コンテンツにスキップ

第47回桜花賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。61.245.44.206 (会話) による 2009年6月30日 (火) 03:32個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (レースのその後)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

1987年4月12日阪神競馬場で行われた第47回桜花賞について詳細する。

レース施行時の状況

阪神競馬場の天気は晴、馬場状態は良馬場。日本中央競馬会の略称がNCKからJRAに変更されてから初めてのGIレースとなった。1番人気は前走のチューリップ賞(当時は指定オープン)を制したマックスビューティ田原成貴騎手のコンビで騎乗する。2番人気は増沢末夫(現:調教師)騎乗のコーセイ、3番人気はドウカンジョーだった。この年から現在までフルゲートが22頭から18頭へ変更となった。

出走馬と枠順

レース展開

ゲートが開き、コシキワールドが出遅れるがその他はいいスタート。ナムラマイヒメが飛び出し、これに、オカノアスティー、カルストンペガサス、ドウカンジョーの順で進められていた。1番人気のマックスビューティは4、5番手を進んでいた。前半の800mが46秒6と速いペース。当時関西テレビアナウンサー杉本清が、「ちょっと前が速い、ちょっと前が速い、ちょっと前が速いぞ。」実況していた。3、4コーナーに掛かって8枠の2頭ナムラマイヒメとカルストンペガサスが引っ張り、直線を向き、マックスビューティが直線で抜け出すと差を広げるばかり。結果は、マックスビューティが1着、コーセイが2着、3着はワンダーレジスト。

着順と払戻金

着順

  • 1着…マックスビューティ
  • 2着…コーセイ
  • 3着…ワンダーレジスト
  • 4着…ハセベルテックス
  • 5着…ナムラマイヒメ
  • 6着…カルストンペガサス
  • 7着…ナカミジュリアン
  • 8着…ドウカンジョー
  • 9着…トウホーロイヤル
  • 10着…オカノアスティー
  • 11着…ウインホイッスル
  • 12着…コメーテス
  • 13着…ヤマトムラサキ
  • 14着…ベルロビン
  • 15着…トキノキャロル
  • 16着…ルーペナイト
  • 17着…コシキワールド
  • 18着…モガミローレン

払戻金

  • 単勝 1 310円
  • 複勝
    • 1着 1 150円
    • 2着 9 140円
    • 3着 4 360円
  • 連勝 1-5 570円

レースのその後

マックスビューティはその後の5月3日サンケイスポーツ4歳牝馬特別を制し、第48回優駿牝馬を制してクラシック牝馬2冠達成し、前年のメジロラモーヌに続く2年連続3冠牝馬誕生かと話題になったがエリザベス女王杯タレンティドガールの2着に破れ、3冠制覇はならなかった。また桜花賞2着に敗れたコーセイも1989年3月12日中山記念を制した。