャンプを着氷し、3位スタートとなる。フリースケーティングでは、細かいジャンプのミスはあったものの、114.59点を獲得し3位。総合では176.31点を獲得し2位と順位を上げた。また、上位者エキシビションの6分間練習(リンク先「全体練習」参照)において観客の前で4回転サルコウを見せた。

2018年4月、リリーカップカナガワ 神奈川県フィギュアスケートフリー選手権大会において3回転アクセルを初成功させた(採点表)。

2018-19シーズン

シーズン初戦の8月、ノービスから含めて初の国際大会となるアジアフィギュア杯に派遣され、総合174.90点を獲得し、国際大会で初優勝する。

当初は補欠として代表選考されていたものの[7]、初参戦となったジュニアグランプリシリーズ1戦目は、シリーズ4戦目のジュニアグランプリリッチモンド大会に出場。ショートプログラムでは、冒頭の3回転アクセルを成功し、75.60点獲得で2位につける。しかしフリースケーティングでは、冒頭の3回転アクセルが空中で解けてしまう。また、演技後半に固めたコンビネーションジャンプ3つのうち2つでミスが出てしまい、得点を伸ばせず119.13点獲得で6位。総合では194.73点獲得で4位[18]と、表彰台にあと一歩届かなかった。

ジュニアグランプリシリーズ2戦目は、第7戦のアルメニアン杯に出場。ショートプログラムでは、3回転アクセルを加点付きで成功するも、コンビネーションジャンプでのミスが響き65.10点獲得に留まり、6位と出遅れる。フリースケーティングでは、冒頭の3回転アクセルと3回転フリップ、演技後半の3つのコンビネーションジャンプを着氷させ、スピンすべてでレベル4を獲得。フリースケーティング1位となる136.92点を獲得、総合で初の200点超えとなる202.02点を獲得し2位に入り[19]国際スケート連盟(ISU)主催の公式大会で、初の表彰台に立った。

全日本ジュニア選手権では、ショートプログラムで3回転アクセルが1回転となるなどジャンプでのミスが響き、得点を伸ばせず60.71点で10位スタートとなる。フリースケーティングでは、冒頭の3回転アクセルを加点2点以上の出来栄えで成功、その後のジャンプも次々に成功させる。演技後半に固めたコンビネーションジャンプの3連続ジャンプでの転倒はあったものの、スピンすべてでレベル4を獲得。フリースケーティング3位となる136.89点を獲得、総合197.60点獲得で、順位を5位まで上げた。

推薦により初出場となった全日本選手権では、ショートプログラムですべてのジャンプを着氷、スピンすべてでレベル4を獲得。74.51点獲得で6位につける。最終グループでの滑走となったフリースケーティングでは、冒頭の3回転アクセルを2点以上の加点で成功させる。単独の3回転アクセルと3回転フリップ-3回転トウループにて着氷が乱れたものの、ショートプログラムに続きすべてのスピンでレベル4を獲得し、フリー6位となる141.85点を獲得。総合でも216.36点を獲得し、大健闘の6位入賞となり、新人賞を受賞する。

2月上旬の全国中学校スケート競技会では、ショートプログラムで3回転アクセルの回転が抜け0点となるミスがあり、フリースケーティングで猛追したものの、総合スコア0.85点差で佐藤駿に敗れ2位となった[20]。しかし、上位者エキシビションの6分間練習において観客の前で4回転サルコウを成功させた。

2月下旬、自身初めてのシニアクラスとして国際大会のチャレンジカップに派遣される。フリースケーティングにおいて、試合で初めて4回転サルコウに挑戦し回転不足で転倒したものの、大きなミスなく演技をまとめ、総合で国際スケート連盟非公認ながらも自己ベストを上回る218.02点を獲得し、2位に入った[21]

2019年4月、リリーカップカナガワ 神奈川県フィギュアスケートフリー選手権大会において、3月に練習で成功させたばかりの[7]4回転トウループを成功させた(採点表)。これが試合での4回転初成功となった。

2019-20シーズン

ジュニアグランプリシリーズ参戦2年目の初戦は、シリーズ第1戦のジュニアグランプリシリーズクールシュヴェル大会に出場。ショートプログラムでは、自身も驚きの初の80点超えとなる80.61点を獲得。自己ベストを更新して首位に立つ[22][23]。フリースケーティングでは、単独の4回転トウループを加点3.26点の出来栄えで成功させるなど、フリー1位となる154.26点を獲得して自己ベストを更新。総合でも234.87点獲得と自己ベストを30点以上更新して優勝[24]。国際スケート連盟(ISU)主催の国際大会で初優勝となった。

ジュニアグランプリシリーズ2戦目は、第5戦に当たるバルティック杯に出場。ショートプログラムでは、クールシュヴェル大会を超える84.72点を獲得して自己ベストを更新し、2位につける[25]。フリースケーティングでは、2つの4回転や、演技後半のジャンプすべてを成功させ、自己ベストを更新する160.63点を獲得して2位となり、総合スコア245.35点獲得とクールシュヴェル大会に続き自己ベストを更新して2位となった[26][27][28]

ジュニアグランプリシリーズ2戦の成績より、佐藤駿とともにジュニアグランプリファイナルへの進出が確定した[29]

優勝候補と目された、地元横浜で開かれた全日本ジュニア選手権では、3回転アクセルでミスがあったものの、3回転ループと3回転ルッツ-3回転トウループのコンビネーションジャンプを成功させて79.92点を獲得し首位に立つ[30]。フリースケーティングでは、冒頭の4回転トウループ-2回転トウループのコンビネーションジャンプと単独の4回転トウループの2本の4回転ジャンプを成功、3回転アクセルからの3連続のコンビネーションジャンプ等すべてのジャンプを成功させ、ほぼ完璧な内容でフリートップとなる171.09点を獲得して1位、総合でも国際スケート連盟非公認ながらジュニア世界最高得点(当時)を上回る251.01点を獲得して初優勝となった[31][32][33]

全日本ジュニア選手権の優勝により、ユースオリンピック世界ジュニア選手権の代表に内定した[33]

初出場となったジュニアグランプリファイナルでは、ショートプログラムにおいて、3回転アクセルが2回転となった上で回転不足となり、スピンでもレベルの取りこぼしがあり得点を伸ばせず、71.19点獲得に留まり6位スタートとなった[34][35]。フリースケーティングでは、演技冒頭の4回転トウループ-2回転トウループのコンビネーションジャンプを成功させ、単独の4回転トウループこそ転倒したものの、その他のジャンプを成功させて演技をまとめ、フリー3位となる155.90点を獲得。総合スコア227.09点獲得で4位と、ショートプログラムから順位を上げた[36]

推薦出場の全日本選手権では、ショートプログラムにて冒頭の3回転アクセルで回転が抜けてしまい、規定により0点となるミスとなる[37]。続く単独のジャンプを規定のためジュニアの大会には組み込めなかった4回転トウループに変更して成功[38]、3回転ルッツ-3回転トウループのコンビネーションジャンプを成功させて演技をまとめ77.41点獲得で7位につけるものの、フリースケーティング最終組6人に入ることはできなかった。しかしフリースケーティングでは、冒頭の4回転トウループ-2回転トウループのコンビネーションジャンプを成功、単独の4回転トウループを成功させ、3回転アクセルからの3連続ジャンプも高い加点で成功させる。演技後半のコンビネーションジャンプ、演技構成を上げて挑んだ終盤の3回転アクセルを成功させて、フリースケーティング単独では宇野昌磨に次いで2位となる180.58点を獲得。総合3位と初の表彰台に上った。高校1年生の表彰台は、ソルトレークシティオリンピック4位入賞の本田武史以来24年ぶりの快挙だった[39][40]

全日本選手権の成績により、シニア国際選手権(チャンピオンシップ)において初代表となる、四大陸選手権の代表に決定した[41]

日本選手団の旗手に抜擢された[42][43]ローザンヌユースオリンピックでは、ショートプログラムにて、コンビネーションジャンプの着氷でショートトラック用に設置され従来より狭くなったスケートリンクのクッション壁にぶつかってしまい転倒、72.76点獲得で3位となる[44][45]。フリースケーティングでは、冒頭の4回転トウループを着氷、4回転トウループ-2回転トウループのコンビネーションジャンプを加点2.85点と高い出来栄えで成功させる。3連続ジャンプでは着氷の乱れから2つ目のジャンプが回転不足となり3つ目のジャンプが2回転となるミスはあったものの、最後のジャンプを全日本選手権同様の3回転アクセルに変更するなど難度を上げ、スピン・ステップすべてでレベル4を獲得。フリートップとなる166.41点を獲得して自己ベストを更新、トップと6.96点差を逆転して総合スコア239.17点をマーク、金メダルを獲得した[46][47][48]。個人戦の後に実施された、各国から抽選で選出されるNOC混合団体戦にもチームフォーカスで出場。157.62点を獲得して男子シングル1位となり、チームフォーカスの銀メダル獲得に貢献した[49]

初のシニア主要国際大会代表となった四大陸選手権では、ショートプログラムでの4回転トウループを加点3.26点の出来栄えで成功、自信のある4回転トウループを先に跳ぶ戦略が功を奏し、苦手意識のあったショートプログラムの3回転アクセルも加点2.63点の出来栄えで成功させ[17]、スピン・ステップは全要素でレベル4を獲得し、自己ベスト更新となる91.61点で5位につけ、自身初の90点超えで、上位6人で滑るフリースケーティング最終組へ入った[50]。フリースケーティングでは、冒頭の4回転トウループ-2回転トウループのコンビネーションジャンプを加点3.26点の出来栄えで開始し、多くのジャンプを成功。全日本選手権から続く最後の3回転アクセルでは、鍵山自身「スタミナの問題」[51]と話した着氷が乱れるミスがあったものの、演技構成点(リンク先「構成点」参照)では10点満点中9点台をつける審判もいるほどの高い評価を受け、179.00点を獲得しフリー3位。総合270.61点で3位に入り、本来ジュニアが主戦場ながらシニア主要国際大会の銅メダル獲得と健闘を見せた[52]

初出場となった世界ジュニア選手権では、ショートプログラムにて3回転アクセルを加点3.09点の高い出来栄えで成功、その他すべてのジャンプを加点付きで成功させ、得意のスピンはすべてレベル4を揃え、85.82点を獲得し1位発進となった。しかし「自信を持っていた[53]」フリースケーティングにおいて、冒頭の4回転トウループを回転不足で転倒、4回転トウループ-2回転トウループのコンビネーションジャンプを成功させ立て直したものの、3回転アクセルからの3連続コンビネーションジャンプで3回転アクセルに回転不足判定を受け、また全日本選手権やユースオリンピックで成功させてきた終盤の3回転アクセルが1回転アクセルとなり、フリースケーティングでは145.93点の5位、総合231.75点で2位となった。フリースケーティング後に両手で顔を覆った鍵山は、「6分間練習の時に緊張で身体が動かなくなり4回転トウループが1回も決まらなかった[54]」「この悔しさを一生忘れず、来季につなげていきたい[55]」と語った。鍵山の銀メダルにより、この種目では日本勢として2015年宇野昌磨(金)・山本草太(銅)以来5年ぶりのメダル獲得となった。また、出場した鍵山と佐藤駿(6位)の順位合計が「13」以内となり、日本の同大会男子シングル次季出場枠は2枠から3枠へ増え、国別の最大枠を確保した[56]。優勝候補の一角と目された中での2位ではあったが[57]、ショートプログラム・フリースケーティングとも全出場者中で唯一、演技構成点の〈スケート技術〉に10点満点中8点台の評価を受けた。また大会中、体調の問題からコーチであり父である鍵山正和に代わり試合へ同行した振付師の佐藤操が、優真が隣に座るキス・アンド・クライにおいて、マジックで「父」「Dad」と書いた手のひらをカメラに向けて見せたことは明るい話題となった。

シニア時代

2020-21シーズン

10月の関東選手権、非公認ながら世界歴代5位相当の287.71点でシニアデビュー。[58] コロナウィルスの世界的流行により海外選手を招かずに開かれたNHK杯で優勝。 全日本選手権は羽生、宇野に次ぐ3位。 シニア転向後に初めて出場するISU主催大会が世界選手権となるが、堂々と演技しネイサン・チェンアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国)に次ぐ2位となった。

2021-22シーズン

10月1日付で、オリエンタルバイオ社との所属契約および所属先変更が発表された[59]

グランプリシリーズではイタリア大会フランス国際で1位、グランプリファイナル[60]への出場を決めた。

グランプリシリーズで2連勝を飾った2021年11月23日、国際スケート連盟のフィギュアスケート男子の最新の世界ランキングの発表で1位となった。

続く全日本選手権では3位、2022年北京オリンピック代表、世界選手権代表に選出。

2022年北京オリンピックでは、団体戦FSと個人戦に出場し、団体戦、個人戦ともに自己ベストを更新。 個人男子シングル銀メダル獲得。2022年世界フィギュアスケート選手権でも銀メダル獲得。

2022年春から中京大学(名古屋市)に進学することを明らかにしており、練習拠点を横浜市から愛知県豊田市の中京大学リンクに移す。

演技・技術

6種類の3回転ジャンプと、4回転トウループ・4回転サルコウ、4回転ループを跳ぶことが出来る。「小さい頃は転倒が怖く、ジャンプはあまり好きではなかった」と語る[7]。4種類目の4回転ジャンプ投入を目指し、と4回転ルッツに取り組んでいる[61]

得意のダンスによる表現力と、幼い頃からコーチであり父である鍵山正和に叩きこまれたスケーティング技術を武器としており、国際大会でも高い演技構成点(リンク先「構成点」参照)を記録している[62]。スケーティング技術については、演技構成点での評価だけではなく、優真の4回転トウループの跳び方について、正和が「詳細は企業秘密」としながらも「体重移動をメインにしたジャンプ。滑る力を利用するので、基礎のスケーティングを磨いてあることが前提であり、スケートをやり始めた時から創り上げてきた技術です」と語っている[63][64]

昔からしっかり練習していたと話すスピン[7]も重要な得点源のひとつとなっている。

「ジャンプ、スピン、ステップそれぞれの技術が完璧なスケーターを目標にしている」と語っている[7]

主な戦績

大会/年 2012-13 2013-14 2014-15 2015-16 2016-17 2017-18 2018-19 2019-20 2020-21 2021-22
国際大会
冬季オリンピック 2
世界選手権 2 2
四大陸選手権 3
GPファイナル 中止
GPNHK杯 1[注 1]
GP中国杯 中止[注 2]
GPイタリア大会 1
GPフランス杯 1
チャレンジカップ 2
ユースオリンピック 1
世界Jr.選手権 2
JGPファイナル 4
JGPバルティック杯 2
JGPクールシュヴェル 1
JPGアルメニアン杯 2
JGPカナダ 4
アジアフィギュア杯 1 J 1[注 3]
国内大会
全日本選手権 6 3 3 3
全日本Jr.選手権 11 12 5 1
全日本ノービス選手権 7 B 6 B 14 A 4 A
  • J - ジュニアクラス
  • A - Aクラス
  • B - Bクラス

詳細

2021-2022 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2022年3月21日 - 27日 2022年世界フィギュアスケート選手権モンペリエ 2
105.69
2
191.91
2
297.60
2022年2月4日 - 20日 北京オリンピック北京 2
108.12
2
201.93
2
310.05
2022年2月4日 - 7日 北京オリンピック 団体戦(北京  
-
1
208.94
3
団体
2021年12月22日 - 26日 第90回全日本フィギュアスケート選手権さいたま 3
95.15
2
197.26
3
292.41
2021年11月19日 - 21日 ISUグランプリシリーズ フランス国際グルノーブル 1
100.64
1
185.77
1
286.41
2021年11月5日 - 7日 ISUグランプリシリーズ イタリア大会トリノ 7
80.53
1
197.49
1
278.02
2021年10月13日 - 17日 2021年アジアフィギュア杯北京 1
97.80
1
179.98
1 [注 4]
277.78
2020-2021 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2021年3月22日 - 28日 2021年世界フィギュアスケート選手権
ストックホルム
2
100.96
2
190.81
2
291.77
2020年12月24日 - 27日 第89回全日本フィギュアスケート選手権長野 2
98.60
3
180.19
3
278.79
2020年11月27日 - 29日 2020年NHK杯国際フィギュアスケート競技大会門真 1
87.26
1
188.61
1[注 1]
275.87
2019-2020 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2020年3月2日 - 8日 2020年世界ジュニアフィギュアスケート選手権タリン 1
85.82
5
145.93
2
231.75
2020年2月4日 - 9日 2020年四大陸フィギュアスケート選手権ソウル 5
91.61
3
179.00
3
270.61
2020年1月10日 - 15日 2020年ユースオリンピックNOC混合団体戦(ローザンヌ - 1
157.62
2
団体
2020年1月10日 - 15日 2020年ユースオリンピックローザンヌ 3
72.76
1
166.41
1
239.17
2019年12月19日 - 22日 第88回全日本フィギュアスケート選手権東京 7
77.41
2
180.58
3
257.99
2019年12月5日 - 8日 2019/2020 ISUジュニアグランプリファイナルトリノ 6
71.19
3
155.90
4
227.09
2019年11月15日 - 17日 第88回全日本フィギュアスケートジュニア選手権横浜 1
79.92
1
171.09
1
251.01
2019年9月18日 - 21日 ISUジュニアグランプリ バルティック杯グダニスク 2
84.72
2
160.63
2
245.35
2019年8月21日 - 24日 ISUジュニアグランプリ クールシュヴェルクールシュヴェル 1
80.61
1
154.26
1
234.87
2018-2019 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2019年2月21日 - 24日 2019年チャレンジカップハーグ 2
78.97
2
139.05
2
218.02
2018年12月20日 - 24日 第87回全日本フィギュアスケート選手権門真 6
74.51
6
141.85
6
216.36
2018年11月23日 - 25日 第87回全日本フィギュアスケートジュニア選手権福岡 10
60.71
3
136.89
5
197.60
2018年10月10日 - 13日 ISUジュニアグランプリ JGPアルメニアン杯エレバン 6
65.10
1
136.92
2
202.02
2018年9月12日 - 15日 ISUジュニアグランプリ JGPカナダリッチモンド 2
75.60
6
119.13
4
194.73
2018年8月1日 - 3日 2018年アジアフィギュア杯バンコク ジュニアクラス) 1
57.75
1
117.15
1
174.90
2017-2018 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2017年11月24日 - 26日 第86回全日本フィギュアスケートジュニア選手権前橋 14
55.25
13
107.15
12
162.40
2016-2017 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2016年11月18日 - 20日 第85回全日本フィギュアスケートジュニア選手権札幌 8
54.35
12
109.79
11
164.14
2015-2016 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2015年10月23日 - 25日 第19回全日本フィギュアスケートノービス選手権 Aクラス(西東京  
 
4
86.55
4
86.55
2014-2015 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2014年10月24日 - 26日 第18回全日本フィギュアスケートノービス選手権 Aクラス(高槻  
 
14
57.23
14
57.23
2013-2014 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2013年10月25日 - 27日 第17回全日本フィギュアスケートノービス選手権 Bクラス(ひたちなか  
 
6
53.47
6
53.47
2012-2013 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2012年10月26日 - 28日 第16回全日本フィギュアスケートノービス選手権 Bクラス(京都  
 
7
59.45
7
59.45

プログラム使用曲

シーズン SP FS EX
2021-2022 『君微笑めば』
(When You’re Smiling)
曲:マイケル・ブーブレ
振付:ローリー・ニコル
映画『グラディエーター』より
Gladiator Rhapsody
I Gladiatore
Not Yet
歌:リサ・ジェラルド
Nelle Tue Mani
歌:アンドレア・ボチェッリ
作曲:ハンス・ジマー
振付:ローリー・ニコル
『明日へ』[69]
曲:MISIA
振付:辻本知彦

ドラマ『砂の器』より
ピアノ協奏曲『宿命』
作曲:千住明
振付:佐藤操

『Vocussion』
振付:ローリー・ニコル
2020-2021 アルバム『New Impossibilities』より
『Vocussion』
曲:ヨーヨー・マ&ザ・シルクロード・アンサンブル
振付:ローリー・ニコル
映画『アバター』より[70]
Jake Enters His Avatar World
The Bioluminescence of the Night
Gathering All the Na'vi Clans for battle
作曲:ジェームズ・ホーナー
振付:ローリー・ニコル

『Lord of the Rings』
作曲:A・R・ラフマーン
振付:佐藤操

テイク・ファイヴ

作曲:ポール・デスモンド
振付:佐藤操

2019-2020 ドラマ『砂の器』より
ピアノ協奏曲『宿命』
作曲:千住明
振付:佐藤操
映画『タッカーより
speedway
The Trial
Toast of the Town
作曲:ジョー・ジャクソン
振付:佐藤操
アップタウン・ファンク
作曲:マーク・ロンソンブルーノ・マーズ
フィリップ・ローレンス、ジェフ・バスカー

BomBom(feat. The Teaching)
作曲:Macklemore and Ryan Lewis
2018-2019 映画『マスク』より
Let The Good Times Roll
作曲:サム・シアード、フリーシー・ムーア
振付:佐藤操
大河ドラマ龍馬伝』メインテーマ
作曲:佐藤直紀
振付:佐藤操
2017-2018 映画『The Matrix Revolutions』より

Navras

作曲:Don Davis
振付:佐藤操

バレエ音楽『火の鳥』より

作曲:イーゴリ・ストラヴィンスキー

振付:佐藤操

2016-2017 シング・シング・シング

作曲:ルイ・プリマ

振付:松村充

2015-2016 映画『座頭市』より

作曲:鈴木慶一

振付:鍵山正和

2014-2015
2013-2014 シング・シング・シング

作曲:ルイ・プリマ

振付:鍵山正和

2012-2013

受賞歴

脚注

注釈

  1. ^ a b 2020/2021 ISUグランプリシリーズは非公認大会。新型コロナウイルスの影響で変則開催の為、ISUの公認記録に反映されない。また世界ランキングのポイントも付与されない 各大会の出場者を地元選手や開催国に拠点を置く選手らに制限しており、公平性を保つため。国際スケート連盟(ISU)2020年10月26日。[65]
  2. ^ 新型コロナウイルスの影響で2021年中国杯が中止しました。国際スケート連盟(ISU)2021年8月16日。[66]
  3. ^ 非公認大会参加選手の兼ね合いによりISUチャレンジャーシリーズの規定に満たない為[67]
  4. ^ 非公認大会ISUチャレンジャーシリーズの条件に満たない為[68]

出典

  1. ^ 東海テレビ (2022年2月8日). “世界を驚かせたフィギュア鍵山優真 4月から中京大へ進学希望 コーチの父・正和さんは名古屋出身の五輪選手”. FNNプライムオンライン. Fuji News Network, Inc. 2022年2月14日閲覧。
  2. ^ 強化選手紹介 - 鍵山優真”. 公益財団法人 日本スケート連盟 - Japan Skating Federation. 2020年7月8日閲覧。
  3. ^ 鍵山優真、日本男子初のGP初出場初優勝「自信に」 - フィギュア : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2020年12月6日閲覧。
  4. ^ 全日本Jr王者・鍵山優真が語る、 憧れの宇野昌磨とライバル佐藤駿。”. NumberWeb (2019年11月19日). 2022年5月12日閲覧。
  5. ^ “ユース五輪16歳鍵山金 人生初滑りは富山”. 北日本新聞. (2020年1月14日) 
  6. ^ 京都新聞、2021年11月6日夕刊4面「BEIJING2022 夢を追う 氷上のホープたち 北京冬季五輪 あと3カ月」
  7. ^ a b c d e f g h Quadruple Axel 2020開幕 & 2019-12-17, pp. 98–101.
  8. ^ 【アスリートの原点】鍵山優真:レジェンドの血を継ぐ“フィギュア界のサラブレッド”は中学から開花、ユース五輪で金を掴むOLYMPICCHANNEL 2020年2月1日
  9. ^ Quadruple Axel 2019シーズンイン & 2018-12-14, pp. 102–105.
  10. ^ a b 神奈川フィギュアスケーティングクラブに所属する鍵山 優真さん”. タウンニュース横浜神奈川区版 (2019年5月1日). 2019年8月21日閲覧。
  11. ^ 公益財団法人 日本スケート連盟 2019/2020シーズン強化選手A 鍵山優真
  12. ^ モットーは「質重視」 フィギュア鍵山優真(中)”. 日本経済新聞 電子版. 2020年11月3日閲覧。
  13. ^ “鍵山優真★ 日本スケート界の未来を担うサラブレッド!【フィギュアスケート男子】”. non-no Web (集英社). (2019年12月17日). https://nonno.hpplus.jp/article/46810 2019年12月22日閲覧。 
  14. ^ 【6月30日発売「KISS&CRY」掲載】いよいよシニアデビューへ! 鍵山優真選手&佐藤駿選手・対談インタビュー”. インターネットTVガイド. 2020年7月4日閲覧。
  15. ^ 鍵山優真&佐藤駿“ゆましゅん”対談(前編)縄跳びやバランスボールで特技も披露!”. フジテレビュー!!. 2020年7月4日閲覧。
  16. ^ SPORTSよこはま 2020 FEB Vol77「Go for it!」”. pp. 12-13 (2020年1月20日). 2021年8月10日閲覧。
  17. ^ a b c 鍵山 優真選手|2019-2020シーズン インタビュー|キヤノン・ワールドフィギュアスケートウェブ”. キヤノン・ワールドフィギュアスケートウェブ. 2020年3月5日閲覧。
  18. ^ “フィギュア、鍵山が4位、三宅10位、ジュニアGP第4戦”. デイリースポーツオンライン (デイリースポーツ). (2018年9月16日). https://www.daily.co.jp/general/2018/09/16/0011645103.shtml 2019年12月17日閲覧。 
  19. ^ “島田がジュニアGPファイナル進出 鍵山、フリーでトップマークし2位/フィギュア”. SANSPO.COM (産経新聞社). (2018年10月14日). https://www.sanspo.com/sports/news/20181014/fgr18101400330001-n1.html 2019年12月17日閲覧。 
  20. ^ 第39回全国中学校スケート大会(全中)男子シングルレビュー”. news.jsports.co.jp. 2020年3月5日閲覧。
  21. ^ “15歳のホープ鍵山、4回転に挑戦「どこまでできるか試したかった」/フィギュア”. SANSPO.COM (産経新聞社). (2019年2月24日). https://www.sanspo.com/sports/news/20190224/fgr19022416290008-n1.html 2019年12月18日閲覧。 
  22. ^ “鍵山がSP首位=フィギュア・ジュニアGP”. JIJI.COM (時事通信社). (2019年8月23日). https://www.jiji.com/jc/article?k=2019082300331&g=spo 2019年12月19日閲覧。 
  23. ^ “鍵山が男子SP首位 フィギュアのジュニアGP第1戦”. THE SANKEI NEWS (産経新聞社). (2019年8月23日). https://www.sankei.com/sports/news/190823/spo1908230026-n1.html 2019年12月19日閲覧。 
  24. ^ “鍵山が優勝=フィギュア・ジュニアGP”. JIJI.COM (時事通信社). (2019年8月24日). https://www.jiji.com/jc/article?k=2019082400619&g=spo 2019年12月19日閲覧。 
  25. ^ “鍵山はSP2位=フィギュア・ジュニアGP”. JIJI.COM (時事通信社). (2019年9月20日). https://www.jiji.com/jc/article?k=2019092000395&g=spo 2019年12月21日閲覧。 
  26. ^ “鍵山は2位=フィギュア・ジュニアGP”. JIJI.COM (時事通信社). (2019年9月22日). https://www.jiji.com/jc/article?k=2019092200182&g=spo 2019年12月21日閲覧。 
  27. ^ “鍵山優真が2位 フィギュア・ジュニアGP”. nikkansports.com (日刊スポーツ新聞社). (2019年9月22日). https://www.nikkansports.com/sports/news/201909220000326.html 2019年12月21日閲覧。 
  28. ^ “鍵山優真が2位 ジュニアGP第5戦/フィギュア”. SANSPO.COM (産経新聞社). (2019年9月22日). https://www.sanspo.com/sports/news/20190922/fgr19092211210003-n1.html 2019年12月21日閲覧。 
  29. ^ “鍵山優真、佐藤駿がファイナルへ ジュニアGP/フィギュア”. SANSPO.COM (産経新聞社). (2019年10月6日). https://www.sanspo.com/sports/news/20191006/fgr19100619130005-n1.html 2019年12月21日閲覧。 
  30. ^ “男子SPは鍵山が首位 フィギュアの全日本ジュニア”. THE SANKEI NEWS (産経新聞社). (2019年11月16日). https://www.sankei.com/sports/news/191116/spo1911160039-n1.html 2019年12月21日閲覧。 
  31. ^ “鍵山優真が全日本ジュニアV「ノーミス」4回転成功”. nikkansports.com (日刊スポーツ新聞社). (2019年1月17日). https://www.nikkansports.com/sports/news/201911170001244.html 2019年12月21日閲覧。 
  32. ^ “鍵山優真が悲願のタイトル 父の正和コーチも涙 全日本ジュニア選手権”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2019年11月17日). https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2019/11/17/kiji/20191117s00079000546000c.html 2019年12月21日閲覧。 
  33. ^ a b “16歳の鍵山が初V ジュニア世界記録超えの高得点 五輪2度出場の父・正和さん涙”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2019年11月18日). https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2019/11/18/kiji/20191117s00079000576000c.html 2019年12月21日閲覧。 
  34. ^ “鍵山優真6位発進、緊張で回転ミス ジュニアGP”. nikkansports.com (日刊スポーツ新聞社). (2019年12月6日). https://www.nikkansports.com/sports/news/201912060000015.html 2019年12月21日閲覧。 
  35. ^ “鍵山優真「やらかした」アクセルのミスでSP6位 ジュニアGPファイナル”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2019年12月6日). https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2019/12/05/kiji/20191206s00079000053000c.html 2019年12月21日閲覧。 
  36. ^ “15歳佐藤が初優勝!男子で14年宇野以来4人目 鍵山4位/フィギュア”. SANSPO.COM (産経新聞社). (2019年12月8日). https://www.sanspo.com/article/20191208-KS736CIIQBOXLMZFI6TB3OSAUM/ 2019年12月21日閲覧。 
  37. ^ “鍵山優真、アクセルまさか0点も4回転成功で高得点”. nikkansports.com (日刊スポーツ新聞社). (2019年12月20日). https://www.nikkansports.com/sports/news/201912200000772.html 2019年12月22日閲覧。 
  38. ^ “鍵山優真、痛恨ミスの後に意地の4回転成功「入れられて良かった」”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2019年12月20日). https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2019/12/20/kiji/20191220s00079000373000c.html 2019年12月22日閲覧。 
  39. ^ “鍵山優真が逆襲3位「リベンジしてやったぞ」高1表彰台は本田武史以来”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2019年12月22日). https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2019/12/22/kiji/20191222s00079000396000c.html 2019年12月22日閲覧。 
  40. ^ “ジュニア覇者の鍵山優真3位「シニアで戦う自信ついた」”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). (2019年12月22日). https://www.asahi.com/articles/ASMDQ6WZHMDQUTQP00Y.html 2019年12月22日閲覧。 
  41. ^ “羽生、宇野らが世界選手権と四大陸選手権代表”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2019年12月22日). https://hochi.news/articles/20191222-OHT1T50291.html 2019年12月23日閲覧。 
  42. ^ 主将に田畑百葉選手、旗手に鍵山優真選手が決定=第3回ユースオリンピック冬季競技大会(2020/ローザンヌ)日本代表選手団”. 公益財団法人日本オリンピック委員会. 2019年12月30日閲覧。
  43. ^ “冬季ユース五輪の主将に田畑百葉、旗手に鍵山優真に決定”. SANSPO.COM (産経新聞社). (2019年12月11日). https://www.sanspo.com/article/20191211-EH3ICDAS6RMLDBWEZLGSCJYMTU/ 2019年12月30日閲覧。 
  44. ^ “鍵山はSP3位 冬季ユース五輪/フィギュア”. SANSPO.COM (産経新聞社). (2020年1月11日). https://www.sanspo.com/article/20200111-XZYULW7NIFL55HSDDQDALI6JKQ/ 2020年1月13日閲覧。 
  45. ^ “鍵山「壁にぶつかったが」SP3位 冬季ユース五輪”. nikkansports.com (日刊スポーツ新聞社). (2020年1月11日). https://www.nikkansports.com/sports/news/202001110000052.html 2020年1月13日閲覧。 
  46. ^ “フィギュア鍵山が逆転V フリー1位、冬季ユース五輪”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). (2020年1月13日). https://www.asahi.com/articles/GCO2020011201001949.html 2020年1月23日閲覧。 
  47. ^ “フィギュア鍵山優真が逆転「金」22年北京五輪期待”. nikkansports.com. (2020年1月13日). https://www.nikkansports.com/sports/news/202001130000072.html 2020年1月13日閲覧。 
  48. ^ “ユース五輪 フィギュア男子 鍵山が金メダル”. NHK NEWS WEB (日本放送協会). (2020年1月13日). https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200113/k10012243631000.html 2020年1月13日閲覧。 
  49. ^ 【冬季ユースオリンピック】フィギュアスケートNOC混合団体|鍵山優真、西山・吉田ペアが1位…各チームのメダル獲得に貢献”. OLYMPICCHANNEL. 2020年1月16日閲覧。
  50. ^ 16歳の鍵山優真が自己ベストSP91・61点「よっしゃーって」 4回転も成功/デイリースポーツ online”. デイリースポーツ online. 2020年3月5日閲覧。
  51. ^ Hanyu (JPN) completes Golden Slam of Figure Skating with first Four Continents title” (英語). ISU - International Skating Union (2020年2月9日). 2020年3月4日閲覧。
  52. ^ 鍵山優真が銅「マジで?」 シニア主要国際大会初陣で成果、世界ジュニアへ弾み/デイリースポーツ online”. デイリースポーツ online. 2020年3月5日閲覧。
  53. ^ 【世界ジュニア選手権2020】 銀メダル獲得!鍵山優真の心境は”. フジテレビュー!!. 2020年7月5日閲覧。
  54. ^ Quadruple Axel 2020総集編 & 2020-7-15, pp. 96–101.
  55. ^ 鍵山優真、世界ジュニア2位 悔しさ胸にシニアへ - フィギュア : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2020年7月5日閲覧。
  56. ^ ユース五輪王者・鍵山優真2位 フリーでミス相次ぐ フィギュア・世界ジュニア”. 毎日新聞. 2020年7月5日閲覧。
  57. ^ 世界ジュニアフィギュアスケート選手権プレビュー:鍵山優真と佐藤駿が出場する男子シングルはダブル表彰台も期待”. Olympic Channel. 2020年7月8日閲覧。
  58. ^ 鍵山優真、衝撃シニアデビューV!非公認ながら世界歴代5位相当の287・21点/フィギュア”. スポニチ. 2020年10月19日閲覧。
  59. ^ オリエンタルバイオ株式会社による鍵山優真選手との所属契約締結のお知らせ”. 株式会社CB. 2021年10月4日閲覧。
  60. ^ 「オミクロン株」の急拡大で中止。
    フィギュアGPファイナル中止 北京五輪代表選考の議論に影響も(2021年12月3日)
  61. ^ Wārudo figyua sukēto : 92(2021-5).』Shinshokan、Tōkyō、2021年、13-15頁。ISBN 978-4-403-31142-0OCLC 1250254109https://www.worldcat.org/oclc/1250254109 
  62. ^ “ジュニア世界記録超え、“天才4回転ジャンパー”…日本男子フィギュア界に現れた2人の超新星。”. テレ朝POST (テレビ朝日). (2019年12月5日). https://post.tv-asahi.co.jp/post-105270/ 2019年12月15日閲覧。 
  63. ^ Sports Graphic Number PLUS & 2020-4-2, pp. 54–57.
  64. ^ 鍵山優真の驚くべき4回転ジャンプ。父の理論、遺伝、基礎練習で花開く。(野口美惠)”. Number Web - ナンバー. 2020年7月26日閲覧。
  65. ^ “フィギュア、今季GPは得点非公認 変則開催で”. 日本経済新聞. (2020年10月27日). https://r.nikkei.com/article/DGXLSSXK20048_X21C20A0000000?s=6 2020年11月29日閲覧。 
  66. ^ 国際スケート連盟(ISU) (2021年8月16日). “ISU Grand Prix of Figure Skating - Cup of China 2021 cancelled”. https://www.isu.org/isu-news/news/125-grand-prix-news/13642-isu-grand-prix-of-figure-skating-cup-of-china-2021-cancelled?templateParam=15 2021年11月22日閲覧。 
  67. ^ フィギュア北京五輪テスト大会に鍵山優真、紀平梨花ら派遣 10・13開幕”. 日刊スポーツ (2021年9月13日). 2021年11月23日閲覧。
  68. ^ フィギュア北京五輪テスト大会に鍵山優真、紀平梨花ら派遣 10・13開幕”. 日刊スポーツ (2021年9月13日). 2021年11月23日閲覧。
  69. ^ 鍵山優真にMISIA「明日へ」楽曲提供、北京五輪エキシビション披露準備”. 日刊スポーツNEWS (2022年1月14日). 2022年1月14日閲覧。
  70. ^ 鍵山優真がフリー曲「アバター」に変更 6日初披露”. 日刊スポーツ新聞社 (2020年11月6日). 2020年11月6日閲覧。
  71. ^ JOC - JOCについて | JOCスポーツ賞 年度賞・特別栄誉賞”. 日本オリンピック委員会(JOC). 2022年5月2日閲覧。
  72. ^ 日本テレビ. “高木美帆が最優秀賞「JOCスポーツ賞」特別栄誉賞には平野歩夢・大橋悠依”. 日テレNEWS. 2022年5月2日閲覧。
  73. ^ 神奈川スポーツ賞の鍵山優真が喜びの声「改めて日ごろのご支援に感謝」 - スポニチ Sponichi Annex スポーツ”. スポニチ Sponichi Annex. 2022年5月2日閲覧。
  74. ^ フィギュア鍵山優真がJOC杯初受賞 世界選手権で銀、急成長の実績評価 - フィギュア : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2022年5月2日閲覧。
  75. ^ 一般財団法人 上月財団 | 「上月スポーツ賞」受賞者一覧”. www.kozuki-foundation.or.jp. 2022年5月5日閲覧。
  76. ^ 4月 鍵山優真選手が横浜市スポーツ栄誉賞を受賞”. www.city.yokohama.lg.jp. 2022年5月2日閲覧。


参考文献

  • フィギュアスケート男子ファンブック Quadruple Axel 2019 熱戦のシーズンイン特集号. 山と渓谷社. (2018-12-14). ISBN 9784635924870 
  • フィギュアスケート男子ファンブック Quadruple Axel 2019 激戦のシーズンクライマックス. 山と渓谷社. (2019-3-13). ISBN 9784635924931 
  • フィギュアスケート男子ファンブック Quadruple Axel 2020 シーズン開幕スペシャル. 山と溪谷社. (2019-12-17). ISBN 9784635907170 
  • フィギュアスケート男子ファンブック Quadruple Axel 2020 シーズン総集編 希望の銀盤. 山と渓谷社. (2020-7-15). ISBN 978-4-635-90735-4 
  • Sports Graphic Number PLUS (2020-4-2). FIGURE SKATING TRACE OF STARS 2019-2020 フィギュアスケート 銀盤に願いを。. 株式会社文藝春秋. ISBN 9784160082465 

外部リンク