劇場版 超星艦隊セイザーX 戦え!星の戦士たち
『劇場版 超星艦隊セイザーX 戦え!星の戦士たち』は、2005年12月17日に全国東宝系で公開された映画作品。『劇場版甲虫王者ムシキング』と同時上映。
概要
セイザーXのメンバーの他に、『超星神グランセイザー』と『幻星神ジャスティライザー』のメンバーが全員登場する(ただしグランセイザーは装着後の姿のみで声も別人。声優の名はクレジットされていない)。クライマックスの巨大戦では超星神4体と幻星神3体とグレートライオが共闘するという大掛かりなモノとなっている(ウインドイーグルとマグナビートは映画の序盤でロボット形態で登場するが、クライマックスは戦艦形態のまま)。グランセイザーからは堀口博士、ジャスティライザーからは澪とレギュラーキャスト三人が登場。このうちジャスティライザーは「変身能力を取り戻す」という最終回の設定を踏まえたシチュエーションで登場している。
高田モンスター軍が登場するが、出番もわずかでストーリーへの絡みはなかった(放送当時『てれびくん』に掲載された本作の漫画では大幅に物語に絡んでいる)。
DVDは2006年5月26日発売。
ストーリー
ある日、天文台でバスケットボールに興じていたセイザーXと研究をしていた天堂澪のところに、記憶を失った少年・リキが現れる。さらに宇宙からは謎の幽霊船が地球に迫っていた。
セイザーXは宇宙海賊が送り込んだ恐獣ブルガリオ(ジャスティライザーに宇宙巨獣として登場したものと同型)を撃破するが、突如現れた謎の球体が海に沈んだブルガリオの残骸からエネルギーを吸収し、巨大化して海上に出現。球体はグランセイザーが絶滅させたボスキートの近縁種であるニューボスキートの卵であったが、その特性を知らないままがむしゃらに球体を攻撃する拓人。しかし、攻撃のエネルギーも吸収し卵はさらに巨大化。星神島に戻った澪の前に現れ、彼女からジャスティパワーを吸収。その力で作り出した黒雲から、大量の偽ジャスティライザーを発生させる。偽ジャスティライザー出現の報に愕然とする翔太達の目の前で、偽ジャスティライザーは街に降り立ち、人間達からエネルギーを吸収し始める。
キャスト
- 安藤拓人 / ライオセイザー(声):高橋良輔
- アド / イーグルセイザー(声):進藤学
- ケイン / ビートルセイザー(声):三浦涼介
- レミー:松山まみ
- ゴルド:ロバート・ボールドウィン
- ツインセイザーアイン(声):保村真
- ツインセイザーツバイン(声):大津田裕美
- 火将軍ブレアード(声):伊藤健太郎
- 水将軍アクアル(声):浅川悠
- 風将軍サイクリード(声):岸尾大輔
- 安藤由衣:枚田菜々子
- 安藤春子:森川由加里
- 安藤宗二郎:宗方勝巳
- 伊達翔太 / ライザーグレン(声):伊阪達也
- 真田ユカ / ライザーカゲリ(声):神崎詩織
- 平賀真也 / ライザーガント(声):井坂俊哉
- 天堂澪:江口ヒロミ
- 堀口一郎:赤星昇一郎
- ボルム星人・リキ:笠原織人
- リキのパパ:二村幸雅
- リキのママ:橘ゆかり
- 高田総統:高田総統(友情出演)
- アン・ジョー司令長官:アン・ジョー司令長官(友情出演)
- 島田二等兵:島田二等兵(友情出演)
- 神宮寺翼:峰岸徹
主題歌
- 「New Horizon〜戦え! 星の戦士たち」:キングコング梶原