たべっ子どうぶつ

たべっ子どうぶつは、ギンビスが発売しているビスケット菓子で、同社のロングセラー商品のひとつ。

ただし、「たべっ子どうぶつスナック」は名称通りスナック菓子になる。

概要

動物を形どった一口サイズの薄焼きビスケット。卵不使用で、カルシウム・DHAが入っている。北海道産バター、カナダ産ハチミツやメープルを使用。

動物の絵柄と形は、哺乳類と鳥類、亀から成り立っており、その動物名の英語名が大文字で、片面（焼き目が付いた表面）にプリントされている^{[注 1]}。

発売開始は1978年（昭和53年）といわれ^[1]^{[注 2]}、当初は箱入りの「バター味」1種類のみだったが、現在では色々なレパートリーが出ており、コラボ商品も時折発売される。

2012年に発売された「たべっ子どうぶつ厚焼きビスケット保存缶」は、当初の動物キャラクターを描いたはらJINが、防災頭巾やヘルメットをかぶった動物キャラクター^[2]を描いた。

1979年第18回モンドセレクション金賞受賞。それ以降もさまざまなレパートリーのものが同賞している。

海の生物（計47種類^{[公 1]}）を扱った姉妹品の「たべっ子水族館」がある。

下記には、現在発売されていないものも含まれる。

「バター味」は46種類の動物の絵柄が使用されている。コアラを含めた計47種類の商品または18種類の商品がある。

冬季限定で「バター味」にチョコがコーティングされた「チョコビスケット」がある。

（コアラは入らず）46種類

「バター味」（箱の表側にはキリンとワニもいるが、首やしっぽが長くて割れやすいため、どちらもラインナップには入っていない^[3]。裏側には、46種類の動物名リストが書かれている。）
「バター味6P」「バター味5連」
「ミックス＝バター味5袋とハニーバター味5袋、計10パックが手持ち付箱に入っている」（箱の両脇にイラストと英名のみで46種類の動物リスト）
「チョコビスケット」
「チョコビスケット5P」「チョコビスケット4連」
「たべっ子どうぶつおやさい」^{[公 2]}
「たべっ子どうぶつおやさい 6P」^{[公 3]}

（コアラを含めた）47種類

（コアラを含めた）18種類のみが選抜

世界20か国以上で販売されている^[1]。

中国での商品名は愉快動物餅^[5]とParty Animals^[6]。現地で1998年から発売されている^[7]。金必氏四洲食品(汕头)有限公司（Ginbis Four Seas Foods (Shantou) Co., Ltd.^[6]）による生産である。

「バター味」の他、2014年現在日本で販売されていない「のり味」^{[注 4]}「あずき味」「バナナミルク味」「ココナッツ味」もある^[7]。

^ 動物は、基本的に左向き（頭が左）になっている（鳥類など縦型のものも一部ある）。
^ 「スイートアニマルビスケット」という商品が前身だったという説もあるが、定かではない。　（はらJINさんを探せ! - 作品紹介たべっ子どうぶつ）
^ パッケージにはたべっ子どうぶつのルーツになった素朴な味わい!と書かれており、厳密にはたべっ子シリーズには分類されない可能性がある。
かつては、ギンビス社のペットマークが子守熊（コアラの別名）であることを示唆した文言が書かれていた時期もあった。　（Ameba News - 忠臣蔵風「たべっ子どうぶつ」が販売されていた）
^ かつては日本でも、「チーズ味」と共に「のり味」はあった。　（お菓子のギンビス - たべっ子どうぶつのり味）（お菓子のギンビス - たべっ子どうぶつミックス）
その他に「キラキラミルク味」などもあった。　（お菓子のギンビス - たべっ子どうぶつキラキラミルク味）