「マルチエアポート」の版間の差分
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'''マルチエアポート'''とは航空旅客輸送において同一都市、あるいは同一地域で一つの仮想的な空港とみなされた複数の空港のことである。 |
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** [[日本航空|日本航空グループ]]と[[フジドリームエアラインズ]]が「札幌地区の空港」として同一に扱う。フジドリームエアラインズについては新千歳・丘珠の双方から就航している[[松本空港]]並びに[[静岡空港]]発着便がマルチエアポートの対象となる。[[山形空港]]発着便は新千歳のみの就航のためマルチエアポート対象外となる。なお、丘珠発着のフジドリームエアラインズは同空港での滑走路運用の関係上、夏季のみの運航となる。 |
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**[[日本航空|日本航空グループ]]、[[全日本空輸]]、[[スターフライヤー]]が「福岡地区の空港」として同一に扱う<ref>[[日本エアシステム]]が東京国際空港 - 福岡空港と北九州空港および大阪国際空港 - 福岡空港と佐賀空港において扱ったのが始まり。</ref><ref>佐賀空港は日本エアシステムが撤退以来日本航空グループは就航しておらず、またスターフライヤーも就航していないため全日本空輸のみの扱い。なお、北九州空港発着の全日本空輸は自社便はなく、スターフライヤーが運航するコードシェア便として乗り入れている。</ref><ref>過去にはフジドリームエアラインズも福岡空港と北九州空港をマルチエアポートとして取り扱っていたが、2021年3月27日に北九州空港から完全撤退したことに伴い、扱いを終了している。</ref>。 |
**[[日本航空|日本航空グループ]]、[[全日本空輸]]、[[スターフライヤー]]が「福岡地区の空港」として同一に扱う<ref group="注釈">[[日本エアシステム]]が東京国際空港 - 福岡空港と北九州空港および大阪国際空港 - 福岡空港と佐賀空港において扱ったのが始まり。</ref><ref group="注釈">佐賀空港は日本エアシステムが撤退以来日本航空グループは就航しておらず、またスターフライヤーも就航していないため全日本空輸のみの扱い。なお、北九州空港発着の全日本空輸は自社便はなく、スターフライヤーが運航するコードシェア便として乗り入れている。</ref><ref group="注釈">過去にはフジドリームエアラインズも福岡空港と北九州空港をマルチエアポートとして取り扱っていたが、2021年3月27日に北九州空港から完全撤退したことに伴い、扱いを終了している。</ref>。 |
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** 全日本空輸が「[[広島都市圏|広島]]地区の空港」として同一に扱う<ref>かつては他社も含めて[[広島西飛行場]]も対象であったが、現在は同飛行場が廃止されたため除外された。[[新千歳空港]]、[[仙台空港]]、[[宮崎空港]]、[[鹿児島空港]]便が広島空港・広島西飛行場の両方から就航していた。</ref>。[[2013年]][[8月22日]]より設定。[http://www.ana.co.jp/dom/airinfo/ml/hik] |
** 全日本空輸が「[[広島都市圏|広島]]地区の空港」として同一に扱う<ref group="注釈">かつては他社も含めて[[広島西飛行場]]も対象であったが、現在は同飛行場が廃止されたため除外された。[[新千歳空港]]、[[仙台空港]]、[[宮崎空港]]、[[鹿児島空港]]便が広島空港・広島西飛行場の両方から就航していた。</ref>。[[2013年]][[8月22日]]より設定。[http://www.ana.co.jp/dom/airinfo/ml/hik] |
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※このほか[[2009年]][[4月]]から[[2016年]][[3月]]まで、全日本空輸が「[[北陸地方|北陸地区]]の空港」として[[富山空港]]/[[小松飛行場|小松空港]]/[[能登空港]]を同一に扱っていた。 |
※このほか[[2009年]][[4月]]から[[2016年]][[3月]]まで、全日本空輸が「[[北陸地方|北陸地区]]の空港」として[[富山空港]]/[[小松飛行場|小松空港]]/[[能登空港]]を同一に扱っていた。 |
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2023年9月13日 (水) 05:53時点における版
マルチエアポートとは航空旅客輸送において同一都市、あるいは同一地域で一つの仮想的な空港とみなされた複数の空港のことである。
概要
マルチポートになった空港は運賃を同一にした上で航空券の振替を可能とする制度がなされ、これを「マルチエアポート制」と呼ぶ。変更可能な種類の航空券であればマルチエアポートとして設定されている空港相互間で、乗降地や航空会社を航空券の購入後に変更できる。
日本には国際航空運送協会(IATA)によって国際的に認められたマルチエアポートが3都市存在するほか、航空会社の裁量で取り扱われる空港もある。
マルチエアポート一覧
設定都市 - マルチエアポートとして設定されている空港の順に記す。
日本
IATA公認
日本独自
- 札幌 - 新千歳空港/丘珠空港
- 日本航空グループとフジドリームエアラインズが「札幌地区の空港」として同一に扱う。フジドリームエアラインズについては新千歳・丘珠の双方から就航している松本空港並びに静岡空港発着便がマルチエアポートの対象となる。山形空港発着便は新千歳のみの就航のためマルチエアポート対象外となる。なお、丘珠発着のフジドリームエアラインズは同空港での滑走路運用の関係上、夏季のみの運航となる。
- 福岡 - 福岡空港/北九州空港/佐賀空港
- 広島 - 広島空港/岩国空港
※このほか2009年4月から2016年3月まで、全日本空輸が「北陸地区の空港」として富山空港/小松空港/能登空港を同一に扱っていた。
アジア
中東
ヨーロッパ
アフリカ
アメリカ
脚注
注釈
- ^ 日本エアシステムが東京国際空港 - 福岡空港と北九州空港および大阪国際空港 - 福岡空港と佐賀空港において扱ったのが始まり。
- ^ 佐賀空港は日本エアシステムが撤退以来日本航空グループは就航しておらず、またスターフライヤーも就航していないため全日本空輸のみの扱い。なお、北九州空港発着の全日本空輸は自社便はなく、スターフライヤーが運航するコードシェア便として乗り入れている。
- ^ 過去にはフジドリームエアラインズも福岡空港と北九州空港をマルチエアポートとして取り扱っていたが、2021年3月27日に北九州空港から完全撤退したことに伴い、扱いを終了している。
- ^ かつては他社も含めて広島西飛行場も対象であったが、現在は同飛行場が廃止されたため除外された。新千歳空港、仙台空港、宮崎空港、鹿児島空港便が広島空港・広島西飛行場の両方から就航していた。