ラジオ番組
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ラジオ番組(ラジオばんぐみ)とは、ラジオ放送またはインターネットラジオ(Webラジオ)における番組の総称である。
ラジオ番組の分類
放送法5条では、「放送番組の種別」は「教養番組、教育番組、報道番組、娯楽番組等」としている。また同条では、各放送事業者において、「放送番組の種別の基準」の公表および、各種別の「相互の間の調和」が義務付けられている。日本放送協会(NHK)では「等」を除いた各4種[1]、民間放送各局では4種に「通信販売」と「その他」を加えた6種(例→[2])を公表のための分類目安としている。
ラジオ番組のジャンル
→「Category:ラジオ番組のジャンル」も参照
ラジオ番組特有のもの
- 交通情報 - カーラジオで聞く人が多いこともあって、ほとんどのラジオ局で放送されている。後述のワイド番組などに組み込まれていることが多い。
- 音楽番組
- レコード・CD音源をフル再生する例が多い。また、ラジオパーソナリティによるトークがほとんどないか、一切なし(ノンDJ)で音楽のみを流す構成もある。
- リクエスト番組 - リスナーからハガキ、ファクシミリ、電子メールなどで、聴取者から楽曲のリクエストを事前に、または放送時間中に募り、それを放送する。カウントダウン番組とバラエティ番組の要素を兼ねている番組もある。
- トーク番組 - 特に深夜放送において中心的な地位を占めている。テレビより過激なトークが多く、この種の番組にパーソナリティとして出演してから売れ始めた有名人(お笑いタレント、俳優など)も多い。ハガキ、ファクシミリ、電子メールなどで聴取者からギャグを募集するコーナーが併設されることが多く、ハガキ職人と称される常連投稿者の中から放送作家が輩出される例もある。
- ラジオドラマ
- ラジオショッピング - ラジオ放送業界自体が衰退し始めた2000年代後半より急速に各局で放送されている。開始当初は番組コーナーという位置付けだったが、広告収入の減少の一途を辿る2000年代中期頃(2004年 - 2006年頃)は、テレビ放送同様に広告の代わり(スポンサー企業同様に通販会社が時間を買うため)となることから、大部分の放送局で放送されることとなった。一部の局では番組の中に入ることがある。2000年代後半以降の傾向としては外部の専門業者(一部を除く)と電話を繋ぐことが多いほか、現在は少なくなったが放送局の子会社がラジオショッピング事業を請け負っていたこともあった。
- アニラジ
テレビ番組と共通するもの
- ニュース・天気予報
- ワイド番組 - 生放送で行われる長時間番組。日本の民放ラジオ局の多くが「オーディエンス・セグメンテーション」を取り入れており、平日の昼は主婦や外回りの営業マン向け、平日の夜や週末は若者向けといった具合にターゲット層を分けて編成している。詳しくはニッポン放送の該当項目を参照のこと。
- スポーツ中継
- 音楽番組
- 教養番組
- 教育番組 - 現在ではNHKラジオ第2放送を中心に放送されている。
主なラジオ番組
Category:ラジオ局およびCategory:ラジオ番組を参照。特にスポーツ番組についてはCategory:ラジオのスポーツ番組参照。
脚注
- ^ 国内放送番組の種別の基準 日本放送協会
- ^ ラジオ放送番組の編集に関する基本計画 京都放送