糠塚 (八戸市)
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糠塚 | |
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国 | 日本 |
都道府県 | 青森県 |
市町村 | 八戸市 |
人口 (2008年(平成20年)4月30日現在) | |
• 合計 | 3,786人 |
等時帯 | UTC+9 (JST) |
郵便番号 |
031-0022 |
市外局番 | 0178 |
ナンバープレート | 八戸 |
糠塚(ぬかづか)は、青森県八戸市の町名・地名のひとつである。26の小字がある。当地域の人口は3,786人である。(2008年4月30日現在、住民基本台帳による。八戸市調べ)
概要
糠塚は八戸市中央部から南寄りの馬淵川の右岸と新田川左岸の中筋に位置する。北に長者、東に吹上、中居林、南に是川、西に沢里に隣接する。鉄道の駅は無い。幹線道路は、地内西外縁に国道340号が通る。地内は北側は宅地が多いが、南側は山林が広がっている。地内の字南糠塚や字板橋からは縄文時代後期の土器や石器が発見されている。
地名の由来
糠塚の地名の由来は糠と長者山に関係する。民俗学者柳田國男の自書によると、「大昔に長者が住み、地中より糠が出たという糠前伝説」[1] の記述が残る。一方、1790年(寛政2年)の高山彦九郎の「北行日記」にも「城下を南に出て右の方長者山松茂る。上古長者が住みし所と伝えふ、今に地中より籾(もみ)ぬか出るといふ」とある。
このことから、大昔から長者山の上には大金持ち(長者)が住んでおり、その地面からは精米した後の籾と糠が出てきたことによる伝説から「糠塚」の地名が残ったと考えられる。
歴史
糠塚村
長者村時代
八戸町時代
八戸市時代
人口
小字 | 世帯数 | 人口 |
蟹沢 | 212世帯 | 493人 |
長久保 | 158世帯 | 435人 |
平中 | 155世帯 | 340人 |
大杉平 | 188世帯 | 381人 |
南長市 | 149世帯 | 318人 |
大開 | 119世帯 | 296人 |
合計 | 1,638世帯 | 3,786人 |
施設
- 八戸市立図書館
- 八戸市営バス大杉平営業所(大字糠塚字大杉平)
- 南部バス八戸営業所(大字糠塚字二ツ家)
- 長者まつりんぐ広場(旧八戸市立市民病院)
商業
教育
小字
字板橋、字鶉久保、字大沢、字大杉平、字大開、字蟹沢、字狐森、字小沢、字五郎兵衛前、字下道、下屋敷、字惣善前、字平中、字長者山、字長者山下、字土取場、字長久保、字二ツ家、字古常泉下、字前谷地、字桝形、字南長市、字柳ノ下、字山内、字葭谷地、字柳下