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オギュスタン・ビジムング

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オギュスタン・ビジムング(Augustin Bizimungu、1952年8月28日 - )は、旧ルワンダ軍(w:Rwandan Armed Forces)の元将軍。1994年に、ビジムングは暫定的に軍の指導者となっていた。このときにルワンダ虐殺を引き起こした兵士やゲリラ(インテラハムウェ)の訓練を行なっていたと告発されている。

経歴

1994年に、フツ族であるビジムングは旧ルワンダ軍の中佐の地位に着く。ジュベナール・ハビャリマナ大統領に付きそっていたデオグラティアス・ンサビマナドイツ語版が死亡したのち、ビジムングは少将に昇進し、軍の指導者となった。

2002年4月12日ルワンダ国際戦犯法廷は、アンゴラの反政府組織であるUNITAにて働いているビジムングの逮捕状をとった。2002年8月に、アンゴラ政府によって逮捕され、タンザニアでの国連の戦犯法廷にて裁かれた。

2011年5月17日、ルワンダ国際犯罪法廷は、ビジムングに対して禁錮30年の実刑判決を言い渡した[1]

関連情報

2004年に製作された映画『ホテル・ルワンダ』では、ファナ・モコエナがビジムングの役を演じている。

出典・参考文献

  1. ^ ルワンダ大虐殺、当時の軍幹部に禁錮30年の実刑判決(AFP.BB.NEWS)2011年5月18日07:48