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自立活動

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自立活動(じりつかつどう)は、障害者が自立を目指す活動である。特別支援教育を行う特別支援学校と、それ以外の学校に設けられている特別支援学級、及び通級指導教室で教育活動の1つとして行われ、学習指導要領に規定されている。

自立活動の目標は、

個々の児童又は生徒が自立を目指し、障害に基づく種々の困難を主体的に改善・克服するために必要な知識、技能、態度及び習慣を養い、もって心身の調和的発達の基盤を培う。

とされている。

自立活動の内容

  1. 健康の保持
    1. 生活のリズムや生活習慣の形成に関すること。
    2. 病気の状態の理解と生活管理に関すること。
    3. 損傷の状態の理解と養護に関すること。
    4. 健康状態の維持・改善に関すること。
  2. 心理的な安定
    1. 情緒の安定に関すること。
    2. 対人関係の形成の基礎に関すること。
    3. 状況の変化への適切な対応に関すること。
    4. 障害に基づく種々の困難を改善・克服する意欲の向上に関すること。
  3. 環境の把握
    1. 保有する感覚の活用に関すること。
    2. 感覚の補助及び代行手段の活用に関すること。
    3. 感覚を総合的に活用した周囲の状況の把握に関すること。
    4. 認知や行動の手掛かりとなる概念の形成に関すること。
  4. 身体の動き
    1. 姿勢と運動・動作の基本的技能に関すること。
    2. 姿勢保持と運動・動作の補助的手段の活用に関すること。
    3. 日常生活に必要な基本動作に関すること。
    4. 身体の移動能力に関すること。
    5. 作業の円滑な遂行に関すること。
  5. コミュニケーション
    1. コミュニケーションの基礎的能力に関すること。
    2. 言語の受容と表出に関すること。
    3. 言語の形成と活用に関すること。
    4. コミュニケーション手段の選択と活用に関すること。
    5. 状況に応じたコミュニケーションに関すること。

関連項目