レオナルド S.p.A
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | ミラノ証券取引所:FNC |
本社所在地 |
イタリア ローマ |
設立 | 1948年 |
業種 | 機械工業 |
事業内容 | ミサイル開発・製造 |
代表者 | Gianni De Gennaro (チェアマン)(2016年7月現在) |
売上高 | € 129億 (2015年) |
従業員数 | 4万7000人 (2015年) |
外部リンク | http://www.finmeccanica.it/ |
フィンメッカニカ(Finmeccanica S.p.A.、フィンメッカーニカ、フィンメカニカとも)は、イタリアの機械産業持株会社である。1948年にIRI(産業復興公社)により機械工業とIRIの造船業の株を運用するために設立された。
当初は、アンサルド、アルファロメオ、サン・ジョルジョ、サンテウスターキオ、ナヴァルメッカニカ、カンティエーリ・ナヴァーリ・デッラドリアーティコを納める会社として始まった。近年は特に自動車製造、造船、鉄道、電子工学の分野で、精力的に活動している。
現在ではイタリアで2番目の産業グループであり、先進技術に関しては1番である。 航空分野、民間軍用機分野ではヨーロッパでのリーダーで、電子工学では世界でもトップクラス、宇宙分野はBAEシステムズと協業でヨーロッパ一位、防衛電子分野ではヨーロッパまたは西洋で2位、防衛システム分野とミサイルシステム、運輸、エネルギー分野でのヨーロッパのトップ企業となっている。
事業所は100以上あり、2015年の従業員数は約4万7000人でそのうち約1万7000人がイタリア国外にいる。
2000年6月、50億ユーロ以上の株式を市場に売り出され民営化された。 それに続きイタリア経済大臣は資本の32.3%を保護し、その残りが市場に出ている。
2016年7月現在、Gianni De Gennaroがチェアマンを、Mauro MorettiがCEOを務めている。
2016年4月28日、2017年を持って、社名を「レオナルド(Leonardo S.p.a.)」に変更すること、およびその準備段階として社名を「レオナルド・フィンメッカニカ(Leonardo-Finmeccanica S.p.a.)」に変更することが発表された[1]。この新社名は、レオナルド・ダ・ヴィンチから付けられた[2]。
グループ企業
2016年1月1日、下記の企業群は本体に吸収・再編され、4つのセクター(ヘリコプター、航空、電子機器・防衛&セキュリティシステム、宇宙)とその傘下の7つの部門(ヘリコプター、航空機、航空関連機器、機上レーダ及び宇宙システム、陸上・海上防衛用電子機器、防衛システム、セキュリティ及び情報システム)に移行した[3]。
航空機産業
宇宙産業
- タレス・アレーニア・スペース (33%、残りの67%をタレスが保有) 旧アレーニア・スパーツィオおよびアルカテル・アレーニア・スペース。
- テレスパーツィオ
国防向け電子機器
防衛システム(ミサイル)
エネルギーと運輸
- アンサルドブレーダ(2015年に日立製作所に売却)
- アンサルド・エネルジーア
- アンサルドSTS
- 2006年にアンサルド・シグナルとアンサルド・システーミ・フェッロヴィアーリが合併し成立、2015年11月に保有株の全てを日立製作所の子会社であるHitachi Rail Italy S.p.A.に売却[4]。
- ファータ
出典
- ^ “Finmeccanica: Shareholders' Meeting approves the change of the Company's name and the 2015 Financial Statements”. Finmeccanica (2016年4月28日). 2016年7月20日閲覧。
- ^ “From Finmeccanica to Leonardo”. Leonardo-Finmeccanica (2016年4月28日). 2016年7月20日閲覧。
- ^ “Finmeccanica: Mauro Moretti launches "One Company"”. Finmeccanica (2015年12月22日). 2016年7月20日閲覧。
- ^ “四半期報告書(第147期 第2四半期)” (PDF). 日立製作所 (2015年11月26日). 2016年7月27日閲覧。