「怪人開発部の黒井津さん」の版間の差分
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: 怪人開発部の博士。ARゴーグルを着用しているが、来客の際などには外す。ARゴーグルがないとデバイスの操作がやりにくいという。 |
: 怪人開発部の博士。ARゴーグルを着用しているが、来客の際などには外す。素顔は端正な顔立ち。ARゴーグルがないとデバイスの操作がやりにくいという。 |
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: 出世狙いの部下の黒井津とは異なり、あくまで一研究者のスタンスを貫いている。怪獣が思いつかなかったため10分で書いたレポートで黒井津にプレゼンさせてようとして押し切るなど、黒井津と比べ勤務態度にも難がある。 |
: 出世狙いの部下の黒井津とは異なり、あくまで一研究者のスタンスを貫いている。怪獣が思いつかなかったため10分で書いたレポートで黒井津にプレゼンさせてようとして押し切るなど、黒井津と比べ勤務態度にも難がある。 |
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: 弟である剣神ブレイダー / 佐田巻健司と同居しており、弟には大手の研究所で働いていると伝えている。 |
: 弟である剣神ブレイダー / 佐田巻健司と同居しており、弟には大手の研究所で働いていると伝えている。 |
2022年9月27日 (火) 15:51時点における版
怪人開発部の黒井津さん | |
---|---|
ジャンル | コメディ |
漫画 | |
作者 | 水崎弘明 |
出版社 | フレックスコミックス |
掲載サイト | COMIC メテオ |
レーベル | メテオCOMICS |
発表期間 | 2019年4月17日 - |
巻数 | 既刊5巻(2022年8月現在) |
アニメ | |
原作 | 水崎弘明 |
監督 | 斎藤久 |
シリーズ構成 | 高山カツヒコ |
脚本 | 高山カツヒコ |
キャラクターデザイン | 森前和也 |
音楽 | manzo |
アニメーション制作 | Quad |
製作 | 「怪人開発部の黒井津さん」 製作委員会 |
放送局 | 朝日放送テレビ・テレビ朝日系列ほか |
放送期間 | 2022年1月9日 - 4月3日 |
話数 | 全12話 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画・アニメ |
ポータル | 漫画・アニメ |
『怪人開発部の黒井津さん』(かいじんかいはつぶのくろいつさん)は、水崎弘明による日本の漫画作品。『COMIC メテオ』(フレックスコミックス)にて2019年4月17日に読み切りが掲載され[1]、2020年10月7日から連載中[2]。
悪の組織で予算や上司に振り回されながらも怪人開発に奮闘する主人公・黒井津燈香を描くコメディ[1][2]。
2021年1月には単行本1巻の発売記念として、COMICメテオのYouTube公式チャンネルにて小坂井祐莉絵がナレーションとキャラクターの声を担当するマンガ動画が公開された[3]。2022年にはテレビアニメが放送された[4]。
登場人物
声の項はテレビアニメ版の声優。
主要登場人物
- 黒井津 燈香(くろいつ とうか)
- 声 - 前田佳織里[4]
- 本作の主人公。秘密結社アガスティアの怪人開発部に所属する研究助手。休日も怪人のプランを考えるような仕事人間だが、あくまで組織で出世して大幹部となり高給取りになることが目的であり、研究者としての矜持があるわけではなく、「大幹部が怪人より弱くてはいけない」というだけの理由で、生身ながら男三人を一瞬で倒せるぐらいに体を鍛えている。また、アカシックからは女子力が低いといわれている[5]。
- 開発部からもいつかは異動になるだろうと考えており、開発部に執着はない。
- 自分の仕事が「人に言えるような仕事ではない」ことは自覚している[6]。毎回剣神ブレイダー/佐田巻健司がアルバイトしている「アラジン弁当」にメガネをかけて豚丼を買いにいく。店員の健司にも自分の仕事については人に言えない仕事と伝えていたため、健司には当初は勝手にヒモと同居する風俗関係の仕事に就いていると思われていた。
- 一人っ子で育ったので、ウルフを妹のようにみていたが、生みの親なので娘のようにもみている。
- たまにのびのびと広い場所にくり出して、出歩く人々の営みを感じながら、"あの人ならこう改造するな"とか"あの人はこの生物と組み合わせやすそうだな"とアイデアを練ることもある。
- アガスティアで幹部を目指しているため、多少無理しても実績を欲しているが、目先に目標がないと頑張れないタイプと認識しており、目的のために上を目指している。
- ウルフからは『結構攻めるタイプ』とみられている。
- 自身が開発している怪人については、 宿敵のブレイダーを倒してしまうと、後でその怪人はやることなくなるとして、性格や能力の多様性を加味してデザインしている。
- 第12話では佐田巻と峰円が共同開発した、怪人に合わせて形状が変化する装着型怪人『ブラックブレイダー』(システムの声 - 赤羽根健治)スーツを人間にだって装着できるはずと、本来はウルフくんが着する予定であったが怪我のため、自身が身につけて戦った。しかし変身解除機能の実装が、後日のアップデート待ちであった。時間がなかったうえ典型的なスパゲッティコードでプログラムが滅茶苦茶、処理があちこち飛びまくりバグも追いかけられず、しばらくそのままで生活している。
- ウルフ・ベート
- 声 - 天野聡美[4]、千葉翔也(♂)
- 完成の直前にアカシックの要望で身体だけ女性にされた狼男の怪人。人手不足から怪人開発部の新人助手配属となる。メンタルモデルが男子中学生のため、黒井津に抱いている憧れも異性のお姉さんへの淡い恋心にとどまっており、同性の後輩扱いしかしてくれない黒井津に内心、忸怩たる想いを抱いている。また子供舌にもされており、休みの日はゲームをしてるか寝てるか、たまにカラオケ行っている。そのためか黒井津には歌がうまいとほめられている。
- 培養中にバーチャルリアリティーで体験した疑似記憶で、泳ぎが怪人学校時代は学年2位だったとリアル脳内設定されていた。実際運動神経抜群で、マミーのダンスレッスンの相手を務めている。
- 佐田巻 始(さだまき はじめ)[7]
- 声 - 梅原裕一郎[8]
- 怪人開発部の博士。ARゴーグルを着用しているが、来客の際などには外す。素顔は端正な顔立ち。ARゴーグルがないとデバイスの操作がやりにくいという。
- 出世狙いの部下の黒井津とは異なり、あくまで一研究者のスタンスを貫いている。怪獣が思いつかなかったため10分で書いたレポートで黒井津にプレゼンさせてようとして押し切るなど、黒井津と比べ勤務態度にも難がある。
- 弟である剣神ブレイダー / 佐田巻健司と同居しており、弟には大手の研究所で働いていると伝えている。
アガスティア
- アカシック
- 声 - M・A・O[9]
- アガスティアの首領。見た目は幼いが、かなりの怪力を誇り、戦闘能力もアガスティア随一。かわいいもの好きで、ウルフの女体化変更をさせた張本人。
- 絶対遊びに来たかっただけであるが視察や適性判定という名目でフロント企業の遊園地や水中適性の実証実験として海に繰り出すこともしばしば。
- 海に沈んだカノン・サンダーバードを助けるために海を割るなどの能力を用いたが、後日新聞記事にされて参謀に注意されている。
- バレンタインデーでは、黒井津とウルフに、2人共乙女心が死にかけている、チョコは大事だと主張し、チョコ作りの特訓を指導した。
- 社内旅行では留守番させられ、夜にひとりでゲームをしているところで水木と知り合いになり、後日水木らをアガスティア幹部として招聘する。
- メギストス
- 声 - 稲田徹[9]
- アガスティアの絶対零度参謀。隙のない性格だが、見かけによらずコンプライアンスには厳しく、社員思いであり、理解ある素晴らしい上司。また首領としては気まぐれなアカシックの御目付け的存在でもある。
- 出張先でも決して旅行気分にならず[10]、アガスティアのフロント企業の商品はすべてチェックしており、その範囲はソシャゲから化粧品までさまざまである。出張時、急遽同伴となった黒井津と、ホテルで同室ではコンプライアンス上問題として、健康ランドで雑魚寝する。
- 飲み会では無礼講と言って座ったまま動かなくなり何かやらかしたかと心配していたらそのまま寝落ちしているタイプ。
- 業界のカリスマとして知られ、マミーのアイドルデビューに際し、作詞・作曲・編曲・振付・プロデュースとその全てを担当した。
- その頭脳は4分割で機能しているようであり、その1つが休息をとっても残りが処理をしている。
- カミュラ
- 声 - 竹達彩奈[11]
- アガスティアの幹部の1人である吸血鬼怪人。万能細胞を持ちそれ故不滅のカミュラと呼ばれる。経営哲学を持ち、常に組織の利益を考えている為周りからは仕事の鬼と思われているが、重度のドルオタであり現在はBAVAROISという二人組アイドルグループのデビュー前から応援をしていた。周囲には内緒にしていたものの折しもアイドル怪人の可能性を探る為にライブに来ていた黒井津さんにバレてしまう[12]。以前に万能細胞の提供を黒井津から懇願され、それを拒否していたが、このコンサートで黒井津と出くわした際にBAVAROISへの思いのたけを涙ながら語ると、その涙から黒井津に細胞採取されてしまう。
- アイドルになりたいと希望したマミーに対して「アイドルをなめるんじゃないわ!」と当初は懐疑的であったが、困難を承知の上でそれでもアイドルを目指すというのなら少しばかり応援してもよかろうと、自身の万能細胞を提供して歌えるようにしてあげた。
- 怪人開発部の飲み会に明らかに入りたそうにしていたので、誘ってもらった際、居酒屋では日本酒をたしなむ。そして酒の席は空気で酔うタイプ。
- 社内旅行は仕事が厳しく、旅行は不参加。社内では監査を担当。
- フェンリル
- 声 - 緑川光
- アガスティアの大幹部の1人である近接戦闘型怪人。執事服を着た狼のような姿を持つ。しかし性格は正義のヒーローそのもので、怪人同士の連携技や、正々堂々と戦うようにウォーリアに言ったり、部下に手を上げようとしたジャガーに、見過ごせないコンプライアンス違反と指摘するなど、悪の組織らしからぬ言動が多く、部下から慕われている。
- 社員旅行(ほぼ幹部会)では幹事を務める。
- ウォーリア・オブ・ジャガー
- 声 - 置鮎龍太郎
- アガスティアの大幹部の1人である強襲型怪人。豹の獣人のような姿をしており脳筋。好戦的で黒井津さんと手合わせを時折行う。同じ近接型のフェンリルをライバル視している。
- 居場所「ジャガーベース」は、SASUKEのようなトラップを仕掛けている。稟議の判子を頂きたい場合は本人に一発入れなくてはならない。
- サラマンダー
- 声 - 釘宮理恵
- アガスティアの大幹部の1人で極地調査型大幹部。怪獣のぬいぐるみのような見た目でかわいく、すべすべむにむにして黒井津から抱きかかえられるほどで、社内旅行先でもこども達に大人気。小さいので足湯は半身浴となってしまう。極地調査型怪人なので、極度の環境下でも平気である。
- エルドリッジ
- 声 - 松風雅也
- アガスティアの大幹部の1人で科学顧問型大幹部。他幹部から科学系陽キャといわれている。自分の姿を感知できなくする能力「フィラデルフィアプラン」なる計画の実験中では、最長1週間連絡がつかないこともある他、不具合で少々記憶が飛んでしまうため、まだプランの実用化は難しそうとみられている。
- アマノイワト
- 声 - 佳月大人
- アガスティアの大幹部の1人で拠点防衛型大幹部。社内旅行で幹部が全員不在などあまりにも由々しき事態、徹底的に守護する所存として絶対防衛戦線を展開するため、旅行には欠席。ジャガーには神経質すぎるとみられている。
- フルーレティ
- 声 - 石上静香
- アガスティアの大幹部の1人で凍結戦型大幹部。青髪で二本の角、その冷凍能力でアガスティアの食糧物資を冷凍保存するなど、物資倉庫管轄を担当している。
- ベリュトン
- 声 - 葉山翔太
- アガスティアの大幹部の1人で密偵型大幹部
- ロングレンジ・アンクル
- 声 - 三木眞一郎
- アガスティアの大幹部の1人で幹部の一人。戦略諜報型大幹部。マスクにスーツ姿、きざで女性だと口説く口調で会話する自称寂しがり屋。日課としてスマホで資産運用をしている。ホテルのラウンジを借りきって結構な数の女怪人を手にかけているという噂。
- 稟議の印鑑をもらいにきたウルフをホテル上階のレストランに誘うが、きざな態度が気に入らなかったのか押印後の希望で、ウルフに一発殴られる。
- ファフニール
- 声 - なし
- アガスティアの大幹部の1人で呪竜型大幹部。アガスティアの金庫番を担当。特殊な財を管理している為、人里離れた場所にいる。
- 旅行先でロボットに乗った十勇士らを一撃瞬殺。社内旅行には毎回参加している彼だが、動くと運用コストがかかるらしい。
- クラーケン
- 声 - てらそままさき
- アガスティアの大幹部の1人で海戦型大幹部。普段は海底深くのアガスティア拠点海底監視施設に滞在中。アガスティアで一番慎重な性格で、ウルフが稟議の印鑑をもらいにいくと、本部に本人確認をするためにエントリーシートにいろいろ俎上を書かされ、事情聴取・警察の取調べまがいの面接をはじめる。したがってハンコがもらえたのはそれから二日後。
- アガスティア本部の防衛に抜かりがあってはならぬと、旅行は欠席。
- アラクネ
- 声 - 宮本侑芽
- アガスティアの大幹部の1人で引きこもり幹部。黒井津はアラクネが自身の城の中だと戦力評価が3倍になると聞いている。城に引きこもってゲームばかりしているので、ゲームは得意。
- アガスティア幹部は定期的に性能試験を受けねばならない決まりだが、今までまともに出席していなかった。怪人開発部の海水浴参加したのは、一体どれくらい泳げるのか試してみたいと思っていたため。
- スキュラ
- 声 - 桑島法子
- アガスティアの大幹部の1人で黒獣変化型大幹部。長い髪の女性怪人。ウルフはスキュラの設計を参考に作ってあり、開発に協力していたため、ウルフは自身の妹みたいな存在と認識しているほか、ウルフは犬型の特性でスキュラに従う習性となっている。
- ウルフに向かって男はみんなオオカミと論す。社員旅行でウルフと温泉に入っている際に突然襲ってきた十勇士に『よくも…私とウルフちゃんの邪魔をするなんて許せないわ!』とブチ切れ。サラマンダーには頭が極端だといわれている。
- 久我達也
- 声 - 佳月大人
- アガスティア直営工場工場長。カノン・サンダーバードの開発に参画するが、仕様書をみるや製造工程の不備を指摘、現実的な設計を迫る。ただし黒井津についてはいまどき珍しく一生懸命であるとほめている。
- 二階堂貴臣
- 声 - 岩澤俊樹
- アガスティア戦略推進部。カノン・サンダーバードの開発に参画するが、怪人開発部の無計画な日程と予算の使い方に疑問を呈し、統括を担当。設計のむだを指摘し、怪人開発部は再設計をするはめに。
- 風祭真矢
- 声 - 新祐樹
- アガスティアのおねえ口調のデザイン部部長。カノン・サンダーバードの開発に参画するが、デザインが美しくないとして、予定図に朱書きし怪人開発部に変更をさせる。
- 佐々木芽衣
- 声 - 上田瞳
- アガスティアシステム制御部部長。カノン・サンダーバードの開発に参画するが、機構の安全に関しての不備、感電やヒヤリハット対策不足を指摘。怪人開発部の設計がやり直しとなる。
アガスティアの怪人
- カノン・サンダーバード
- 声 - 土岐隼一[11]
- ウルフの次に開発された鳥型怪人。設計当初は肩にキャノンが付いた勇者ロボシリーズにも似たシルエットの鳥型ロボット怪人だったが、各部署との共同作業で開発を行うことと各部署からのダメ出しを受け設計の修正を幾多も行った結果、大幅なコストダウンにより当初案とは似ても似つかない現在のサングラスバイザーを付けた巨大なひよこの様な姿となった。
- 遠距離狙撃特化型怪人で長距離射撃を得意とし、近接戦闘を強いられると弱いが本来の射撃戦なら結構強敵。落雷誘導システムが内蔵されており、自在に雷を操ることができる。この気候を生かした落雷誘導システム グレートスピリッツなる必殺技をもつ。
- 口癖は「~ッス」。真面目な性格で怪人として生きることに不安を抱き、転職活動を試みたこともあったが失敗に終わっている。ゆるキャラのような外見にコストダウンによる性能低下を受けているが、それでも二人組の認可ヒーローである魔法少女ピリアマギアを圧倒できるほどの戦闘力を持つ。
- 普段はアガスティアのフロント企業でアトラクションスタッフをしているが、他企業への就職活動も同時にしていた。
- 鳥型だが伝説の神と自認しているので、居酒屋でもブロイラーなどの焼き鳥を食する。
- 海では稼働エネルギーが多い分、複数のエネルギー変換機構があるため、水の中でも活動は可能であったが内部機構の一部が漏電して、身動きが取れなくなる。
- アニメ第2話ではブレイダーにやられるが、その映像だけ実写。特撮監督は高山カツヒコが勤める。
- ヒュドラ
- 声 - 藍川ふみ[11]
- 異空間から4匹の水蛇(一姉・三姉〈声 - 松田利冴〉、二姉・四姉〈声 - 松田颯水〉)を呼び出すことができる少女型の怪人。本来は毒を使い遠距離攻撃を得意とする予定だったが予算の都合により未実装となった。
- 少女の姿をした本体はとても怖がりで気が弱く、レンタルショップのホラーコーナーを避けるほど、怖いものが苦手であるが、4匹の水蛇からは「マツ」と呼ばれ妹として可愛がられている。
- 同僚のカノンに好意を抱いている節があり、彼に弁当を作ったり、海水浴で遊びに誘ったりしている。
- メルティ
- 声 - 富田美憂[13]
- チョコレート型の女性怪人。対ブレイダー戦に向け開発されたものの、原料のチョコレートに金属片が混入されていたことでメギストスの命令によって破棄されてしまい、戦闘の出番がなかった(メギストスによると悪の秘密結社は社会的責任があるため、食料品に問題あるものは出せないと主張)。ならチョコを変えればと提案する黒井津だが、期間限定怪人なので14日に間に合わなければ効力は半減。つまりバレンタインデーに向け開発された期間限定怪人はバレンタインデーには強大な力を発揮するが、それ以降が過ぎると弱体化してしまうのであった。
- 普段は冷凍庫で保存されており、飲み会や性能検査の海水浴には参加。
- マミー
- 声 - YURiKA
- 体組織を変化させ、体のどこからでも刃物を生成することができる。更に学習機能により、どんな剣に対しても対抗できる対剣神ブレイダー特化型怪人。特化型だけありブレイダーを苦戦させるほどの力を持つが、その実験的な機構のため発声装置を組み込む予算とスペースが確保できなかった。
- ブレイダーとの戦闘中に見た人気急上昇のアイドルユニットBAVAROISの映像に衝撃を受け、戦闘を放棄して帰還。以降アイドルになるための練習を積み重ねるが、声だけはどうにもならなかった。しかし、それを陰から見守っていたカミュラの万能細胞を喉に移植されたことで声帯が発生。アイドル怪人として新たなスタートを切ることになった。
- アダマント
- 声 - 佳月大人
- 磁力鉱石怪人。磁力を利用してブレイダーのブレイドを封じようとしたが、パンチで応酬されていまい、敗れた後反省文と改善案を書かされる。
- 意外と社会人スキルも高く、怪人開発部の飲み会ではカミュラ様のお守り役をし、飲み代も経費で落としていた。
- サハギン
- 声 - 不明
- タツノオトシゴ型をした水棲怪人。胆石持ち。
- アガスティアのフロント企業が経営する遊園地で脅かす役で働くも、子供に怖がられてしまっており、視察の際黒井津に相談している。
- ネッシーブレードネス男
- アニメ第1話で幹部の前で黒井津がプレゼンした怪人。佐田巻博士が10分で企画書を書いたというやっつけ企画で、かなり弱そうな怪人。企画書を見せただけで幹部は興味が薄れてしまう程。
- 結局不採用となり、対ブレイダーには黒井津が着ぐるみを着てネスコとして登場した。
ヒーロー
- 剣神ブレイダー / 佐田巻 健司(さだまき けんじ)
- 声 - 寺島拓篤[9]
- アガスティアと戦う正義のヒーロー。普段は黒井津が常連の弁当屋のアルバイト店員。
- ブレイダークラッシュ他、ブレイド系の必殺技をもつ。
- 女性に全く免疫のなく、女性の顔をまともに見られない。このため攻撃中に裸になってしまったウルフをみて鼻血を吹いてダウンしてしまう。バレンタインデーには、メルティが出撃できなくなったために、代わりに黒井津らが練習で作ったチョコレートとメルティの切れ端を黒井津から渡されるが、これが自身には女性から初めてもらったチョコレートで、大喜びしていた。
- 戦闘時ピンチに陥った際に《NextStage MASTERBLADER》の掛け声(システム音声の声:マシューまさるバロン)とともに意図しないフォームチェンジで切り抜けた。
- どれだけ非常時でもバイトに遅刻しないことを考える真面目な性格[14]。
- 実は佐田巻始の実弟である[7]がお互いに正体に気づいていない。
- ブレイダーの戦闘アイテムについては、急に知らないアイテムが事前に書類もメールもなく送られてくるらしく、それについて一切後日連絡もない様子で、これについては兄にも相談はしている。
- マギアローゼ / 式島 玲央(しきしま れいお)
- 声 - 田村ゆかり[15]
- 二人組の認可ヒーロー・魔法少女ピリアマギアとして活動する魔法少女。
- 魔法少女だが、その性格や言動は正義のヒーローらしからぬ邪悪な面があり、マギアズワルトからも悪の組織のほうが向いてそうと思われていることもある。
- クレーンゲームが得意らしいが、自身がほしくてやっているというよりも、その腕前を披露するためにやっている様子。
- アガスティアのフロント企業が経営する遊園地で、オフだった怪人ヒュドラを不意打ちするが、カノン・サンダーバードにステッキを打ち抜かれて変身がとかれ、獲物を逃す。
- マギアズワルト / 日賀谷 雄杜(ひがたに ゆうと)
- 声 - 堀江由衣[15]
- 二人組の認可ヒーロー・魔法少女ピリアマギアとして活動する魔法少女。変身前は男子中学生。
- 普段は長身の男子であるが、変身するとマギアローゼと変わらない背丈の女子になり、胸もマギアローゼより大きくなる。普通男には使えないらしいが、結局女の子の設定のままで変身できている様子。変身したあとそのコスチュームを脱いで着替えることもできるので、潜入捜査の際には怜央の服を借りて捜査にあたった。
- 怜央/マギアローゼと違って常識人であるため、怜央の邪悪な言動に心の中でつっこみをいれている。魔法少女潜入作戦と題したアガスティアの調査任務についても、悪の組織に潜り込んで調査するのは魔法少女のやることなのかと疑問を呈し、怪人幹部が出てきたらその場で撃破しろって話だから私たちが出るしかないでしょというマギアローゼにも、そうなると暗殺任務っぽくってますますイメージが違うとしていた。
- 暗殺戦隊十勇士
- 声 - 金子隼人、真木駿一
- アガスティアの社員旅行先を活動拠点としていた零細ヒーロー。十勇士の名のとおり、10人の戦士で構成。
- 悪を征伐することこそが真の正義!手段などどうでもよいなど、結構過激な活動をしているらしい。
- 暗殺忍法劫火遁!なる必殺技をもち、「悪を打倒するのに手段は選ばぬ」「一網打尽にすれば我々も一躍全国レベルになろうというもの!」とばかりに、旅行満喫中のアガスティア幹部らを次々襲うが返り討ちにあう。逆に、罠が動いた途端勝ち誇り姿を現す・・・そもそも気配の立ち方もまるでなってないなど、暗殺戦隊を名乗りながらのその雑な仕事ぶりがひどいと説教され、隠密の心得をメモを取らさせられるなど指導される。
- 最終手段として、一般人が巻き込まれようとも正義の礎を!とばかりに、明らかに中古とわかる、絶対前に別に戦隊が使ってたお下がりの巨大ロボットを出現させたが、ファフニールの一撃で倒される。
ブラックロア
- 峰円小春/ドクター峰円 (ほうえん こはる)
- 声 - 小宮有紗[16]
- アガスティアのライバル秘密結社ブラックロアの怪人研究所、主任研究員。髪は金髪に紫のメッシュが入る。乳糖不耐症気味である。
- 佐田巻博士の元同級生で、その実力は高く買われているが、学生時代に佐田巻にテストの成績で一度も勝てなかったことがトラウマになっている(そのため、アガスティアより大手の秘密結社に就職したが、アガスティアよりブラック企業であった)。
- 学生時代周りから陰口を叩かれていたが、佐田巻からは「君は優秀で気にすることは無い、社会に出ればわかることである」と励まされていた。
- 宇宙猫怪人エルバッキーの設計者・製作者。エルバッキーのお披露目をかねて、エルバッキ―を伴って怪人開発部を表敬訪問した日(ホワイトアリゲーターの件もあり訪問したが、このことは上層部に報告できず、口裏あわせにきた。)、訪問日はアガスティアでは定時退社日「プレミアムフライデー」であり、クリーンな企業のアガスティアを見て、自身の社蓄境遇と比べステータス的に負けたとし、自身がブラック企業勤めを認識してしまう。が、組織(職場)に忠誠を誓っており、それが自分の未来であり、仕事はどれだけ残業したかで価値がきまるとみているだけでなく、上司からも労働の義務であると諭されている。
- アニメ第12話では佐田巻とともにスーツアイテムを開発するが、使用した黒井津の変身解除ができず、アップデートを手伝うはめにもなる。
- エルバッキー
- 声 - 原田ひとみ[16]
- ブラックロアのフラッグシップモデルの宇宙猫怪人。外見は露出度の高い猫耳の若年女性。近接戦での肉体戦闘、眼球からの光線による遠距離戦に優れる万能型。小春によると、人工器官や性能にこだわった最高傑作という。
- 性癖は歪んでおり、ウルフベートが童貞であると知ると女性型の外見をものともせず、関係を迫ろうとした残念怪人。
- ホワイトアリゲーター
- 声 - 佳月大人
- 秘密結社ブラックロアの怪人。アガスティアのフロント企業が経営する遊園地で子供に難癖をつけ、子供を人質に取るなどして暴れるも、アカシックに木っ端微塵に倒される(ただし組織間の問題になるので、その後怪人開発部で必死になって修復がなされる)。
- ブルヘッド
- 声 - 金子隼人
- 朝礼で反省文を読まされた怪人。
- 視線を合わせることで相手に恐いものを見せるという精神攻撃怪人。アガスティアとブラックロアでの共同性能比較テスト(簡単に言えば怪人同士の決闘)では、ヒュドラを怖がらせることに成功するが、一姉~四姉には利かず、ぼこぼこにされる。
- パープルミラー
- 声 - 坂田将吾
- ブルヘッドとともに、朝礼で反省文を読まされた怪人。
- ブルヘッドと対になる存在で快楽の夢を見せる怪人。快楽の夢を見せる仕様にしているのは、人間は快楽には逆らえないからとしている。ウルフと対戦した際、ブレイダーを倒し、みんなに認められる夢をウルフにみせるが、夢の中で黒井津がウルフのことを「ウルフちゃん」と呼ぶのが違っていたらしく、ウルフは夢から覚めてしまいボコボコにされる。
- レッドルーム
- 声 - 土岐隼一
- 朝礼でスーパーで売っていた袋入りおでんが、値段据え置きで大根がひとつ減っていたことから、ブラックロアが世界征服を企むべきとした。
- 赤マント将軍
- 声 - 千葉繁
- ひみつ結社ブラックロアの幹部で小春の上司。共同性能比較テストでアガスティアに負けた小春博士と怪人たちを怒るが、粛清させられると思ったブルヘッドの能力が無意識に発揮し上司の将軍に炸裂。居酒屋で黒井津、佐田巻、峰円らが話していた会話によると、ブラック企業の管理職である将軍は、そのときのブルヘッドの精神攻撃でまいってしまい、辞表を出したらしい。
- カイザーロア総帥
- 声 - 柴田秀勝
- ひみつ結社ブラックロアのトップ。
BAVAROIS(ババロア)
カミュラが初期から応援している二人組のアイドルグループ。アニメでは第4話や第10話に登場。
アニメオリジナルキャラクター
- 水木 香恋
- 声 - 小坂井祐莉絵[17]
- 気が弱く、友達はいないフリーター。古びたアパート暮らしである。
- ある日人材派遣のバイトに行ったら、間違えて戦闘員アルバイトの送迎バスに乗ってしまい、そのまま松山に戦闘員の派遣バイトをやらされる。以来、バイトリーダーの松山に目を付けられ、執拗に現場に勧誘される。「軽作業で高級海鮮」などの言葉に誘われたりいろいろ言い含められて、全国に連れて行かれる日々となる。このため、松山の着信登録を「松山キケン」としている。また引退したヒーローや、怪人達を招待する居酒屋でも掛け持ちでバイトしている。
- 日雇い戦闘員を続けるうちに、夢がヒーローに勝つ事になっていく。
- アガスティアの就職面接にも参加し、面接官のメギストスにいままでどんな悪いことをしてきたかを問われ、『この間 人の食べる分まで唐揚げにレモンをかけて怒られました』『ゲームはずっと無課金』『ゲームのイベントがある時は嘘ついてバイトのシフト入れるの逃げてます』『偽札を所有・・・1億円札が1枚』とともに、自分は何もできなくて役に立たない、それで他人に迷惑掛けてばかりで必要ではないと自虐的な性格を吐露したが、松山には必要な人物とされている。
- アニメ11話でアカシックの気まぐれより、松山と共にアガスティアの幹部となる。アカシックを夜に外で1人でいる不憫な幼女だと思って半額パンをあげたら悪の組織の幹部にされてしまった。幹部としての仕事はお茶汲み雑用とアカシックのゲーム相手である。
- 名前の由来は『ジャッカー電撃隊』のカレン水木(ハートクイーン)からだと指摘されている。
- 松山平氣
- 声 - 白城なお[17]
- 戦闘員を派遣している人材派遣会社デススタッフで、バイトリーダーを務めている。人材不足のローカル秘密結社から依頼があると、調子の良い事を言っては水木を呼び出し、現場に向かう。時に戦闘員として、ヒーローと戦う場合もある。
- アニメ11話でアカシックの気まぐれより、松山と共にアガスティアの幹部となる。12話では戦闘員派遣会社で積み重ねた人脈を使って、全国のヒーローと秘密結社をアガスティアの助太刀にさせる[18]。
- 名前の由来は『秘密戦隊ゴレンジャー』のペギー松山(モモレンジャー)からだと指摘されている。
ご当地ヒーローとその敵キャラ
- 時空戦士イバライガーR
- 声 - 末政飛虎
- アニメ第1話、12話に登場。
-
- ダマクラカスン
- 声 - 末政飛虎
- アニメ第1話に登場。イバライガーRのやられ役。
-
- ファンガーク
- 声 久保龍一
- アニメ第1話に登場。ヤツルギのやられ役。
- 炎の天狐トチオンガーセブン
- 声 - 星知弘
- アニメ第1話、12話に登場。
-
- ゲドロン
- 声 - 相木隆行
- アニメ第1話に登場。トチオンガーセブンのやられ役。
- 超神ネイガー
- 声 - 佐藤史崇
- アニメ第1話、12話に登場。
-
- ハンカクセエ
- 声 - 高橋大
- アニメ第1話、12話に登場。第1話ではネイガーのやられ役。
- 檄龍刀神ジャンスカー
- 声 - 竹下颯馬
- アニメ第2話に登場。
- 安芸戦士メープルカイザー
- 声 - 木村和彦
- アニメ第2話に登場。
- 斜陽戦士ゴゴレッド
- 声 - 青柳尊哉
- アニメ第2話に登場。
- ヤバイ仮面(株式会社 悪の秘密結社)
- 声 - 笹井浩生
- アニメ第2話、12話に登場。アニメ第2話ではメギストスと黒井津の出張先・・・競合組織の怪人視察先として出演。第12話では水木から、ゼットアーク軍団討伐の要請依頼を受け出動を引き受けた。
- 薬剤戦師オーガマン
- 声 - 岸祐二
- アニメ第2話、12話に登場。
- 梟の戦騎カント
- 声 - 本間崇寛
- アニメ第3話、12話に登場。
- ティーフェドルフ
- 声 - TOMA
- アニメ第3話、12話に登場。
- 商売繁盛エドレンジャー
- 蒼竜神マヴェル
- 声 - 筒井祥仁
- アニメ第5話、12話に登場。戦闘員としてアルバイトの水木が放った拳をもろに受け、このとき捻挫した模様[20]。
-
- 氷裂神ゼルヴァイン
- 声 - 筒井祥仁
- アニメ第5話、12話に登場。第5話ではマヴェルのやられ役。
- フクロウ戦士トシマッハ
- 声 - タカハシトモヤ
- アニメ第6話、12話に登場。
- フクロウ戦士プリズム
- 声 - 湯川葉月
- アニメ第6話、12話に登場。
-
- ヤミガラス総統
- 声 - 大地翔護
- アニメ第6話、12話に登場。第6話ではフクロウ戦士のやられ役。
- ダルライザー
- 声 - 和知健明
- アニメ第7話、12話に登場。ヒーローに勝ちたいと願う水木に、これなら勝てると松山から紹介されるも、倒しても立ち上がるその粘り越しに恐怖した水木はやられてしまう。
- 時空機動隊
- アニメ第8話、面接会場の壁に張られていたポスターに登場。[21]。
- スーパーミヤギ人THE王職フードファイターBBQ烈怒L
- アニメ第9話に登場。海水浴場の出店で働いている。
- はっぴーすマン
- アニメ第9話に登場。海水浴場の清掃をしていた。
- 坂東武人 武蔵
- 声 - 藤田秀和
- アニメ第9話に登場。居酒屋での回想時に出演。
-
- 魔軍リキマル
- 声 - 長田渉
- アニメ第9話、12話に登場。『毎度武蔵に返り討ちに遭っている負け犬が』となじられ、居酒屋でけんかをはじめる。
- 安全第一大和マン
- 声 - 翁長大輔
- アニメ第9話に登場。居酒屋での回想時に出演。メタボが着た大知マン。
-
- 中割力也
- 声 - 比嘉恭平
- アニメ第9話、12話に登場。居酒屋で『メタボが着た大知マンに負けるヘタレがでかい口きいてんじゃねぇ!』となじられ、居酒屋でけんかをはじめる。
- スライダー仮面龍騎士
- 声 - 須賀貴匡
- アニメ第9話に登場。居酒屋での回想時に出演。
-
- ワルインダー仮面
- 声 - 松田賢二
- アニメ第9話、12話に登場。居酒屋でけんかをはじめる。
- 甲州快童トライオン
- 声 - 小田切優衣
- アニメ第9話に登場。居酒屋での回想時に出演。
-
- メタルボルト将軍
- 声 - 中屋敷哲也
- アニメ第9話、12話に登場。『5人がかりでもトライオンを倒せない老人集団じゃねぇか』と居酒屋でなじられ、けんかをはじめる。
- 茶神888
- アニメ第10話に登場。モブキャラとして、ライブが行われるショッピングモールの門柱にもたれかかっていた。
- 天体戦士サンレッド、かよ子、ヴァンプ将軍率いるフロシャイム軍団
- アニメ第11話に登場。旅行先の商店街に通行人として出演。
- 銀河新星グレイトZグレイト2(ドゲンジャーズ)
- 声 - 鈴木勝大
- アニメ第12話に登場。
アニメ第9話の居酒屋登場人物
- ママ
- 声 - 國府田マリ子
- 黒井津が帰宅前に偶然見つけ立ち寄った、味音(アジト)という居酒屋を営む。正義も悪も引退後は厳しく 潰しが効かない職業であるとし、この居酒屋は引退したヒーローや悪の組織の溜まり場となっているという設定で、水木や松山の二人もバイトをしている。
- 店舗は居酒屋、小料理屋であるが、カレーとあんパンがメニューにある[22]。
- 黒井津を業界人であるとすぐ見抜いていたが、それは目つきで分かるという。
- 髪がピンク。そして元魔女っ子で、4人組の客(魔軍リキマル、中割力也、ワルインダー仮面、メタルボルト将軍)が揉め事をおこすと『ピピルマパンプルクルクルリンクル。マハリクテクマクフルールシャランラ!』と呪文を唱えて[23]変身し、『ファンシータッチで華麗なるデビュー!』の掛け声とともに『マジカルパニーッシュメント』という必殺技で諌めている。
- 第12話では、ゼットアーク侵略阻止に参加する上記4人組を火打石の切り火で送り出す。
- ハチロー
- 声 - 小林操
- 元ネタはエイトマンのなれのはての様子。煙草型の冷却材(昨今の喫煙描写に対する風当たりがあるので、飴型になっている)を切らした様子で、店に常備しているものをママから1本もらっていた。黒井津には、あれはカモフラージュされている原子炉冷却材で、体内には超小型原子炉が組み込まれている戦闘用アンドロイドと見抜かれていた。
- シン
- 声 - 鉄平
- 黒井津と共にカウンター席に座っていた人物。元ネタは初代ウルトラマンのなれのはての様子。モヒカンで、黒井津はこの人物が捜査中事故を起こして被害者の地球人に乗り移った事、交代の時に自分の兄が命を2つ持ってきたという話を盗み聞き、この話は業界では有名な都市伝説…正体は宇宙警備隊の銀の一族であると見抜かれる。
- 老人
- 声 - 中島智彦
- 黒井津と共にカウンター席に座っていた人物。秘密結社の老舗に所属していた開発部員で、自身の最高傑作である恐怖怪人バッタ男を担当していた。ところがその改造人間の脳改造を先に済ませなかったために、それ以降は逃げ出されて老舗組織が壊滅させられたという話をママに語っていた。黒井津によると、これは怪人を作るときはその強力な戦闘力で逃げ出さないように最初に従順な脳から作らなければいけないという教訓を生んだこの業界ではあまりにも有名な事件だという。
- 一郎
- 声 - 山本兼平
- 黒井津とは離れたカウンター席に座り、店員の松山と会話していた人物。元ネタはキカイダー01のイチローの様子で、彼女(ビジンダー)のブラウスの第三ボタンは爆弾のスイッチなんだと回想話をしていたが、松山には『確かに。男の子にとってはそれくらい危険なものなのかもね~』『セクシーダイナマイトだねぇ』と、比喩表現だと捉えられていた。
- マチコ
- 声 - 中根久美子
- 黒井津の隣席に座り絡んできた、口紅が特徴的な女性。戦隊シリーズの敵方だったようで、うちの若いのが1人で頑張っているのに向こうはいつも5人で来る、それで合体技とか使って5人がかりで1人を袋叩き、それでうちが巨大なのを出したらロボットを呼ぶ、こっちは生身なのに向こうは重機…と愚痴をこぼす。
その他
- 三修 満
- 声 - 遊佐浩二
- 魔法少女ピリアマギアの上司。現場は引退している。
- ピリアマギアの二人には儲かってるか…グッズのロイヤリティーとか入ってないかなど、真っ先にお金の話をする。そして正義とお金どっちが大事なのかは、正義もお金もかけがえのない大切なもので、誤魔化してはダメだと諭している。
- 人の数だけ正義があるが金の数は正義であるといった名言集も発行する「三修満のマネ&ジャスティス」というオンラインサロンを開いている。月額1980円。
- ゼットアハト
- 声 - 杉田智和
- アニメ第12話で日本に敵対M&Aを仕掛け侵略してくる外資系の悪の秘密結社の幹部。年収は1200万ドル。
- 普段はマスク姿とスーツをきた企業幹部らしいいでたちだが、戦闘形態時には戦闘形態型に変身。味方を道連れにするなど、悪の秘密結社らしく戦うも、ワンオフ怪人ブラックブレイダーに変身した黒井津に必殺技『ダブルブレイダークラッシュ』で倒される。
世界観
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複数の秘密結社が世界征服を企んで相争い、多数のローカルヒーローにその野望を妨げられて苦戦している。結社どうしは交流会を行う程度には打ち解けており、また、ヒーローと戦う以外の悪事を働いている描写がない(他のヒーローもののように世界征服のためになんらかの作戦を実行し、それを阻止するためにヒーローが活躍するというストーリーでなく、秘密結社とヒーローがただ戦っているだけである)。ライバル企業がお互いに切磋琢磨する様を開発部の新人研究員の立場から描写したギャグアニメ、というのがもっとも近い。
秘密結社アガスティア
黒井津達が働く職場。世界征服をたくらむ悪の組織で怪人つくる怪しい企業なのに、一般人へのテロ行為や人間改造を禁じる悪の組織。
いろいろなフロント企業を営んでおり、秘密結社本部もフロント企業がテナントである普通のオフィスビル地下に構えている。
労働環境も比較的良好で、上司である参謀メギストスも妙にホワイト。プレミアムフライデー制度も実施しており、休みも皆で融通が利くようシフトを組んでいる。残業代もしっかり支給され、有給申請も普通に通りやすく、順法精神が非常に強い。
部署は怪人開発部の他、総務部、怪人管理部、怪人営業部、戦闘員管理部、システム管理部、戦略推進部、デザイン部、システム制御部、直営工場、法務部、人事部、経理部と分かれる。カノン・サンダーバード制作時には、怪人開発部単独でなくこれら各部共同で取り組み、各部の意見を踏襲するたび変更設計を繰り返したため、当初の形態から似ても似つかない姿と装備になっていった。
組織内の制度上の格付けは首領―参謀―大幹部となっており、大幹部軍団の下に各部署が形成されている大組織。大幹部は各人横並びであり、各部の上にこうした幹部軍団が全員付いていて上司扱いになっているため、稟議はいちいち幹部全員の承認が必要である。ところがアガスティアで稟議書に幹部全員の決裁印をもらうにも大幹部は曲者揃いで、ハンコを貰うのにいちいちもったいがつくほか、大幹部らの住処が自由となっており、さらに辺境に住み付いた幹部も多く、電子決済が導入されるまでは稟議がスタンプラリー化していた。怪人開発部の稟議行脚は結局不備があってやりなおしになりキレて暴れだしたので、これを機に稟議はデジタル化された。
なお大幹部は水泳能力等、定期的に性能試験を受けねばならない決まりとなっている。
社の方針も柔軟であり、必要であれば敵対組織であろうとも戦略的提携を辞さない。そしてたとえどんなに資本があろうとも、最後は人であると考えている。このため敵対M&Aを仕掛けてきたゼットアークを壊滅させることができた。
- 怪人の開発
アガスティアの怪人は伝承伝説をモチーフとするのを基本としている。毎回の予算が足りないため、再生再生 ヒュドラ・改のように、とりあえす予算の範囲内で装備を整えている。
一般に怪人は目的に合わせて融通がきかないことが多いが、黒井津はゆらぎや余裕をもたせて設計しており、怪人を決して使い捨ての道具ではないものとして扱っている。また怪人が飲み会に参加できるのは、その体がアルコールでは酔わないようになっているためであるが、ときたま酔っ払うケースもみられ、これは空気で酔う場合である。
魔法少女ピリアマギア
二人組の認可された魔法少女で、ストライクローゼ、マギアフルバースト、マギア・フルブレイク、ソードズワルトフラッシュなる技をもつ。
DXマギアコンパクト、DXマギアステッキなるアイテムで変身や攻撃をする。作品世界の魔法少女ではマーチャンダイジング/タイアップ/メディアミックスによって繁盛している様子で、こうした変身用具等も発売されており、儲かる仕組みになっているが、ピリアマギアはとくに売り上げは歴代でも高い方だとしている。
ブラックロア
峰円小春が勤める秘密結社の大手組織で、小春によるとアガスティアとは規模や資金力、先見性が上だといい、自身も勝ち組だと認識している。 大総督のカイザーロア、怪人士官の赤マント将軍が治める。
怪人は備品扱いであるが、法には縛られない。
社畜精神が強く、有給は使ってはならない、残業も定時でタイムカードをきるサービス残業で、帰宅は地下秘密通用口から帰宅することが厳守。離職率も高く結構な人数が過労死をしている。
訓示が長いので、朝礼は平均50分ほどかかる。
業績がよろしくないと、強化研修センターへ研修行きとなる。強化研修センターは内線が繋がらない刑務所のようなところで、毎日副総帥が掟を語るビデオを見させられ、その感想文を書かされる。
丸刈物産
メルティを作った時のチョコレートを扱っていた企業であったが、チョコレートに異物が混入していたため、メルティをコンプライアンス上出撃させられなくなった。
アニメ第12話では、M&Aにより外資系企業アマジン・コーポレーションの傘下に入る。
ゼットアーク(ZetAcht)
第12話に登場した、世界的な大手外資系秘密結社。
幹部ゼットアハトによると、ゼットアークは怪人の所属希望ランキングNo.1の組織だと自認する。
配下の量産型怪人ゼットキラーは、機械の中に怪人が組み込まれている。これは傘下においた組織の怪人をゼットアーク怪人と同じ規格に組み替えて無理矢理動かしており、その怪人の意思は無視している。
近々アジア圏に進出するつもりらしく、足がかりにアガスティアを敵対的M&Aをしかけその傘下に吸収する話を持ちかける。アガスティア大幹部アンクルの調査によると、相当に強引な手段を行っていたという。
また主張はリアリストであるとして、アガスティアの返答をまたずに、そちらに選択肢などない・・・アガスティアごときの接収はアジャイルでおとなしく受け入れろと、手始めにアガスティア大幹部のアジトを襲撃。突如現れた謎の敵に、アガスティアの面々も翻弄されていく。更に謎の敵としてアガスティアだけでなくブラックロア含む日本各地の悪の組織とも戦闘を開始する。
侵略に際し日本全国の主要施設を調査済みで、怪人はアガスティアや日本国内の戦力を読み、総攻撃部隊と別働隊などを確実に勝てる数を用意し、各地で破壊活動を作動して掌握させるつもりが、日本全国のご当地ヒーローと秘密結社・怪人らの連携によって結局は全滅させられてしまう。
書誌情報
- 水崎弘明『怪人開発部の黒井津さん』フレックスコミックス〈メテオCOMICS〉、既刊5巻(2022年8月8日現在)
- 2021年1月12日発売[3]、ISBN 978-4-86675-133-7
- 2021年7月12日発売[24]、ISBN 978-4-86675-155-9
- 2021年10月12日発売[25]、ISBN 978-4-86675-171-9
- 2022年2月12日発売、ISBN 978-4-86675-193-1
- 2022年8月8日発売、ISBN 978-4-86675-236-5
テレビアニメ
原作 | 水崎弘明 |
---|---|
監督 | 斎藤久 |
シリーズ構成・脚本 | 高山カツヒコ |
キャラクターデザイン | 森前和也 |
サブキャラクターデザイン | 新谷真昼 |
ヒーローデザイン | まさひろ山根、ことぶきつかさ |
怪人デザイン | 森木靖泰 |
衣装デザイン | 監物ケビン雄太 |
レジェンド&ローカルヒーロー プロデューサー |
鈴村展弘 |
ヒーローデザインキャプテン | まさひろ山根 |
ローカルヒーローキャプテン・ ローカルヒーローコンテ |
鷲北恭太 |
美術監督 | 甲斐政俊 |
美術設定 | 赤樹壱磨 |
色彩設計 | ながさか暁 |
撮影監督 | 今泉秀樹 |
3DCG | 渡辺哲也 |
編集 | 木村祥明 |
音響監督 | 飯田里樹 |
音楽 | manzo |
音楽制作 | CREST |
音楽プロデューサー | 水野大輔、宮島杏里 |
チーフプロデューサー | 梅田和沙 |
プロデューサー | 本田好明、吉田健人、 大和田智之、川野和貴、 早野義人、堀口広太郎 |
アニメーションプロデューサー | 黄樹弐悠 |
制作プロデューサー | 淡野直人 |
アニメーション制作 | Quad |
製作 | 「怪人開発部の黒井津さん」 製作委員会 |
2022年1月から同年4月まで、朝日放送テレビ・テレビ朝日系列『ANiMAZiNG!!!』枠ほかにて放送された[27]。全12話。各話ナレーションは、昭和期の特撮作品への出演経験を持つ俳優が担当している[28][29]。
アニメ独自の展開として、原作に登場していないキャラクターや怪人が登場しているほか、日本各地に実在するローカルヒーローたちもそのままの設定やキャスティングで登場している。また、第11話には漫画『天体戦士サンレッド』から同作品のキャラクターたちがモブキャラクターとしてカメオ出演しているほか、第12話は原作の水崎弘明が考えたアニメオリジナルストーリーとなっている[29]。
沿革
2021年7月には、アニメ化企画が進行中であることが発表された[24]。
2021年11月20日には、アニメオリジナル怪人のアイデアを募集する企画「秘密結社アガスティア 新怪人アイデアコンペ」が実施された[30]。
2022年1月16日に『ANiMAZiNG!!!』枠で放送予定であった第2話は、トンガのフンガ・トンガ噴火に伴う津波警報が午前0時15分に奄美群島・トカラ列島に発令されたことに関する報道特別番組が放送された[31]ため、翌週の1月23日に延期された[32][33]。なお、dアニメストアをはじめとする動画配信サービスやBS11、AT-Xでは先行ネットする形で予定通りの時間に配信・放送が行われた後、BS11とAT-Xでは翌週に第2話が再放送され、再び遅れネットに戻った[34][注 1]。その後、2月6日・13日・20日は『速報!北京五輪ハイライト』(0時05分 - 0時15分)が放送されたため、それぞれ10分遅れで放送された。さらに、3月6日は前日夜のテレビドラマ『津田梅子〜お札になった留学生〜』(3月5日21時 - 23時5分)の放送によるニュース番組『サタデーステーション』の繰り下げ短縮放送と通常22時55分以降の各番組の繰り下げにより、40分遅れで放送された。
2022年6月29日には、全12話を収録したBlu-ray BOX(品番:ABCX-00001)が発売された[35]。
製作
制作開始時点で原作はまだ単行本第2巻が発売されていただけであり、監督の斎藤久らスタッフは第3巻の内容を聞きながらの制作となった[29]。
斎藤は、原作の企業あるあるネタ的な失敗談を膨らませて描くことより話のスピード感を大事と捉え、水崎やシリーズ構成の高山カツヒコと連絡を取り合って確認しながら、序盤は世界観を知ってもらうためにアニメ1話につき原作2話を盛り込み、中盤以降はアニメ1話につき原作1話の中で話を作っていくような感じにした[29]。アニメオリジナルキャラクターの香恋と平気を登場させた理由は、先行して登場が決定していたローカルヒーローを原作とうまく混ぜるためであり、結果として特撮ファンにもアニメファンにも好意的に見てもらえたという[29]。
ローカルヒーローの登場については、レジェンド&ローカルヒーロープロデューサーの鈴村展弘が間に入って紹介してくれたため、実現した[29]。鈴村は、なるべく全国各地から登場させたかったため、自分が住む土地に誇りを持って強い意思を感じさせる面々を設定の練り方や名乗りポーズも重視して選んだほか、声もすべて本人に当ててもらうことが絶対に必要だと思っていた[36]。また、鈴村は斎藤のさらなる要望に応え、昭和期の特撮作品への出演経験を持つ俳優を伝手でナレーションに呼んでくれたため、斎藤を驚かせた[29]。鈴村は、最初に20人くらい候補を出してスタッフに12人を選んでもらってから独断と偏見で呼んだが、日本四大特撮ヒーロー出演者を中心になるべく偏らないように気を使っており、どの人にも快諾してもらえたという[36]。
キャスティングについては、1 - 2回しか登場しない幹部たちは勢揃いした第1話でインパクトを与えておけば出番が少なくても印象には残るとの考えや、限られた音響予算との兼ね合いからも豪華になった[29]。
鈴村の参加はアニメ関係の友人から相談を受けたのがきっかけであり、悪の視点から捉えた作品はほとんどなかったため、着眼点に面白さを感じた[36]。全国ネットでの放送ゆえに地域差のネタバレを気にしなくても良いことから、サプライズで毎回ローカルヒーローを出せばその地域のファンは盛り上がれるうえ、自身も『ドゲンジャーズ』(2020年、九州朝日放送)で監督を担当していたことから、ローカルヒーローの選定とプロデュースを担当した[36]。選定に際してはYouTubeで検索したり、Twitterアカウントに「資料とかあればデータをいただけないでしょうか?」と直接DMを送ったりしたこともあったほか、ローカルヒーローの登場シーンの背景にもこだわっており、先方からの要望に応えたという[36]。
燈香役を演じた前田佳織里は、主演作品としては2作目であり、1作目(『球詠』)とはまた違ったベクトルでの責任を感じていた[37]。コロナ禍ゆえに大人数での収録はできなかったが、スタッフが「主演としていろいろな方と掛け合いができたり話せたほうがいいだろう」と調整してくれたおかげでチームワークのいい温かな現場となっていたこともあり、収録後もスタジオに残って先輩の演技を拝見する機会をもらえたほか、帰り道では寂しくなって泣いてしまうなど、生涯忘れることがない作品になったと感謝の意を述べている[37]。なお、次回予告の長文については全話とも最後まで収録しており、どう使われるかはわかっていなかったが、実際の放送を見ると思った以上に切られていたため、笑ってしまった[37]。また、第12話での本編については「ゼットアークが、いかにやばい組織かっていうのが分かるよう、お芝居もシリアスに」との指示で深刻に演じており、ブラックブレイダーに変身しての高速な戦闘シーンについても「ボールド(台詞の尺)は気にせず」との指示でスピード感を重視して演じていたという[37]。
主題歌
- 「Special force」[38]
- AXXX1Sによるオープニングテーマ。
- 「Destiny」[38]
- メイビーMEによるエンディングテーマ(第2話、第4話 - 第7話)。作詞・作曲はRYOKOと菊池諒。編曲はRYOKOと豊田健甫。
- 「曖昧あいでんてぃてぃ」[38]
- メイビーMEによるエンディングテーマ(第3話、第8話 - 第11話)。作詞・作曲・編曲は大塚剛毅。
- 「ミラクルステップ」[11]
- YURiKAによる挿入歌。作詞は磯谷佳江、作曲はfu_mou、編曲は櫻澤ヒカル。
各話リスト
話数 | サブタイトル | コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 | ナレーション | 初放送日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
第1話 | 世界征服を企てる悪の秘密結社で、人々を恐怖に陥れる怪人が生まれ出るその時、彼女は密かに涙した | 斎藤久 | 木村佳嗣 |
|
| 渡洋史[39] | 2022年 1月9日 |
第2話 | 闇の湯壺で貪り合う悪鬼の叫びを耳に眠る、伝説の名を持つ地獄の使徒は、恐怖を携えてこの地に目覚める | 陳達理 |
| 村上弘明[40] | 1月17日 [注 2] |
||
第3話 | 幾度もの死を繰り返す蘇りし魔物が、その枷を断つべく抗う、運命に縛られた魂に魅入られるその時 | 安藤貴史 |
|
| 海津亮介[41] | 1月30日 | |
第4話 | 人々を惑わす業に溺れた、幻想の宴に酔い痴れる鬼は、乙女の涙と怒りによって自らの魂を砕く | 森田侑希 |
|
| 高野浩幸[42] | 2月6日 | |
第5話 | 深淵に住まいし魔物との契約は、その身の破滅を対価とするも、一抹の笑みによって救われる、ソロモン王の指輪が如く | 斎藤久 | 高山秀樹 |
|
| 妹尾青洸[16] | 2月13日 |
第6話 | 見えざる力に虐げられた純朴な魂は、たぎる怒りと焦がれる想いによって結実し、悪しき魔物となり顕現する |
| 木村佳嗣 |
| 所宏吏[13] | 2月20日 | |
第7話 | 甘き抱擁に香る甘美な毒に迷い、神の化身と共に罪の味に酔う、魔物の宴に捧げられた情念の行方 | Royden B | 岩垂瑞樹 |
| 森次晃嗣[43] | 2月27日 | |
第8話 | 亡者の巣くう根城に住む悪しき魔物たちは、その邪悪さ故に同志を恐れ、互いに敵のまた敵とまみえる | 安藤貴史 |
| 土屋大輔[44] | 3月6日 | ||
第9話 | 深淵に集ういにしえの亡者たちの、錆びつき朽ち果てた栄光の影は、時の彼方の誇りによって闇の中で微かに灯る | 森田侑希 |
|
| 宍戸勝[45] | 3月13日 | |
第10話 | 魂を誘惑する魔性の者が、自らの存在に惑い迷い溺れる時、混沌をもたらしたその存在の概念こそが悪魔と呼ばれる | 吉田英俊 | 木村佳嗣 |
|
| 萩野崇[46] | 3月20日 |
第11話 | 生贄は邪神の集う酒宴に自ら赴き、その餌食になり初めて生贄であることを自覚する、あるいは邪神を喰らい自らが邪神となる | Royden B | 高山秀樹 | NAMU ANIMATION | 筒井巧[47] | 3月27日 | |
第12話 | 悪魔を喰らう悪魔は天の使徒となり得るか、はたまた醜い共喰いに過ぎぬ蛮行か、ただ地獄より救われし生贄は黒き翼を神と崇める | 斎藤久 | 岩垂瑞樹 |
| 伴大介[48] | 4月3日 |
放送局
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [49] | 備考 |
---|---|---|---|---|
2022年1月9日 - 4月3日 | 日曜 2:00 - 2:30(土曜深夜) | 朝日放送テレビ(幹事局)、メ〜テレ(製作参加)及びテレビ朝日系列全24局 | 日本全国[注 3] | 『ANiMAZiNG!!!』枠 |
2022年1月10日 - 4月4日 | 月曜 0:00 - 0:30(日曜深夜) | BS11 | BS放送 | 製作参加 / 『ANIME+』枠 |
2022年1月12日 - 4月6日 | 水曜 23:00 - 23:30 | AT-X | CS放送 | 字幕放送[50] / リピート放送あり |
配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト |
---|---|---|
2022年1月9日 | 日曜 2:30(土曜深夜) 更新 | |
2022年1月11日 | 火曜 2:30(月曜深夜) 更新 | |
火曜 12:00 更新 | ||
火曜 22:00 - 22:30 | ニコニコ生放送 | |
2022年1月13日 | 木曜 0:00(水曜深夜) 更新 |
|
朝日放送テレビ・テレビ朝日系列 ANiMAZiNG!!! | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
怪人開発部の黒井津さん
|
脚注
注釈
出典
- ^ a b “正義と悪の戦いの裏で奔走…悪の組織で怪人開発する女性のお仕事コメディ”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年4月17日) 2021年7月7日閲覧。
- ^ a b “悪の組織で怪人開発に奮闘する企業戦士のコメディ「怪人開発部の黒井津さん」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2020年10月7日) 2021年7月7日閲覧。
- ^ a b “悪の組織で予算や上司の無茶振りに苦しむ研究助手を描くコメディ1巻”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年1月12日) 2021年7月7日閲覧。
- ^ a b c “アニメ「怪人開発部の黒井津さん」は来年1月放送!キャストに前田佳織里・天野聡美”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年10月6日) 2021年10月6日閲覧。
- ^ テレビアニメ版では6話『見えざる力に虐げられた純朴な魂は、たぎる怒りと焦がれる想いによって結実し、悪しき魔物となり顕現する』にて描写
- ^ 燈香の発言より。アニメでは第1話で描写されている
- ^ a b 漫画1巻, p. 146.
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- ^ アニメでは2話で描写されている
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- ^ アニメでは4話で描写。
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- ^ アニメでは3話で描写されている。
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- ^ 松山らが使っていた、アニメで描かれた名刺には地域貢献ミマダイン、マスクドDJ雷音、サブカル営業旋士ブローノヴァ、ブルーファイターα、最高幹部フージル将軍(秘密結社トザス)グランパワーヒノクニ、ビートファイターAce、清流光神ハクジャオー、SG戦士なつレンジャー、精霊法士トチノキッド、セイジャ、スカイアン、伝闘巨神ササライオー、冬将軍ドカユキン、ゲータイガー、我竜神スザカイザー、激神ザンドー/未確認生物隊ユウマレンジャー、未来新星スターナイザーらがみうけられる。(第12話エンディングクレジットより)
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- ^ 2022年2月13日自身の公式ツイッターでは「水木さんの拳、効きすぎたので実は首捻挫しましたぁぁぁ!」とつぶやいている
- ^ https://twitter.com/ear_fox/status/1500501261522591748
- ^ カレーは『秘密戦隊ゴレンジャー』のキレンジャーが好み、あんパンは『電子戦隊デンジマン』のデンジブルーが好物なので、メニューに加えている様子
- ^ この呪文の構成は、ピピルマ = ピピルマ プリリンパ(ミンキーモモ)パンプル = パンプル ピンプル パムポップン(クリーミーマミー)クルクルリンクル = ペルッコラブリンクルクルリンクル(魔法の妖精ペルシャ)マハリク = マハリク マハリタ ヤンバラヤンヤン(魔法使いサリー)テクマク = テクマク マヤコン(ひみつのアッコちゃん)フルール = フレール(花の子ルンルン)シャランラ = シャランラ シャランラ(魔女っ子メグちゃん)
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参考文献
- 水崎弘明『怪人開発部の黒井津さん』 1巻、フレックスコミックス〈メテオCOMICS〉、2021年1月20日。ISBN 978-4-86675-133-7。
外部リンク
- 怪人開発部の黒井津さん|COMICメテオ
- 「怪人開発部の黒井津さん」アニメ公式サイト
- 「怪人開発部の黒井津さん」アニメ公式 (@kuroitsusan) - X(旧Twitter)