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ノー・マンズ・ランド

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ノー・マンズ・ランド
No Man's Land
監督 ダニス・タノヴィッチ
脚本 ダニス・タノヴィッチ
製作 フレデリック・デュマ
マルク・バシェ
チェドミール・コラール
音楽 ダニス・タノヴィッチ
撮影 ウォルター・ヴァンデン・エンデ
編集 フランチェスカ・ジカルヴァリ
配給 ビターズ・エンド
公開 日本の旗 2002年5月25日
上映時間 98分
製作国 ボスニア・ヘルツェゴビナ他
言語 セルボー・クロアチア語・英語・フランス語・ドイツ語
製作費 FRF 14,000,000
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ノー・マンズ・ランド』(No Man's Land)は、2001年公開のボスニア紛争1992年 - 1995年)を題材にした反戦映画。

俳優は広くヨーロッパから選ばれている。

あらすじ

霧の夜、ボスニア軍前線に赴いた交代要員8人は無人地帯(ノー・マンズ・ランド)のセルビア軍前線寄りに迷い込んだ末、夜明けとともにセルビア側からの一斉射撃を受ける。そのうちの2人、チキとツェラは両軍中間にある無人の塹壕付近まで逃げるものの戦車砲で吹き飛ばされる。その一人、肩を撃たれたチキは塹壕の中で意識を取り戻し銃を拾って帰り道を探すが、そこへボスニア側の意図を探りに2人のセルビア兵がやってくる。

キャスト

ボスニア兵
チキ:ブランコ・ジュリッチ
ツェラの親友、彼を残して塹壕を去らないと誓う。
ツェラ:フィリプ・ショヴァゴヴィッチ
意識を失っている間に身体の下に地雷を仕掛けられる。
セルビア兵
ニノ:レネ・ビトラヤツ
人見知りをしない入隊ホヤホヤの新兵。
老兵:ムスタファ・ナダレヴィッチ
死体と思ってツェラの身体の下に地雷を仕掛ける。
UNPROFOR(国連防護軍)監視哨(アリゾナ2のフランス兵)
マルシャン軍曹:ジョルジュ・シアティディス
何とかツェラと二人の負傷兵を助けようとする。
ピエール:アラン・エロワ
ミシェル:サシャ・クレメール
経験の浅い若い兵士、彼の不注意がとんだ結末を招く。
UNPROFPOR上官
何とかして面倒に巻き込まれまいとする
ソフト大佐:サイモン・キャロウ
デュボワ大尉:セルジュ=アンリ・ヴァルケ
マスコミ
リヴィングストン特派員:カトリン・カートリッジ
マルシャン軍曹と取引して独占映像を得ようとする

受賞

外部リンク

アカデミー賞外国語映画賞受賞作
第73回 2000年度
第74回 2001年度
『ノー・マンズ・ランド』
第75回 2002年度