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ジャクソンカメレオン

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ジャクソンカメレオン
ジャクソンカメレオン
ジャクソンカメレオンのオス
ニュージーランドウェリントンウェリントン動物園で撮影)
保全状況評価[a 1]
ワシントン条約附属書II
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
: 有鱗目 Squamata
亜目 : トカゲ亜目 Sauria
下目 : イグアナ下目 Iguania
: カメレオン科 Chamaeleonidae
亜科 : カメレオン亜科 Chamaeleoninae
: カメレオン属 Chamaeleo
亜属 : ミツヅノカメレオン亜属 Trioceros
: ジャクソンカメレオン C. jacksonii
学名
Chamaeleo jacksonii
Boulenger, 1896
和名
ジャクソンカメレオン
英名
Jackson's chameleon

ジャクソンカメレオンChamaeleo jacksonii)は、爬虫綱有鱗目カメレオン科カメレオン属に分類されるトカゲ。

形態

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全長16-38センチメートル[1]。全身は不均質な粒状の鱗で覆われ、特に頭部の鱗は大型[1]。後頭部を覆う皮膚の飾り(後頭葉、ローブ)がない[2][1]。背面の正中線上には棘状の鱗(クレスト)があり[2]、尾の基部まで並ぶ[1]。喉や腹面の刺状の鱗(咽頭稜、腹稜)は発達しない[1]

成体のオスは吻端に1本と額に左右1本ずつの合わせて3本の角が生える[1]。興奮すると側頭部が青く変色する[1]

分類

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C. j. jacksonii 1896 Boulanger キクユジャクソンカメレオン
全長18-25センチメートル[1]。クレストは亜種オオジャクソンカメレオンよりは小型[1]。メスにも角があるが、額の角はあまり発達しない[1]
C. j. merumontanus Rand, 1958 タンザニアジャクソンカメレオン
全長16-18センチメートル[1]。頭部がやや小型だが、角は長い[1]。額は黄色い[1]。メスにも吻端に1本の角があり、額に2本の小さい角が生える個体もいる[1]
C. j. xantholophus Eason, Ferguson & Hebrard, 1988  オオジャクソンカメレオン
最大亜種。クレストは大型[1]。メスは角がほとんど発達しない[1]

生態

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標高1,600-2,200メートルの山地にある森林に生息する[1]。オス同士では噛みついたり角を突き合わせて争う[2][1]

繁殖形態は胎生。1-3月に交尾を行う[2]。1回に7-51匹の幼体を産む[1]

分布

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ケニアタンザニア[2]

C. j. jacksonii キクユジャクソンカメレオン
ケニア[1]
C. j. merumontanus タンザニアジャクソンカメレオン
タンザニア(メルー山[1]
C. j. xantholophus オオジャクソンカメレオン
ケニア(ケニア山[1]。アメリカ合衆国(オアフ島カウアイ島ハワイ島マウイ島モロカイ島ラナイ島)に移入[1]

参考文献

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w 千石正一 「カメレオンの分類 第4回 -ミツヅノカメレオン亜属(Triceros)-」『クリーパー』第16号、クリーパー社、2003年、26-27頁。
  2. ^ a b c d e 千石正一監修 長坂拓也編著 『爬虫類・両生類800種図鑑 第3版』、ピーシーズ、2002年、216頁。

関連項目

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外部リンク

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