エリザベス・ゴンザレス
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基本情報 | ||||
ラテン文字 | Elizabeth González | |||
国 | メキシコ | |||
生年月日 | 1987年4月21日(37歳) | |||
2024年7月28日現在 |
エリザベス・ゴシンザレス(Elizabeth González、1987年4月21日、メキシコ国籍)はメキシコの国際柔道連盟(IJF)の審判員。エリザベスは2022年からIJFワールドツアーのイベントで審判を務めている。エリザベスはパリ2024オリンピックの柔道の審判員に選出された。このオリンピックにおいてエリザベスには誤審が指摘されている[1]。
誤審
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エリザベスは2024年7月27日の柔道男子60キロ級準々決勝で審判を務め[2]、その判定について誤審疑惑が挙がっている。 永山竜樹(日本)選手とフランシスコ・ガルリゴス(スペイン)選手との試合において、「待て」の合図後もガルリゴスが約5秒間も締め続けた。だが、エリザベスはその直後にガルリゴスの一本勝ちと判定した。 この「待て」の宣言後にガルリゴスが約5秒間にわたり永山を締め続けたことが国際柔道連盟試合審判規定の「第11条 「待て」の適用[3]」に違反するとし、誤審と指摘されている。
柔道男子日本代表の鈴木桂治監督によれば、抗議時に審判サイドから「エリザベスが待てをしたのは誤りで、継続すべきだった」と捉えられる発言があった。 しかし、公式記録では「片手締め」でガルリゴスの勝利となっている。 なお、鈴木からのガルリゴスの行為が柔道精神に反しており、反則負けの可能性があるとの指摘については、審判サイドからの回答は得られなかった。
挙げ句の果てには、主審は「待てを掛けたのが間違いだった」と主張したといい、審判団トップの1人は「笑っているわけですよ」とまともに取り合ってもらえなかったことを明かした[4]。
審判実績
エリザベスはこれまで次の試合の審判を務めている[5]。
・グランプリ・ドゥシャンベ(2023年6月4日)
・世界選手権・ドーハ(2023年5月13日)
・グランドスラム・パリ(2023年2月5日)
・グランプリ・ポルトガル(2023年1月29日)
・IJFワールドマスターズ・エルサレム(2022年12月22日)
・グランドスラム・アブダビ(2022年10月23日)
・世界ジュニア選手権・グアヤキル(2022年8月13日)
・グランプリ・ザグレブ(2022年7月17日)
・グランドスラム・ウランバートル(2022年6月26日)
・グランドスラム・トビリシ(2022年6月5日)
・グランプリ・ポルトガル(2022年1月30日)
・グランドスラム・アブダビ(2021年11月28日)
・グランドスラム・バクー(2021年11月6日)
脚注
出典
- ^ 【柔道】永山竜樹の〝誤審敗退〟 鈴木桂治監督は審判サイドに抗議も…「議論は平行線だった」 Tokyo Sports Press Co., Ltd. 2024年7月27日閲覧。
- ^ F. GARRIGOS vs NAGAYAMA R. © 2024 Eurosport, a Warner Bros. Discovery company. 2024年7月27日閲覧。
- ^ 国際柔道連盟試合審判規定 2024年7月27日閲覧。
- ^ 「【柔道】男子日本代表・鈴木桂治監督 永山敗戦の不可解判定を抗議も審判団「笑っていた」パリ五輪」『Yahoo! JAPAN』2024年7月28日。
- ^ Elizabeth González © JudoInside.com 2024年7月27日閲覧。