ドライフルーツ
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干し果物(ほしくだもの)又はドライフルーツ(和製英語:dry+fruit、「乾燥果物」の意味、英語: dried fruit)とは、果実を天日や砂糖漬けなどで乾燥させ、保存性をもたせた食品である。
製造
天日に干したり砂糖で脱水させたりといった方法の他に、油で揚げたり、近年ではフリーズドライなどの技術も利用される。
特徴
乾燥しているため、果実の甘味などの風味や各種栄養が凝縮されている他、干し柿のように生のままでは食べにくい果物を美味しく食べられるようにする加工技術もあるなど、食品加工の一形態にも位置付けられる。保存性を高めることで輸送し易くして、広い範囲に果物を流通させるためにも役立っている。
利用
20世紀に入ってからは食品加工技術も発達、また、食糧生産面でも様々な保存性も高い食品が工業単位で製造され販売されている中で、これらドライフルーツは菓子一般に比べ加工度が低く、自然食品ないし健康食品としての側面もあり、これを好む消費者も見られる。
これらは、収穫すると生のままでは傷み易く長期間とって置けない果物を保存するための古くからある方法であるが、保存食として用いられるほか、製菓材料として用いられることも多い。
ドライフルーツに加工される果実
- ブドウ(干したものはレーズンと呼ばれる)
- イチジク
- イチゴ
- セイヨウスモモ(プラム、プルーン)
- カキ
- アンズ(アプリコット)
- ブルーベリー
- クランベリー
- カーラント(赤スグリ)
- オレンジ、また、その果皮
- レモン、また、その果皮
- メロン
- リンゴ
- マンゴー
- パパイヤ
- バナナ
- パイナップル
- ナツメ
- ナツメヤシ
- サンザシ
- クコ
- ウメ
関連項目
- 干し芋(乾燥芋)