オスカル・エスカンドン
オスカル・エスカンドン(Óscar Escandón、1984年7月10日 - )は、コロンビアのプロボクサー。トリマ県イバゲ出身。元WBA世界スーパーバンタム級暫定王者。
基本情報 | |
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本名 | オスカル・エドゥアルド・エスカンドン・ベリオ |
階級 | スーパーバンタム級 |
身長 | 160cm |
国籍 | コロンビア |
誕生日 | 1984年7月10日(40歳) |
出身地 | トリマ県イバゲ |
スタイル | オーソドックス |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 26 |
勝ち | 24 |
KO勝ち | 16 |
敗け | 2 |
引き分け | 0 |
無効試合 | 0 |
来歴
2004年アテネオリンピックフライ級(51kg)で出場したがこの大会で銅メダルを獲得するルスタムホッツァ・ラヒモフに15-25の判定で敗れ2回戦で敗退した[1]。
エスカンドンは2006年に行われた南アメリカ競技大会のバンタム級部門で銀メダルを獲得した実績を持つ。
プロ時代
2008年6月6日、ルイス・メザを相手にプロデビューを果たし、4回判定勝ちで白星でデビューを飾った。
2009年12月11日、ガブリエル・マルチネスと対戦し初回2分47秒KO勝ち。
2010年7月30日、エディソン・バレンシア・ディアスと対戦し、番狂わせの5回2分25秒TKO勝ち。
2011年2月5日、マヌエル・デ・ロス・レイエス・ヘレーラと対戦し2回1分45秒KO勝ち。
2011年3月25日、ルイス・フェリペ・クゥアドラドとWBCラテンアメリカバンタム級王座決定戦を行い、3回KO勝ちで王座獲得に成功した。
2011年10月15日、後のWBA世界フェザー級王者ヘスス・クエジャルと対戦し7回に右フックでダウンを奪うと、そのままレフェリーストップ。7回2分59秒TKO勝ちでクエジャルに初黒星を付けた。
2012年3月30日、タデウ・アルメイダ・パントハと対戦し2回2分38秒TKO勝ち。
2013年3月16日、パナマシティのメガポリス・コンベンション・センターでWBCラテンアメリカフェザー級暫定王座決定戦をハビエル・コロナドと対戦し、初回1分51秒TKO勝ちで王座獲得に成功した。
2013年8月10日、パナマシティのメガポリス・コンベンション・センターでネオマール・セルメニョとWBA世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦を行い、プロ初黒星となる12回1-2(111-117、116-113、113-115)の判定負けを喫し王座獲得に失敗した[2]。
2014年5月31日、ラスベガスのトロピカーナ・ホテル・アンド・カジノでヨアンドリス・サリナスとWBA世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦を行う予定だったが、同年4月19日にスコット・クィッグとネオマール・セルメニョの間で行われる予定だった王座統一戦がセルメニョにイギリスへの入国ビザが下りなかったため入国出来ずに試合8日前に中止となり暫定王座が空位にならなくなった為、試合が中止になった。
2014年12月9日、WBAはネオマール・セルメニョが2013年8月10日にオスカル・エスカンドンに勝利し暫定王座を戴冠してから15カ月以上防衛戦を行っておらず、暫定王者は180日以内に防衛戦を行わなければいけないという規定に基づきセルメニョから王座を剥奪し、WBA2位のオスカル・エスカンドンとWBA5位のタイソン・ケーブとの間で暫定王座決定戦を行うと発表した[3]。
2014年12月11日、カリフォルニア州テメキュラのペジャンガ・リゾート&カジノでタイソン・ケーブとWBA世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦を行い、2-1(117-111、115-113、113-115)の判定勝ちを収め王座を獲得した[4][5]。ESPNはこの試合を2014年度年間最高に盗まれた試合に選ばれた。
2015年1月17日、WBAは最新ランキングを発表し、エスカンドンはWBA世界スーパーバンタム級暫定王者としてスーパーバンタム級1位にランクインした[6]。
2015年4月18日、カリフォルニア州スタブハブ・センター・テニスコートにて、アンドルー・フォンファラ対フリオ・セサール・チャベス・ジュニアの前座でWBA10位のモイセス・フローレスと対戦し、12回1-2(2者が112-116、115-113)の判定で敗れ初防衛に失敗し王座から陥落した[7]。
2015年5月16日、WBAは最新ランキングを発表し、上述のフローレス戦に敗れ王座から陥落したエスカンドンをスーパーバンタム級6位にランクインした[8]。
2015年9月7日、WBCは最新ランキングを発表し、エスカンドンを世界フェザー級12位にランクインした[9]。
2015年11月14日、ザ・ジョイントでWBC世界フェザー級王者のゲーリー・ラッセル・ジュニアと対戦し2階級制覇を目指すはずだったが、11月2日のスパーリング中にラッセル・ジュニアが顔をカットしたため中止になった[10]。この試合の中止を受け、11月4日にWBCはWBC1位のロビンソン・カステヤノスとWBC世界フェザー級暫定王座決定戦を行うよう指令を出した[11]。
獲得タイトル
脚注
- ^ “28.Olympic Games Athens, Greece August 14-29, 2004”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2014年8月7日閲覧。
- ^ Moreno retains WBA bantamweight title for 11th time; Cermeno edges Escandon for WBA interim super bantam belt; Ramos upsets Vazquez Fightnews.com 2013年8月11日
- ^ Championships Committee withdraws recognition from Cermeno as interim champion WBA公式サイト 2014年12月9日
- ^ チュディノフが兄弟そろってWBA暫定王者に Boxing News(ボクシングニュース)2014年12月12日
- ^ Oscar Escandón won the Super bantamweight title WBA公式サイト 2014年12月13日
- ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2015年1月17日
- ^ Moisés Flores dethroned Escandon at 122 lbs WBA公式サイト 2015年4月20日
- ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2015年5月16日
- ^ RATINGS WBC公式サイト 2015年9月7日
- ^ “Gary Russell Jr.-Oscar Escandon bout canceled”. ESPN.com (2015年11月4日). 2015年11月19日閲覧。
- ^ “Escandon-Castellanos Approved For WBC Interim Clash”. Boxing Scene.com (2015年11月4日). 2015年11月19日閲覧。
関連項目
外部リンク
暫定王座決定戦 対戦者 タイソン・ケーブ |
WBA世界スーパーバンタム級暫定王者 2014年12月11日 - 2015年4月18日 |
次暫定王者 モイセス・フローレス |