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根城 (八戸市)

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根城(ねじょう)は、青森県八戸市町名地名のひとつである。住居表示は、根城一丁目から根城九丁目まで存在する。当地域の人口は8,858人である。その他10の小字があり、馬場頭、西ノ沢、大久保などの地域に1,143人が居住している。(2008年4月30日現在、住民基本台帳による。八戸市調べ)

世帯数と人口(2008年)[1]
丁目 世帯数 人口
1丁目 586世帯 1,293人
2丁目 500世帯 1,070人
3丁目 555世帯 1,272人
4丁目 360世帯 779人
5丁目 309世帯 738人
6丁目 488世帯 1,106人
7丁目 533世帯 1,149人
8丁目 310世帯 723人
9丁目 322世帯 800人
3,901世帯 8,858人
小字 933世帯 1,143人
合計 4,834世帯 10,001人

地理

八戸市の中央部に位置し、北に馬淵川売市、南に八戸ニュータウン、東に中心市街地、長者糠塚、西に馬場松園町田面木に接する。 北側の馬淵川沿いから南側は緩やかな丘になっており坂道が多い地域である。

鉄道の駅は無い。幹線道路は、国道104号線。市道3・4・8街路(ゆりの木通り)、市道3・3・10街路(根城6丁目から八戸ニュータウンへ向かう4車線道路)に面している。これらの幹線道路八戸市営バス南部バスのバス路線になっている。

国道104号線周辺、ゆりの木道路沿い等に近隣商業地が見られる。戦前は八戸競馬場があったが、昭和40年代に宅地化が進み、現在は住宅街が広がっている。青森地方裁判所八戸支部や、八戸市立博物館、根城城趾がある。

歴史

ゆりの木通り:根城バイパス(八戸市大杉平から根城七丁目を眺める)
  • 8世紀ごろのものと思われる鹿島沢古墳群(円墳)が現在の八戸市根城で発掘されているため、内外との交流があったのではないかと言われている。[2]
  • 1334年(建武元年) - 南部氏分家の南部師行が根城を築いた。
  • 明治時代以降 - 現在の104号線に、尻内駅(現在の八戸駅)へ馬車が運行を始める。
  • 1927年(昭和2年) - 鮫から八戸競馬場が移転。現在の根城三丁目から五丁目一帯に開設される。
    • (その後、1951年(昭和26年) 第6回大会開催後、県営競馬協力会事件がきっかけとなり休止になる)
  • 1955年(昭和30年) - 三戸郡舘村から八戸市に編入
  • 1960年代(昭和30年代後半) - 宅地造成がはじまり、根城地区の南部にある丹後平で遺跡が発掘される。
  • 1970年代(昭和40年代) - 3・4・8街路(ゆりのき通り)が開通する。
    • その後、住居表示実施等を経て現在に至る。

施設

商業

1丁目
  • 千成旅館
2丁目
3丁目
4丁目
5丁目
6丁目
7丁目
8丁目
9丁目

公的機関

2丁目
  • 八戸大杉平郵便局
3丁目
  • 根城公民館
5丁目
6丁目
  • 東北電力
7丁目
8丁目
  • 総合福祉会館
  • 八戸市休日・夜間急病診療所
  • 長坂保育園
9丁目

教育

公園など

1丁目
  • 桝形稲荷
  • さわざと公園
2丁目
  • 藤子公園
3丁目
  • 龍源寺
  • 三丁目公園
6丁目
  • 番屋平公園
  • 下番屋平公園
7丁目
  • 水道公園
  • 鹿島沢公園
8丁目
  • 稲荷神社
  • 長坂公園
9丁目
  • 売市第一公園

脚注

  1. ^ 『町名別世帯数及び人口 (住民基本台帳による)平成20年4月30日現在』による。
  2. ^ (1978)豊田、藤岡ら「流域をたどる歴史2 東北」ぎょうせい pp36[]